2017-01-10 Tue
人を集める。
どのような人を、何のために集めるのでしょうか?
もちろん、それは「将来、飯能に住んでくれる人」を増やすためです。
その結果が「定住人口の増加」です。
そのために、何はともあれ、「飯能に来る人」を増やすことです。
その結果が「交流人口の増加」です。
交流人口を増加させるためには、<集める方法>と<集まる仕組み>が必要です。
集まって来る人たちの中から、結果的に、飯能に転居してくる人も出てきます。
定住人口を増加させるためにも、<集める方法>と<集まる仕組み>は重要です。
ここで話はガラリと変わりますが、私のライフワークの一つは「官と民の役割分担」です。
「官と民の役割分担」の大原則は下記の3つです。
A・民がやりたがること、民でもできることは民に任せる。
民がやりたがらないコト、民がやれなくなったコトは官がやらざるを得ない。
B・官には官の強みと弱みがあり、民には民の強みと弱みがあるが、それは何かを常に意識する。
C・官と民のどちらに任せた方が、公平で公正で効率が良いかを常に考えて判断する。
上記の3つの大原則に照らし合わせて考えてみれば、定住人口にしても、交流人口にしても、「人を集める」コトを始めるのは民の役割であり、「人が集まる」仕組みを作るのは官の役割です。
交流人口を増やし、結果的に定住人口も増やすためには、それなりの「人を集める」方法と「人が集まる」仕組みがあります。
それを考えていくのが、この★人を集める・人が集まる★⇒【定住人口と交流人口の増減】という項目の目的です。
(677字)
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2017-01-11 Wed
同じ場所、同じ日時で開催するイベントでも、<交流人口を増やすだけのイベント>と<定住人口を増やすことになるイベント>があります。
その違いはどこに有るのでしょうか?
これを、飯能市の多種多様なイベントの中で、1年間で最初に開催される<初日の出>イベントを事例にして考えてみましょう。
飯能市内には<初日の出の絶好ポイント>がたくさん有ります。しかも、それは年々増えてきています。
しかし、いままで、そのポイント毎に集まった人数をカウントしたことは有っても、その中での<市内在住の人>と<市外から来た人>の割合までカウントしたことは無いでしょう。
何故なら、<初日の出>イベントは、交流人口を増やすためのイベントだから、そのポイントに来た人の総数が年々増えていけばそれで良いと考えられているからです。
<初日の出>を、<交流人口を増やすだけのイベント>ではなく、<定住人口を増やすことにもなるイベント>として位置付ければ、当然、「初日の出には市内よりも市外の人に来て貰おう」という視点で全てを考えることになります。
飯能市の定住人口が増えることで最大のメリットを得る私企業は言うまでもなく、西武鉄道です。
その西武鉄道にとって、「飯能市内から横浜の初日の出に行く人の乗車賃」は、元日の売り上げ増にはなっても、その日だけの数字でしかありません。しかし、定住人口の増加で、市外から市内に転入して来る人たちが、その後の通勤通学外出等で西武鉄道に支払う乗車賃は、恒常的に継続される売り上げになるのです。
ならば、当然、飯能市から横浜での初日の出を観に行く人の数よりも、横浜から飯能での初日の出を観る人の数を増やしたほうが経営的には得策なのです。
しかし、西武鉄道のPRは、飯能市内から横浜へ行く人のためのものが多くて、横浜市内から飯能市に来る人のものは圧倒的に少ないのです。
では、初日の出を<交流人口を増やすだけのイベント>ではなく、<定住人口を増やすことになるイベント>にするには、どうすれば良いのでしょうか?
