2017-11-06 Mon
当blog飯能どうする研究所を書き始めたのが2006年1月1日だったので、そろそろ満12年になろうとしています。
現時点で書き込んだ件数は2080件なので「毎日書き続けた」というわけではありませんでした。
当blog右縦長欄にある<過去の書き込み>を確認してみると、最多の書き込みをしたのは「2013年4月の49件」で、最少の書き込みだったのは2009年7月の1件」でした。
この2009年は、下記のように、書き込み件数の多少がかなりあった年でした。
2009年12月(34件)
2009年11月(14件)
2009年10月(14件)
2009年09月( 6件)
2009年08月( 4件)
2009年07月( 1件)
2009年06月( 3件)
2009年05月(40件)
2009年04月(44件)
2009年03月(17件)
2009年02月( 8件)
2009年01月(17件)
この年は、私が「市長選に立候補することになってしまった年」であり、私の人生の中で「最大の変化が起きた年」でもありました。
私も満68歳を過ぎ、自分の人生の「残り時間」の使い方を最優先に考えるようになりました。
私の父親は74才で他界したので、その年齢まであと6年です。
緑内障の進行も止まらないのでいつまでこのブログを書き続けられるか判りません。
そこで、これから当blogには「早く書いておくべきこと」「いま一番書きたいこと」だけを書いていこうと思いました。
それが、この★飯能「近未来」物語2030★です。
これはもっと早く書いておくべきでした。
(577字)
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現時点で書き込んだ件数は2080件なので「毎日書き続けた」というわけではありませんでした。
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この2009年は、下記のように、書き込み件数の多少がかなりあった年でした。
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2009年08月( 4件)
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2009年05月(40件)
2009年04月(44件)
2009年03月(17件)
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2009年01月(17件)
この年は、私が「市長選に立候補することになってしまった年」であり、私の人生の中で「最大の変化が起きた年」でもありました。
私も満68歳を過ぎ、自分の人生の「残り時間」の使い方を最優先に考えるようになりました。
私の父親は74才で他界したので、その年齢まであと6年です。
緑内障の進行も止まらないのでいつまでこのブログを書き続けられるか判りません。
そこで、これから当blogには「早く書いておくべきこと」「いま一番書きたいこと」だけを書いていこうと思いました。
それが、この★飯能「近未来」物語2030★です。
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2017-11-08 Wed
20A1年。この年最大の変化は、西武池袋線の飯能駅と東飯能駅の位置づけが変わったことでした。
元加治駅から飯能駅を経ずに東飯能駅に向かう線路が再整備され、池袋駅を始発とする西武秩父行きの特急レッドアロー号が、元加治駅の次に飯能駅には向かわずに、東飯能駅に停車することになったのです。
それだけでなく東飯能駅は、急行や快急の始発駅にもなったのです。
このことによって、レッドアロー号とJR八高線の接続が飛躍的に良くなり、両者の乗客がそれ以前より20%も増えたのです。
その結果、飯能駅は特急停車駅ではなくなったばかりでなく、「練馬駅~豊島園駅」や「西所沢駅~西武球場前駅」と同じように東飯能駅との間の往復を繰り返すだけの「はみ出し線の駅」になってしまったのです。
もちろん、それまで美杉台地区と飯能駅を往復していた路線バスは、飯能駅前を経て東飯能駅まで延長されるようになりました。
この「東飯能駅の格上げ」に反対する住民はいなかったのですが、逆に「飯能駅の格下げ」には飯能駅前周辺の住民や店舗、事業者は猛反対をしたのですが、それは何の効果も出せなかったのです。
私の自宅は、飯能駅から徒歩10分なのですが、東飯能駅までは15分もかかるので、かえって不便になり、不動産価格も下がることになるので個人的にはマイナス要素が多いのですが、飯能市全体と西武鉄道にとっては大きなプラスになることは判っていたので反対する気は置きませんでした。
なせなら、不動産価格が上がろうと下がろうと、その住まいを終の棲家と決めたものにとっては、売却しない限り何の影響も無いからです。
西武鉄道が、この「飯能駅と東飯能駅の位置づけの大転換」を推進した背景には、20A0年に東飯能駅とJR八高線の高麗川駅の中間に新駅「ムーミンランド前駅」が出来たこと、さらに同じ八高線沿い在る米軍横田基地が軍民併用空港になることが決まり、JR八高線の乗客が大幅に増えることが予想されていたことがあったのです。
(861字)
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2017-11-10 Fri
20A2年。この年最大の変化は、東飯能駅と繋がっていた丸広飯能店が営業不振から閉店。その建物を飯能市が購入して、そこに市役所を移転したことでした。
