2020-07-13 Mon
<良いソーラー発電所>とは、その周囲の地元住民の大半が設置に同意し、なおかつ自然を破壊する造成工事を伴わずに建設されるソーラー発電所のことです。
これに対して、<悪いソーラー発電所>とは、その周囲の地元住民の大半が設置に反対しているのに、自然を破壊する大規模な造成工事で平坦化した敷地に建設されるソーラー発電所のことです。
現在、飯能市阿須山中の市有林の里山(17ha)で計画されているソーラー発電所は、地元住民の説明会を市役所が開催せず、反対する市民や周辺自治体住民1万人の反対署名をも無視して強行されようとしているので<悪いソーラー発電所>の典型です。
しかも、市役所行政のチェック機関であるべき市議会も、この反対署名の請願採択を否決して、この<悪いソーラー発電所>を黙認どころか、積極的に褒めたたえて推進に協力しているのです。
この<良いソーラー発電所>と<悪いソーラー発電所>の違いは、まだまだありますので、次回以降も続けていきます。
(446字)
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これに対して、<悪いソーラー発電所>とは、その周囲の地元住民の大半が設置に反対しているのに、自然を破壊する大規模な造成工事で平坦化した敷地に建設されるソーラー発電所のことです。
現在、飯能市阿須山中の市有林の里山(17ha)で計画されているソーラー発電所は、地元住民の説明会を市役所が開催せず、反対する市民や周辺自治体住民1万人の反対署名をも無視して強行されようとしているので<悪いソーラー発電所>の典型です。
しかも、市役所行政のチェック機関であるべき市議会も、この反対署名の請願採択を否決して、この<悪いソーラー発電所>を黙認どころか、積極的に褒めたたえて推進に協力しているのです。
この<良いソーラー発電所>と<悪いソーラー発電所>の違いは、まだまだありますので、次回以降も続けていきます。
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2020-07-14 Tue
<良いソーラー発電所>とは、計画段階から、地元住民に対して「ここに、●ha規模で、●KW程度の発電能力を有するソーラー発電所のための造成工事を行います」という正直な情報が看板やチラシで提供されます。
もちろん、その情報には、<予定している工事期間><工事完成と発電開始予定時期><事業者名><施工業者名>なども開示される発電所のことです。
これに対して、<悪いソーラー発電所>とは、地元住民に対して、ソーラー発電所建設計画のことは隠して(もしくは小規模であるかのように装って)、ソーラー発電所とは全く別の、地元住民が表立っては反対しにくいような施設(教育、医療、福祉、定住人口を増やす集合住宅、雇用を増やす企業団地など)がメイン施設であるかのような「あえて誤解に近い過度の期待を煽る」ような情報を流し、住民を誤魔化して工事を進める発電所のことです。
現在、飯能市阿須山中の市有林の里山(17ha)で計画されているソーラー発電所は、民間事業者のビジネス発電でありながら、飯能市も、推進に協力している市議も「世界に通用するサッカー少年を育成するための専用サッカー場(面積1ha)です」「そのサッカー選手養成所の経費を稼ぐためにソーラー発電所(16ha)も併設して売電する」という説明を、どこでも、いつでも、何度でも繰り返すだけなのです。
まるで「ほとんどの面積がサッカー場で、ソーラー発電所は僅かな面積である」かのような印象を市民に植え付ける言動を繰り返しています。
ところが、その事実は、17haのうち「サッカー場の面積はわずか1/17の1ha」でしかなく、「残りは10ha程度のソーラー発電所とそのための通路や緩衝地など」なのです。
つまり、市民に「嘘に近い不正確な説明」を繰り返している<悪いソーラー発電所>なのです。
<悪いソーラー発電所>とは、このように、「嘘」や「誤魔化し」によっていつの間にか造られてしまうものなのです。
(792字)
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2020-07-15 Wed
