2017-08-11 Fri
この『飯能ムーミンパーク騒動記』では、「騒動」の内容を、時期と項目によって幾つかに区分しています。その一番目が下記の顛末です。
①突然の開園ニュース&誘致プロセスの真相
2015年6月30日夕方のニュースで、飯能市民は突然、「宮沢湖畔にムーミンのテーマパークが造られる」「しかも2017年開園予定」ということを知らされました。
勿論、このニュースは殆どの市民に大きな驚きと喜びをもたらしました。
そしてすぐに、「市長と担当職員以外に、市民では誰がこの計画の進行を事前に知っていたのか?」ということが市民にとって大きな興味になっていったのです。
商工会議所の会頭、観光協会の会長、地元日刊紙の編集長、地元ケーブルテレビの社長も、地元選出の県議も、市議も、誰も「全く知らなかった」ようです。
同時に、市民の中では、ムーミンパークが宮沢湖に決定したのは
A・飯能市からFGIにアプローチして誘致に成功したのか?
それとも
B・FGIのほうから、飯能市にアプローチしてきて、種々の条件が折り合って成約に至ったのか?
ということも大きな興味になったのです。
ここから「2017年開園」への期待が市民の中で一気に高まりました。
その現象の一つが、上場していたFGIの株価の急上昇です。
発表直後は、普段の売買数の100倍になったようですが、新たに株主になった人たちの中には、多くの飯能市民がいたようです。
その後の「騒動」のかなりの部分は、この時、FGIの株を購入した人たちが引き起こしていくことになります。
(646次)
(次回は②FGI株の急騰と低迷)
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2017-08-12 Sat
この『飯能ムーミンパーク騒動記』では、「騒動」の内容を、時期と項目によって幾つかに区分しています。その二番目が下記の顛末です。
②FGI株の急騰とその後の低迷
2015年6月30日夕方のニュースが発表される前、FGIの株価は130円前後を推移しているだけでしたが、その翌日からは「いまFGIの株を買っておけば儲かる」と思った「買い注文」が殺到しました。
しかし、「まだまだ上がる!」と思う株を手放す人はいません。〈買いたい人〉がいても、〈売りたい人〉がいなければ、株の売買は成立しません。
売買は成立しなくても〈買いたい人〉がいる限り株価は上がり続けます。
そのために、わずか数日でFGIの株価は「290円台」迄上がったのです。
つまり〈290円で買った人〉というのは、FGIの株価は「まだまだ上がる!」と思ったから買ったわけなのですが、実は〈290円で売った人〉というのは、逆に、FGIの株価は「これ以上は上がらないだろう」と思ったから売ったわけです
この290円台をピークに、FGIの株価は多少の上下を繰り返しながら、下降線の一途を辿り、いま(2017年8月)は110台になっています。
この現象は、FGIの株価は「これからはもっと上がる!」と予想して株を買い人よりも、「これからもまだまだ下がる!」と予想して株を売る人のほうが多いということを示しているのです。
FGIの株価に興味の有る人達が投稿しているYahoo!の専用掲示板には、「下がる理由」と、「上がる理由」が真偽入り乱れて毎日膨大な量が書き込まれています。
2015年6月30日のニュースで「FGIの社長と、飯能市長と西武鉄道の社長の3人」が揃っての記者会見を視てからすぐにFGIの株を買った人は、どうも「メッツア事業はFGI・飯能市・西武鉄道の共同事業だから絶対に成功する(だから確実に儲かる)」と思い込んでしまったからなのです。
ところが、日が経つにつれて、「飯能市も西武鉄道も全く出資はしていない」「FGIという民間会社の営利事業にすぎない」ということが認識されるようになり、「この事業は成功しないかもしれない」と考えて株を手放す人が増えて、株価が下降するようになったのです。
FGIの株価が下がり続けるということは「メッツア計画の頓挫」ということになるので、株価の上下動が激しくなる度に、株主は一喜一憂させられています。
そして、メッツア計画発表後に、FGIの株を高値で買ってしまった人の中のかなりの人数が飯能市民ではないかと思われているのです。
(1017字)
次回は③FGIという会社への疑問と疑念
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②FGI株の急騰とその後の低迷
