2013-10-06 Sun
いよいよ10/09(水)スーパーバリュー飯能店がオープンします。
http://www.supervalue.jp/
飯能pepeと丸広飯能店の中間点にありますが、最も打撃を蒙るのは丸広飯能店でしょう。
丸広飯能店は6階に丸善書店を入居(?)させましたが規模の割にはあまり集客のプラスにはなっていないようです。
以前から「丸広飯能店は閉店になるかもしれない」と言われていましたが、このスーパーバリュー飯能店の出現によって、その閉店時期が早まるかもしれません。
そうなると、「これからの飯能市」としては下記の可能性が生じてきます。
1・次の入居テナントが決まらず閉鎖されたまま放置される。
2・丸広は店舗を売りに出すが売れるまでは閉鎖されたままになる。
3・その結果、東飯能駅周辺は今まで以上に活気がなくなる
そこで、出てくるのが「飯能市が購入する」という選択肢です。
いま計画されている市役所本庁舎の耐震工事の着工前であれば、「飯能市が購入してそこに市役所を移転させ、現市役所は売却する」という選択肢を支持する市民は多いかもしれません。
しかし、耐震工事に「何億円もかけてしまった後」では、「飯能市が購入する」という選択肢は消えてしまうでしょう。
「丸広飯能店が閉鎖される」のが先か?
それとも
「市役所本庁舎の耐震工事が始まる」のが先か?
それは誰にも判りません。
しかし、「丸広飯能店が閉鎖される」ことを見越して、耐震工事をできるだけ先延ばしにすることができる人が今の市役所にいるでしょうか?
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(603字)
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2013-10-07 Mon
現在の丸広飯能店は、最初は丸広東飯能店として、「駅ビル」として建設されることになったときから、飯能市役所の〈事情〉や〈都合〉と深い関わりが有ったのです。
その〈事情〉や〈都合〉を簡潔に要約すると下記のようになるのではないでしょうか。
(1)飯能市の<東飯能駅東口再開発>の一環として丸広が東飯能店建設を要請された。
(2)東飯能店開店後、飯能市は7階の一部を借り上げ、丸広に家賃を支払い続けた。
(3)丸広は不振が続く東飯能店を閉店し、ビル全体を売りに出したが暫く売れなかった。
(4)一部の市民や市議が「飯能市が購入して新図書館や保育園、市庁舎の一部にしては」と提案したが、飯能市は「あのビルは構造的に図書館にはできない」と言い続けた。
(5)結果的に旧丸広東飯能店は外資系ファンドが購入、その主導で複合商業施設として再開するという触れ込みだったが、テナントが集まらずにその計画は実現しなかった。
(6)やがて旧丸広東飯能店は丸広が買い戻すことになった。
(7)丸広は「近距離の2館体制」を反省し、飯能駅近くの当時の飯能店を閉店した。
(8)丸広東飯能店は新たに「飯能店」として再開されたが7階と8階は「空」だった。
(9)飯能市は空いたままになっている7階全フロアを「市民活動センター」として借り上げ、現在も丸広に家賃を支払い続けている。
こうして「一連の流れ」を見てみると、飯能市は東飯能駅の丸広にいつも「何らかの少なくない家賃を払い続けて丸広の収益に手を貸してきた」ことが分かります。
そして、また再び(?)の経営危機です。
伝聞ですが、6階の丸善書店は<テナント入居>ではなく、丸広が丸善書店から仕入れて自社の書籍売場として運営しているので「安定した固定収入であるテナント料」が入ってくるわけではないそうです。
私は、最初に「丸広の6階に丸善書店が出来る」と聞いたとき、「収益率が悪化している大型書店が、新店をオープンさせることはあっても、丸広飯能店にテナントとして家賃を払って入居することなんてありえない」と思っていたのですが、この「伝聞」で納得できました。丸善書店にしてみれば「本の卸先を増やした」だけであって、書店経営のリスクは仕入れた丸広が負うわけですから、損は無いわけです。
丸広飯能店の「経営状況」が気になる人は、定期的に店内を観察してみて下さい。
平日でも土日休日でもいつでもいいです。
午前中だろうと、午後だろうと、一番来客がある夕方だろうと、いつでも、都合のつくときに丸広飯能店の店内を歩いてみて下さい。
「閉鎖が近いか、どうか」をあなた自身で判断してみてはどうでしょうか。
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2013-10-08 Tue
私は「丸広飯能店が閉店になって欲しい」と願っているのではありません。
「閉店になる可能性が大きいな」という予想を書いているだけです。
では、私は、なぜ「丸広飯能店は閉店になる」と予想するのでしょうか?
それは極めて簡単なことです。
もしも私が丸広の経営者だったら「迷わずに、いま閉店を決断する」からです。
もしも私が丸広の幹部社員だったら「経営者に閉店を強く進言する」からです。
閉店を決断した経営者が次に考えることは店舗を「賃貸にする」か「売却する」かです。
「貸したい」と思っても、全館を自分が望む家賃で借りてくれる企業がすぐに見つかるとは思えません。しかし、売却であれば売値次第で買い手がつくことが確実なのです。
商業施設として2度(?)も失敗している丸広飯能店を購入してそれをまた商業施設にしようとしいう人は売値をかなり下げることを要求します。
それに対して、売りに出た建物を高い価格で買ってくれる人は、「その建物の使用価値を高く評価している人」なのです。
丸広飯能店の使用価値を最も高めることができるのは飯能市役所です。
だから、もし、丸広が飯能店を閉鎖し売却するとしたら、真っ先に飯能市に「購入して欲しい!」と言ってくることが予想できるのです。
飯能市が、その時になって「購入するべきか止めるべきか」などを庁内で議論していては遅いのです。
本庁舎の耐震工事を着工してしまったら「飯能市が丸広飯能店を購入する」という選択肢はなくなってしまいます。それは「東飯能駅周辺」だけではなく「飯能全体の衰退」がさらに進行することになってしまうのです。
いまから「飯能市は丸広飯能店を購入する」ことを視野にいれておけば、とりあえず「本庁舎の耐震工事」は計画自体を取りやめることが決断できるのです。
いまの市長が「飯能市は丸広飯能店を購入する」ことを腹の底で決めてしまえば、丸広飯能店が閉鎖を発表する前から、こちらから買収交渉を申し入れることもできるのです。
それが「起こり得る事への対処」の一つなのです。
(867字)
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