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★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.01       「いままでの経緯」と「これからの展開」を書いていきます!  
  
きょう(9/13)の文化新聞1面に下記の見出しの記事が載っています。

市内外から運営事業者公募  
子どもの森公園の飲食店  来年4月オープンへ


飯能市は、同市阿須の「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」で、新たな施設となる飲食店の建設工事に伴う樹木の伐採作業に入った。オープンは来年4月。8日開かれた市議会常任委員会の経済建設委員会(松橋律子委員長)で、同飲食店の管理者公募、提供する料理などについて質疑が行われ、公園利用者に関心の高い飲食店メニューについて、北欧感のあるファストフードとコーヒーなどが考えられていることが、市答弁から分かった。
  (以降はサイトを参照のこと)

リンク先の全文をお読み下さい。

この<トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園>は、近いうちに、フィンテックグローバル(FGI)を指定管理者に指名することが議会で公表され、文化新聞でも報じられています。

そもそも、なぜ、他の管理希望者も公募していない段階から、FGIへの指定を前提にした話を進めるのでしょうか?

その正式な理由はいまだに市民に説明されていません。

もちろん、議会で審議されてもいません。

もし、「あけぼの公園内に飲食店を建設する」のであれば、当然、公園全体の指定管理者に決まった企業が、自身の責任において建てさせればいいことです。

それなのに、なぜ、希望する企業を指定管理者にすることが決まっている公園内に、わざわざ新たな飲食店施設を市の予算で建設するのでしょうか?

しかも、運営を企業に任せると決まっている飲食店のメニューを、市が予め決めることに何のメリットがあるのでしょうか。

この「あけぼの公園の行方」については、これからの事なのでじっくり書いていくことにします。

            (737字)


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| 小久保 達 | 22:51 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.02       「いままでの経緯」で見えないコト・「これからの展開」での危惧を書いていきます!  
 
「いままでの経緯」とは、あけぼの公園が市職員の発案で「ムーミン公園」として造営され、ムーミン原作者から「ムーミンの公園」として承諾されたにも関わらず諸般の理由で、対外的に「ムーミン公園」と名乗れなくなって、期待通りの来園者が得られないながらもなんとか市営の無料公園として維持されてきたが、2015年6月30日の「突然の記者会見」で急に注目を浴び、ついには「宮沢湖のメッツとの統合的な運営」までもが検討されるようになった今日までの経緯のことです。

この「いままでの経緯」の中で「?」「!!」と思うことがいまだに残っているのです。

それは「今まで一度も説明されなかった部分」だけでなく、「説明されてきた内容への疑念」もあります。

これに対して「これからの展開」とは、宮沢湖畔に2019年秋に開園が予定されている<メッツア・ヴィレッジ>という入場無料の観光商業施設、さらに2019年春に開園が予定されている<ムーミンバレーパーク>という有料のテーマパーク、さらにはそれらを所有するFGIという投資事業会社と商業施設やテーマパークの運営会社とされるムーミン物語という会社、それらと飯能市との関係がどのようになっていくかという期待と疑念と予想のことです。

この「これからの展開」への疑念と予想の中でも、当項目では、あけぼの公園の ことだけに絞り込んで書いていきます。

           (600字)


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| 小久保 達 | 22:55 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.03       昔「ムーミン公園」名称使用で交渉したのは誰? どの会社? 話し合った条件は?  
   
あけぼの公園の「これまでの経緯」の中で最大の疑問は「日本でムーミンの著作権を管理する会社から、ムーミン公園と名乗る了解を得られなかった」という経緯です。

それは本当なのでしょうか?

なぜ私が疑問に思うのでしょうか?

それは「あけぼの公園がムーミン公園と名乗ることをその著作権管理会社が認めなかった」ということが今でも信じられないからなのです。

あけぼの公園は無料の市営公園なのです。入場料を徴収して儲けようという営利事業ではないのです。

それでも、飯能市としてはムーミンという名称の使用料を請求されれば支払うのですから、その著作権会社にとってはメリットだけがあって、何のデメリットも無いのです。

もし、将来、どこかの民間企業がムーミンのテーマパークを開設する計画が出てきたとしても、飯能市のムーミン公園は何の障害にもならないのです。

しかも、その交渉当時には既にたくさんのムーミングッズが市場に人気を得ていたのですから、あけぼの公園内にムーミングッズショップを開設すれば、その著作権管理会社も、グッズの製造会社も、そのショップを運営する会社も大きなメリットが得られるのです。