<ソーラー発電所>設置の目的は二つに大別されます。
一つは、発電した電気を自家消費するための<クリーンエネルギー活用自体を最初の目的としたソーラー発電所>です。
これは再生可能なクリーンエネルギーを得るためには、「電力会社の電気代よりもコストが多少高くなっても発電を続けていく」という志で運営されています。
中には「脱原発」「反原発」「地球温暖化阻止」という意味合いも兼ねている所も多いからです。
そこで得られた電気は自治体や企業のオフィス、工場、個人住宅の電力として活用されます。
以上が、いわゆる普通の意味での<ソーラー発電>です。
もう一つは、発電した電気を東京電力などの配電会社に売り、発電コストとの差で生じる(であろう)<収益を得ることを目的としたソーラー発電所>です。
これは普通の意味での<ソーラー発電>とは区別するために、<ソーラー発電ビジネス>と言ったほうが実態に近い表現です。
最初から「売電による金儲けが目的」ですから、当然、発電コストが上昇して、電力会社が買ってくれる価格を上回った時点で、この発電事業者は「こんな筈ではなかった!」と、そのソーラー発電事業を止めてしまいます。
前述したように<クリーンエネルギー活用自体を最初の目的としたソーラー発電所>は、その動機や事業目的から、ソーラー発電を永続させていきます。これが<良いソーラー発電所>です。
ところが、<売電による収益を目的としたソーラー発電所>は、その動機や事業目的から、ソーラー発電を途中で放り投げてしまいます。
それでもソーラー発電パネル等などを安全に撤去して原状復帰して退去するのであればいいのですが、ソーラー発電ビジネスに失敗した事業者の大部分は倒産、経営者の雲隠れによって、ソーラーパネルの醜い残骸がそのまま永久に放置されてしまうのです。
その発電所の土地が民有地であれば、最終的にはその地主が自己負担で残骸整理をしなければなりませんが、その土地が自治体が貸した土地であれば、自体の負担(つまり公金)で後片付けをしなければなりません。
これが<悪いソーラー発電所>の末路です。
阿須山中の市有地の里山に造られる<ソーラー発電所>の事業者である(飯能インターナショナル・スポーツアカデミー)の目的は、「サッカー場と選手養成所の運営費稼ぎが目的」と言っているので、それはまさしく<売電による収益を目的としたソーラー発電所>なので、設備の故障、劣化、災害などによって発電コストが跳ね上がると、確実に電力会社が購入してくれる価格では赤字になってしまいます。
その事業者が途中で頓挫した時、発電事業では採算が取れなくなったソーラーパネルなどの残骸を完全に撤去して、原状回復するだけの財力と意志を飯能市は確認しているのでしょうか。
(1200字)
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続き▽
一つは、発電した電気を自家消費するための<クリーンエネルギー活用自体を最初の目的としたソーラー発電所>です。
これは再生可能なクリーンエネルギーを得るためには、「電力会社の電気代よりもコストが多少高くなっても発電を続けていく」という志で運営されています。
中には「脱原発」「反原発」「地球温暖化阻止」という意味合いも兼ねている所も多いからです。
そこで得られた電気は自治体や企業のオフィス、工場、個人住宅の電力として活用されます。
以上が、いわゆる普通の意味での<ソーラー発電>です。
もう一つは、発電した電気を東京電力などの配電会社に売り、発電コストとの差で生じる(であろう)<収益を得ることを目的としたソーラー発電所>です。
これは普通の意味での<ソーラー発電>とは区別するために、<ソーラー発電ビジネス>と言ったほうが実態に近い表現です。
最初から「売電による金儲けが目的」ですから、当然、発電コストが上昇して、電力会社が買ってくれる価格を上回った時点で、この発電事業者は「こんな筈ではなかった!」と、そのソーラー発電事業を止めてしまいます。
前述したように<クリーンエネルギー活用自体を最初の目的としたソーラー発電所>は、その動機や事業目的から、ソーラー発電を永続させていきます。これが<良いソーラー発電所>です。
