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★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【公金提供の是非を判断する7つの視点】No.01  「過去のテーマパーク騒動」に学ぶ ⇒ 官と民との役割分担」から考える ⇒ 投資事業会社への危惧 ⇒ 企業の新規事業開発の本当の失敗要因

なぜ、飯能市が民間のメッツア事業に公金を出資や支出をしてはいけないのでしょうか?

その理由は「大きなコト」「重要なコト」から「小さなコト」「些細なコト」までたくさんあります。

それらの理由の全てを、誰にでも理解してもらうために、下記の「7つの視点」毎に解説していきます。

<第1の視点>
これまでに日本では、自治体が民間のテーマパークに資金や人を出した例は無数に有りましたが、その殆どは不幸な結果に思っているので、その教訓から飯能市は学ばなければいけないということです。
この視点からも今回の「メッツア事業への2億円の公金出資と支出」は間違っているのです。

<第2の視点>
日本の行政は、過去の体験から「民と官の役割分担」という大原則を確立しようとしています。その大原則とは「民間企業が出来ること、やりたがっていることは官はやらないほうが良い」ということです。
これは逆に言えば「国民が求めているのに、民間企業ができないこと、できなくなったことは、官がやるべきである」ということです。
この視点からも「飯能市が民間のメッツア事業に2億円の公金を出すことは間違っているのです。

<第3の視点>
ムーミンテーマパークの良し悪しではなく、フィンテックグローバル(FGI)という会社には「投資事業会社」特有の「危うさ」と「胡散臭さ」が有ります。

だからこそ公金支出がダメなだけでなく、FGIに出資する個人や法人に「飯能市がFGIを支援している」という誤解を与えるようなことは、自治体としては絶対にしてはいけないのです。

<第4の視点>
企業の新規事業開発には成功もあれば失敗もありますが、その「本当の成功要因」「本当の失敗要因」と照合すると、FGIが推進しているメッツア事業は「表面的なことに囚われて本質的なことが見えないという典型的な失敗要因の塊」なのです。

しかもそれだけでなく、なおかつ「明快な成功要因が無いに等しい」のです。

しかし、飯能市はFGIのメッツア事業に深入りしなければ、仮にFGIが頓挫してもマイナスは被らないで済むのです。

                 続きは次回(12/30)に。 

            (881字)


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| 小久保 達 | 23:19 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能「FGI騒動」の本質を理解する視点★::公金提供の是非を判断する7つの視点 |
★飯能ムーミンパーク騒動記★ ⇒【公金提供の是非を判断する7つの視点】No.02 「テーマパークとショッピングモールの区別」⇒「誘致へのプロセス」⇒「市議会で可決した根拠」  
  
前回(12/29)に続いて「飯能市が民間のメッツア事業に公金を提供してはならない理由・7つの視点」の5,6,7を書きます。

<第5の視点>
ムーミンのテーマパークである<ムーミンバレーパーク>と、それに隣接しているというだけの単なるショッピングモールである<メッツアビレッジ>の区別が曖昧な上に、宮沢湖から離れた場所に在る市有財産の管理運営までFGIに任せる計画が進んでいる以上、公金提供は「特定企業への利益供与」そのものになってしまい、将来に大きな混乱を生じさせることになってしまいます。そのような事態をあらかじめ回避するためにも、公金提供はやってはいけないことなのです。


<第6の視点>
ムーミンのテーマパークが飯能市に開園すること自体は歓迎すべきことなのですが、その「誘致のプロセス」には大きな疑問点が残されています。

それは「飯能市のほうから先にFGIに誘致を働き掛けたから宮沢湖畔に決まった」のか、それとも「FGIのほうから先に飯能市にアプローチしたから宮沢湖畔に決まった」のか、その前後関係の真相がいまだに不明のままなのです。

飯能市はいままで「飯能市から積極的に働きかけて誘致に成功した!」という趣旨を何度が表明してきていますが、もしそれが事実であれば「飯能市に来てもらう条件」として「地元自治体としての当然の環境整備面での支援」以外に、「金銭面での支援の約束」をしていたのではないかという疑いもでてきます。その疑いを断ち切りためにも公金支出はしてはいけないことなのです。


<第7の視点>
メッツア事業への公金提供の是非は12月の市議会でも審議され「11名の賛成・7人の反対」で可決されたのですが、その審議の質疑の中で「公金提供を可とする」には当然、確認しておかなければならない重要な事項が幾つも触れられていなかったのです。

少なくとも賛成した11人の議員は「その重要な確認事項」の実態を知っていての賛成だったのか、知らずに賛成したのかを確認する必要があります。

その上で「重要事項を知らないままでの賛成だった」のであれば、審議はやり直すべきなのです。

以上の<7つの視点>毎に、「メッツア事業に公金を提供してはダメな理由」を、当ブログの次回から解説していく予定です。

            (956字)


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| 小久保 達 | 17:12 | comments (0) | trackback (0) | ★飯能「FGI騒動」の本質を理解する視点★::公金提供の是非を判断する7つの視点 |
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