2021-07-04 Sun
日本では「選挙では出来ないこと」が沢山ありますが、それは候補者(陣営)に対してであって、一般の有権者は「意外」と自由です。
例えば配布ビラ。
候補者の配布チラシは、選管によって枚数が定められている「選管の承認シール」を貼ったA4サイズに限られていますが、一般有権者が選挙期間中に配布する政治的なチラシには枚数の制限が有りません。
もちろん、内容が「一部の候補者の利益になるもの」や、逆に「一部の候補者に不利益になるもの」は、禁止です。当然、それを配布すれば、不利益を被る候補者から「選挙妨害だ!」と訴えられます。
たとえ選挙期間中であっても、それが政治的な内容であったとしても、上記に該当しない内容の印刷物配布はOKです。
私も、実は、先日新聞折込や駅前配布、街中ポスティング等をした<市長への公開質問状>を、選挙期間中も同じ方法で配布する予定でした。
公開質問状の質問は「市長にしか回答できない内容」であり、現職市長が落選すれば配布できなくなる内容だからです。
しかし、質問内容が「事実の確認」であったとしても、「その事実を有権者に知られてしまうこと」は、現職市長には「不利益になることが確実な内容」であり、「悪質な選挙妨害だ!」と逆切れされてしまう可能性も予想できます。
そうすると、この「市長への公開質問状という方法」自体が今後有効に使えなくなってしまうかもしれません。
そしてさらに「阿須山中メガソーラー問題に関する質問」自体が出来なくなるかもしれません。
これらの理由で、先日配布した「市長への公開質問状」を、別の一般紙に折り込みすること、選挙期間中でも駅前配布とポスティングすることは「中止する」ことに決めました。
その代わり、先日送信した公開質問への回答の督促は、選挙期間中でも求め続けていくことに決めました。
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2021-07-05 Mon
熱海市伊豆山の土石流災害の原因が、果たしてメガソーラー なのかどうかについては、現時点ではまだ結論は出ていません。
しかし、山間部の開発地域の「盛り土」が原因であることは明確になったようです。
今回の災害の本当の問題は、「盛り土はどこから運んだのか?」ということです。
その「盛り土」に使われた赤土が、周囲にあるメガソーラー工事現場から搬出されたものだとしたら、今回の土石流の責任は、その工事業者にも有ることになります。
昨日(7/4)静岡県が公開した<県土木整備事務所のドローン画像(9分40秒)>には、崩落現場と接しているエリアにはソーラーパネルを敷き詰めた所が3ヶ所映ってました!
リンクを貼っておきましたのでぜひその動画を見て下さい。
画像では、「メガソーラー」と言える程の規模ではない」ように見えますが、小さくは無い規模です。
個人住宅の自家消費用ではなく、明らかに「売電だけが目的の発電所」のようにいしか見えません。
その3か所のテレビ画面を静止画にしておきましたので、それもリンク先で確認してみて下さい。
阿須山中のメガソーラーでは、その中のかなりの部分の面積が、その「盛り土」で造られているのです。
なので、土砂災害の危険性は、この阿須山中にも、かなりの高い確率で有りえるのです。
現在、市長選まっ最中の大久保市長は、街頭演説では、絶対にこの阿須山中のことには触れないでしょう。
なので、街中で演説している大久保市長を見つけたら、ぜひ「阿須山中での土砂災害の対策」を訊いてみて下さい!
でも、もしかしたら、市民の追及を恐れて、不特定多数の人がいる」街頭での演説はしないのかもしれませんが・・・・。
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2021-07-08 Thu
熱海市伊豆山の土石流災害を大きくした原因は「斜面の盛り土」であることが判明。
いま各局のニュースもワイドショーも、その「盛り土の責任の所在追及」が報じられています。
飯能市では、阿須山中の市有林を、民間サッカークラブに貸して、そこにサッカー場のためと称するメガソーラーの造成工事が進行中です。
まさに、その工事は「全体の面積の7割が北斜面」なので、その発電効率を上げるために「高い丘の部分の土を削って、低い谷の部分に盛り土」にしています。
その「盛り土」は、今回のように大雨で崩壊したら、すぐ真下の唐沢川に流れ落ち、200~300m下流の民家を襲うことになってしまうのです。
各局のワイドショーで解説していた土砂災害の専門家によると「斜面の樹木を伐採した盛り土は降水量と地中の含水量次第で必ず崩壊する」と言っていました。
「その可能性は予測できない」というのは、「いつか?という時期」だけ。その時期が「明日なのか10年後なのか予測できない」だけであって、長雨や大雨でいつか崩壊するという確率は100%だ!」とも言っていました。
そんな「危険の盛り土」工事が、飯能市では、いま、しかも民間に貸した市有林で行われているのです。
いま真っ最中の市長選では、その危険なメガソーラー工事を、議会の採決を得ないで強引に推進してきた現職市長と、その市長の元副市長の新人による一騎打ち選挙なのです。
どうして、その「メガソーラー発電所の是非」「工事中断時期の検討の有無」が選挙の争点にならないのでしょうか?
