2020-10-18 Sun
阿須山中の市有林17haが、民間サッカークラブに貸し出され、そこにサッカー場(1ha)とメガソーラー発電所(10ha)が造られることになり、その部分の市有林が全部、伐採され、そこに自生する植物と、生息している小動物、ときおり通る野生動物などが全て消滅する前に、それらを画像や動画、標本、模型、文章等で、できるだけ保存しておきたいと望んでいる人は、多いでしょう。
私自身は<森林文化都市飯能の景観>にこだわっている者として、里山の景観を、俯瞰した動画で残しておきたいと思っています。
少なくとも、下記のようなことは、動画として記録しておいて欲しいと思っています。
(01)伐採工事前の全景(ドローンによる俯瞰動画と里山の中のハイキング道を歩いた道筋の動画)
(02)伐採工事の進捗状況(伐採→太い材の運び出し→枝葉の粉砕作業→抜根作業→根っこの粉砕作業など)
(03)土木造成工事の進捗状況(山の切り崩し・土砂の移動・低地への埋め立て作業など)
(04)土木工事の完了状況(ソーラーパネル敷設前の状況の全景)
(05)ソーラーパネル設置工事の進捗状況(パネル設置の開始から完了までを時系列で記録)
(06)調整池の工事の進捗状況(サッカー場になるまでの工事を時系列で記録)
(07)サッカー場とメガソーラー発電所の完成状況(パネル間の作業路、斜面の状況、照明や保安設備など)
(08)完成式典の状況(出席者や来賓の顔ぶれ、セレモニーの内容など)
(09)完成したサッカー場での最初の練習や最初の試合風景
(10)完成したメガソーラーの稼働状況(専従スタッフの作業風景・発電送電売電の状況)
(11)台風・地震・事故などによる破損が生じた場合の損害状況と復旧の記録
上記(01)~(11)のような記録作業は、誰がやるべきなのでしょうか?
それは「貸した市有地が契約通り、県の指導通りに実施されているかを監督する」義務が有る飯能市ではないでしょうか?
あるいは、飯能市から、事業者である一般社団法人飯能インターナショナル・スポーツアカデミーに義務としてやらせるべきことではないでしょうか?
そうなると、飯能市に、その「記録作業を約束させる」のは、誰なのか? ということが、これからの課題ではないでしょうか?
既に10/14から工事が開始されているので「遅すぎる」ことではありますが、今からでも早急に始めるべきことではないでしょうか?
この飯能市と一般社団法人飯能インターナショナル・スポーツアカデミーとの契約に賛成した15人の市議に、これらのことを訊いてみたいと思っています。
(1045字)
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