2017-06-11 Sun
文化新聞6/7(水)付の1面に下記の見出しの記事が掲載されています。
飯能市長選 椙田氏が事務所開き
五輪選手の輩出目指す 森林テーマパークに
記事全文はここから
その中には下記のような記載が有ります。
平成9年、同市議会議員選挙に33歳の時に挑戦し、824票で初当選。以来5期20年間に渡って市議を務め、議長、副議長、議会運営委員長、総務委員会委員長、厚生文教委員会委員長などを歴任。
特に、26年3月、議会改革特別委員会委員長に就任。ペーパーレス化、事務の効率化を図るため、他の自治体に先駆けてタブレット端末を導入、先進的な取り組みとして全国から注目された。
しかし、私はこの「タブレット端末の導入」を初めて知った時「これは議会事務局にとっての“事務改善の範疇”であって、〈議会改革〉と言えるほとの改革なのだろうか?」という疑問を感じたのです。
もしも、この「タブレット端末の導入」を議会改革と言っても差し支えないレベルにまで持っていくとすれば、少なくとも下記の4点を実現させることではないでしょうか?
(1)定例議会の一般質問に立つ市議が、同僚議員や市役所幹部にタブレットで見せるデータは、事前に市議会サイトから市民が自由にダウンロードできるようにする。
(2)一般質問を傍聴に来た市民には、その日、質問に立っている市議が説明しているデータが議場のスクリーンで視られるようにする。
(3)19人の市議全員が自主的に<個人的なfacebook>を開設し、大勢の市民と「文字と画像で記録に残る交流」を始めているようにする。
未だに「Facebookを開設できない」「使いこなせない」という市議には、使いこなしている市議が教えるようにすれば「悪い意味での長老議員と若手議員の上下関係」は無くなっていくのではないでしょうか。
(4)市議会事務局が<facebook飯能市議会>を開設、管理し、全市議に登録させ、「市議が市議に質問する」「市議が市議からの質問に答える」という質疑や意見交換の様子を市民が自由にいつでも閲覧できるようにする。
それはもちろん、書き込む回数も内容、その字数も「市民が閲覧している」ことを前提としたものになります。
市民の書き込みを認めると市議によっては膨大な時間を取られる人も出て来るので、そこまで公開する必要は無いでしょう。
以上の4点の実現に至って、初めて「タブレットの導入」が「市議会改革」を生み出したキッカケになった」と言えるのではないでしょうか。
(1030字)
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2017-06-12 Mon
文化新聞6/7(水)付の1面「椙田氏が事務所開き」の記事の中には
「私には、夢があります。まず、飯能からオリンピック選手を輩出すること。もう一つは・・・・(省略)」と、最初に夢を具現化していくビジョンを語った。
という部分があります。
この「事務所開き」の時に、「飯能から輩出したいオリンピック選手」の具体的な種目を挙げたのでしょうか? それとも「オリンピック種目であれば何でもいい」という趣旨だったのでしょうか?
体育協会会長の就任挨拶ならともかく「飯能からオリンピック選手を輩出するのが夢の一つ」と言うのは、市長になろうという人が、選挙の直前に訴える内容としては、少し物足りなさを感じるのは私だけではないと思います。
もちろん、私も飯能市から「オリンピック選手が何人も続出する」ことは「嬉しい!」ことだと思います。
しかし、市長(候補)としては、それについて「飯能市民全体にとっての意義や意味」を説明することは不可欠ではないでしょうか?