ところが、<売電による収益を目的としたソーラー発電所>は、その動機や事業目的から、ソーラー発電を途中で放り投げてしまいます。
それでもソーラー発電パネル等などを安全に撤去して原状復帰して退去するのであればいいのですが、ソーラー発電ビジネスに失敗した事業者の大部分は倒産、経営者の雲隠れによって、ソーラーパネルの醜い残骸がそのまま永久に放置されてしまうのです。
その発電所の土地が民有地であれば、最終的にはその地主が自己負担で残骸整理をしなければなりませんが、その土地が自治体が貸した土地であれば、自体の負担(つまり公金)で後片付けをしなければなりません。
これが<悪いソーラー発電所>の末路です。
阿須山中の市有地の里山に造られる<ソーラー発電所>の事業者である(飯能インターナショナル・スポーツアカデミー)の目的は、「サッカー場と選手養成所の運営費稼ぎが目的」と言っているので、それはまさしく<売電による収益を目的としたソーラー発電所>なので、設備の故障、劣化、災害などによって発電コストが跳ね上がると、確実に電力会社が購入してくれる価格では赤字になってしまいます。
その事業者が途中で頓挫した時、発電事業では採算が取れなくなったソーラーパネルなどの残骸を完全に撤去して、原状回復するだけの財力と意志を飯能市は確認しているのでしょうか。
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続き▽
2020-07-16 Thu
<良いソーラー発電所>とは、その準備段階から、必要な専門知識と充分な経験と「どんなことがあっても継続させていく!」という強い意欲が有る人たちによって始められた発電所のことです。
これに対して、<悪いソーラー発電所>とは、「どうせ現場作業、専門的な仕事は外部業者に委託すればいいんだから!」という考えの事業者が始められる発電のことです。
事業者自身には必要な専門知識や充分な経験が無いので、委託する外部の「専門会社と称する業者のレベル」が判断できず、レベルの低い業者のレベルの低いスタッフに任せ切りになる発電所のことです。
そのような<悪いソーラー発電所>では、発電コストが上がる事態にはなっても、コストが下がることにはならないので、やがて赤字になり、委託した業者は逃げてしまうので、発注した事業者も必ず破綻してしまうものなのです。
阿須山中の市有地の自然豊かな森の16haを伐採、大規模な造成工事をしてソーラー発電事業を行おうとしている事業者(飯能インターナショナル・スポーツアカデミー)には、元々が専従スタッフが少ないうえに、代表者もスタッフも、「サッカーの専門知識と選手養成の経験は有っても、ソーラー発電に関する専門知識も経験もゼロの人たちなのです。
なので、当然、ソーラー発電業務は外部の専門業者に委託することになっていますが、その業者の専門能力、受託した仕事を最後までやり遂げる責任感を客観的に評価、審査することは、事業者も飯能市も実施できないのです。
(666字)
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2020-07-18 Sat
<良いソーラー発電所>とは、万が一、発電ビジネスの収支が悪化して、経営破綻する場合に備えて、発電所自体が「ソーラー設備の残骸を晒す産業廃棄物の堆積場所」に陥らないための手段を確実に確保して、周囲の住民に迷惑をかけないソーラー発電所のことです。
ソーラー発電ビジネスが破綻したとしても周囲に明確をかけない場所とは「自分の所有地」以外にはありません。
たとえ、発電が出来なくなったソーラーパネルの残骸が放置されても、それが私有地であれば、その土地の有効利用のためにも自分で撤去します。
財政的に破綻した場合は、その土地を売却して、売主か買主のどちらかが自分の責任で撤去します。
これに対して、<悪いソーラー発電所>の殆どは「借りた土地」に造られます。
それは、根底の目的が「自家発電・自家消費」ではなく、「売電」なので、出来るだけ借地料の安い土地に造ります。
「安い土地」というのは「山林」であり、「平地」よりも「山の斜面」です。同じ「山の斜面」でも「陽当たりの良い南向き斜面」ではなく「陽当たりの悪い北向き斜面」です。
