2017-12-27 Wed
私は地元では、「飯能ムーミンパーク騒動」という言葉を使ってきましたが、これは「飯能FGI騒動」では、飯能市外の人には何のことか判らないと判断したからです。
正確な言葉で表現すれば、「ムーミンパークが引き起こした騒動」ではなく、「フィンテックグローバル(FGI)社が引き起こした騒動」なのですから、市内では「飯能FGI騒動」という表現にしています。
しかし、地元の飯能市でも「飯能FGI騒動」と「飯能ムーミンパーク騒動」を区別できずに混同している人が多いようです。
その典型的な事例が「FGIへの疑念」を、即「ムーミンパークへの疑念」と受け取ってしまう人が多いということです。
私は「ムーミンパークが飯能市の宮沢湖畔に出来る」ことは大歓迎です。地域活性化の手段の一つとしては願ってもないプロジェクトだと思うからです。
誘致が決まっただけで、飯能市の知名度が上がり、期待度が高まったからです。
それまで私は「ムーミン」を知ってはいましたが、アニメを見たことが無ければ、本も読んだことはありませんでした。
10年ほど前に仕事で頻繁に通っていた岐阜市の信用金庫がムーミンキャラクターを宣伝に使用しているのを観て、飯能信用金庫の人に「同じ信金の縁で飯能でも使えるように交渉してみてはどうでしょうか」と勧めたことがあった程度です。
その程度の「ムーミン認知度」だった私が、その後、図書館でムーミンの本を借り、原作者トーベ・ヤンソンの「一代記」を買って、すっかりファンになり、とうとう昨年の6月に奥さんとフィンランドに観光に行き、ムーミンワールドに行ってきてしまいました。
8月には、中央公民館で「ムーミンワールド報告会」を開催し、そこで報告した結論は「日本で出来るムーミンのテーマパークは、どんな会社が手掛けても、強い意欲と充分な資金があって、有能な企画会社を活用すれば、本場のムーミンワールドよりも良いものが出来ると思う」というものでした。
しかし、そんな私なのに「FGIへの疑念」を広言すると、それだけで「小久保はムーミンパークが飯能に出来ることに反対なのか」と言われてしまうのです。
それどころか、いま飯能市内では「メッツアへの疑念を広言する者は反市長派だ」というレッテルを張る人さえ存在しているのです。
これなどは「ムーミンとメッツアを混同している」典型なのです。
私が主張しているのは「ムーミンのテーマパークが飯能市にできることと、FGIがメッツア事業と称して進めていることを混同するな!」という事なのです。
この違いが理解できれば、「ムーミンパークが宮沢湖畔に開園するのは大歓迎だが、その運営会社がFGI・㈱ムーミン物語でなくても構わない」という考えに立つことが出来ると思います。
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2017-12-28 Thu
先日の市議会で「メッツア事業への1億5000万円の支出と5000万円の出資」に反対した議員も、賛成できない市民も、「メッツア事業を展開しているフィ社とムーミン物語社への公金支出」に反対なのであって、ムーミンパークが宮沢湖畔に出来ることに反対しているわけではありません。
飯能市が「観光トイレ整備への負担金」という名目で1億5000万円を支出して設置されるメッツアビレッジは、ムーミンバレーパークに隣接しているというだけの単なるショッピングセンターなのです。
「単なるショッピングモール内での買い物客のためのトイレ」なのですから、その設置費用はショッピングモールを運営する会社が負担するべきものなのです。
もちろん、そのメッツアビレッジでは飯能市内の物産も販売されるでしょう。
だからといって、市内の地元物産を販売している場所から「買い物客のためのトイレ設置の要望」が有ったら、それにも市は負担金を出すのでしょうか?
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