2016-11-17 Thu
先日、市内某所で行われた<飯能アルプスについての意見交換会>で真っ先に話題になったのは「山の中に案内看板が極めて少ない」ということでした。
<飯能アルプスについての案内板>ではなく、
「●●山 ⇒ 山頂まで○km」とか
「■■方面 ⇒」という、方向と距離の案内板のことです。
私自身の「辛かった飯能アルプス山歩き体験」から痛感したのは、途中でリタイアして下山する時の「●●駅まで○キロ ⇒」という案内板の必要性でした。
その時は、私に付き添ってくれる、山に詳しい人がいたからよかったのですが、私一人で下山することになっていたら、方向や道が判らないので絶対に迷ってしまったと思います。
人間の背丈もあるような大きな看板であれば、製作にも設置にもかなりの経費を要します。それを飯能市内全ての山歩きの道に設置するとなると千万円単位の予算が必要でしょう。もしかしたら1億円くらいは軽く超えるかもしれません。
しかし、それでも数年間に分けて予算化すれば不可能なことではありません。
ところが、
「市有林ならともかく、私有林なら所有者の了解を得なければ勝手に設置することはできない」
「所有者の中にはハイキング客に山の中を歩かれるとゴミを放置されたり、荒らされたりするので自分の土地の中には来てほしくないから、案内板なんて設置するなという人もいる」
「しかも所有者全員を森林組合や市役所が把握できているわけではない」
「把握できている所有者の中には市外や県外、遠方に住んでいる人も少なくない」
という事情を説明する人もいました。
しかし、だからといって「山歩きの人たちの安全のための案内看板」を設置しないわけにはいきません。
これは「飯能アルプス云々」とは別に、森林文化都市を標榜し、観光立国を目指す飯能市としては、早急に取り組まなければならない課題です。
その道標としての案内看板とは別に、飯能アルプスに関する説明を表示する観光看板も必要です。
その設置場所は飯能駅だけでなく、市内の各駅の改札を出た所にも必要かもしれません。
でも、「飯能アルプスの説明」だけなら、看板は不要で、そのためのパンフレットだけで充分だという意見もありました。
確かに、それはそうですね。
(933字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
<飯能アルプスについての案内板>ではなく、
「●●山 ⇒ 山頂まで○km」とか
「■■方面 ⇒」という、方向と距離の案内板のことです。
私自身の「辛かった飯能アルプス山歩き体験」から痛感したのは、途中でリタイアして下山する時の「●●駅まで○キロ ⇒」という案内板の必要性でした。
その時は、私に付き添ってくれる、山に詳しい人がいたからよかったのですが、私一人で下山することになっていたら、方向や道が判らないので絶対に迷ってしまったと思います。
人間の背丈もあるような大きな看板であれば、製作にも設置にもかなりの経費を要します。それを飯能市内全ての山歩きの道に設置するとなると千万円単位の予算が必要でしょう。もしかしたら1億円くらいは軽く超えるかもしれません。
しかし、それでも数年間に分けて予算化すれば不可能なことではありません。
ところが、
「市有林ならともかく、私有林なら所有者の了解を得なければ勝手に設置することはできない」
「所有者の中にはハイキング客に山の中を歩かれるとゴミを放置されたり、荒らされたりするので自分の土地の中には来てほしくないから、案内板なんて設置するなという人もいる」
「しかも所有者全員を森林組合や市役所が把握できているわけではない」
「把握できている所有者の中には市外や県外、遠方に住んでいる人も少なくない」
という事情を説明する人もいました。
しかし、だからといって「山歩きの人たちの安全のための案内看板」を設置しないわけにはいきません。
これは「飯能アルプス云々」とは別に、森林文化都市を標榜し、観光立国を目指す飯能市としては、早急に取り組まなければならない課題です。
その道標としての案内看板とは別に、飯能アルプスに関する説明を表示する観光看板も必要です。
その設置場所は飯能駅だけでなく、市内の各駅の改札を出た所にも必要かもしれません。
でも、「飯能アルプスの説明」だけなら、看板は不要で、そのためのパンフレットだけで充分だという意見もありました。