2015年6月30日夕方のニュースが発表される前、FGIの株価は130円前後を推移しているだけでしたが、その翌日からは「いまFGIの株を買っておけば儲かる」と思った「買い注文」が殺到しました。
しかし、「まだまだ上がる!」と思う株を手放す人はいません。〈買いたい人〉がいても、〈売りたい人〉がいなければ、株の売買は成立しません。
売買は成立しなくても〈買いたい人〉がいる限り株価は上がり続けます。
そのために、わずか数日でFGIの株価は「290円台」迄上がったのです。
つまり〈290円で買った人〉というのは、FGIの株価は「まだまだ上がる!」と思ったから買ったわけなのですが、実は〈290円で売った人〉というのは、逆に、FGIの株価は「これ以上は上がらないだろう」と思ったから売ったわけです
この290円台をピークに、FGIの株価は多少の上下を繰り返しながら、下降線の一途を辿り、いま(2017年8月)は110台になっています。
この現象は、FGIの株価は「これからはもっと上がる!」と予想して株を買い人よりも、「これからもまだまだ下がる!」と予想して株を売る人のほうが多いということを示しているのです。
FGIの株価に興味の有る人達が投稿しているYahoo!の専用掲示板には、「下がる理由」と、「上がる理由」が真偽入り乱れて毎日膨大な量が書き込まれています。
2015年6月30日のニュースで「FGIの社長と、飯能市長と西武鉄道の社長の3人」が揃っての記者会見を視てからすぐにFGIの株を買った人は、どうも「メッツア事業はFGI・飯能市・西武鉄道の共同事業だから絶対に成功する(だから確実に儲かる)」と思い込んでしまったからなのです。
ところが、日が経つにつれて、「飯能市も西武鉄道も全く出資はしていない」「FGIという民間会社の営利事業にすぎない」ということが認識されるようになり、「この事業は成功しないかもしれない」と考えて株を手放す人が増えて、株価が下降するようになったのです。
FGIの株価が下がり続けるということは「メッツア計画の頓挫」ということになるので、株価の上下動が激しくなる度に、株主は一喜一憂させられています。
そして、メッツア計画発表後に、FGIの株を高値で買ってしまった人の中のかなりの人数が飯能市民ではないかと思われているのです。
(1017字)
次回は③FGIという会社への疑問と疑念
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2017-08-13 Sun
この『飯能ムーミンパーク騒動記』では、「騒動」の内容を、時期と項目によって幾つかに区分しています。その三番目は下記の顛末です。
③FGIという会社への疑問と疑念
2015年6月30日夕方のニュースまで、この<メッツア>計画のトップに立っているフィンテック・グローバルという投資事業会社の存在を、殆どの市民は知りませんでした。
もちろん、私も知りませんでした。
その半年前に、朝日新聞の記事で「日本の投資事業会社がムーミンのテーマパークを日本で開園しようという計画があり、その候補地を探している」ということを知った時も、このFGIという会社のことは、その記事の中に書かれていたかどうかの記憶すらありませんでした。
多くの飯能市民の中には、FGIという会社は、フィンランドのムーミンキャラクター関連の会社と深い関係のある会社と思った人も多かったようです。
しかし、その後、ムーミンの著作権管理会社から、「日本でムーミンのテーマパークを運営する」承諾を得ただけの会社だということが判ったのです。
それでも、飯能市民の中には、「ムーミンの熱烈なファンが、自分の永年の想いを募らせて、日本にムーミンのテーマパークを開園する」のだと思っていました。
ところが、FGIも、その子会社である㈱ムーミン物語も、「ムーミンが好きだからテーマパークを開園する」のではなく、「ムーミングッズの売り上げが世界で一番多い日本、にムーミンのテーマパークを開園すれば必ず儲かる!」と思っただけの会社であることも判っていったのです。
さらには、FGIいう会社は、テーマパーク運営のプロ集団だと思い込んでいた市民が多かったのですが、実は、テーマパークどころか、物販や製造、商業施設運営などの実業を全く経験したことの無い投資事業会社であることも市民の間に知られるようになったのです。
そのため、飯能市民の間では下記のような疑念が生じるようになったのです。
「本当に素晴らしいムーミンテーマパークになるのだろうか?」
