2017-08-17 Thu
文化新聞に<『飯能アルプス物語』未来記>を1ケ前に投稿してみました。10回ほどの連続物なので、とりあえず①②③を一度に送信しました。
それがきょう(8/17)やっと掲載されました。
下記はその全文です。
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『飯能アルプス物語』未来記①
「飯能アルプス」を知っていますか?
小久保 達
みなさんは「飯能アルプス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? 「スーパー・アルプス飯能店」のことではありません。山登りのほうの「アルプス」です。アルプス山脈の「アルプス」です。
「日本アルプス」とか「中央アルプス」や「南アルプス」等は有名ですが、それ以外にも日本各地に「ご当地アルプス」があります。
そう、まるで「〇〇銀座」が全国の繁華街に存在しているように、今は「〇〇アルプス」というのが、山登りや山歩きの名所として定着しているようなのです。
埼玉県内では「奥武蔵アルプス」「長瀞アルプス」「小鹿野アルプス」等があります。面白いことに「秩父アルプス」は有りません。
「飯能アルプス」という呼び方は、10年以上も前から、飯能市内の山々を歩く人たちの中から自然に生まれてきたと言われていますが、認知度が急に高まったのは、何といっても人気アニメ『ヤマノススメ』にその言葉が登場してからです。
どの辺りの山が飯能アルプスなのでしょうか?
何度も市内の山に登っている健脚のベテラン登山者の中には「伊豆ケ岳→高畑山→古御岳→大高山→天覚山→多峯主山→天覧山」という連山ルートに限るという意見が多いようです。
しかし、このルートを一日で走破するのは至難の業です。下山の時でさえも途中何か所もきついアップダウンの道が続くのです。
体重100キロ近い肥満体の私は、一度挑戦してみたのですが、一緒に同行した仲間たちからははるかに遅れ、しかも両足の痙攣が止まらず、斜面で滑った時に折れた枝で右足の脛に刺さり肉がえぐれてしまい、とうとう途中でギブアップしてしまいました。その時の傷跡はいまだに消えていません。
(私に飯能アルプスは無理だ!)
こう思っていた私の救いになったのは、次のような考え方でした。「飯能市内の全ての山々を飯能アルプスと呼んだほうがいい!」。
私もこれに同感です。そうすれば、飯能アルプスは上級者向けの難所コースも、中級者向けの健脚コースも、初心者むけのお散歩コースも、自由に設定できるようになります。
飯能市内には「地図に標高と固有名詞が記されている山が百以上ある」ところから「飯能アルプス百名山」と呼んでもいいのではないかと思うのですが、どんなもんでしょうか。
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(1107字)
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2017-08-18 Fri
文化新聞に<『飯能アルプス物語』未来記>の投稿原稿をとりあえず①②③を送信していましたが、昨日の①に続いて、きょう(8/18)の2面に②が掲載されていました。
下記はその全文です。
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『飯能アルプス物語』未来記②
「飯能アルプス百名山」がもたらす可能性
小久保 達
地図に固有の名前と標高が書かれている山は、飯能市内に幾つあるでしょうか?
私が持っている地図で数えたところ100以上もあったのです。標高1000mを超える山が幾つもあります。
日向沢の峰1356m、有馬山1214m、橋小屋の頭1163m、滝入山1071m、武川岳1052m、蕨山1033m、前武川岳1003m・・・・。
その全ての山が「名山」であるとまでは言いませんが、都心から1時間以内で来られる市町村の中で、地域内に100以上の名前の有る山を抱えた自治体は飯能市だけではないでしょうか。
だから「飯能百名山」という呼び名でもいいのですが、でもそれよりは「飯能アルプス百名山」にしたほうが、市外の人たちには印象的に記憶されると思うのですがどうでしょうか。
駅から近い天覧山195m、多峯主山270mは、標高が低い割には楽しめる魅力が豊富な山です。
飯能地区まちづくり推進委員会が制作した、市民に大人気の「駅からMAP」シリーズ①『天覧山』には「駅から3500歩の山登り」というキャッチフレーズが書かれています。
駅の改札から3500歩で、見晴らしの良い山頂に登れる駅は、日本国内でも珍しいのではないかと思います。
当然「飯能アルプス百名山歩き」のスタート地点は飯能駅です。
飯能駅北口から天覧山を目指す人はもちろん歩きです。そこから多峯主山を経て、高麗川や西武線と平行に高い山を目指していくのを「飯能アルプス高麗川ルート」と名付けてはどうでしょうか?
それに対して、南口から歩いて美杉台の「あさひ山」や龍涯山を経て、名栗川や国際興業バス路線と平行に歩いて高い山を目指していくのを「飯能アルプス名栗川ルート」と名付けてはどうでしょうか?
飯能駅から歩くのは、飯能市内を東から西へ標高の高い方へ登っていくことから「西へ上るルート」という別名も考えられます。
逆に、西武線の正丸駅から高麗川ルートの山を、西から東へ標高の高い山から順に低い山を歩いてくるのを「東へ下るルート」と名付けてもいいでしょう。
この「飯能アルプス百名山」にも多くの商機があります。
一番手ごろなのは「飯能アルプス百名山Tシャツ」と「飯能アルプス百名山手拭」の製造販売です。
百名山全ての名前を標高と位置を描いたイラストマップも売れるでしょう。山歩きに来た人たち向けの土産物ですが、意外にも市内の人のほうが欲しがるのではないかと勝手に思い込んでいます。
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(字)
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下記はその全文です。
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『飯能アルプス物語』未来記②
「飯能アルプス百名山」がもたらす可能性
小久保 達
地図に固有の名前と標高が書かれている山は、飯能市内に幾つあるでしょうか?
