2021-04-20 Tue
〈選管が設置するポスター掲示板〉
いま飯能市は市議会議員選挙の真っ最中。なので市内の至る所に、選挙の定番である「選管の設置のポスター掲示版」が溢れています。
下記はその写真へのリンクです。
<Facebook飯能会2020/04/18投稿>
そもそもこのようなポスター掲示板に現在ではどのような意味があるのでしょうか?
❶ここに貼られたポスターを見比べて投票する人を決める有権者は本当に存在するのでしょうか?
ポスターをじっくり眺めている人は「候補者選びの判断で見ている」のではなく「ポスターの比較をしている」のではないでしょうか。私の場合はそれです。
❷候補者の判断資料であれば「選挙広報のページ数を増やす」「選挙広報の発行日を告示日と同時にする」「選管のシールを貼る政策チラシの枚数を現在の1候補4000枚から戦艦シールなしの枚数制限なしにする」「地元のケーブルテレビで政見放送を流す」などの方がよほど有効なのではないでしょうか?
❸選挙の度に、この掲示板は設置され、選挙後には処分されます。工事を請け負う業者には利益になるでしょうがそれだけの税金を使う意義が有るのでしょうか?
❹ポスターの制作費用は公費負担ですが、張り出し作業は候補者が各自でやることになっています。そのため各陣営とも、告示日当日は支援者を使って市内約220カ所の掲示板に自分の候補者の1枚だけを貼って回るという作業ををしています。
❺木製の掲示板の製作費と設置工事費と全候補者のポスター印刷費を公費でで負担していながら、どうして「掲示板にポスターを貼る作業」だけ候補者に押し付けているのでしょうか? 候補者にとっては「告示日初日に市内約220ヶ所の掲示板全部に出来るだけ早くポスターを貼るためには大勢のスタッフと車両を確保しなければならないのです。
❻公選法のこの規定は「大勢のポスター貼り要員と車両を無料で組織動員できる政党と大組織が「無所属の新人候補者を不利な立場に追い込んで当選を阻むための巧妙な制度だ!」と指摘している人は少なくありません。私もそう思っています。
ポスター掲示板について、私は下記のように考えています。
(1)従来のポスター掲示板は廃止。
(2)その替わりに、選挙広報の各候補者のスペースを現在の2倍以上にして、原稿提出締切日を告示日の4日前にすれば告示日と初日に大量配布。
(3)地元で公平の時間配分の候補者別政権演説を放送。
(4)選挙管理委員会が専用ホームページを立ち上げ、その政見放送を動画でいつでも誰でも見られるようにする。
★もし、「ポスター掲示板の設置」を続けるのであれば、もちろん「ポスター貼り作業」も選管がやるべきでしょう。これも「告示日の2日前にポスター提出」ということにすれば、これも可能です。
次回は「投票率向上の方法」ついて書いてみます。
(1140字)
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いま飯能市は市議会議員選挙の真っ最中。なので市内の至る所に、選挙の定番である「選管の設置のポスター掲示版」が溢れています。
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そもそもこのようなポスター掲示板に現在ではどのような意味があるのでしょうか?
❶ここに貼られたポスターを見比べて投票する人を決める有権者は本当に存在するのでしょうか?
ポスターをじっくり眺めている人は「候補者選びの判断で見ている」のではなく「ポスターの比較をしている」のではないでしょうか。私の場合はそれです。
❷候補者の判断資料であれば「選挙広報のページ数を増やす」「選挙広報の発行日を告示日と同時にする」「選管のシールを貼る政策チラシの枚数を現在の1候補4000枚から戦艦シールなしの枚数制限なしにする」「地元のケーブルテレビで政見放送を流す」などの方がよほど有効なのではないでしょうか?
❸選挙の度に、この掲示板は設置され、選挙後には処分されます。工事を請け負う業者には利益になるでしょうがそれだけの税金を使う意義が有るのでしょうか?
❹ポスターの制作費用は公費負担ですが、張り出し作業は候補者が各自でやることになっています。そのため各陣営とも、告示日当日は支援者を使って市内約220カ所の掲示板に自分の候補者の1枚だけを貼って回るという作業ををしています。
❺木製の掲示板の製作費と設置工事費と全候補者のポスター印刷費を公費でで負担していながら、どうして「掲示板にポスターを貼る作業」だけ候補者に押し付けているのでしょうか? 候補者にとっては「告示日初日に市内約220ヶ所の掲示板全部に出来るだけ早くポスターを貼るためには大勢のスタッフと車両を確保しなければならないのです。
❻公選法のこの規定は「大勢のポスター貼り要員と車両を無料で組織動員できる政党と大組織が「無所属の新人候補者を不利な立場に追い込んで当選を阻むための巧妙な制度だ!」と指摘している人は少なくありません。私もそう思っています。
ポスター掲示板について、私は下記のように考えています。
(1)従来のポスター掲示板は廃止。
(2)その替わりに、選挙広報の各候補者のスペースを現在の2倍以上にして、原稿提出締切日を告示日の4日前にすれば告示日と初日に大量配布。
(3)地元で公平の時間配分の候補者別政権演説を放送。
(4)選挙管理委員会が専用ホームページを立ち上げ、その政見放送を動画でいつでも誰でも見られるようにする。
★もし、「ポスター掲示板の設置」を続けるのであれば、もちろん「ポスター貼り作業」も選管がやるべきでしょう。これも「告示日の2日前にポスター提出」ということにすれば、これも可能です。
次回は「投票率向上の方法」ついて書いてみます。
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