それは明日、書き込むことにします。たぶん。
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2017-01-12 Thu
私は、飯能に来て、天覧山の初日の出を観たときから、毎年の元旦が楽しみになりました。
それまでは、私にとって「元日は退屈な日」だったのです。
我が家には子供がいませんし、帰る実家も無いので、元日に来る人もいなければ、元日に挨拶に行かねばならない所も無いのです。
ただ、届いた年賀状の数を確認し、分厚い朝刊を読み、朝からお酒を呑みながらマンネリのTVを視るだけだったのです。
飯能に来てからは、「今度は市内の何処で初日の出を観ようか」「今年の初日の出の人出はどれくらいになるだろうか」というのが楽しみの一つに加わりました。
でも、<初日の出>を観てから、我が家に戻ってからは、毎年マンネリの元日です。元日の飯能市内には、何も面白いこと、楽しいことが有りません。
それでも、私は自宅に居るからまだ良いのですが、市外から初日の出を観るために、飯能に来た人は、その場所から他に行く処がありません。
車で来た人は、その車で何処にでも移動できますが、電車で来た人は、そのまま飯能駅から電車に乗って帰るしかありません。駅周辺も開店している飲食店は早朝はでも開いているお店はチェーン店だけなのです。
飯能は、初日の出を観るために人が集まる場所なのですが、せっかく集まってくれた人たちに対して、<初日の出>の後のイベント(おもてなし)が何も無いのです。
市外から飯能へ人を集めるイベントも重要ですが、それと同時に、集まってくれた人たちに喜んで貰うイベント、集まった人たちが求めているイベントも重要なのです。
(674字)
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それまでは、私にとって「元日は退屈な日」だったのです。
我が家には子供がいませんし、帰る実家も無いので、元日に来る人もいなければ、元日に挨拶に行かねばならない所も無いのです。
ただ、届いた年賀状の数を確認し、分厚い朝刊を読み、朝からお酒を呑みながらマンネリのTVを視るだけだったのです。
飯能に来てからは、「今度は市内の何処で初日の出を観ようか」「今年の初日の出の人出はどれくらいになるだろうか」というのが楽しみの一つに加わりました。
でも、<初日の出>を観てから、我が家に戻ってからは、毎年マンネリの元日です。元日の飯能市内には、何も面白いこと、楽しいことが有りません。
それでも、私は自宅に居るからまだ良いのですが、市外から初日の出を観るために、飯能に来た人は、その場所から他に行く処がありません。
車で来た人は、その車で何処にでも移動できますが、電車で来た人は、そのまま飯能駅から電車に乗って帰るしかありません。駅周辺も開店している飲食店は早朝はでも開いているお店はチェーン店だけなのです。
飯能は、初日の出を観るために人が集まる場所なのですが、せっかく集まってくれた人たちに対して、<初日の出>の後のイベント(おもてなし)が何も無いのです。
市外から飯能へ人を集めるイベントも重要ですが、それと同時に、集まってくれた人たちに喜んで貰うイベント、集まった人たちが求めているイベントも重要なのです。
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2017-01-13 Fri
飯能は、「人を集める」ために無理なことをしなくても、「人が集まる」「人が集まって来る」可能性に満ちた恵まれた地域です。
その一つの例として<初日の出>があります。
<初日の出>という意識は日本人特有の慣習のようですが、それが元日に日本を訪れる外国人観光客にとっての魅力の一つでもあるようです。
しかし、飯能の交流人口を増やすのは手段であって、目的は定住人口を増やすことです。
外国人観光客が増えることは「外貨を稼ぐ」ことにはありますが、それが飯能市の定住人口が増えることにつながるわけではありません。
実は、外国人以上に、今は日本人の中での<初日の出>という慣習についての意味付け、価値づけが高まっているのです。
日の出とは、隣の屋根の上から顔を出す太陽のことではありません。ビルの谷間から見える太陽のことでもありません。日の出とは、地平線から顔を出す太陽のことなのです。都会でも田舎でも良いのです。海岸から見える海の地平線でも、高い場所から見える大都会の地平線でも良いのです。
日本人には「様々な土地で初日の出を観たい!」「様々な位置で初日の出を観て拝みたい!」という願望があります。だから、毎年、場所を変えて様々な所に初日の出を観るために遠くに出かける人が多いのです。
「正月は家の中で家族とゆっくり過ごしたい!」という人は多いのでしょうが、それと同時に、「正月は外に出て、日本ならではの正月の雰囲気を味わいたい!」という人達も実は多いのです。
その代表例が、初詣と初日の出です。東京に限れば、これに「寄席の初席」が加わります。
特に都内に住んでいる日本人は、初詣と初日の出と初席を口実に、軽く外出してお金を使いたいのです。
その「初詣」と「初日の出」のお出かけ先として、都内の人にとっては、特に西武線沿線、最近ではFライナー沿線に住んでいる人たちにとっては、飯能は、そのお出かけ先の一つとして大きな可能性を秘めているのです。
だから、飯能市内の初日の出ポイントに集まって来る人が多くなっているのですが、残念なことに、せっかく、時間とお金を使って、飯能市に来てくれているのに、「初日の出」だけで帰してしまっているのです。
「せっかく初日の出を観に飯能まで来たのに日の出以外は何も無い」と思って、早々と帰らざるをいない人が多いのです。
そのことに、市内に住んでいる人は気づいていないのです。
(1003字)
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