2021-08-08 Sun
当ブログの大項目★2021年市長選どうする・どうなる★ での【新井新市長は「どうする」か?】という中項目で書き込んでいるのは「新井新市長自身が、これから、何を?どうするのか?」ということの私の予想や希望的観測です。
これに対して、【新井新市長を「どうする」か?】という中項目で、これから書き込んでいくのは、「私(小久保)が新井市長に、何を? どうさせたいのか?」という願望や予告です。
新井新市長にとって「初めての定例議会」である9月の定例議会で、ぜひ、公的な場で、飯能市民が「発言して欲しい!」「発言させたい!」と私が願っていることの第1点は、下記のことです。
❶新井新市長の「阿須山中メガソーラーへの基本姿勢」としては、市長選での選挙広報や公認チラシ、後援会討議資料では「見直し」「精査」という言葉を使っていました。
そもそも、新井市長は、何のために「見直す」のでしょうか? その目的や意図を、ぜひ公的な場で発言して欲しいと願っています。
そのための第一歩は、一般質問で、市議の誰かが、これを質問した時に、「抽象的で当たり障りのない回答」をさせないために、幾つかの〈選択肢〉を提示して、その中から選ばせることです。
A•飯能市が始めた[阿須山中土地有効活用案公募事業]そのものの妥当性、正当性、公平性を見直し、そこに違法性が有れば、「阿須山中メガソーラー&サッカー場建設工事の中止もあり得る」という意図で「見直す」「精査する」ということでしょうか?
それとも
B・「阿須山中の市有林を民間事業者に貸して、有効活用を図るという事業自体は継続するが、森林の3/4を伐採し、メガソーラー&サッカー場を建設する計画を見直す」ということでしょうか?
それとも、
C・「メガソーラーとサッカー場建設」工事はもう既に造成工事が完成しようとしているので、そのまま継続させ、「今後の工事の進め方や周辺住民への防災対策を見直す」ということでしょうか?
それとも、新井市長独自の他の「目的」や「意図」が有るのでしょうか?
とりあえずは、以上のABCDのどれかに絞り込んだ「目的」や「意図」の答弁を引き出すことが、これからまだまだ継続される質疑応答に不可欠なことではないでしょうか。
(948字)
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2021-08-09 Mon
新井新市長にとって「初めての定例議会」である9月の市議会で、ぜひ、公的な場で、飯能市民が「発言して欲しい!」「発言させたい!」と私が願っていることの第2点は、下記のことです。
❶市長直轄の調査委員会を設置する予定は?
市長選で公約した「見直す」「精査する」ということは、それを専門とする調査委員会を設置して、真相が解明される迄、何らかの結論を出すまで、継続的に行うものと市民は思っていました。もちろん、私もそう思っていましたので、ぜひ、最初はこれを確認したいのです。
❷その調査委員会の委員の構成は?
市議会に出来るであろう百条委員会は「市議だけで構成される」ので、市長が設置する調査委員会には、各種の専門家の他に、ぜひ、<阿須山中土地有効活用事業>に関心の強い市民も何人かは加えるべきだと思っています。
その委員の「公募」が有るなら、もちろん、私は応募します。
❸もし百条委員会が設置された場合、その違いは?
それは何と言っても「市民を委員に加えること」「全ての会議を公開にすること」でしょう。関心事は、その委員構成と人数です。
❹いつからスタートさせるのか?
当然「出来るだけ早く!」です。新井新市長には、初当選が決まった7/11から市長就任までちょうど1か月の余裕が有ったのですから、「見直しや精査が公約の一つ」なら、当然、十分に構想はできているはずです。
上記のことは、一市民の私が聞くよりも、9月の定例市議会の一般質問で、市議が市長に訊いたほうが、答弁の引き出しは確実でしょう。
果たして、その9月の市議会で最初に質問する市議はだれなのでしょうか?
