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★新市長に挑戦して欲しいコト★ ⇒ 【市議会との関係を対等に!】No.01                                             就任後、最初の「一般質問」第一日目で早くも「公約破棄」を宣言!
きょう(9/4)は大久保新市長にとって最初の定例議会の、最初の一般質問の、第一日目なので、最初から最後まで傍聴することにしました。

   10:00~11:00 椙田博之議員  傍聴者35人
   11:10~12:10 野口和彦議員  傍聴者23人
   13:10~14:10 大津 力議員  傍聴者18人
   14:20~15:20 中元 太議員  傍聴者20人
   15:30~16:30 松橋律子議員  傍聴者13人

傍聴者の人数は、私が傍聴席全体を見渡して、自分の目で数えた数字ですので「議会の公式記録」とは必ずしも同じとは限りません。途中から傍聴席に来た人は人数に加えていますが、途中で退席した人の数は引いていません。

いつもの一般質問の傍聴者数と比較するとかなり多いのですが、「新市長の最初の一般質問への答弁」の割には想像よりも少ない人数でした。

松橋議員が「新市長の選挙公約としての水道料金の値下げ」を質問しました。それに対して大久保市長はあっさりと「値下げは厳しいことが分かった」と答弁したのには驚きましたが、それ以上に驚いたのは、松橋議員が「市長の公約破棄」を追求しなかったことです。

「公約」は実現されないことが多いのは、日本人は判っていますが、それも「頑張って努力したが結果的にできなかった」ということであって、選挙からわずか1ヶ月半で「公約したができないことがわかった」という発言は、他市の議会では市長は吊るし上げられて紛糾する事態になるのではないでしょうか。

松橋議員が、なぜ食い下がらなかったのかが理解できません。もしかしたら「市長与党になりたい」のか?と邪推してしまいます。

            (648字)


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| 小久保 達 | 18:22 | comments (0) | trackback (0) | ★大久保市長に挑戦して欲しいコト★::市議会との関係を対等に! |
★新市長に挑戦して欲しいコト★ ⇒ 【市議会との関係を対等に!】No.02                                           「初議会での初議案否決」の真相は? 裏事情は?  (その1)
                    
きょう(9/5)の文化新聞には、下記の見出し記事が載っていました。

   大久保市長 前途多難
   初議会で初議席否決

   「真っ先に市長給与下げるべき」

この「初議案が否決された」議会を私は傍聴していませんでしたので、文化新聞の記事だけが公的な情報源です。

飯能市議会9月定例会(内沼博史議長)は3日、大久保勝市長から提出されている議案の質疑、採決を行ったが、国の要請を受ける形で市長が提案した市3役と全職員の給料を来年3月までの半年間減額する議案「市長等の給料の臨時特例に関する条例を反対多数で否決した。

私は昨日(9/4)議会を傍聴に行ったとき、休憩時にロビーで、この「否決」のことを話していた人たちの声に聞き耳を立てていました。要するに「新市長が最初の議会で最初に提案した市長の専決議案が議会で否決されたこと自体が極めて珍しい」ことなのだそうです。

だから「大久保市長は前途多難」と思う人が多いのでしょう。

しかし、その「前途が多難になりそうな要因」は、大久保市長に在るのではなく、大久保市長の誕生を快く思っていない議員たちのほうに在ると、私は考えています。

同議案の是非を見極めるための質疑は、野田直人、加藤由貴夫、新井巧、加湧弘貴、鳥居誠明議員が行った。(中略)
同議案への反対討論を加藤、新井議員が行ったが、賛成する討論はなかった。採決の結果、同議案に賛成したのは椙田博之、野口和彦議員の2人で、加藤、平沼弘、鳥居誠明、大津力、武藤文夫、内田健次、砂長恒夫、加湧、野田、松橋律子、栗原義幸、中元太、金子敏江、滝沢修、山田利子、新井議員の16人が反対となり、「市長等の給料の臨時特例に関する条例」議案は否決された。