飯能市も、園内のグッズ販売店から店舗の家賃収入も得られたのです。飲食店を公募して応募者があれば、そこからも場所代を得られたのです。

著作権管理会社が「公園の運営受託」を希望すれば、委託することで公園維持経費の削減もできたのです。

どう転んでも「著作権管理会社があけぼの公園をムーミン公園にすることを拒否した」理由が思い当たらないのです。

なので私は当初から「著作権管理会社とは正式な交渉」「粘り強い交渉」を「実はしていなかったのではないか」という疑念をずっと抱いているのです。

これと似たような「交渉の疑念」はその後、「新図書館建設or閉店した丸広東飯能店の購入」という時にも生じました。

そして、この時、市が議会や市民に説明してきた「丸広東飯能店は構造的に図書館には適さない」ということの殆どが「嘘」だったとという前例が有るのですから、この「著作権管理会社との交渉とその結果」の真実を明らかにして欲しいものだと思っています。

そのためにも下記の質問に答えて欲しいものです。

(1)その日本での著作権管理会社とはどの会社のことなのでしょうか?

(2)その会社は今もムーミン著作権を管理している会社なのでしょうか?

(3)その会社と「公園の名称使用」に関する交渉を行ったのでは、当時の市職員の誰なのでしょうか?

(4)その交渉はいつ、どこで行われたのでしょうか?

(5)そしてその交渉の相手方は誰だったのでしょうか?


           (1098字)


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| 小久保 達 | 18:09 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.04        FGIは「あけぼの公園の存在」を飯能市からのアプローチがあるまで知らなかったのか?

あけぼの公園の存在は、「ムーミンパーク騒動」に関して、重要な要素になっています。

その一つが「飯能市に決まったプロセスの真偽」です。

飯能市は2015年6月以降、一貫して「飯能市の方からFGIにアプローチして誘致を働きかけた」と公表しています。

この主張は「メッツアが実現したのは飯能市(市長・担当者)の成果だ!」ということを強調したいからということは理解できます。

しかし、これは逆に言えば、「FGIは飯能市からのアプローチを受けるまでは飯能市をムーミンテーマパークの候補地の一つとして認識していなかった」ということになります。

現に、2014年に、朝日新聞の社会面に「ムーミンのテーマパークが日本に!」という記事が掲載されたときは「FGIは関西か関東の通勤圏で最適地を探している」という内容で、飯能市という名前はどこにも記載されていなかったのです。

つまり、この記事が掲載された時点では、FGIは「ムーミンのテーマパークを日本で開設する」と決定していた段階でも、飯能市のあけぼの公園の存在を知らなかったということを意味していることになります。

ムーミンのテーマパークに多額の投資をして本気で日本に開設しようという企業が「15年も前から利用されているトーベヤンソン公認のムーミン公園の存在を知らなかった」ということは、FGIや担当者の「ムーミンへの愛着度」はその程度だったということを物語っているということになります。

逆に、FGIは「あけぼの公園の存在を知っていて、FGIのほうから飯能市に候補地の一つとして打診していた」のであれば、飯能市の「こちらから誘致を働き掛けて実現させた!」という説明は「嘘」だということになります。

この「真偽」を明らかにすることは無意味なことなのでしょうか?

           (755字)


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| 小久保 達 | 23:38 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.05        「メッツアとの一体運営」=「FGIへの運営委託」なのでしょうか? 
  
あけぼの公園の存在は、「ムーミンパーク騒動」にとっては重要な要素になっています。

前回の「飯能市に決まったプロセスの真偽」の次に言及したいのは
「あけぼの公園全体の管理をFGI及び㈱ムーミン物語に任せるということが既定路線になってしまっていることです。

既に、市議会でも報告され、2015年11月26日付の文化新聞にも掲載されており、私はそのことを翌日の当blogに書き込んでいます。
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=2478

私自身は、公共施設の運営赤字を縮小し、さらには利用者への便宜を向上させ、稼働率を上げることになる「民間委託」そのものには原則大賛成です。

問題は、管理を任せることになる企業の姿勢と能力と委託する金額です。

実質的に「ムーミン公園」として親しまれてきたあけぼの公園が、ムーミンテーマパークを開園しようとしている<FGI・ムーミン物語>に管理を委託させるために「宮沢湖と阿須の一体運営」という大義名分を強調していますが、本当にそのことが飯能市のプラスになるでしょうか。

宮沢湖のメッツアと阿須のあけぼの公園の運営が、<FGI・ムーミン物語>になることによって、あけぼの公園誕生の経緯を知らない大多数の来場者は、「あけぼの公園もFGIが造った」と思い込んでしまうのではないでしょうか?