「その具体的な内容が全く見えてこないところを見ると、それだけのノウハウも熱意も無いのではないだろうか?」
「投資事業会社なのだから、ムーミンテーマパーク運営の権利を他の企業に転売して、自分たちは飯能から引き上げるのではないか?」
「どうもFGIが投資している事業案件の大部分が上手くいかず、FGI自身はかなりの赤字を抱えているので、<メッツア計画>その赤字を埋めるための資金集めのアドバルーンなのではなか?」
以上のような疑念も、「騒動」への大きな引き金となったのです。
(1062字)
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2017-08-14 Mon
この『飯能ムーミンパーク騒動記』では、「騒動」の内容を、時期と項目によって幾つかに区分しています。その四番目は下記の顛末です。
④飯能市と<メッツア>との関係と役割分担の不透明さ
メッツア計画が公表された直後は、多くの市民は「ムーミンのテーマパークはFGIと飯能市と西武鉄道の共同事業」と思ってしまいました。
現在では、「メッツアは民間企業のビジネスにすぎないので、飯能市がムーミンのテーマパークに出資することはない」ということは市民に認知されています。
とは言っても、メッツアが使用する宮沢湖周辺の敷地の中には、市道もあり、宮沢湖の利用権も飯能市が持っているために、それらをメッツアに使用させる際に得られる利用料と、そのために飯能市が負担しなければならない費用の明細や金額は公表されていません。
さらには飯能駅から宮沢湖までの環境整備は、公共事業になるので当然、飯能市が負担しなければなりません。
その一方で、メッツアの開園は飯能市にとっては大きなメリットが期待されます。
飯能市の認知度や好意度が飛躍的に上昇するでしょう。
固定資産税の納入額も期待できます。
飯能市民の雇用機会や市内業者の商機も増えるでしょう。
メッツアに来た人たちが市内周遊で消費するお金も増えます。
それだけのメリットが確実に期待できるのですから、FGIや㈱ムーミン物語に対して、飯能市が自治体として可能な限りの「協力」や「便宜を図る」ことは当然のことです。
しかし、だからこそ、<メッツア側の企業体>と行政側との間に「不公平で不適切な関係」が生じる可能性も有るわけです。
すでに、幾つかの疑念を指摘する人もいますが、そのことを広言すると、直ちに〈反市長派〉とか、〈新しいことには必ずケチを付けて足を引っ張る狭量の人間〉というレッテルが張られてしまっています。
そのため、市民の間には、「メッツアに対しては表向きは大歓迎の姿勢を示しておくが、その成功をアテにはしないで、事業の推移を静観する」という気分が広がっています。
市長やメッツア担当の幹部職員には「疑問や批判的なことは言わないでおいたほうが良い」という風潮になってきているのです。
私もその一人なので、同じ考えを持っている人たちの存在が見えるし、情報交換も行っています。
このblog飯能どうする研究所に書き込んでいる飯能ムーミンパーク騒動記もその一環です。
(1009字)
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④飯能市と<メッツア>との関係と役割分担の不透明さ
メッツア計画が公表された直後は、多くの市民は「ムーミンのテーマパークはFGIと飯能市と西武鉄道の共同事業」と思ってしまいました。
現在では、「メッツアは民間企業のビジネスにすぎないので、飯能市がムーミンのテーマパークに出資することはない」ということは市民に認知されています。
とは言っても、メッツアが使用する宮沢湖周辺の敷地の中には、市道もあり、宮沢湖の利用権も飯能市が持っているために、それらをメッツアに使用させる際に得られる利用料と、そのために飯能市が負担しなければならない費用の明細や金額は公表されていません。
さらには飯能駅から宮沢湖までの環境整備は、公共事業になるので当然、飯能市が負担しなければなりません。
その一方で、メッツアの開園は飯能市にとっては大きなメリットが期待されます。
飯能市の認知度や好意度が飛躍的に上昇するでしょう。
固定資産税の納入額も期待できます。
飯能市民の雇用機会や市内業者の商機も増えるでしょう。
メッツアに来た人たちが市内周遊で消費するお金も増えます。
それだけのメリットが確実に期待できるのですから、FGIや㈱ムーミン物語に対して、飯能市が自治体として可能な限りの「協力」や「便宜を図る」ことは当然のことです。