閉店した大型商業施設を自治体が買い取って、そこを市役所にするという事例は全国では特に珍しいことではありませんが、飯能市の場合は、下記の4点が、全国にはまだ無かった初めての事例になったのです。
1・<1、2階をスーパー、3階を書店にして家賃収入が得られる>
元々丸広飯能店時代は1階が食品売り場、2階が催事スペース飲食スパースだったので、そのまま丸広が食品スーパーとしてテナントとして入居。元々6階にあった書店が3階に移動してそのまま営業しているので市役所は家賃収入を得られるようになったのです。
2・<4階~7階を市役所庁舎にして07時~23時開庁>
この「セブンイレブン・タイム」に落ち着きました。これによっても市職員の勤務もフレックスタイム制になったのです。
3・<8階と屋上が24時間保育園>
屋上は当然、保育園の運動場です。当初のプランでは「始発前から終電後までの保育」が検討されたのですが、最終的には24時間保育になり、短期間の「宿泊預かり」も受け入れるようになり、そのスタイルがこの飯能を発祥の地として全国に広がったのです。
4・<屋上に露天風呂のある銭湯>
近隣のスーパー銭湯と競合しないように「銭湯」料金で営業しているので、ハイキング客、登山客がここで汗を流してさっぱりしてから帰りの電車に乗れるようになったので、近隣の居酒屋の来客数もかなり増えたようです。
(678字)
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2017-11-15 Wed
JR八高線沿いにあった旧市役所の売却が決定してからは、様々な「買い手」が現れました。
JR八高線の運行を西武鉄道が引き受けるというプランが噂された時は、一部では西武鉄道本社が所沢から移転してくるのではないかという噂が出たこともありました。
さらには、住宅施工会社が一戸建て住宅団地を企画したこともありましたが、いづれのプランも実現には至りませんでした。
最終的には、不動産開発会社によって、ホテルとオフィスと住宅を併設した中型商業施設になったのです。
このプランを知った時の飯能市民の当初の反応の中には「いまさら複合商業施設なんて・・・・」というものも有ったのですが、その施設全体が高度な集成材による木造の建物で、しかも10階建てと言う規模に驚いたのです。
ホテルはもちろん、宮沢湖畔のムーミンランドのお客を当て込んだものですが、オフィスと住宅は<横田基地の民間機共用空港化>を当て込んでのものでした。
既にJR八高線の東飯能駅と金子駅の間には「駿河台大学前」駅が大学の請願駅として既に開業していたのでこれらの大学関係者の住宅としてのニーズも有ったようです。
(498字)
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2017-11-18 Sat
市内の街中の印象で、市民と他所から来た人との違いの中で最大のことは「街路樹の少なさ」でした。
市民にしてみれば、市の面積の75%は山間部なので「樹木に囲まれている」という感覚なので、街中に街路樹が少ないという印象が無かったのでしょう。
景観にもなる街路樹を道路に植えるある程度の歩道の面積を必要とするので、飯能市内の狭い道路ではそれが出来なかったのです。
そこで飯能市が取り組んだのが駅前広場に広葉樹の樹木を増やしていったことです。そのためには道路の幅員を狭くしなければなりません。
そこで飯能市が採った方法は「飯能駅と東飯能駅周辺の道路を思い切って「一方通行」にしたことです。もちろん、それによって路線バスのルートも変更しました。
その結果、駅前広場はどこも樹木で覆われるようになり、飯能市に来て初めて駅前広場に出た人たちに「山間部だけはなく街中にも緑の多い街」という強い印象を与えることが出来るようになったのです。
街路樹を増やす際に最も大きな課題になったのは「樹木の種類の選択」でした。
冬の陽当たりを重視しなければならない場所は落葉する広葉樹で揃えましたが、その他のエリアでは極力、「実のなる果樹」を植えることにしたのです。
梨、柿、蜜柑、柚子、梅、サクランボ、栗、枇杷、イチジク・・・・。
苺や葡萄などは街路樹と街路樹の間に置かれた木製の大型プランターに植えられたのです。
この多種類の果樹の街路樹は、そのまま飯能市内の全域に点在している「観光農園」のPRにもなっているのです。
(662字)
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2017-11-26 Sun
私たちの言語感覚では「近未来」には予想と願望が混在しています。
中には<予想と願望の区別ができない人>もいるようです。
例えばこうです。
「飯能市の人口は今後も減少を続ける」という予想は、殆どの人が認識していることなので、誰がこの予想を言っても素直に受け止めてもらえます。
ところが、「北朝鮮の暴走で核爆弾がアメリカ本土と日本に打ち込まれることは充分にあり得る」というのも「想定される予想の一つ」なのですが、これを言うと、必ずと言っていいほど、「あなたは日本が北朝鮮に核攻撃されることを望んでいるのか?」と怒り出す人がいます。
これは「その人が唱えている予想」を「その人の本音・願望だ!」と受け取ってしまうからなのです。
例えば、「宮沢湖畔で計画が進行しているムーミンワールドは、頓挫するかもしれない」という可能性について予想を述べると、中には「お前はムーミンワールドに反対なのか?」という反応をする人がいます。
これも「予想はその人の願望である」という思い込みの現れです。
この『飯能「近未来」物語2030』を書き進めるにあたっては、「私の予想と」「私の願望」を混同されないように注意を注がなければなりません。
(513字)
