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★飯能市のシティプロモーション★ ⇒ 【クロスメディア戦略と戦術】No.01          「有料PR」と「無料PR」の使い分け

シティプロモーションでもメディア戦略は重要です。

そのメディア戦略には〈メディアミックス〉とか〈クロスメディア〉という考え方(手法)があります。

それは、歴史の長いメディアであるクチコミ、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、チラシ等の他に、まだ歴史の短いインターネットや各種イベントなどの新しい広告媒体の活用などを目的、時期、効果を考えて使い分け、組み合わせていくものです。

しかも、それらには「宣伝広告費を投じて有料で実施する」方法と、「宣伝広告費を投じないで無料でメディアを活用する」方法があります。

メディアが求めている情報を提供することで、メディア各社にメリットになる方法で飯能市をPRしてもらうのが「無料」によるプロモーションであり、メディア各社にこちらから企画を提案し、メディア各社が求める経費を負担して、そこのメディアで飯能市をPRしてもらうのが「有料」によるプロモーションであり、です。

テレビ東京が自社の判断で飯能を取り上げ、取材し、飯能市が経費や放送料を払わなくても放送してくれるのが5/4放送の『出没!アド街ック天国』で、飯能市が放送料を支払って、飯能市の意向通りに放送させるのが、FMのNACK5で5月13日(月曜日)~16日(木曜日)に放送される『GOGOMONZ(ゴゴモンズ)』の「飯能市紹介コーナー」です。

この2つの番組は、飯能市役所サイトで下記のように紹介しています。

飯能市の見どころがテレビで紹介されます!
http://www.city.hanno.saitama.jp/0000004747.html

FM NACK5で飯能市が紹介されますhttp://www.city.hanno.saitama.jp/0000004745.html

上記のように、市役所サイトの「紹介文」では、その放送が「公費を投じたのか投じていないのか」は判らないように書いてあるだけでなく、「公費を使った放送」であるとは思わせない書き方にしてあります。

            (723字)


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| 小久保 達 | 19:31 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能のシティプロモーション★::クロスメディア戦略と戦術 |
★飯能市のシティプロモーション★ ⇒ 【クロスメディア戦略と戦術】No.02        テレビ・ラジオより効果的なPRメディアは〈飯能駅〉と〈西武鉄道車両〉と〈名栗路線バス車両〉です! 

シティプロモーションのメディア戦略というと、どうしてもテレビ、ラジオなどのマスコミ放送を重視しがちですが、それは、あくまでもシティプロモーションの目的を「飯能市の知名度アップ」においている場合のことです。

飯能市にあっては、「知名度アップ」も、実は「定住人口を増やす」ための手段の一つでしかありません。

シティプロモーションの本当の目的は、当Blogでは何度も強調しますが「定住人口を増やす」ことです。

そのために最も効果的なメディアは「飯能駅構内」であり、西武鉄道の車両であり、名栗への路線バスの車両なのです。

テレビやラジオでの有料、無料のPRが無くても、飯能駅には毎日、実に大勢の行楽客、ハイキング客が乗降しているのです。

余所の観光地は「いかにして来てもらうか?」で悩んでいるので、飯能駅は西武鉄道が「飯能に興味ある人」「飯能に行ってみたかった人」を飯能に運んで来てくれているのです。

この「自分の意志で飯能に来てくれた人たち」に飯能をPRする最良で最強のメディアである飯能駅構内と西武鉄道車両、名栗への路線バスに、お金と労力と知恵を集中させるべきなのです。

だから、「5月4日の『出没!アド街ック天国』で飯能が紹介される」ことは、まず西武線沿線の車内ポスターで、沿線住民にこそ真っ先に知らせるべきなのです。なぜなら、飯能市に移住してくる人は西武沿線の人が圧倒的に多いからです。

飯能駅構内でも、目立つポスターや大看板、さらにはチラシ配布などで乗降客にPRすべきなのです。

「飯能の特集がテレビで放送される」ということを、西武鉄道というメディアで知らせることが「メディアミックス」の一つの典型例なのです。

            (740字)


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| 小久保 達 | 15:52 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能のシティプロモーション★::クロスメディア戦略と戦術 |
★飯能市のシティプロモーション★ ⇒ 【クロスメディア戦略と戦術】No.03                市民の理解と参加参画、協働が不可欠!