もし、「質問する市議が一人もいない」のであれば〈次の手〉も考えています。
(728字)
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2021-09-06 Mon
9/17(金)から始まる一般質問で、「阿須山中」「メガソーラー」「検証委員会」について質問する予定の市議は6人と公表されています。
それぞれの市議の登壇日時と通告質問項目は<飯能市議会サイト>の下記の頁に掲載されています。
令和3年9月定例会 市政に対する一般質問
9/19(金)10時開始の最初の質問に登壇するのは鳥居誠明市議です。
「当選回数が多い古参議員の登壇は後半というのが定番」なのですが、今回は当選6回の鳥居議員がトップです。
これは珍しいことです。
「ベテラン議員が一般質問のトップで質問に立つ」というのは、私が15年近く飯能市議会の傍聴」をしていて、今回が「初めて」のことです。
なんでも「鳥居議員は自分からぜひトップでやらせて欲しい!」と希望したのだそうです。
その鳥居議員の通告質問項目は下記のようになっています。
1 総合政策について
(1)新井市長が目指す市政とは 市 長
(2)どのようなまちづくりを目指すのか 市長及び担当部長
(3)新型コロナ感染対策について 〃
(4)阿須山中について 〃
つまり、新井市長への「総括的な質問の中の一部分」という位置づけでしかないようです。
市長選での市民の大方の予想では「現職の大久保さん当選、新井さんは落選」だったのですが、それが予想に反して「投票率が前回の市長選よりも低かった」にも関わらず、当選した要因は、「熱海市の土石流災害報道の一週間後の投票だった」ので、本来は現職の大久保市長支持の市民の中でも、「阿須山中メガソーラーを危ぶんだ人たちが、新井さんに投票したからだ」と分析されているのです。
その新井さんは「メガソーラーの精査・見直し」を公約にして当選して、「私が座長になって検証委員会を立ち上げる」と公言しているのです。
ところが、その検証委員会の概要は、全員協議会でも、記者会見でも言わなかったのですから、当然、市議は「一般質問では真っ先に質問すべきこと」だと思うのですが・・・・。
どうも、鳥居議員は、「検証委員会については新井市長に自由に、新井市長の都合の良いように語らせる」と決めているようですね。
「検証委員会の概要をできるだけ詳細に新井市長に話させる」ために、「質問内容で新井市長をなんとかしよう!」という意欲は感じられません。
「検証委員会のメンバーは庁内職員だけで!」と公言している新井市長に対して、鳥居議員は、おそらく「どうして検証委員会に第三者の委員を加えないのか?」という質問はしないでしょう。
もちろん、「ぜひ、第三者を委員に加えて欲しい!」という要望もしないでしょうね。
私のこの推測(予想)が当たっているかどうかを確かめたいので、どんなことがあっても9/19は傍聴しようと決めています。
(1150字)
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それぞれの市議の登壇日時と通告質問項目は<飯能市議会サイト>の下記の頁に掲載されています。
令和3年9月定例会 市政に対する一般質問
9/19(金)10時開始の最初の質問に登壇するのは鳥居誠明市議です。
「当選回数が多い古参議員の登壇は後半というのが定番」なのですが、今回は当選6回の鳥居議員がトップです。
これは珍しいことです。
「ベテラン議員が一般質問のトップで質問に立つ」というのは、私が15年近く飯能市議会の傍聴」をしていて、今回が「初めて」のことです。
なんでも「鳥居議員は自分からぜひトップでやらせて欲しい!」と希望したのだそうです。
その鳥居議員の通告質問項目は下記のようになっています。
1 総合政策について
(1)新井市長が目指す市政とは 市 長
(2)どのようなまちづくりを目指すのか 市長及び担当部長
(3)新型コロナ感染対策について 〃
(4)阿須山中について 〃
つまり、新井市長への「総括的な質問の中の一部分」という位置づけでしかないようです。
市長選での市民の大方の予想では「現職の大久保さん当選、新井さんは落選」だったのですが、それが予想に反して「投票率が前回の市長選よりも低かった」にも関わらず、当選した要因は、「熱海市の土石流災害報道の一週間後の投票だった」ので、本来は現職の大久保市長支持の市民の中でも、「阿須山中メガソーラーを危ぶんだ人たちが、新井さんに投票したからだ」と分析されているのです。
その新井さんは「メガソーラーの精査・見直し」を公約にして当選して、「私が座長になって検証委員会を立ち上げる」と公言しているのです。
ところが、その検証委員会の概要は、全員協議会でも、記者会見でも言わなかったのですから、当然、市議は「一般質問では真っ先に質問すべきこと」だと思うのですが・・・・。