しかし、だからこそ、<メッツア側の企業体>と行政側との間に「不公平で不適切な関係」が生じる可能性も有るわけです。
すでに、幾つかの疑念を指摘する人もいますが、そのことを広言すると、直ちに〈反市長派〉とか、〈新しいことには必ずケチを付けて足を引っ張る狭量の人間〉というレッテルが張られてしまっています。
そのため、市民の間には、「メッツアに対しては表向きは大歓迎の姿勢を示しておくが、その成功をアテにはしないで、事業の推移を静観する」という気分が広がっています。
市長やメッツア担当の幹部職員には「疑問や批判的なことは言わないでおいたほうが良い」という風潮になってきているのです。
私もその一人なので、同じ考えを持っている人たちの存在が見えるし、情報交換も行っています。
このblog飯能どうする研究所に書き込んでいる飯能ムーミンパーク騒動記もその一環です。
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2017-08-15 Tue
この『飯能ムーミンパーク騒動記』では、「騒動」の内容を、時期と項目によって幾つかに区分しています。その五番目は下記の顛末です。
⑤「市長派」「反市長派」のレッテル張り
2015年6月30日の「突然の発表」直後は、市民も「ムーミンへの大いなる期待」で湧き上がっていましたが、FGIの株価が7月上旬を最高値としてから後は、意外にも下がり続けた要因をすぐには理解できませんでした。
しかも、メッツア計画についての内容は、6月30日の記者会見以来、何も追加発表が無いのです。
そのため市民の中からは「どこまで進んでいるのか?」「2017年開園というが、2017年の春なのか秋なのか、それぐらいの発表はあっても良いのでは?」「FGIは果たして本気なのか?」という疑問が芽生えてきたのです。
そんな頃、市議会定例会で、当時の椙田市議が大久保市長に「FGIという会社は信用できるのか?」「ムーミンのテーマパークは本当にできるのか?」という質問をしましたが、それに対する大久保市長の答弁のトーンに、議員席にいた全市議、答弁席にいた幹部職員、傍聴席にいた市民(もちろん私も)は踊ろかされたのです。
その議事録の文字だけ読めば「普通の質問」なのですが、市長は椙田市議の質問を「自分への批判」と受け取ってしまったのです。まるで「いちゃもんを付けられたからそれに反論する」という姿勢だったのです。
「新しいことをやろうとすると、そんなことが出来るわけないと批判する人が必ず出て来る」「そんなことにひるんでいては新しいこと挑戦できない」とまで答えたのです。
これではまるで「自分に鋭い質問する人=自分を批判する人」と決めつけているようなものです。
それまで椙田市議は、、大久保さんが市議を辞して共産党の4市議を除くすべての保守系市議が現職市長を支持した中でたった1人大久保さんを支持して選挙対策本部長を務めたので、二人の関係が良好だったことは誰もが認めていたのです。
それが、この「FGIに対する当然の疑問を発しただけ」で、二人の関係にヒビが入ったようなのです。
この議会での出来事以降、FGI・メッツア計画への疑問や疑念を口にするだけで、「反大久保」「反市長派」のレッテルが張られるようになったのです。
誰でも(私も含めて)「人が新しいことに挑戦すると必ず批判して足を引っ張る人」というレッテルだけは張られたくないものです。
私も含めて、当時の市民の中には「宮沢湖にムーミンパークができる」ことに対して、関心の薄い人はいても、反対する人は極めて少なかったのです。
その「反対派」も、その理由が「市民の税金をそんなことに使うな!」という誤解から生じたものだったので、「市はFGIに1円も出資していない」ことが理解されて、ムーミンパークに大反対という市民は皆無に近いほどになりました。
それだけに「市民全体が歓迎しているムード」の中で、「反対派のレッテルを張られる」ことを望む人はいません。
その以来、市民の中では「公の場」では「FGI・メッツアへの批判」はタブーのようになっていったのです。
そしてその結果、FGIの実態・実情と〈メッツア計画〉の本当の進捗が、市民には全く見えないものになっていったのです。
(1326字)
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2017-11-01 Wed
この★飯能ムーミンパーク騒動記★に関する事情が、最初の【はじめに】No.01を書いた2015年12月4日から、そろそろ2年が経とうとしています。
