2017-03-09 Thu
当blogが3/1(水)未明から3/8(水)の17時まで、ドメイン使用料未納で「消滅」してしまっていたので、この期間はまったく更新ができなくなってしまいました。
そのため3/2(木)の飯能市議会一般質問の本会議場で明らかになった「大久保市長の再選出馬宣言」を書き込むことができませんでした。
翌日(3/3)の文化新聞には下記の見出しで載っていました。
大久保市長、2選出馬へ
「来期も大汗かきたい」
飯能市の大久保勝市長(64)は、今夏執行の任期満了に伴う、同市長選挙へ2選めざして出馬する。2日の同市議会一般質問に登壇した中元太議員(公明党)の質問に答えた。
同市長選には、現職市議の椙田博之氏(53)=5期=が出馬への意欲を見せているほか、他の保守系ベテラン議員も名乗りのチャンスを伺っている。
この記事の続きは文化新聞社サイトを見て下さい。
(いつまで表示されているかは判りませんが・・・・)
この「保守系ベテラン議員」というのは、市長選の度に毎回噂に出る野田市議ではなく、K市議と見られています。市議に「K」は3人いますが、既に市長選への出馬を表明した椙田市議と同期の市議だと言われています。
候補者と選挙対策本部長の立場になって選挙戦略を立てる場合、「対抗馬との一騎打ち選挙」と「三つ巴選挙」「乱立選挙」とでは、それぞれ違ってきます。
大久保市長の場合も、「一騎打ち選挙」と「三つ巴選挙」とでは、選挙戦略は異なってきますが、いずれにしても「自公連立政権を基盤にした公明党との共闘」というのは、大久保市政がスタートした時から定まっていた基本的な戦略の一つです。
4年前の市長選の時は、大久保さんの選対本部長になった椙田市議(当時)以外の市議は公明党の3市議を含めた全員が現職の沢辺さんを応援しました。共産党の4市議は表向きは「中立」「付かず離れず」でした。
しかし、飯能市は「国政選挙には自民党が表に出る」が、市内だけの市議選・市長選・県議選になると「自民党は表に出ない」という特殊な事情が続いています。
「自公連立」は、市長が交代しても、保守系の人が市長である限りは続きます。
公明党の中元議員が、一般質問の一番手に登壇して、大久保市長に「議会で出馬表明する機会をお膳立てする」ということ自体が、大久保市長再選に向けた選挙戦略の一環なのです。その戦術としての「最初の一手」なのです。
その結果、3月7日付けの文化新聞には
大久保市政支える公明
中元議員、議場で表明
という記事になるわけです。
詳細は文化新聞社記事サイト
(1048字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
2017-03-10 Fri
大久保市長は、2013年7月の初めての市長選で、自公連立で公明党の協力を得た沢辺市長に勝って当選しました。この時の沢辺陣営の「自公連立」は、戦略としては結果的には効果が無かったわけです。
もしかしたら、その時の沢辺陣営としては、公明党の協力は「自公連立なのだから当然だ」と思っていて、「選挙戦略」としてはあまり意識していなかったのかもしれません。
しかし、2017年7月の市長選における大久保市長にとっての「自公連立による公明党の協力」は、戦略としてどこまでの結果を生み出すか、それが私にとっては大いなる興味です。
戦術とは「目の前の戦いに勝つための策略」ですが、戦略とは「戦わないで済ませるための策略」もしくは「戦わずに勝つための策略」「戦うことになったのであればその戦いを有利に進めるための策略」です。
今度の市長選では、同じ保守系の、かつての盟友である椙田市議が対立候補として立候補することが確実視されています。選挙の一般論では「現職の盟友がその現職と袂を別って対立候補として一騎打ち選挙になった場合は現職に不利」というのが定説です。
しかし、今度の市長選で、現職の大久保市長が、公明党市議3人の協力を取り付けたということは、「これ以上、保守系の現職市議からの立候補者を出させない」ということが狙いかもしれません。
噂されているベテランの保守系市議Kさんは、もしかしたら市長選への立候補は選択しないかもしれません。それは市議選の立候補届の締め切り日である4月16日には判明することです。
もしK市議が市議選での自身の6選を目指して立候補したら、7月の市長選への立候補は無くなります。
しかし、ここで現職市長にとって最大の壁は「新人との一騎打ち選挙になってしまう」ことです。
「2期目の現職は選挙では負けない」というのは対立候補が泡沫であったり、無投票になる可能性が大きいということであって、有力新人との「一騎打ち選挙」では、現職が負けることのほうが事例としては多いのです。
そこで現職陣営が考える選挙戦略の「次の一手」は、3番手、4番手の立候補者が出てくるようにすることです。
「教科書のような典型的な戦略」は、一騎打ち選挙の相手となる対立候補よりも、若くて、斬新で、元気がよくて、それでいて、地域との馴染みや実績がない無名の第三の候補者、第四の候補者が出てくるようにすることです。
「出てくることを期待する」のではなく、「出て来るような手を打つ」ことです。
(1007字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
2017-03-11 Sat
市長選の争点として避けられないのは<ムーミンのテーマパーク(メッツア)>でしょう。