どうも、鳥居議員は、「検証委員会については新井市長に自由に、新井市長の都合の良いように語らせる」と決めているようですね。
「検証委員会の概要をできるだけ詳細に新井市長に話させる」ために、「質問内容で新井市長をなんとかしよう!」という意欲は感じられません。
「検証委員会のメンバーは庁内職員だけで!」と公言している新井市長に対して、鳥居議員は、おそらく「どうして検証委員会に第三者の委員を加えないのか?」という質問はしないでしょう。
もちろん、「ぜひ、第三者を委員に加えて欲しい!」という要望もしないでしょうね。
私のこの推測(予想)が当たっているかどうかを確かめたいので、どんなことがあっても9/19は傍聴しようと決めています。
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2021-09-17 Fri
きょう(9/18)の一般質問で「阿須山中」について質問する議員は、最初に(10:00~)登壇した鳥居誠明議員と、その次に(11:10~)に登壇した長谷川順子議員の2人。その質疑を傍聴してきました。
開始20分前に傍聴受付に着いたのですが、傍聴席は既に定員超過で、「傍聴者控室」で「スピーカーから聞こえてくる音声を聴くだけのホントの傍聴」になってしまいました。
議員と市長との質疑応答は、正確な内容を文字で伝えるべきなので、飯能日高テレビの録画放送が視られるようになってからにしたいと思います。
しかし、いつものことですが、その録画放送日はまだ教えてくれません。いままでの例だと1週間から10日後だと思います。
新井市長がこれから取り組む「阿須山中メガソーラー問題の検証委員会」に関する鳥居議員と長谷川議員の質問に答えた内容の中で、本日、新たに判明したことは下記のような点でした。
①これまで公の場で、新井市長が言っていた「専門家」というのは、あくまでも「土木工事やメガソーラーの技術的な専門家」ということであって、「民間への市有林貸与の是非」や「民間事業か公共事業かが曖昧な工事の契約の是非」等についての専門家ではないと説明していたこと。
②「借地料年120万円という金額」の確認であって、「事業者が20年で計2400万円の借地料を支払うだけで総額40億~60億円の売電収入を独占する」ことへの利益供与の疑念の有無の確認ではないこと。
③検証委員会では「飯能市土地開発公社が阿須や岩沢地区の土地を先行取得したときまで遡って検証することはない」「あくまでも阿須山中土地有効活用事業の公募を決めた時から検証したい」「しかし、その範囲についてもこれから検証する」ということ。
④検証委員会には、市民や第三者の専門家をメンバーに加えることはない」だけでなく、市民やマスコミが検証委員会を傍聴することも考えていないこと。
⑤現地で伐採した市有林の売却代金の金額は確認するが、「その代金を伐採経費に充当するのが正しいのか否かも検証する」とは明言しなかったこと。
いまこのブログに「私は確かにこう聴いた」と自信を持って書き込めるのは以上のことだけです。
私は視力だけでなく聴力もかなり衰えてきているので、「聴き洩らし」はかなりあると思うので、質疑応答を録画放送できっちりチェックしてから、議員毎にその詳細を当ブログに書き込む予定です。
(1020字)
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2021-09-21 Tue
きょう(9/21)の一般質問で「阿須山中」について質問する議員は、午後(13:10)からの大津力議員と、最後(15:30)の滝沢議員だけの予定だったので、傍聴は午後だけに。
この大津議員と滝沢議員の質問に対する新井市長の答弁を聴いた限りでは、「新井市長を座長とした庁内職員だけで非公開で行われる検証委員会には期待できない!」という私のそれまでの印象は、やはり変わりませんでした。
そのことを、皆さんに理解してもらうには、答弁の内容を一言も漏らさず、正確に伝えておかなければなりません。
そのために、質疑の詳細報告や具体的な解説は、飯能日高テレビの録画放送が視られるようになってからにします。
なぜなら、議会の傍聴では、〈聞き逃し〉や〈聞き間違い〉が有るからです。
その点、録画なら「何度でも繰り返し」視ることで、正確な言葉を伝えることができます。
なぜ検証委員会には期待できないか?
このことを書き込んだFacebookの文章を、ここに転載することにしました。
『飯能メガソーラー狂詩曲』015(Facebook小久保達2021/09/17/21:04)
今日(9/17)の新井市長の答弁を聞いた限りでは「検証委員会は非公開」とのこと。「市民委員」どころか「傍聴もさせない」でおいて「市民との対話重視!」を叫ぶ市長には早くも期待できない!?