現時点(2017年11月1日)で、改めて【はじめに】を読み返してみて、【何が騒動?/その要因は?】を追加することにしました。
現在進行形の<飯能ムーミンパーク騒動>の特色の一つは
「飯能市があまりにも多くのことを秘密にしているので、市議会議員ですら真相を知らされていない」ということです。当然、市民も「真相を知らされていない」のです。
単に「知らない」ということではなく、「知らされていない」ということが問題なのです。
市議が議会で、フィンテック・グローバル(略称FGI)や、株式会社ムーミン物語が宮沢湖畔で進行させている計画の進捗状況や今後の予定を訊いても、「FGIは上場企業なので株価に大きな影響を与えることになってしまうので公表できない」という答弁が何度も繰り返されるだけなのです。
その「公表できない」という理由も、飯能市は、
「インサイダー取引規制に触れるのでFGIからは何も聞かされていない。だから公表できない」ということなのか?
それとも「FGIからは詳細な説明を受けているが、インサイダー取引規制に触れるので飯能市としては、たとえ市議会で質問されても公表するわけにはいかない」ということなのか?
ということすらも明確にしないのです。
そのことが、市議や市民、そしてFGI株主たちの間で様々な疑念や憶測を生んでしまっているのです。
(782字)
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現時点(2017年11月1日)で、改めて【はじめに】を読み返してみて、【何が騒動?/その要因は?】を追加することにしました。
現在進行形の<飯能ムーミンパーク騒動>の特色の一つは
「飯能市があまりにも多くのことを秘密にしているので、市議会議員ですら真相を知らされていない」ということです。当然、市民も「真相を知らされていない」のです。
単に「知らない」ということではなく、「知らされていない」ということが問題なのです。
市議が議会で、フィンテック・グローバル(略称FGI)や、株式会社ムーミン物語が宮沢湖畔で進行させている計画の進捗状況や今後の予定を訊いても、「FGIは上場企業なので株価に大きな影響を与えることになってしまうので公表できない」という答弁が何度も繰り返されるだけなのです。
その「公表できない」という理由も、飯能市は、
「インサイダー取引規制に触れるのでFGIからは何も聞かされていない。だから公表できない」ということなのか?
それとも「FGIからは詳細な説明を受けているが、インサイダー取引規制に触れるので飯能市としては、たとえ市議会で質問されても公表するわけにはいかない」ということなのか?
ということすらも明確にしないのです。
そのことが、市議や市民、そしてFGI株主たちの間で様々な疑念や憶測を生んでしまっているのです。
(782字)
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2017-11-02 Thu
現在進行形の<飯能ムーミンパーク騒動>の特色の一つに
「飯能市が、「純然たる民間企業のビジネスであるメッツア事業に出資をするか?ということも挙げられます。
飯能市民はムーミンランドが出来るのを歓迎し、開園を心待ちにしていますが、それは飯能市が注目され、認知度や期待度が上がり、税収増を初めとして、大きなる経済効果と定住人口の増加が期待されるからです。
しかも、それは「民間企業の事業」として完成されるから歓迎しているのであって、市民の税金が多額に投入されることになるなら、市民の歓迎度は異なってくるでしょう。
例えば、飯能市が誘致した企業の敷地について、自治体として公道整備や上下水道等の公共インフラ、周辺の環境整備に自治体として当然の支出をすることに反対する市民はいないと思いますが、民間企業の事業用敷地内のことへの支出は議会の承認を得る必要がありますが、その内訳や金額はまだ公表されているわけではないので、市民の間では様々な憶測が飛び交っています。
その最たるものがFGIが突然掲げ出した「地域SPC」なる怪しげな「手法」なのですが、これについては別の機会に触れることにします。
SPC = Special Purpose Company = Specious Paper Company
(517字)
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