例えばホッケー種目。
「男女ともにホッケーでオリンピック選手を輩出したい」というだけのレベルだけではなく、「2020年の東京オリンピックのホッケー会場を飯能市に誘致することは今からでも可能性はゼロではない!」という信念で、「飯能市には本格的なホッケー競技場が二つ隣接して存在している!」「飯能市をホッケー競技会場にすれば新設計画予算の1/10以下の改装費で済む!」ということを日本中に発信して欲しいのです。
それだけで飯能市が注目されます! 飯能市のホッケー場が注目されるということは、隣接している<トーベヤンソンあけぼのこどもの森公園>も注目されるということです。
新ホッケー専用会場建設を規定路線としている一部の既得権者たちの無視や反対で「飯能移転案」が阻止されたとしても、最低限「オリンピック前の練習会場」には間違いなく選定されることになるでしょう。
もちろん、そのことで飯能市内のホッケー選手の層が厚くなって、選手たちのレベルが上昇し続ければ、2020年以降のオリンピックに出場する地元選手が続出することに自然とつながっていきます。
例えばゴルフ種目。飯能市内には既にゴルフ場が7つもあるゴルフ場天国です。いままで以上に「青少年へのゴルフ指導」の意義が大きくなります。小中学生を対象にした全寮制の養成塾をスタートさせれば、「我が子をプロゴルファーにしたい」親が全国各地から飯能市内に転居してくるでしょう。この中から、オリンピック選手が出て来ることになれば、それも「素晴らしい!」ことです。
市内のゴルフ場で<小中学生を対象にした年代別の全国大会>を定期的に開催されるようになれば、大会の度に大勢の選手家族や応援団が市内で宿泊するようになるでしょう。大会に出場した選手の中には、飯能のゴルフ環境に惹かれて家族で転居してくるようにもなるでしょう。
例えば自転車競技種目。市内の山間部の道路はいつもスポーツタイプの自転車で走行する人たちが絶えません。休日早朝の飯能駅ビルでは、電車から折りたたんだ自転車を抱えて降りてきた人たちが、その自転車を組み立てている姿を頻繁に見かけます。
彼らのための更衣室やシャワー設備を駅前だけでなく、山間部の各所に設置すれば、それだけでさらに飯能市内に「ロードレースの練習」に来る人たちが増えます。市内の小中高校に「自転車競技部」が増え、市内での激しい競争に鍛えられた青少年の中から、将来のプロ選手やオリンピック選手が続出することも叶えられるでしょう。
市長選の選挙演説では、ぜひ「市内からオリンピック選手が輩出されるようになることが飯能市の明るい未来につながる」という具体的なプロセスを語って頂くことを切望しています。
もちろん、市長になったら「実現に向けて着手して欲しい」ものです。
(1588字)
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2017-06-21 Wed
市議選でも市長選でも、立候補予定者は、告示される1カ月ほど前には、「理念・ビジョン・政策スローガン」等を書いたリーフレットを大量に配布します。
椙田さんの陣営でも、A4版両面印刷3つ折りの『輝くまち飯能』を製作しています。
これからの「椙田さんへの質問と要望」は、そこに書かれている内容から引き出しました。
そのリーフレットの中で椙田さんは3つの「提言」を書かれています。
その一つは『新感覚の待機児童解消加速化プラン』と題した下記のような表現です。
待機児童ゼロへの飯能市独自の制度を考えます。民有地マッチング事業、保育士の資格修得と就業継続支援プラン、事業所内保育施設への支援を踏まえて、総合支援プロジェクトを発足します。
市民として真っ先に知りたいのは、「新感覚」ということの具体性です。
椙田さんの認識では、今までの飯能市の保育園行政や市民感覚の中で、どのようなことが「旧感覚」「古い感覚」なのでしょうか?
「何でも行政に依存してしまう」のが古い感覚ということなのでしょうか?
あるいは「既存の保育園の定員を増やすことしか考えられない」ことが古い感覚ということなのでしょうか?
それとも「財源が無ければ何もできないと先送りする」ことが古い感覚ということなのでしょうか?
「民有地マッチング事業」が、「待機児童解消」のための「新感覚」ということなのでしょうか?
現在使用されずに閉鎖されたままになっている丸広飯能店7階と屋上は、駅直結の便利な場所でありながら、充分な屋外運動スペースも確保されているので保育園用施設としては、またと無い「物件」だと思われます。
この「物件」を「待機児童解消加速化プラン」として実現させるとしたら、椙田さんは市長として、どのような新感覚で行動されていくのでしょうか?
市民の中には、柳町の旧大川学園校舎(1階は現在飯能アッさらしー学園が使用中)を「保育スペースに活用できないか」と考えている人もいるようです。
この「物件」を「待機児童解消加速化プラン」として実現させるとしたら、椙田さんは市長として、どのような新感覚で行動されていくのでしょうか?
