2014-09-03 Wed
きょう(9/3)の文化新聞2面に、編集部が募集した「大久保市長の施策展開についての読者の声」に応じて投稿した私の投書が載っています。(全1984字)
Blogにしては長文なので3回に分けて書きこみます。
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文化新聞は、<市長の施策3分野への評価と今後>について「読者の声」を求められていますが、市長と直に接する機会がほとんど無い私には、現時点で<評価>ということに関して「言えること」はありません。
私としては、市長と接する機会が一般市民と比較してはるかに多い、市職員や市議の方々の<評価>を知りたいと思っています。<評価>は実名では「本音」が出ませんので、匿名で「この1年間の市長の評価」を、ぜひともその方々に投稿して頂きたいものです。
今回は<行政を変える施策の今後>について、市長への期待を述べさせて頂きます。
「行政が変わる」ためには、市長を筆頭に、市議、市職員全員の意識改革が不可欠ですが、「個々人の意識の変化・変貌」は目に見えるものではありません。むしろ、「行政の仕組みを目に見えるように変える」ことが、結果的に「職員の意識をも変える」ことになるものです。
そのため、市長が「行政を変えよう!」と決意したら、市民の眼に見えるトコロ(部署・施設・仕事の進め方など)から着手するべきなのです。
その最初の一手は、<市職員を採用段階から変えていく>ことではないでしょうか。
具体的には、まず「採用基準」や「給与報酬体系」を、市民の納得・共感・支持などが得られるものに大きく変えていくことでしょう。
市民が共感する採用基準とは、「楽な仕事のようだから」とか、「定年まで確実に務められる安定した職場だから」という、あまり誉められたものではないような就職動機を抱いている学生からの新卒採用を止めることです。
その代わりに、「給料は少なくても遣り甲斐を実感できる仕事をしたい!」とか、「地域社会に貢献できる仕事をしたい!」という就職動機を本音で抱いている社会人の中から中途採用することです。
なぜなら「職員に民間企業の意識を持たせる」研修よりも、「民間企業で経験を積んできた意欲的な人材を大量に幹部職員として採用する」ほうが、確実に「行政は変わる」からです。 (816字)
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以上です。3/2は明日(9/4)書き込みます。
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2014-09-04 Thu
昨日(9/3)の文化新聞2面に、掲載された私の投書を3回に分けて書き込んでいますが、今日はその2回目です。
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次に市民が共感する採用基準とは、「即戦力にならない新卒採用を止める」代わりに、「中途採用者の年齢上限を無くす」ことです。そのうえで報酬も、担当業務も、雇用期間も予め市役所と当人との合意で個別に契約するように変えることです。
既に年金を受給している人たちは、現役の幹部職員よりも低額の報酬で、かなりの成果を上げることが期待できます。
市民の眼に見えるトコロから変えていく次の一手は、<市民へのサービス提供施設>をすべて「年中無休」にすることです。そのうえで図書館や体育館は「夜23時までの使用」、市民会館は「希望があれば割増料金で24時間いつでも使用が出来る」ようにすることです。
市職員がこれに反対する施設に対しては、その施設の全職員を中途採用者と総入れ替えすれば良いのです。そこからさらには民間委託への切り替えも視野に入れてみて下さい。
市民の眼に見えるトコロから変えていく最後の一手は、市役所全体を「365日年中無休」にすることです。場所や部署によっては「朝7時~夜11時の長時間稼働」にすることです。
当然、職員の勤務体制は曜日や時間帯を区分した「フレックス勤務」になります。「フレックス勤務制」にすれば全職員にとっては、確実に定められた休日日数が確保され、特定の人だけに勤務時間が大幅に増えるという不公平もなくなります。つまり「休日出勤」や「サービス残業」という概念自体が存在しなくなるのです。
(592字)
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以上です。3/3は明日(9/5)書き込みます。
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2014-09-05 Fri
一昨日(9/3)の文化新聞2面に、掲載された私の投書を3回に分けて書き込んでいますが、今日はその3回目です。
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現代社会では、「給料が多ければ面白くない仕事でも休日が少ない職場でもOK」という人もいれば、逆に「仕事が面白くて休日が多い職場であれば給料が少なくてもOK」という人もいるものです。
だからこそ「市役所正職員の全員が週5日勤務」という固定観念を捨てて、「週4日勤務」「週3日勤務」の正職員の存在を認めるというのはどうでしょうか。これによって市役所職員の総人件費を確実に削減することが可能になります。
市民が求めている「職員数の削減」とは、実は「職員人件費総額の削減」ということなのです。
「仕事に意欲的な職員の数」は増やしたほうが良いのです。それによって「市役所全体のレベル」が上がれば、結果的には「住民満足度」も上がり、それでいて「職員人件費総額」を減少させることができます。
このようなことが「行政を変える」ということではないでしょうか。
来年の定期採用から新卒採用を止め、30代から70代の民間企業経験者を大量に中途採用することに踏み切られることを市長に期待しています。
名栗村職員を脱サラして自営業に踏み切って成功された貴重な体験を持つ大久保市長であれば、「働いているフリをするだけの悪しきサラリーマン根性」や「住民の誰もが呆れる愚かなお役所仕事」を一掃することができると思います。
これは「困難な挑戦」ではありますが、けっして不可能なことではないと思っています。 (576字)
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以上です。
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現代社会では、「給料が多ければ面白くない仕事でも休日が少ない職場でもOK」という人もいれば、逆に「仕事が面白くて休日が多い職場であれば給料が少なくてもOK」という人もいるものです。
だからこそ「市役所正職員の全員が週5日勤務」という固定観念を捨てて、「週4日勤務」「週3日勤務」の正職員の存在を認めるというのはどうでしょうか。これによって市役所職員の総人件費を確実に削減することが可能になります。
市民が求めている「職員数の削減」とは、実は「職員人件費総額の削減」ということなのです。
「仕事に意欲的な職員の数」は増やしたほうが良いのです。それによって「市役所全体のレベル」が上がれば、結果的には「住民満足度」も上がり、それでいて「職員人件費総額」を減少させることができます。
このようなことが「行政を変える」ということではないでしょうか。
来年の定期採用から新卒採用を止め、30代から70代の民間企業経験者を大量に中途採用することに踏み切られることを市長に期待しています。
名栗村職員を脱サラして自営業に踏み切って成功された貴重な体験を持つ大久保市長であれば、「働いているフリをするだけの悪しきサラリーマン根性」や「住民の誰もが呆れる愚かなお役所仕事」を一掃することができると思います。
これは「困難な挑戦」ではありますが、けっして不可能なことではないと思っています。 (576字)
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