記憶を辿って今から考えれてみれば、宮沢湖での計画が公表されてから最初の市議会定例会である9月の一般質問から、椙田市議は、この計画の不明瞭な点や疑問点を取り上げ、大久保市長の答弁が感情的になるということが何回か見かけられました。
当然、市長選では、椙田市議は、「メッツア」を推進しているフィンテックグローバル社(FGI)や株式会社ムーミン物語の計画延期の理由や頓挫の可能性などを争点にしてくるものと思われます。
そのため市長陣営にとっての課題は、市民の間に誤って浸透してしまっている「飯能市はメッツア事業に税金を投入している!」とか「ムーミン基金を民間企業のビジネスに投じるのはおかしい!」とか「メッツが開園できないような事態になったら市長の責任が問われる!」という誤解をどのようにして払拭していくのかということです。
逆に言えば、椙田陣営は、その「市民の誤解」を放置しておくことを戦略の一つにするのかもしれません。
(476字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
2017-06-18 Sun
昨日(6/17)は大久保市長の「市政報告会」が飯能市民会館大ホールで開催されました。
私はいつものように会館玄関前で、8月下旬に市民会館小ホールで公演する芝居『飯能アルプス物語』のチラシを配布していました。
開演後10分でチラシ配布を終え、大ホール入口で来場者カードに住所・氏名を記入して入場。
私は、受け取って貰えたチラシの枚数から、ホール入場者の「人数の概算」を的中させることが「趣味」のようになっています。
昨日は玄関入口前で受け取って貰ったチラシが355枚だったので、「来場者は5割~6割」ときょうも推測してから入場。結果は的中でした。
場内での来場者誘導がなされていなかったのか、客席の前方はかなり空いていました。
私の事前の予想では「満員・立ち見」になると思ったのですが、「客席の半分程度」というのは意外でした。
帰宅後にある来賓がfacebookに投稿していた「場内で撮った写真」を視ましたが、アングルを工夫していたのか、写真では「空席が大きく目立つ」ことはありませんでした。
4年前の市長選の直前に大ホールで開催された大久保陣営の「決起大会?(市政報告会?)」に行った時も、同じように「来場者数の推測」をしたはずなのですが、その時の「場内の入り」がどの程度だったのかはいまでは全く覚えていません。
きょうの集会は「市政報告会」と銘打たれてはいても、その実情は「選挙に向けて支持者の結束を高める決起大会」です。
「決起大会」で「戦うムード」を高めるためには「来場者が客席の半分程度」では、盛り上がりに欠けてしまいます。
聞くところによると椙田候補陣営では、告示前に市民会館の大ホールや小ホールでの集会はやらないようです。「やれない」のではなく「やらない」のだそうです。
客席が固定されているホールでの決起集会は、来場者が期待通りでなかった時の「ガッカリ感」のリスクが大きいので、「開催しない」というのもこれからの選挙戦術としては検討していく必要を感じました。
(836字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
私はいつものように会館玄関前で、8月下旬に市民会館小ホールで公演する芝居『飯能アルプス物語』のチラシを配布していました。
開演後10分でチラシ配布を終え、大ホール入口で来場者カードに住所・氏名を記入して入場。
私は、受け取って貰えたチラシの枚数から、ホール入場者の「人数の概算」を的中させることが「趣味」のようになっています。
昨日は玄関入口前で受け取って貰ったチラシが355枚だったので、「来場者は5割~6割」ときょうも推測してから入場。結果は的中でした。
場内での来場者誘導がなされていなかったのか、客席の前方はかなり空いていました。
私の事前の予想では「満員・立ち見」になると思ったのですが、「客席の半分程度」というのは意外でした。
帰宅後にある来賓がfacebookに投稿していた「場内で撮った写真」を視ましたが、アングルを工夫していたのか、写真では「空席が大きく目立つ」ことはありませんでした。
4年前の市長選の直前に大ホールで開催された大久保陣営の「決起大会?(市政報告会?)」に行った時も、同じように「来場者数の推測」をしたはずなのですが、その時の「場内の入り」がどの程度だったのかはいまでは全く覚えていません。
きょうの集会は「市政報告会」と銘打たれてはいても、その実情は「選挙に向けて支持者の結束を高める決起大会」です。
「決起大会」で「戦うムード」を高めるためには「来場者が客席の半分程度」では、盛り上がりに欠けてしまいます。
聞くところによると椙田候補陣営では、告示前に市民会館の大ホールや小ホールでの集会はやらないようです。「やれない」のではなく「やらない」のだそうです。
客席が固定されているホールでの決起集会は、来場者が期待通りでなかった時の「ガッカリ感」のリスクが大きいので、「開催しない」というのもこれからの選挙戦術としては検討していく必要を感じました。
(836字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓
クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************