飯能市役所職員の票が欲しい共産党が「職員の給料削減」に賛成することはありません。

共産党の4議員以外、先日の市長選では沢辺支持で動いていた市議人たちは、議員としての自分の「力量」を支持者たちに見せつけるためには、市役所幹部職員が嫌がる給料削減に賛成するわけがありません。

つまり「市職員の給料は下げない」ということに関しては、共産党も保守系市議も同じなのです。

その大義名分が
大久保市長は先の市長選で自らの給与を大幅に削減するなどとして当選したが、今回の臨時特例議案は市長独自のものではなく、職員給料も引き下げることから大多数の議員が反発した。
という理屈なのです。

こうして「市長が自ら自分の給料を下げる」という「大多数の市民が歓迎する議案」を飯能市議会は、自分たちの自己保身と大久保市長への対抗心のために否決したのです。

この件に関しては、明日のBlogにも書くことにします。

            (1084字)

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| 小久保 達 | 22:19 | comments (0) | trackback (0) | ★大久保市長に挑戦して欲しいコト★::市議会との関係を対等に! |
★新市長に挑戦して欲しいコト★ ⇒ 【市議会との関係を対等に!】No.03                             「初議会での初議案否決」の真相は? 裏事情は?  (その2)

今回の「初議会で初議案否決」の本質は「職員の給与を下げる議案に賛成するわけにはいかない」「そもそも職員の給与削減に賛成したら自分の議員報酬も下げなくてはならないことになるから嫌だ!」という事情を抱えた議員が、「自分たちが市長報酬の削減に反対したという市民からの批判を回避する」ために仕込まれた「大久保新市長への嫌がらせ」なのです。

単に「市長への嫌がらせ」なのではなく、「大久保新市長への嫌がらせ」なのです。

昨日の(9/5)の文化新聞には、下記のことも書かれていました。

加湧議員は「市長給与の大幅削減を公約でうたわれた以上、最初の議会で削減条例を出すべき」などと指摘。

たしかに、公約で削減を約束した以上「市長就任後の最初の市議会で最初の議会で削減条例を出すべき」というのは筋が通った意見です。

この指摘に対して
大久保市長は「今回は時限特例を優先する」、自身の給与削減案については「来年の3月の時点で熟慮して示したい」などと答弁した。
とのことなのですが、「国からの給与削減要請を優先するべき」というのも、市長としては間違った判断ではありません。

しかし、大久保新市長がもしも、加湧議員たちが指摘したように「市長の報酬削減を先に9月定例会の議案にした」としたとしたらどうでしょうか?

共産党4市議は、「職員の給与削減を伴わない市長給与だけの削減」なのですから、当然、反対するわけにはいきません。

その時は、沢辺支持だった12人の市議は、「国からの削減要請を先に審議すべきだ」という理由で、やはり「市長提出議案に反対した」のです。

だから、私の興味の的は、大久保市長の「国からの給与削減要請を優先する」という判断を、自分の考えで決断したのか? それとも、幹部職員(副市長、総合政策部長、総務部長など)の進言に従ったのか? どちらなのかということです。

私の推測は後者です。

大久保市長は、「幹部職員の進言で国からの削減要請を優先した」のに、「何で議会に否決されるんだ?」という思いが残っているのではないでしょうか?

沢辺支持議員たちの先々の行動を計算することができる幹部職員は、「議会は職員までをも含めた給与削減議案には賛成するわけがない」ことが判っていたのです。

同議案に対する質疑では大久保市長と部長の答弁が食い違ったり、さらには部長答弁が取り消されるなど、執行部側の失態が目立ち、一部議員からは「市長は何も考えないで議会に望んだのか」との声も聞かれた。

「執行部側の失態が目立った」としても、執行部のその当人たちがそれで減給になるわけではなし、ましてや解雇されることもありません。

大久保市長は、「幹部職員たちにいいようにあしらわれた」のではないでしょうか?

