2020-05-13 Wed
私は<ソーラー発電>そのものに反対しているのではありません。
貴重な自然を破壊せず、周辺住民に迷惑をかけない発電設備であれば大賛成です。
しかし、阿須山中の市有林は、30数年ほど前に飯能市が自然破壊回避のために数十億円の税金で買い上げて大切に保存してきた自然豊かな里山なのです。
その大切な市有林を、わずか「年間120万円の賃貸料」で民間の<少年サッカー選手養成練習場>と、その運営費稼ぎとしての<ソーラー発電ビジネス>のために貸すことに反対しているだけなのです。
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| 小久保 達 | 22:21 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須の市有林をソーラー発電所とサッカー場に造成する愚行を止めさせよう!★::ここでの12の問題点 |
2020-05-15 Fri
私は、<民間のサッカー練習場の新設>そのものに反対しているのではありません。
世界に通用するサッカー選手を少年期から育成するための専用サッカー場を飯能市内の元々平坦な土地に造られるのであれば地域活性化のためにも大歓迎です。
自分の身の丈に合った寄付をしたいとも思っています。
しかし、阿須山中の自然豊かな市有林を伐採し、山の斜面を切り崩して大規模な造成工事を必要とするサッカー場の新設には賛成できません。
しかも、そのサッカー場運営費を稼ぐために、サッカー場の数倍も広い面積の市有林をソーラー発電所に変えるということ反対しているだけなのです。
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| 小久保 達 | 19:15 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須の市有林をソーラー発電所とサッカー場に造成する愚行を止めさせよう!★::ここでの12の問題点 |
2020-05-17 Sun
日本では多くの人が<ソーラー発電>と<ソーラー発電ビジネス>を混同しています。
<ソーラー発電>自体は、誰もが知っているように、再生可能なクリーンエネルギーであり、脱原発の可能性という大きな意義と低コストというメリットが有るので、自治体や企業、個人が「自分で消費するためのエネルギー源」としてはこれからも大いに推進していくべきことです。
ところが、最初から電力会社への「売電による収益」を目的としている<ソーラー発電ビジネス>には、次のような大きなデメリット(恐ろしいリスク)が含まれているのです。
(1)ソーラー発電の経験者や発電設備等に詳しい人であれば、最高のメーカーの最新設備を、それなりの適切な価格で購入することが可能です。しかし、未経験でしかも専門知識が充分ではない素人は、信頼できないメーカーの低級品を法外な高価格で購入させられることが多いので、発電ビジネスのスタート前から「高コスト体質」になってしまうのです。
(2)<ソーラー発電ビジネス>で利益が出るのは、電力会社が「発電経費を上回る価格で電気を購入してくれる」期間だけなのです。
飯能市であれば、東京電力が買ってくれなくなったら、あるいは買ってくれる金額が経費を下回った時点で、このビジネスは破綻してしまうのです。
(3)ソーラー発電設備の運営経費は「設置工事が完成して発電を開始した時点」が最も低い金額なのですが、それからは稼働する時期の長さに比例して、経年劣化によって「増える」ことはあっても「減る」ことは無いのです。
(4) <ソーラー発電ビジネス>は、開始後5年10年という稼働期間の途中で、故障やメンテナンス不足、自然災害による破損などで、その大部分が破綻する可能性が極めて高いので、未経験者が始めるにはかなりリスクが大きいビジネスなのです。
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| 小久保 達 | 15:20 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須の市有林をソーラー発電所とサッカー場に造成する愚行を止めさせよう!★::ここでの12の問題点 |
2020-05-18 Mon
前述のように、脆弱で財政的な基盤の無い<ソーラー発電ビジネス>会社が破綻した場合、大量のソーラーパネルは、環境と景観を破壊したまま放置されることになります。
だからこそ<ソーラー発電>装置のメンテナンス技術と、<ソーラー発電ビジネス>の充分な経験を持っていない個人や団体・企業に<ソーラー発電所の開発許可>を与えてはならないのです。
ましてや市有地を法外に安い地代で長期間に渡って<ソーラー発電ビジネス>事業者に貸す契約をすることは「市民に対する背任行為」でもあるのです。
万が一にも市有地を民間の<ソーラー発電ビジネス>事業者に貸す場合は、撤去時の「原状回復を義務付け」、それが必ず履行される充分な担保もしくは保証人を契約の条件にすべきなのです。
このことは、全国での<ソーラー発電開発の許認可事案>の様々な成功事例と失敗事例から、各地の自治体が学んだことなのであり、それは貴重な体験の蓄積による成果なのです。
しかし、いま飯能市で問題になっている<阿須山中に新設されるソーラー発電所>契約では、賃貸借期間終了後、もしくは事業破綻後の「原状回復義務の契約が無い」ばかりか、十分な担保や保証人が確保されていないのです。
このままでは、全国各地で見られる「壊れたソーラーパネルの残骸が放置された荒涼とした市有地」が阿須山中に出現する可能性が極めて高いのです。
この残骸を撤去する場合は、もちろん市税が投入されることになるのです。
そして、そのような事態になったとしても、愚かで無責任な決定をした市長や幹部職員の責任が問われることは無いのです。
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| 小久保 達 | 11:29 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須の市有林をソーラー発電所とサッカー場に造成する愚行を止めさせよう!★::ここでの12の問題点 |