シティプロモーションの失敗例は、あまり知られていません(部外者には漏れません)が、下記のようなことがあります。

<失敗例1>コンサルタント会社(コンサルタント個人)に、「いいように丸め込まれた」だけで、支払った報酬に見合う成果を得られないので、市長も関係職員もやがて熱意を失って、いつのまにかシティプロモーション推進部門が廃止されてしまう。

この原因(責任)は、「先端を行く施策と思った」という理由だけで、「シティプロモーションの意味と意義」をよく理解せずにコンサルを依頼した市役所にあります。


<失敗例2>「シティプロモーションの成果が大いに上がった」と喧伝しても、市民や市議会の納得を得られず、「予算が無い」ことを理由に打ち切られる。

この原因は、シティプロモーション推進の目的や意義が市民に理解されないまま、突然、スタートさせてしまったことに起因します。だから、納得も共感も得られなかったのです。  

<失敗例3>市長の交代と共に、次期市長に、その必要性を理解されないために「廃止」された。

この原因もシティプロモーション推進の目的や意義が市民に理解されないまま、突然、スタートさせてしまったことに起因します。次期市長も「住民の一人として納得していなかった」からなのです。


いずれにしても、シティプロモーションの最大の目的を「知名度アップ」に設定してしまうと、「テレビやラジオなどの有料媒体にお金をかけたPR」に終始してしまうようになるからです。

依頼されているコンサルタント自身も、自分の存在価値を誇示し続けるためには「広告費を使う」「メディアに露出する」「配布物を製作する」という「目に見える成果」を優先せざるを得ないからです。

シティプロモーションは、本来の目的である「定住人口を増やす」ことを最優先させないと、住民の理解や共感は得られないのです。住民の理解と共感を得られない事業(施策)は頓挫するのが当然の末路なのです。

            (824字)


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| 小久保 達 | 10:56 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能のシティプロモーション★::クロスメディア戦略と戦術 |
★飯能市のシティプロモーション★ ⇒ 【クロスメディア戦略と戦術】No.04                        戦術には目的に応じた優先順位が有る! 
シティプロモーションには無数の多様な戦術がありますが、問題はその優先順位です。

ここで【確認のための設問1】です。
あなたは、シティプロモーションのためには下記のどちらを優先したほうが有効だと思いますか?

  (a)飯能のことをよく知らない人に飯能をPRするコトを優先する。
  (b)飯能に行ってみようかなと考えている人に飯能をPRするコトを優先する。
  (c)飯能に来てくれた人に飯能をPRすることコトを優先する。

シティプロモーションの目的を「飯能の知名度をアップすること」「交流人口を増やすこと」だと思っている人は(a)や(b)を選択します。

しかし、シティプロモーションの本当の目的は「交流人口を増やす」ことだと判っている人は(b)か(c)を選択します。


そこで【確認のための設問2】です。
あなたは、「飯能に行ってみようかなと考えている人」に飯能をPRするためには、下記のどのようなメディアが最も有効だと思いますか?

  (a)テレビ・ラジオなどの放送メディアを優先する。
  (b)新聞、雑誌などの活字メディアを優先する。
  (c)PC・携帯・スマホのインターネットサイトを優先する。

この設問でも、シティプロモーションの目的を「飯能の知名度をアップすること」「交流人口を増やすこと」だと思っている人は(a)や(b)を選択します。

しかし、シティプロモーションの本当の目的は「交流人口を増やす」ことだと判っている人は(c)を選択します。


さらに【確認のための設問3】です。
あなたは、「飯能に来てくれた人に飯能をPRする」には、観光案内所や総合案内所は、下記のどこに設置するのが最も効果的だと思いますか?

  (a)飯能駅構内の改札前
  (b)飯能駅北口広場の一角
  (c)中心市街地の一角
  (d)国道299沿いにある現在の観光案内所
  (e)飯能市役所の中

果たして、(a)以外の場所を「最も効果的な場所」だと思う人が、どれだけいるでしょうか?

            (809字)


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| 小久保 達 | 20:22 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能のシティプロモーション★::クロスメディア戦略と戦術 |
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  • ★2017年7月の市長選★ ⇒【現職と新人の出馬動向】No.11       前県議の和田さんはブログで「共産党の候補者擁立は、笑止千万、究極のパフォーマンス!」と断定しているのですが・・・・。
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