私が持っている地図で数えたところ100以上もあったのです。標高1000mを超える山が幾つもあります。
日向沢の峰1356m、有馬山1214m、橋小屋の頭1163m、滝入山1071m、武川岳1052m、蕨山1033m、前武川岳1003m・・・・。
その全ての山が「名山」であるとまでは言いませんが、都心から1時間以内で来られる市町村の中で、地域内に100以上の名前の有る山を抱えた自治体は飯能市だけではないでしょうか。
だから「飯能百名山」という呼び名でもいいのですが、でもそれよりは「飯能アルプス百名山」にしたほうが、市外の人たちには印象的に記憶されると思うのですがどうでしょうか。
駅から近い天覧山195m、多峯主山270mは、標高が低い割には楽しめる魅力が豊富な山です。
飯能地区まちづくり推進委員会が制作した、市民に大人気の「駅からMAP」シリーズ①『天覧山』には「駅から3500歩の山登り」というキャッチフレーズが書かれています。
駅の改札から3500歩で、見晴らしの良い山頂に登れる駅は、日本国内でも珍しいのではないかと思います。
当然「飯能アルプス百名山歩き」のスタート地点は飯能駅です。
飯能駅北口から天覧山を目指す人はもちろん歩きです。そこから多峯主山を経て、高麗川や西武線と平行に高い山を目指していくのを「飯能アルプス高麗川ルート」と名付けてはどうでしょうか?
それに対して、南口から歩いて美杉台の「あさひ山」や龍涯山を経て、名栗川や国際興業バス路線と平行に歩いて高い山を目指していくのを「飯能アルプス名栗川ルート」と名付けてはどうでしょうか?
飯能駅から歩くのは、飯能市内を東から西へ標高の高い方へ登っていくことから「西へ上るルート」という別名も考えられます。
逆に、西武線の正丸駅から高麗川ルートの山を、西から東へ標高の高い山から順に低い山を歩いてくるのを「東へ下るルート」と名付けてもいいでしょう。
この「飯能アルプス百名山」にも多くの商機があります。
一番手ごろなのは「飯能アルプス百名山Tシャツ」と「飯能アルプス百名山手拭」の製造販売です。
百名山全ての名前を標高と位置を描いたイラストマップも売れるでしょう。山歩きに来た人たち向けの土産物ですが、意外にも市内の人のほうが欲しがるのではないかと勝手に思い込んでいます。
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2017-08-19 Sat
文化新聞に<『飯能アルプス物語』未来記>の投稿原稿をとりあえず①②③を送信していましたが、きょう(8/19)の2面に③が掲載されていました。
下記はその全文です。
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『飯能アルプス物語』未来記③
「飯能アルプスの日」は、いつが最適なのか?
小久保 達
飯能市外の人たちに「飯能アルプス」のことを知って貰うための最も効果的な方法は「飯能アルプス百名山」という言葉を広めることでしょう。
なぜなら、これは「飯能アルプスって何?」「どの山が飯能アルプスなの?」という興味を引き出すだけではなく、さらには「百名山と言うほど飯能には山がたくさんあるぞ!」という告知にもなっているからです。
これに対して、できるだけ多くの飯能市民に「飯能アルプス」のことを知って貰う確実で最良の方法は「飯能アルプスの日」を制定することではないでしょうか。
観光協会から市長に要望し、市議会が同意すれば、すぐにでも「飯能アルプスの日」は制定されます。そのための費用は不要です。
最初の告知は文化新聞記事と市役所と観光協会のホームページ掲載で充分でしょう。
「飯能アルプスの日」が制定されたら、それは毎年巡ってきます。やがてその日には様々な「飯能アルプスの日」関連イベントが開催されることになるでしょう。中には、回を重ねる毎に規模が大きくなっていくイベントが生まれるかもしれません。
目下の課題は、その「飯能アルプスの日」をいつにするか、ということです。
新しい国民の祝日として「山の日」が「8月11日」に制定されました。私は当初、この日を「飯能アルプスの日」に制定すれば、市内外から注目されるのではないかとも考え、周囲の人に意見を求めてみました。
ところが「8月に飯能の山を歩きたがる人は極めて少ない」という声が圧倒的に多かったのです。
「山の日」が8月になった理由の一つとして「8月が山登りのシーズンだから」というのが有るようなのですが、その場合の山は「標高が高い涼しい山」のことです。
8月の飯能の山は「山頂でも暑い!」のです。
飯能での山歩きのお勧めの時期は「紅葉の晩秋」です。
そこで「飯能アルプスの日」は「秋分の日」が最適だと思うのですが如何でしょうか?
中には「飯能は森林文化都市を標榜しているのだから11月3日の文化の日こそ飯能アルプスの日に相応しい!」という意見の人もいるかもしれません。
この「飯能アルプスの日」への期待は、何と言っても新しいイベントの創設です。まず考えられるのは、5月中旬の<新緑ツーデーマーチ>に対比した<紅葉ツーデーマーチ>の定期開催でしょう。
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④以降は、まだ編集部へ投稿はしていないので、紙面への掲載はしばらく途絶えます。
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