2017-06-04 Sun
市長選も市議選も原則として殆ど大部分が4年毎に開催されます。
その選挙の度に(あるいは選挙の時だけ)住民の中で「地域の現状と将来」に対する関心が少しは高まります。
自分が住んでいる地域の市長選と市議選との間隔がきっちり2年であれば、その地域では、確実に2年毎に、住民の中で「市議会や市役所の在り方」について語り合うことが増えてきます。
しかし、飯能市では長年、市議選と市長選が同じ年の春と夏に行われてきたので、住民が「地域のこれから」について真剣に考える機会が、「2年に1度」ではなく「4年に1度」しか無いのです。
その「4年に1度」の市政選挙で、次の4年後まで、住民の間で「市政への関心を高め、監視を強め、住民参加度が促進される」ようにするには、何を、どうしたら良いのでしょうか?
その一つは「理想的な議会・理想的な市役所」を描いたうえで、その理想に近づくための方法を絶えず、住民の中で「話題」にしていくことではないでしょうか?
理想に少しでも近づくための方法を絶えず、市長と市議に問いかけていくことではないでしょうか?
市長や市議が、住民からのそれらの問いかけに答えないのであれば、「答えざるを得ない」ように追い込んでいくことではないでしょうか。
実は、その「理想の実現に近づけるための場」が議会であり、市長との意見交換なのです。
市長との意見交換が最も効果的なのが市長選の前であり、市長選の最中なのです。
候補者が住民に自分をPRすることが、その候補者の選挙運動であるように、住民が候補者に自分たちの希望や要望への取り組みを約束させるのが、住民にとっての選挙活動なのではないでしょうか。
(708字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓

クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
2017-06-08 Thu
選挙での「争点」は、候補者間の政策や意見の相違ですが、
「焦点」は選挙民の関心が多い問題点や課題です。
例えば、定住人口の増加。
市民だけでなく、大久保市長や椙田前市議や、もしかして出現するかもしれない第3の候補者も、飯能市の定住人口を増やすことは重要視しているでしょう。
だから、市長選では重要な「焦点」です。
しかし、飯能市の定住人口を増やす方法については、それぞれ異なるかもしれません。
だから、ここが「争点」になります。
具体的には「目標設定」があります。
大久保市長は、4年間「定住人口が増えて欲しい」とは言ってきましたが、「〇〇〇〇年までに〇万人を目指す!」という具体的な目標数値を掲げてはいません。
もしも、椙田前市議が「〇〇〇〇年までに〇万人を目指す!」という具体的な目標数値を掲げたら、「人口増加に目標設定が必要な否か」ということも「争点」の一つになるでしょう。
例えば「メッツアと飯能市との関係」「ふるさと納税・ムーミン基金」
市民の関心は極めて高いのですから、「焦点」の一つです。
では、ここに「争点」は有るでしょうか?
「メッツアは本当に開園できるのか?」
「開園しても長続きしないのではないか?」
メッツは、FGIという民間企業のビジネスであって、飯能市はこのビジネスのために1円も出資はしていないのですから、「事業成否の予想」は、市長選の「争点」にはなりません。
だから「メッツアを誘致したのは大久保市長なのだから、メッツアが成功したら、それは大久保市長の手柄だ!」というのは間違いです。
これは逆に言えば、「メッツアを誘致したのは大久保市長なのだから、メッツアが失敗したら、それは大久保市長の責任は重大だ!」というのも間違いなのです。
もしも、大久保市長を支持している人たちが、「メッツアを誘致したのは大久保市長なのだから、メッツアが成功したら、それは大久保市長の手柄だ!」ということをPRしていたら、それは「逆効果」だと注意してあげましょう。
なぜなら、「市長の手柄」ということを前面に出したら、メッツアが失敗したら、その混乱やマイナスは、大久保市長の責任ということになってしまうからです。
逆に、椙田前市議を支持している人たちが、「メッツアを誘致したのは大久保市長なのだから、メッツアが失敗したら、それは大久保市長の責任は重大だ!」ということをPRしていたら、それは「的外れの批判」だと注意してあげましょう。
(1023字)
**********************************************
ここをクリックして戴けるとこれからの励みになります。
↓

クリックすると<地域生活/ 関東ブログカテゴリー>ランキング頁に行きます。
**********************************************