『飯能メガソーラー狂詩曲』016 (Facebook小久保達2021/09/18/18:58)
阿須山中検証委員会は「市役所が業者を精査する場」ではない➡️「市役所が自らの過ちや不正の有無を精査する場」なのだ。
だから第三者の委員が不可欠!
なのに新市長はそこに触れない!
(660字)
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この大津議員と滝沢議員の質問に対する新井市長の答弁を聴いた限りでは、「新井市長を座長とした庁内職員だけで非公開で行われる検証委員会には期待できない!」という私のそれまでの印象は、やはり変わりませんでした。
そのことを、皆さんに理解してもらうには、答弁の内容を一言も漏らさず、正確に伝えておかなければなりません。
そのために、質疑の詳細報告や具体的な解説は、飯能日高テレビの録画放送が視られるようになってからにします。
なぜなら、議会の傍聴では、〈聞き逃し〉や〈聞き間違い〉が有るからです。
その点、録画なら「何度でも繰り返し」視ることで、正確な言葉を伝えることができます。
なぜ検証委員会には期待できないか?
このことを書き込んだFacebookの文章を、ここに転載することにしました。
『飯能メガソーラー狂詩曲』015(Facebook小久保達2021/09/17/21:04)
今日(9/17)の新井市長の答弁を聞いた限りでは「検証委員会は非公開」とのこと。「市民委員」どころか「傍聴もさせない」でおいて「市民との対話重視!」を叫ぶ市長には早くも期待できない!?
『飯能メガソーラー狂詩曲』016 (Facebook小久保達2021/09/18/18:58)
阿須山中検証委員会は「市役所が業者を精査する場」ではない➡️「市役所が自らの過ちや不正の有無を精査する場」なのだ。
だから第三者の委員が不可欠!
なのに新市長はそこに触れない!
(660字)
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2021-09-22 Wed
きょう(9/22)の一般質問の私の傍聴は、午後(14:20~)の野田直人議員だけしかできませんでした。満席で控室の音声だけでしたが、議場の傍聴席よりは音声がクリアなので、私には控室の方が明瞭に聞こえるので「嫌」ではありません。
野田議員の<阿須山中>に関しての発言についての解説や批判は、録画放送が始まって、文言を正確に把握できてから書くことにします。
きょうの傍聴レポートとしては、「俺は他の議員とは違うんだぞ!」という自慢と、新井市長に対するマウンティングに終始した」ということだけを書いておきます。
❶、新井市長の選挙公約に書かれていた「県との太いパイプ」を取り上げて、「県とのパイプは有っても、国とのパイプは無いだろう!」「私は市内に4か所、参議院の中(意味不明です)も1か所、自分の事務所を持っている」と自慢。
つまり、「国に何かを陳情に行く時は俺がパイプになってやるよ!」ということであり、要するに「俺を通せよ!」と言っているわけです。
❷「元加治駅南口早期開設」という新井市長の公約に対して「15億円以上かかるのだから実現するわけがない!」「西武の社長も入間市長も、全くその気は無いと言っていた」と批判しておいて、「俺は西武の社長とも親しいから」と、ここでも「俺を無視するなよ!」と言い渡したわけです。
どの鉄道会社にも「地元が全費用を負担するならどこにでも新駅を造ると請願駅という慣習が有る」ことくらい知らないわけがないのに、一般質問で声高に言うのは、新井市長に対して言っているのではなく、自分の支持者や他の市議達に対しての自己PRなのです。
❸「精明地区に道の駅設置を」という公約に対しても、「国交省の幹部に訊いたが、そんあ道の駅のことは全く聞いたことが無い」と言っていると批判した上で、「赤羽国交大臣とのパイプも有る」ことをほのめかしていました。
つまり「国交省への道の駅の申請も俺を通さないと許可されないよ!」と、揺さぶりをかけているわけです。
「一般質問」というと、市民は「市議が市長や市の担当幹部に市政に関する質問をする場」だと思っている人が多いのですが、実は「議員の自己PRの場」なのです。
本当に訊きたいことが有れば、いつでも、誰にでも、質問できるし、回答を引き出せるのですが、それをテレビの録画撮影があり、傍聴人や文化新聞記者が居る「3か月に1度、1時間しか与えられない一般質問」の時に訊くのは、「質問している自分をアピールするため」なのです。「自分の質疑応答を議事録に残したい」からなのです。