当然、FGIも世間的には「指定管理者という黒子の存在」のポーズをとっていたとしても、株主という身内や出資を募りたい投資家たちには「自分たちの実績として誇示する」かもしれません。

その結果、「市役所と市民で造って運営してきた長い歴史が忘れられてしまう」ことになる可能性が極めて大きいのではないでしょうか。

「無料の市営公園だったという誇れる市民の歴史を守る」ためにも、あけぼの公園はFGIに運営委託をしないほうが良いと考えているのは私だけではないはずです。

もし、民間企業に運営管理を委託するのであれば、<FGI・ムーミン物語>とは無関係の会社や団体の中から選んだほうが良いのではないでしょうか。

今後の「市の判断」を注視していきたいと思っています。

           (854字)


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| 小久保 達 | 23:08 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.06       市営公園内に税金約1億円を投じて建設する「2階建て99㎡の飲食店」の年間家賃が30万円とは!!  
       
あけぼの公園の存在は、「ムーミンパーク騒動」にとっては重要な要素になっています。

「飯能市に決まったプロセスの真偽」「FGIへの運営委託の是非」の次に言及したいのは「公園内に税金で建設する飲食施設の家賃」です。

2017年9月13日付の文化新聞にはその飲食施設の概要として下記のように書かれています。
「建設場所は、公園東側にある「水浴び小屋」の北西側。建物は木造2階建てで、延床面積は約99平方メートル。入口正面に厨房、右側にトーベ・ヤンソン氏の書籍などの展示スペースと売店、左側に休憩スペースが配置される。」

さらに同紙には建設費用として、9月8日に行われた市議会常任委員会の経済建設委員会(松橋律子委員長)での質疑が下記のように書かれています。
▽委員=当初予算に建設費が計上されている。全部で1億3600万円。工事請負費が1億1500万円、設計委託料が800万円など。
 ▽市=飲食店については3月議会に9500万円という補正を頂いている。これは設計が1000万円で、建築工事費が8500万円。ここで、設計がほぼ終了したので、発注手続きに入っている。
 ▽委員=建物で8000万円はゴージャス。その内容は。
 ▽市=図面を見る限りでは、「きのこの家」(園内施設)があるが、そういった中で飲食ができると。多少なり、仕掛けというか、そういったものもある。
 ▽委員=店の中に展示スペースがあるが、「森の家」(園内施設)にも展示スペースがある。そことの兼ね合いは。
 ▽市=飲食店内の展示スペースは、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園ということで、トーベ・ヤンソンさんの作品などを展示したい。


これから建設費総計9500万円をかけて新たに建設する飲食店舗を民間企業に貸し出す際の家賃に関して、同紙面ではさらに下記のように書かれています。
同議案は、阿須運動公園売店の使用料1か月1万5000円(公園進入路近くにあった「森の店」使用料)を廃止し、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園内に新たな施設として整備を進めている飲食店の使用料について1か月2万5000円に定めるもの。今回の条例では、公園管理者(市)から公園施設を管理する形での許可を受けた者に対して使用料を定める。


みなさん、ここでよ~く考えてみて下さい。

市営公園の中に、土地代を除いて上物だけで1億円の税金をかけて建てる新築2階建て99㎡の店舗を、営利企業に貸すときの家賃が「月額25000円(年間30万円)が「妥当」でしょうか?

1坪の月額家賃が757円というのは飯能市内の街中の店舗家賃の1/10以下なのです。

この「初めから非常識に安く設定する家賃」について質問する市議会議員はいなかったのでしょうか?

