2021-07-14 Wed
私は今回の市長選では、新井重治候補に投票しました。
しかし、だからと言って「これからの新井市長を全面的に応援していく」と決めている訳ではありません。
立候補者が2人だけだったので、「大久保市長の3選を阻止する」には、新井候補に投票する以外に選択肢が無かったからです。
この2人以外に「阿須メガソーラー即時中止!」を掲げる第3の候補者がいたら、その人に投票したかったのですが、その選択肢が今回の市長選には有りませんでした。
「現職市長の落選」によって「阿須山中土地有効活用事業」の見直しは始まるでしょう。
しかし、私には「どうもすっきりしない想い」が残っています。
それは、現実には、今回の市長選では「メガソーラーの是非が争点にはなっていなかった」からです。
たしかに、「阿須のメガソーラーを強引に進めてきた」大久保市長への「ノー」が多かったから、現職は前回の選挙より1万票も減らしたのでしょう。
投票率は前回よりもかなり低かったのですから、その「大久保ノー!」の人が、自分の票を新井さんに投じた結果なのでだと思います。
言ってみれば、巷でささやかれている「サッカー試合の結果」に例えた「大久保さんのオウンゴール」で、新井さんが当選したに過ぎないのだと思っています。
大久保落選を「強く願っていた」私も、それは単なる願望であって、予想では「新井さんの当選は95%くらい有りえない」と思っていたのです。
月並みな表現ですが、まさに「選挙は終わってみないと判らない!」という定説を痛感しました。
得点をサッカーの試合に例えると「新井重治2―0大久保勝」というところでしょうか。
もちろん、新井さんの「2点」は大久保さんのオウンゴールによるものです。
そのオウンゴールの2点は、「森林伐採のメガソーラー」と「熱海市での土石流災害」です。
結論から言うと、新井さんの当選は「メガソーラーが争点になったうえでの勝利」ではないということです。
本当に、新井さんが「阿須山中メガソーラー」をどのように認識していたのかは、これからの「見直しの内容」と「見直した上での結論の内容」で明らかになるでしょう。
私が言いたいことは阿須のメガソーラーに反対の人は、「新井新市長にもメガソーラーの即時中止を求めていく!」ということです。
(1108字)
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2021-07-14 Wed
今回の市長選が、今までの市長選と最も違うことは、「市長により相応しい人を選ぶ選挙」ではなく、「デタラメな政治を繰り返す現職を落とす選挙」だったということです。
大久保市長による「デタラメ市政」の中で、最も酷い<阿須山中市有林メガソーラー問題>が、「選挙の争点」から外されながら、やはり、このメガソーラー強行を許さない市民が動いた選挙だったといえるのではないでしょうか。
2017年の市長選で大久保再選に投票した市民の中にさえ、1万人近くもの人が「大久保ノーに転じた」のです。
しかし、この<阿須山中市有林メガソーラー問題>は、それを推進してきた「現職市長の落選」で、一件落着となったわけではありません。
なぜなら、この問題は、「大久保市長が一人で強行した」ことでないし、「大久保市長から始まったわけではない」からです。
この<阿須山中市有林メガソーラー問題>で、市民への背任、不公平で不公正な便宜供与や利益供与、市有財産の横領や巨額な売電収入の闇の配分計画などに、長く深く関わってきた市職員や市議の責任を追及していく、そのスタートが、今回の市長選だったのです。
飯能市での<阿須山中市有林メガソーラー問題>の本質は、「単なる自然破壊」ではなく、「貴重な市有林を私物化に近い勝手な活用方法」で、民間事業者グループが「僅か年120万円の借地料を市に収めるだけ、年間2億円以上の売電収入を20年間独占し続ける権利を不公平で不公正な手段で得た(市が与えた)という不透明な官民共謀プロジェクトなのです。
「土砂災害を伴う大規模な自然破壊」は、そのプロジェクトを強行するプロセスの途中結果の一つ」なのです。
この疑惑満載の官民共謀プロジェクトの全容を解明し、市民に明らかにしていく市民有志プロジェクトをスタートさせ得るだけの選挙結果になったと、私個人は総括しています。
(815字)
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