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「飯能市の人口は今後も減少を続ける」という予想は、殆どの人が認識していることなので、誰がこの予想を言っても素直に受け止めてもらえます。
ところが、「北朝鮮の暴走で核爆弾がアメリカ本土と日本に打ち込まれることは充分にあり得る」というのも「想定される予想の一つ」なのですが、これを言うと、必ずと言っていいほど、「あなたは日本が北朝鮮に核攻撃されることを望んでいるのか?」と怒り出す人がいます。
これは「その人が唱えている予想」を「その人の本音・願望だ!」と受け取ってしまうからなのです。
例えば、「宮沢湖畔で計画が進行しているムーミンワールドは、頓挫するかもしれない」という可能性について予想を述べると、中には「お前はムーミンワールドに反対なのか?」という反応をする人がいます。
これも「予想はその人の願望である」という思い込みの現れです。
この『飯能「近未来」物語2030』を書き進めるにあたっては、「私の予想と」「私の願望」を混同されないように注意を注がなければなりません。
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2017-11-27 Mon
2030年の飯能の概要です。
飯能市と日高市が合併して〈高麗飯能市〉になりました。
ちなみに入間市と狭山市は再度合併に挑戦して成功し〈狭山茶市〉になりました。
近くの横田基地が米軍専用基地から民間との併用空港になり、主に国際線チャーター機の離発着に使用されるようになっています。
これに伴ってJR八高線の運行本数が増え、さらにその運営が西武鉄道に移行され、東飯能駅が地域の中心的なターミナル駅に変身しました。
宮沢湖畔のムーミンワールドは、当初の開園予定の再三の遅れやその後の経営のゴタゴタもありましたが、最終的には西武鉄道系列の企業になり、東飯能駅と高麗川駅の間の新駅開設もすんなりと決まりました。
新駅の名称はそのものずばり「ムーミンワールド」駅です。
飯能市のキャッチフレーズは、それまでの「森林文化都市」から「飯能は里地里山、森林文化」に変わりました。同時に「半農ライフ」も「都心に座って通勤、地元で半農ライフ」に変わりました。
飯能市の山間部全域が<市営里地里山自然公園>に指定され、そのエリア内に都内の幾つもの区が出資した「合同学習林」が開設されるようになりました。
名栗に開設された森林文化都市研究所が、林業組合や職業訓練校等と統合して、小規模ながら存在感を発揮している森林文化都市大学へと発展しています。
そのため、日本全体の人口が減少する中で、高麗市は「僅かながらも人口増を続けている稀有な自治体」になっています。
さらに全国に先駆けて実施してきた「住民永住度」調査では、日本一を維持し続けています。
何故なら「住民満足度を高めるには多額の税金投入が必要」なのですがが、「住民永住を高めるのは住民と行政の協働の仕組み」というノウハウの蓄積だけでも可能だからなのです。
この「住民永住度日本一」という目標を掲げて、高麗市は様々な「日本一」に輝いているのです。
(789字)
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2017-12-01 Fri
2030年の飯能を創った人たち。
それは「3人の市長」でした。
自治体は「市長の意志」だけでも大きく変貌します。
今日の飯能市を創ったのは3人の〈面白い市長〉〈賢い市長〉〈強い市長〉でした。
〈面白い市長〉は、全国から注目されることを次々と掲げたのです。
最初は「ワクワク!飯能!」というキャッチフレーズと、人間がワクワクした時のポーズを取り入れた独特のフリでした。
「日本一の飯能市を目指す」という目標は、「どのような分野での日本一を目指すのか」という具体的な分野を定めなくても、それだけで市民はワクワクしてきたのです。
「日本一の市役所を目指す」というキャッチフレーズは、どこの市の市民も「反対はしない」でしょう。
ところが、市長の発言はそれが時々「(現在の)飯能市役所は日本一だ!」という「市職員へのおもねり・お世辞」になってしまうこともありました。
しかし、この<面白い市長>は、ムーミンのテーマパークを誘致することで、飯能市への注目度と知名度を一気に押し上げました。
次の〈賢い市長〉も飯能市の知名度を上げましたが、それは自治体の幾つもの事業を「金を使う事業」から「金を稼ぐ」に大転換させたことでした。
市民会館運営を民間に委託して、職員人件費を含む年間の赤字をゼロにするだけでなく、会館の有料稼働率を上げて収益を生み出した会社からの配当を優先的に受け付ける仕組みを生み出しました。
さらには、赤字で撤廃を希望していた路線バス会社への補助金を打ち切り、撤退した路線とは別に、市内の通学バス運営会社を巻き込んだ「公営バス」を生み出し、巧みな運賃体系と維持会員組織の組み合わせで、短期間で黒字路線に転換したのです。
その次の〈強い市長〉は、市役所から「市役所勤めなら楽な生活ができるから」という意識の職員が多数を占めていた部署の構成を一気に変革したのです。
「職員に好かれる市長」「職員に慕われる市長」を目指していたら、市役所はいつまでも「ぬるま湯」職場を、「本当に市民の役に立つ人が大勢いる所」にはありません。
「職員から嫌われることを恐れない」市長、「職員から恐れられる市長」でなければ、市役所のレベル向上はありません。
市長と市議会の関係を、いままでの「形式的な馴れ合いの場」から「真剣勝負の意見交換の場」に変えたのも、この「強い市長」だったのです。
(977字)
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