私の身内の体験や見聞によると、保育士が退職する理由は、結婚以外に「条件の悪い待遇による失望」が多いとのことなのですが、「就業継続支援プラン」とは、保育士の待遇改善ということなのでしょうか? それとも「新感覚」による具体的な支援プランが有るのでしょうか?
「事業所内保育施設への支援」とは、その保育施設に、その事業所で働働いていない部外者でも子供を預けられるようにするということなのでしょうか?
待機児童解消加速化のための「総合支援プロジェクト」に結集させるメンバーとして椙田さんは「新感覚」でどのような人を選ぶお考えなのでしょうか?
そのプロジェクトは、椙田さんが7月から市長になったら、すぐに発足させるのでしょうか?
2018年3月末には、名目上だけでなく実質的にも待機児童ゼロが実現すると期待してよいのでしょうか?
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2017-06-26 Mon
椙田さんの後援会が配布しているリーフレット(A4版両面印刷3つ折り)『輝くまち飯能』に「森林を守ることで市民の皆様に美味しい水を提供します」と題して下記のことが書かれています。
自然を守ることは、土砂崩れや洪水等の天災をなくし安全な街づくりに繋がります。
また、森林を保全することで地面には多くの植物が生い茂り、それを食べる動物や昆虫が暮らしやすくなります。食物連鎖の手助けをすることにより、森の生態系維持能力を高めることが出来ます。
つまり、豊かな森林を守り抜くことが、豊富でおいしい水を未来の次世代に引き継ぐことを意味します。
上記冒頭の「自然を守ることは…」から、五行目の「…を高めることが出来ます」までは、「森林の役割の説明」であって、市長選立候補予定者としての「政策」というわけではありません。
「豊かな森林を守りぬくこと」は、飯能市全体にとっても大きな課題の一つであることについては殆どの市民が認識しています。飯能市にとっての課題は、その「豊かな森林」を、どうやって、「守り抜くのか」ということなのです。
「提言」というからには、特に、市長として、市役所がやるべきこと、市役所が国や県に働きかけて実行すべきことを具体的に述べることなのですが、このリーフレットでは肝心のそれらが何も書かれていません。
森林が荒れる原因は、自然災害だけではなく、「飯能に住んでいない所有者の山林が点在している」ことや「飯能に住んでいるのに森林管理への意欲が無い山主が多い」こと、「鳥獣被害」や「森林整備財源と専門職の不足」等が主な原因です。
椙田さんは、「森林を守る」ために、上記の荒れる原因に対して、どのような対策を打ち出すのでしょうか?
見出しの「森林を守ることで市民の皆様に美味しい水を提供します」という表現は、当然「不味いと言われている県水の引き受けは止める」ということにもなると思うのですが、「県水」については、どのような対応をするつもりなのでしょうか?
上記の表現は、さらに「市営の上水道が利用できない地域を皆無にする」ということにも受け取れるのですが、そのように受け取って宜しいのでしょうか?
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2017-07-02 Sun
椙田さんの後援会が配布しているリーフレット(A4版両面印刷3つ折りの)『輝くまち飯能』に「先進レベルの市役所づくりに向けて」と題して下記のことが書かれています。
繋がり合う体制づくりを行います。それぞれの専門分野に長けた所長同士が助け合い支え合うこと、すなわち組織力の強化・連携の強化を進めていきます。
連携を取ることにより、保険・医療・介護・福祉がスポーティーでスピード感ある取り組みを行うことができます。そして、子どもから高齢者まで、安全で安心して暮らすことのできる街づくりを約束します。
そもそも「先進レベルの市役所」ということが、どのような市役所のことなのかよく判りません。
いまの飯能市役所の中には、当然、「先進レベルではない」と認識されているのだと思いますが、その具体的な事例を幾つか指摘して頂きたいのですが如何でしょうか?
そのうえで、「先進的レベル」の市役所とは、どのような市役所なのか、具体的な部署や仕組み、制度、改革案を幾つか提示して頂きたいのですが、どうでしょうか?
例えば、市民数と職員数の割合、職員の採用資格、採用方法、待遇、評価システム、人材育成、配置転換等での「先進的レベル」とはどのようなことなのでしょうか?