ところが、「北向き斜面」では発電効率が悪いので、山全体を切り崩し、取り除いた土砂を低地に埋める大規模造成工事で、ソーラー発電所用地全体を平坦化します。
つまり、ソーラー発電設備の他に大規模な土木工事のための経費がさらに加算されるために、「発電コストが高くなる」ので、配電会社に売電する価格との差額の収益が少なくなってしまうのです。
さらに、急造の土木工事は大雨に弱いので地盤崩壊や土砂崩れなどでさらに予定外の経費が嵩むことが多いので<自分の所有地でのソーラー発電>よりも赤字になって頓挫する確率が極めて高いものなのです。
そして<借りた土地>で<ソーラー発電ビジネス>を始めて頓挫した事業者の大半は、ソーラーパネルを放置したまま「逃げる」のです。
その残骸の撤去は、その業者に土地を貸した地主の義務として残ります。地主は自分のお金でソーラーパネルの残骸を撤去しなければ、その土地を自分で使うことも、第三者に再び貸すことも出来ません。
当然、その撤去費用は「地主」の自己負担になってしまいます。
「逃げた」事業者を追及しても、その事業者に弁済能力が無ければ、その撤去費用を回収することはできません。
阿須山中で計画されているソーラー発電所は、事業者の所有地では、飯能市の市有地です。
事業者の飯能インターナショナル・スポーツアカデミーは、市有地17haを年間120万円の借地料で20年間借りる計画をしました。
飯能市が県から借金を20億円で土地開発公社から買い戻した土地を総額2400万円で20年間独占使用できるのですから、発電事業者にとっては、かなりのコスト削減になります。
しかし、これから、市有林の里山の樹木を伐採し、斜面を切り崩し、削り取った土で低地を埋める平坦化工事と、ソーラー発電設備にどれだけの金額がかかるのかは公表されていません。
発電開始当初の<ソーラー発電ビジネス>は黒字だとしても、大雨による土砂災害で被災したらどれだけの赤字になるのかは全く予想できません。
しかし、その場所は「借地」のため、最悪の場合は、ソーラーパネルの残骸を放置したまま「倒産」「法人解散」という事態になる可能性が高いのです。
もちろん、その場合の撤去費用は飯能市の負担(つまり市民の負担)になります。
なので通常は、このような最悪の事態を未然に防ぐために「事業者の個人資産」に担保を付けるか、充分な資産を有する保証人を要求するものですが、現時点で、飯能市はそれを行ってはいないのです。
従って、阿須山中の市有地の里山で飯能インターナショナル・スポーツアカデミーが始めようとしているのは<良いソーラー発電所>ではなく、<悪いソーラー発電所>と言わざるを得ないのです。
(1603字)
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2020-10-09 Fri
自然破壊だけではなく、不正な手続きや周辺住民を騙して<悪いメガーソーラー>を強引に進めようとする人たちの「巧妙な手口」の一つは、
<良いメガソーラー>のメリットを全面に押し出して、あたかも自分たちのメガソーラーも「良いメガソーラーであるかのように装う」ことです。
そんな手口が各地で効果を発揮しているのは、私達に「メガソーラーには<良いメガソーラーと悪いメガソーラー>がある」ことや、その「両者の相違点」が認識されていないことが、その土壌になっています。
そこで、誰でも、今から、簡単に「良いメガソーラーと悪いメガソーラーの基本的な相違点」が判る比較一覧表を作成してみました。
その比較ポイントは「メガソーラー発電の目的」「売電への取り組み」「売電事業の経験」「再生可能エネルギーに対する姿勢」「敷地の所有関係」「環境への影響」「環境対策」「情報公開」「住民への充分な説明」「周辺住民の同意」「自治体への貢献」「発電事業終了後」「破綻後の後始末」の13項目です。
その一覧表を画像にしましたが、当blogは容量オーバーで画像表示ができなくなっているので、地元のFacebook飯能会に投稿した画像をご覧下さい。
(532字)
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