もちろん、この「市有林にメガソーラー」という「特定企業への不公平な利益供与」「市有財産の価値低下という市民への背任行為」「伐採木売却代金の所在不明」など、数々の疑惑を市民に知られることになるから現職は、政策チラシにも、選挙公報にも、それには全く触れていないのです。
8年前の市長選では「日本一のメガソーラーを目指す」ことを公約にして初当選した現市長が、「いまや実現しつつ有るそのメガソーラー」に、今回の市長選では全く触れないのです。
これは、いま私たちが知らない「都合の悪いこと」がまだまだ隠されているからではないでしょうか。
「そう考えるのが自然だ!」と思われて仕方ないのではないでしょうか。
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2021-07-08 Thu
当ブログの他の項目でも書きましたが、今回の市長選では、現職の大久保市長も、対抗して立候補した新井前副市長も、「選挙公報」と「政策チラシ」では、メガソーラーの是非については、一切触れていないので、どちらの候補が当選しても、この「阿須山中メガソーラーの是非」と「今後の市の方針」について、市民に詳しく説明する義務と責任が生じます。
そこで私は、市長選後に、当選した市長に送る「公開質問」を作成してみることにしました。
その骨子は下記の5目です。
(1)メガソーラーは議会採決を経ないで市長の専決事項で決めたので、9月の定例市議会で「是非を問う賛否の採決」を求める意思の有無。
(2)現地の市有林を伐採した売却代金は、市民の共有財産なので、市にきちんと納入させる意思の有無。
(3)伐採した樹木の売却代金を、サッカークラブに請求しないことを決定した市職員を「市有財産横領容疑」で警察に告発する意思の有無。
(4)メガソーラー現地に行くために必要な唐沢川に架けた橋の建造費を、サッカークラブではなく飯能市が負担することの是非を、市議会の採決で決める意思の有無。
(5)メガソーラーパネル設置のための盛り土工事によって必要になった唐沢川防災対策工事費を飯能市がサッカークラブではなく、飯能市が負担する意図の有無。
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2021-07-09 Fri
阿須山中メガソーラーにおいて、その<愚かな自然破壊>のことは市民に知られるようになりましたが、実は<市民財産の横領疑惑>については、殆どの市民にはまだ知られていません。
日本に限らず、会社や自治体の財産やその財産を売却した代金を、その組織(会社や自治体)に内緒で、自分の所有にしてしまうことを〈横領〉と言います。
自分が横領していなくても、組織内の上司や同僚の横領を、「見ないふり」や「手助け」した場合は〈横領幇助〉です。
〈横領〉も〈横領幇助〉も犯罪です。露呈すれば摘発されます。
周囲の人が警察に情報提供し、内偵捜査の結果、確証が得られれば容疑者を逮捕します。
起訴されれば、刑は裁判で確定します。
阿須山中メガソーラーは、伐採した樹木の売却代金が、市に納入されずに、誰の懐に入ったのかが「不明」になっています。
6月の市議会で新人議員の長谷川順子市議が、この疑惑で市の担当者を追及しました。
ところが、その担当者の答弁は「納得性の無い不明確な答弁」というどころか、日本語にすらなっていない、一貫性も整合性も無い「お粗末な答弁」だったのです。
「答弁」というよりは、「質問されたら何かしゃべれば、それが答弁したことになるだろう」と思っているんだろうとしか理解できないほどでした。
それは質問した市議や傍聴していた市民を愚弄した内容でした。
私もその質疑は傍聴していました。
この<公金横領疑惑>について、大久保市長は、その時の市議会でも、他の公式の場でも、今まで一切、発言をしていません。
それなのに、私が6/22に送信した<市長への公開質問>でも、この<市有林売却代金横領疑惑>と<横領幇助疑惑>について、市長の見解を求めたのに、下記のような答弁で拒否されたのです。
<飯能市役所秘書室からの送信メールに記載されていた大久保市長からの回答>
これまで議会をはじめ様々なところで丁寧に説明して参りましたし、その内容も変わらないことから、これ以上コメントすることはありませんので回答は控えさせていただきます」、
しかし、事実は「市長は、この<市有林売却代金横領疑惑>については、今まで一度も公式の場(議会、記者会見、市民との公務としての会合、集会)で発言したことは無いのです。
つまり、<市民の共有財産の本当の有効活用を推進する会・飯能>と名乗り、送信者の個人名、住所、固定電話番号、日常的使用しているメールアドレスまで明記している市民グループからの「質問内容と回答は公開します」と明記してある質問に対して「明らかな嘘の理由」をでっちあげて、拒否したのです。
しかも下記のような「お断り」までついていました。
「なお、この件に関しての小久保様からのお問合せ、ご質問等にはお答えしかねますのでご了承ください」、
このような、市民を愚弄する市長の「嘘の理由による回答拒否」は、大久保市長が3選されようと、落選しようと「当時の公務」の是非については最後まで追及していく予定です。
(1269字)
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