そもそも「繋がり合う体制づくり」という表現そのものが曖昧で抽象的で、具体的なことが何も見えません。
配置転換に一貫性が無いうえに一か所の部署にいる期間が短い市役所、移動に当人の希望を考慮しない市役所では、職員の「専門性が高まっていかない」ものです。
椙田さんは「専門分野に長けた職員」をどうやって「確保する」のつもりなのでしょうか?
外部からの中途採用で集めるのでしょうか?
それとも現在の職員の「専門性を高める」のでしょうか?
そうだとしたら、どのような制度で職員の専門性を高めるつもりなのでしょうか?
「スポーティーでスピード感ある取り組み」と書かれています。その中で「スピード感ある取り組み」は理解できますが、「スポーティーな取り組み」という言い方を私は今まで耳にしたことがありません。これはどのような意味なのでしょうか?
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2017-07-06 Thu
先日(7/4)飯能駅でやっと椙田さんの市選管シールを貼った政策チラシを入手しました。前に当ブログで紹介した「A4版三つ折りリーフレット」とデザイン・レイアウトは違っていましたが、内容はほぼ同じでした。
その政策チラシには「楽しいことは飯能で!」という項目の中で「名栗の花火大会をはじめ、伝統的なイベントを復活させます」と書かれています。
私も「名栗の花火大会の復活」は大賛成です。
でも、復活して欲しいのは、河川敷で開催されていた「名栗の花火大会」ではなく、あくまでも「名栗湖花火大会」です。
飯能河原の花火大会は、その規模(花火の数・集まる見物客)は、全国の花火大会サイトに掲載される中では「誇れるレベル」ではありませんが、名栗湖花火大会は違います。
名栗湖花火大会は、規模的には平凡でも、
「上空で開いた花火が湖面に綺麗に映る」こと、
「山影との距離感で花火が大きく見える」こと、
「花火の音が山間でコダマするので迫力が増す」こと、
「8月でも湖上を渡ってくる涼風が心地よい」こと等で、
都内からでも大勢の見物客を引き付けるだけの魅力的な花火大会だったのです。
私は飯能河原の花火大会を毎年観ていますし、名栗の花火大会も開催された全ての年を観ています。だからこそ、まだ湖上の花火大会を見たことがない、全ての飯能市民のためにも復活を望んでいます。
私が観光協会の会員になった2010年から総会の度に「名栗湖花火大会の復活」をお願いしていましたが、全く無視されてきましたので、ぜひ復活させて欲しいものです。
名栗村では「財政的な事情」と「警備に駆り出される村民の疲弊」が中止の原因だったと言われています。
名栗湖花火大会は、特別送迎バスや駐車場代、有料席の設置などで、警備を外注する経費を賄えるようにすれば、名栗地区の人たちも「花火大会を純粋に気楽に楽しめる」ようになると思います。
「いつかは」ではなく、早ければ今年の8月下旬か9月上旬にはさっそく復活して欲しいとさえ思っています。遅くとも、2018年の夏には復活させて下さい。
「伝統的なイベント」とありますが、復活させたいと考えられているのは、どのようなイベント(伝統行事)なのでしょうか?
私見としては、すっかり飯能に定着した「雛飾り展」を西暦の3月3日に合わせている現行の日程ではなく、本来の季節感を実感できる太陽太陰暦の3月3日(いつも4月上旬頃)の日程に変えることを要望します。
そうすれば、気候も暖かく、桜も見頃であり、しかも、全国各地で一斉に行われている「雛飾り展」とは日程が重ならないので、いままでよりも大勢の来訪者が期待できます。
市川市長の時代には盛んだった「天覧山で初日の出を迎える行事」の復活もお願いします。
もっとも、初日の出の時の天覧山山頂は超満員で、山頂にたどり着けなかったという人もいるほどの人出なので、市長が参加する「初日の出を迎える式典」はスペースが広い「あさひ山」でも良いのかもしれません。
いずれにせよ、「飯能市内には初日の出の絶好ポイントがたくさんある」ことを市内外にPRする好機でもあります。
(1297字)
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