確かに、それはそうですね。
(933字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
2016-12-06 Tue
一昨日(12/4)の意見交換会で特に話題にしたことの一つは〈観光トイレ〉でした。女性だけではなく、男性にとっても切実な問題です。
同じ「トイレが無い!」という事態でも、そのことを予め知っていた場合と、「当然トイレは有る!」と思い込んでいた場合とでは、そのショックや憤りはかなりの隔たりがあるものです。
雑誌やTVで取り上げられるだけでなく、パンフレットも大量に印刷されているハイキングコースなら、初めて歩く人は「観光パンフで来てください!」来てみませんか!と誘っているのだからコースの要所要所にはトイレは有るだろう」と思うものです。
しかし、実際の飯能の山の中は、飯能駅から近い、天覧山や多峯主山、龍崖山などには清潔な観光トイレがありますが、飯能アルプスと称されるエリアにはほとんどありません。
もちろん、山の中の各所に観光トイレを設置するには億単位の経費が必要ですし、清潔な環境を維持するにも毎年多額の維持費が必要になってきます。
これをすべて飯能市の税金で賄うことに対して、市民の中には「他に優先順位の高いものがたくさん有る!」「飯能市にお金を落とさないハイカーのために貴重な税金を使うのは間違っている」という意見の人も多いでしょう。
それはそれで理解できます。
しかし、観光飯能の魅力アップのために「観光トイレ建設の経費」が認められたのであれば、その設置場所の優先順位は、飯能駅南口のトイレよりは、ハイカーが多いルートのトイレだと思うのですが、どういうわけか、実際には飯能駅南口に建設されました。
あのトイレ一か所の予算で、ハイキングルートの簡易トイレが幾つも設置できたでしょうか。
コンビニのトイレが充実してきて以来、行政が税金で街中に公衆トイレを新たに設置する時代はとっくに終わっているのですが、この〈変化に対応する〉という認識が無いのでしょうか。
観光トイレのことは、飯能アルプスとは関係無しに、観光飯能のためには重要なことだという認識は誰にも有ると思うのですが・・・・。
(872字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
同じ「トイレが無い!」という事態でも、そのことを予め知っていた場合と、「当然トイレは有る!」と思い込んでいた場合とでは、そのショックや憤りはかなりの隔たりがあるものです。
雑誌やTVで取り上げられるだけでなく、パンフレットも大量に印刷されているハイキングコースなら、初めて歩く人は「観光パンフで来てください!」来てみませんか!と誘っているのだからコースの要所要所にはトイレは有るだろう」と思うものです。
しかし、実際の飯能の山の中は、飯能駅から近い、天覧山や多峯主山、龍崖山などには清潔な観光トイレがありますが、飯能アルプスと称されるエリアにはほとんどありません。
もちろん、山の中の各所に観光トイレを設置するには億単位の経費が必要ですし、清潔な環境を維持するにも毎年多額の維持費が必要になってきます。
これをすべて飯能市の税金で賄うことに対して、市民の中には「他に優先順位の高いものがたくさん有る!」「飯能市にお金を落とさないハイカーのために貴重な税金を使うのは間違っている」という意見の人も多いでしょう。
それはそれで理解できます。
しかし、観光飯能の魅力アップのために「観光トイレ建設の経費」が認められたのであれば、その設置場所の優先順位は、飯能駅南口のトイレよりは、ハイカーが多いルートのトイレだと思うのですが、どういうわけか、実際には飯能駅南口に建設されました。
あのトイレ一か所の予算で、ハイキングルートの簡易トイレが幾つも設置できたでしょうか。
コンビニのトイレが充実してきて以来、行政が税金で街中に公衆トイレを新たに設置する時代はとっくに終わっているのですが、この〈変化に対応する〉という認識が無いのでしょうか。
観光トイレのことは、飯能アルプスとは関係無しに、観光飯能のためには重要なことだという認識は誰にも有ると思うのですが・・・・。
(872字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************