           (1142字)

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| 小久保 達 | 22:25 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.07       税金で建てた飲食店を世間相場より遥かに低額な家賃で貸すのは「特定企業への利益供与」であり「市への背任行為」なのですが・・・・ 
   
あけぼの公園の存在は、「ムーミンパーク騒動」にとっては重要な要素になっています。

「飯能市に決まったプロセスの真偽」「FGIへの運営委託の是非」の次に言及した「公園内に税金で建設する飲食施設の家賃」は、これから徐々にいままでにない重要な要因になるでしょう。

飲食店を貸す場合の家賃は、その店舗周辺の商業的な価値によって上下します。

「人通りが多く、しかも目立つ場所」にある店舗の家賃は高く、その逆に「人通りが少なく、しかも目立たない場所」にある店舗の家賃は安いのが社会の常識です。それが家賃相場というものです。

しかし、新しい地域や新しい商業施設の中に創られた店舗の場合や、その店舗の商業的価値が未確定で「相場家賃が決めにくい」店舗物件に関しては「売り上げ金額に応じて家賃を連動させる」という歩合制家賃にするのが一般的です。

例えば「10%の歩合家賃」に決めた店舗の売り上げが「月間100万円だった月の家賃は10万円」であり、「月間300万円だった月の家賃は30万円」になります。

逆に「月間50万円だった月の家賃は5万円」になるのですが、最初に取り決めした「最低金額」を超えられないテナントは退去させられることになります。

賃貸する店舗の大家に、その地域や施設への集客力が強い場合は、当然歩合は高く設定され、逆に集客力が弱い場合は低く設定されます。

この歩合は、入居するテナントの業種業態によっても上下します。

飲食店のように利益率の高い業種は家賃歩合も高く設定され、書店のように利益率が低く固定されている業種では家賃歩合は低く設定されます。


ここで<あけぼの公園>の場合を考えてみましょう。

公園の年間来場者数は既に定着し、これからはさらなる上昇が確実なのです。そして、それらの来場者増のための広報やイベントは飯能市が行うのです。

こういう「大勢のお客が来ることが確実で、さらなる増加が期待できる施設内の店舗家賃は「月額固定制」ではなく「売り上げ歩合制」で決めるのがビジネスの常識です。

この新しい飲食店の売り上げ金額が年間5000万円だとして「家賃を売り上げの10%」に設定すれば500万円にもなるのです。

もちろん、「年間家賃収入の総額」は、この飲食店の魅力と飯能市のPRによって、上にも下にも変動することは予想されます。

この公園内に新設される飲食店を借りる企業を「入札で公募」すれば、10%以上の歩合を提示する会社が何社もあり得るのです。

そのように「年間の家賃収入500万円以上が見込める」市営公園内の飲食店を「年間30万円の定額家賃で貸す」ことは、その借りた特定企業への利益供与だけではなく、飯能市に入金されるべき公金を意図的に減少させることは「背任」なのではないでしょうか?

飯能市議の中でそのことを質問した人はいるのでしょうか?

           (1198字)


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| 小久保 達 | 20:23 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.08       公園全体の運営管理者と、新造する飲食店の運営管理者との関係は? 
   
<あけぼの公園>関連の疑問はまだまだあります。

2017年9月13日付の文化新聞にはその飲食施設の運営者公募については下記のように書かれています。

同飲食店では北欧を連想させる食事を提供する。また、施設の運営者については募集要項を制定後、広く公募し選定することなどが、9月議会前の全員協議会などで市から説明されている。

ということは、その運営を受託する会社はまだ応募も受け付けていない段階なのですが、飲食店のメニューについては「大家である飯能市が支持をするのが当然だ!」と思っていることが、下記の記事内容から伝わってきています。

8日開かれた市議会常任委員会の経済建設委員会(松橋律子委員長)で、同飲食店の管理者公募、提供する料理などについて質疑が行われ、公園利用者に関心の高い飲食店メニューについて、北欧感のあるファストフードとコーヒーなどが考えられていることが、市答弁から分かった。

この段階で市民が疑問に思うのは「新しく建てる飲食店の運営管理者と、あけぼの公園全体の管理運営を任せることになる会社」との関係です。

この疑問に対して飯能市の担当者の答弁が下記のように書かれています。

▽委員=公園の管理と飲食店運営の関係は。
▽市=公園管理全体については、今現在も市の直営で管理している。今回、その飲食店のみについて管理して頂く事業者に対して、公園の使用許可を出して管理して頂くもの。


この飲食店がオープンする2018年4月の時点では、確かにまだ市の直営であることは確実です。だから(将来的に公園を管理することになる企業がどこであれ、市は「その飲食店の件に限って使用許可を出して管理して頂く」という答弁です。