沢辺支持だった12市議にはその「事情」が分かっているから「給与引き下げ議案」を否決したのです。

12市議の狙いは「大久保市長は市職員を掌握できていない」「職員を使える器ではない」という印象を市民に植え付けることなのです。

            (1244字)

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| 小久保 達 | 14:06 | comments (0) | trackback (0) | ★大久保市長に挑戦して欲しいコト★::市議会との関係を対等に! |
★新市長に挑戦して欲しいコト★ ⇒ 【市議会との関係を対等に!】No.04  9/9の鳥居市議の「市長への緊急質問」は、どこに「緊急」の必要性が有ったのでしょうか? 
先日(9/9)の市議会一般質問最終日の最後に、非常に「???」という事態が発生しました。

鳥居市議が、14:20~15:30まで自分が一般質問する機会が有るのにも関わらず、9/5に「緊急質問」による「本会議の延長」を申請していたのです。

本当に「緊急」であれば、自分に与えられていた一般質問の時間に「質問」すればいいのに、その時は、別の質問で時間を費やしておいて、60分の自分の質問時間を終えて、10分後に再び、「緊急質問」という触れ込みで、再び質問席に着いたのです。

傍聴席で配布された資料には「海外でのプレゼンについて」と記されていたので、かなりの人数の傍聴者がそのまま残りました。

鳥居議員は、その「緊急質問」の冒頭で「これは事件です」「見逃すわけにはいかない事件だから緊急質問をお願いしました」と発言。当然、私は「事件? 何が起きたのか?」と興味津々で、鳥居議員の質問を待ちました。それは他の傍聴人も同じ気持ちだったと思います。

鳥居議員が「事件だ!」と、称して、大久保市長に質問したのは下記の点でした。

1・非常勤のシティプロモーション顧問が8月下旬、インドネシアに行って、日本の観光庁が主催した「日本をPRするイベント」に参加して、そこで飯能市を紹介するプレゼンテーションを行った。

2・その時の「紹介内容」は現地の日本語新聞に掲載され、インターネットで誰でも読めるので、自分も読んだ。

3・その旅行には飯能の市議2人も一緒だった。

4・その中の1人の市議が自分のBlogにインドネシアでのことを書いていた。

5・ところが、数日後のその部分の書き込みが全部削除されていた。


というものです。

この件で鳥居議員が大久保市長に質問したのは
「市長はこのことを知っていたか?」
「市長は、シティプロモーション顧問や2人の市議からこのことについての報告を受けているのか?」
ということだけでした。

市長が「公費で、公務として行ったのであれば、市長として把握しておかなければならないでしょうが、自費でプライベートな旅行としていっているのであるから、彼らが市長である私に事前の挨拶をする必要もなければ、事後の報告する必要もないのではないか」という趣旨の答弁をしました。

私もそう思いました。

しかし、鳥居議員の「知っていたのか」「なぜ知らないのか?」という質問はしつこく続き、結局、1時間を費やして「これで私の緊急質問を終ります」で終わってしまったのです。

すぐに新井議員が動議を出して「いまの質問は緊急質問には値しないので取り消すべきだ」と発言したところ、これに対して、野田議員と砂長議員が「共産党も緊急質問の時間を設けることは事前の議会運営委員会で了承していたのだからいまさら取り消せはおかしい」と反論し、そのまま本会議は「休憩」に入って、議場の幹部職員と傍聴人はそのまま待たされることになってしまったのです。

インドネシアに行った3人が「公費を不正に請求した」とか「現地で違法なことをした」というのであればともかく、「私費で行って飯能のPRをした」ことを市長がどこまで知っていたのかを訊くことのどこに「緊急性」があるのでしょうか?

鳥居議員にぜひ質問したいのですが、このBlogは読んでいないのでしょうね。

  (この件については明日も書き込みます)

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| 小久保 達 | 18:11 | comments (0) | trackback (0) | ★大久保市長に挑戦して欲しいコト★::市議会との関係を対等に! |
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