2012-10-18 Thu
「このままでは日本はダメになる」とよく言われています。
「だから早く何とかしなければならない」という論理です。
しかし、それはもう過去の認識なのです。
現実は「もうすでに日本はダメになっている」のです。
「このままでは・・・」という思考は、「いまはまだ大丈夫だ!」という判断を生み出してしまったのです。
だから、「いつか」「そのうち」「何とかしなければならない」と思うだけなのです。
「誰か(政治家)が何とかしなければならないと思う」と、言っているだけだったのです。
だから、いまは「もう日本はダメになってしまった」のです。
この現在認識から始めなければ、「日本はますますダメになる」ばかりなのです。
どこがダメになったのか?
そこがどうしてダメになったのか?
どうすればダメな状況を改革できるのか?
日本がダメになったのは、国家という集合体がダメになったからです。
中央政府という官僚組織がダメになったからです。
都道府県、市町村という〈お役人組織〉がダメになったからです。
でも〈個人〉は、すべての人が、ダメになったわけではないのです。
〈個人〉が、すべてのコトでダメになったわけではないのです。
だから、〈個人〉から「ダメな状況を改革」する行動を始めれば、日本は蘇生できるのです。再生できるのです。誇れる国になれるのです。
誰から始めるのか? それは、自分からです。
いつから始めるのか? それは、いまからです。
どこから始めるのか? それは自分がいまいるところからなのです。
何から始めるのか? それは、自分が出来ることからなのです。
自分がしたいことからで良いのです。
いまから。
ここから。
自分から。
出来ることから。
したいことから。
(642字)
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2012-11-02 Fri
日本という国がダメになった原因の一つは「公務員」という組織からです。
鉄道は365日年中無休で早朝から深夜まで動いています。
公務員でも、警察や消防は24時間年中無休体制で動いています。
しかし、村役場、町役場、市役所、都道府県庁、中央省庁というお役所は、「住民の役に立ちたいという人のための所」ではなく、単に「楽で安定した就職先」になってしまったからなのです。
日本中のお役所が、「待遇が悪くても社会に貢献できる仕事をしたい!」という人ではなく、「仕事は面白くなくても安定した楽な職場にいたい!」という人だけが残るようになってしまったからなのです。
だから「市役所や町役場、村役場は、365日年中無休で開けておこう!」とは思わないのです。
「必要としている人がいるなら早朝から深夜まで住民の要望に応えよう!」とは絶対に思わなくなってしまったのです。
(385字)
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2012-11-06 Tue
日本がダメになった原因は幾つもありますが、それらは相互に絡み合っていました。
公務員という組織、とりわけ〈お役所〉と言われる、中央官庁・都道府県庁・市役所・町村役場という〈職場〉としての組織がダメになった原因は、採用方法だけではなく、その育成方法や人材活用方法までもが、「職員の意欲を高め、専門家を育て、住民サービスを向上させる仕組み」にはなっていなかったことだったのです。
採用方法の失敗は、〈新卒採用〉と〈学校歴〉と〈学校での成績〉に偏重したことでした。
日本の社会が重視していた〈学歴〉とは、実は〈学校歴〉のことだったのです。無名な大学の学生より、有名な大学な学生を採用してきたのです。世間では二流校、三流校といわれる学校より、一流校と言われている学校の学生を採用してきたのです。
日本の社会では「学力」というのは、あくまでも「学校の授業での成績」でのことなのです。「自分で考える力」「自分で行動する力」「成果を生み出す力」「実績を出す力」ということではないのに、採用の基準として、その「学力」「教師がつけた評価」を重視してきたのです。
ところが、日本人の殆どが、自分が社会人になって10年、20年、30年経ってくると、自分の周囲(職場・業界・交友関係)で、「学校歴と学業成績の良かった者の大多数が、実務能力では劣ることを知ることになるのです。
(600字)
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2012-11-17 Sat
公務員という制度、〈お役所〉という組織のダメな点は
「地域に貢献する人材が育たない」「広い世界に通用する専門家が育たない」ということでした。
この当時、日本の市役所職員の大多数は、もともとが「給料を貰うために指示された仕事だけを適当にこなしていればいいのだ!」という人たちであって、「ボランティアで地域に貢献したいと思って働いている」という人たちは極めて少数だったのです。
そのようになってしまった原因の一つは、「本人の希望や適性を無視した配属」にあったのです。
新人職員として採用され、所定の研修期間の後に、最初に配属される職場は、当人の希望通りではない人が圧倒的に多かったのです。
しかし、それは職員たちの間でも大きな不満にはなっていなかったのです。
なぜなら、「特に配属先の希望が有る」という職員が少なかったからだったのです。
もともと、「公務員になれたこと自体が目的だった」からなのでした。
たとえ、多少の不満を感じたとしても「どうせ2,3年で他の部署に異動させられる」ことが判っていたからでもあったのです。
だから「配属先が不満で退職した」という公務員は、この当時の日本では皆無に近かったのです。
公務員に限らず、サラリーマンは、「望んでいなかった職場」に配属され、好きでもない仕事や興味の持てない仕事」を担当させられていると、残念ながら(当然のことに)、「最大限の貢献をしよう!」とは思わないものなのです。
そんな職場では人材は育ってこないものなのです。
居たとしても「続かない」ものなのです。
「続いている人」が居たとしても、いつかは腐って辞めてしまうか、組織に埋没してしまうものなのです。
(709字)
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「地域に貢献する人材が育たない」「広い世界に通用する専門家が育たない」ということでした。
この当時、日本の市役所職員の大多数は、もともとが「給料を貰うために指示された仕事だけを適当にこなしていればいいのだ!」という人たちであって、「ボランティアで地域に貢献したいと思って働いている」という人たちは極めて少数だったのです。
そのようになってしまった原因の一つは、「本人の希望や適性を無視した配属」にあったのです。
新人職員として採用され、所定の研修期間の後に、最初に配属される職場は、当人の希望通りではない人が圧倒的に多かったのです。
しかし、それは職員たちの間でも大きな不満にはなっていなかったのです。
なぜなら、「特に配属先の希望が有る」という職員が少なかったからだったのです。
もともと、「公務員になれたこと自体が目的だった」からなのでした。
たとえ、多少の不満を感じたとしても「どうせ2,3年で他の部署に異動させられる」ことが判っていたからでもあったのです。
だから「配属先が不満で退職した」という公務員は、この当時の日本では皆無に近かったのです。
公務員に限らず、サラリーマンは、「望んでいなかった職場」に配属され、好きでもない仕事や興味の持てない仕事」を担当させられていると、残念ながら(当然のことに)、「最大限の貢献をしよう!」とは思わないものなのです。
そんな職場では人材は育ってこないものなのです。
居たとしても「続かない」ものなのです。
「続いている人」が居たとしても、いつかは腐って辞めてしまうか、組織に埋没してしまうものなのです。
(709字)
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