つまり、「公園全体を管理運営して貰うことになる会社」とは切り離して、「公園内に新設する飲食店だけの管理運営を任せる」会社を市が公募して審査して決めるというわけです。

普通に考えれば「公園全体の管理運営を民間企業に任せることが決まっているのであれば、公園内に建てる飲食店の運営管理も同じ企業にしたほうが合理的かつ効率的だ」と思うのですが、それだと現時点で「公園管理を委託する企業」を早く決定しなければなりません。

「あけぼの公園の管理はメッツアとの総合的な運営が望ましいのでFGIに指定する」ということは1年も前に議会で表明していたくせに、いまになって下記のように答弁しているのです。

▽委員=今、あけぼの子どもの森公園の指定管理者の話が出ているが。
▽市=トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園は飯能市のイメージアップにつながる公園なので、慎重に検討している段階である。


これは「(飯能市のイメージアップにつながる公園)だからいつまでも飯能市が直営していきたい」という意味にもとれますが、「だからこそメッツアを運営するFGIに任せたい」という意味にも受けとれます。 

この答弁は、「新しい飲食店の運営もFGIに委託することが既に決まっているのではないのか?」と市議や市民から突っ込まれたときのための「逃げ口」なのです。

           (1236字)


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| 小久保 達 | 16:10 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.07       10/28土に「開園20周年記念式典」 
実は、「開園20周年記念式典」が市主催で10/28(土)に開催されることを、きょう(10/27)付けの文化新聞の記事で、初めてしりました。

さっそく<トーベ・ヤンソン・あけぼの子どもの森公園>サイトにアクセスしてみたら下記のように掲載されていました。
https://www.city.hanno.lg.jp/akebono

↑は見にくい表示ですが、イベント内容については別途facebookに掲載されています。↓
https://www.facebook.com/1728639050783148/photos/a.1747839442196442.1073741828.1728639050783148/1881176532196065/?type=3

上記サイトに告知チラシが掲載されていますがそれによると開園記念イベントは28と29の二日間ですが、記念式典は28(土)の10時からのようです。

私はきょうまで一度もこのチラシを見たことはありませんでした。

文化新聞の記事によると、フィンランド大使館一等書記官、㈱ムーミン物語のロバート・ハースト社長も出席するそうです。

私は残念ながら、自分が主催する有望若手応援寄席と重なってしまっているので行けそうにもありません。

FGI株主達が投稿しているYahoo!8789掲示板にも、まだこのことを投稿している人はいないようなので、とりあえず私が投稿しておくことにしました。

           (428字)


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| 小久保 達 | 14:12 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【あけぼの公園の行方】No.10      公園内の飲食施設運営に関する「不都合な事実」?
昨日(11/08)の文化新聞一面に下記の見出し記事が載っていました。

    民間から運営事業者公募 
    子どもの森公園の飲食店
    開店は3月末以降


現在、同公園ムーミン屋敷東側のアケボノスギ植林地で建設中の新施設、飲食店は床面積約99平方メートルの木造2階建て。設計は、園内の特徴的な建物をデザインした都内の村山建築設計事務所が担当した。

いままで、同紙の記事では、「運営事業者には99㎡の施設を月額25000円の家賃で貸す」としか書かれていませんでしたので、私はてっきり
「土地代を除いて約1億円で建てる99㎡の商業施設の月額家賃が25000円であるのは余りにも安すぎで利益供与に相当する」と思っていましたが、どうもそうではないようです。

私がある信頼できる複数の筋から得た情報では、「業者に貸すのは施設内の厨房と売店のごく僅かなスペースだけ、大部分の面積を占める飲食スペース、休憩スペース、ギャラリースペース、トイレなどは誰でも使用できるスペースで、その業者に貸すスペースは全体の1/5以下」ということでした。

例えば20㎡の厨房売店スペースの家賃としては「不当利益といえるほど異常に安すぎる」というほどではありません。もちろん、月額固定家賃よりは売上歩合制にしたほうが「市と業者の双方にメリット」が有るということには変わりは有りません。

ところが、今回の記事には、業者に貸す施設の面積には一切触れられていません。


これは飯能市の担当者が文化新聞記者に渡した報道資料に記載されていなかったのか、記載されていたが記者がその部分を記事に書かなかったのか、それは私には判りません。

           (653字)


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| 小久保 達 | 23:16 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能ムーミンパーク騒動記★::あけぼの公園の行方 |
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