最古参の野田議員は、そこを一番理解しているのです。
だから、冒頭で「市長の言う市政刷新というのは、私を市議会から追い出すことで刷新すると言っているかと思っていました」という「笑いを取る芸当もできる」のです。
<阿須山中の土地先行取得>に関しても、「当時の事情を直接知っている議員は私しか残っていません」という事実を誇り、裏話を都合よく使って<阿須山中土地有効活用事業>の正当性を声高に叫んでいました。
しかし、その「事実説明」での欠落点、矛盾点、重要な事実の隠蔽、嘘などについては、録画が公開されてから書くことにします。
(1347字)
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2021-09-27 Mon
議会での答弁は「文字にした場合」と「そのまんま録画」では、かなり印象が異なります。なので、今夜(9/27)から飯能日高テレビで放送される録画も併せて視て下さい。飯能市議会サイトでの録画公開日は未定ですが近日中です。
9/23付の文化新聞に掲載された<9/17の一般質問>での鳥居市議の質問と新井市長の答弁記事から「鳥居議員の質問」を省略して、「新井市長の答弁」を抜粋して、それに「解説」や「ツッコミ」を書いてみました。
文化新聞紙面の画像は<Facebook小久保達>【<阿須メガソーラー検証委員会>を「検証」する】01に掲載。
<対話重視の街づくり実現>に関して
新井市長の答弁①
市民の皆様とのキャッチボール、対話こそが私の政治理念、基本姿勢である。
「キャッチボール」ということは、「市長の話を一方的に聴かされる」ことではなく、「一つ一つの課題」について、「市民との質疑応答を重ねる」ということです。くれぐれも、今までの市長のようみ「市長の話が全部終わってから一括でしつもんさせる」形式はやらないということであって欲しいですね。それも「一人一問」ではなく、「その人が最初に質問したことに関しては、一問一答方式で、その最初の質問に関する更なる質問が尽きる」まで続けてほしいものです。それが「市民とのキャッチボール」ということです。
新井市長の答弁②
私が直接、皆様のところに年2回程度お伺いして・・・・」
「年2回」という開催頻度では「市政全般に関することだけ」でいいので、「その地域だけの課題」については、「年2回」という制限を設けずに、緊急な課題であれば、その都度の開催をお願いしたいところです。
それが、新井市長が言う「市民の皆様の声に対して真摯に耳を傾け、しっかりと市政に反映させていく」ことだと思います。
新井市長の答弁③
基本的に地区行政センターでの開催を考えているが、現在コロナ禍ということもあり、会場にたくさんの方にお集まり頂くことが難しいので・・・・
その「非常事態宣言」も間もなく解除されます。いままでも「市長が説明する集会」で各公民館が「3蜜になったことは無い」と思います。少なくとも、私が行った公民館での「市長の説明会」では、沢辺市長の時も、大久保市長の時も「いつもガラガラ」でした。
「動員されたように見える普段着の市職員やその家族たち」がいなければさらにガラガラだったといつも感じていました。
新井市長の答弁④
・・・・会場にたくさんの方にお集まり頂くことが難しいので、参加者については現在検討しているところである。
「参加者については検討している」って何でしょう? まさか「自治会役員に限る」とか「事前申込者に限る」とか「抽選制」とかいう「制限を設定すること」ではないですよね。「阿須山中問題での説明会」のときのように・・・・。
(1035字)
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2021-09-28 Tue
前回(No.7)に続いて、今回も、9/23付の文化新聞に掲載された<9/17の一般質問>での鳥居市議の質問と新井市長との答弁「記事」からです。「鳥居議員の質問」を省略して、「新井市長の答弁」を抜粋して、それへの「ツッコミ」と「解説」を書いてみました。
文化新聞紙面の画像は<Facebook小久保達>【<阿須メガソーラー検証委員会>を「検証」する】01に掲載。
<阿須山中メガソーラー事業>に関して
新井市長の答弁⑤
この事業について疑問や不安を感じている市民がいることは確か。そのような市民の声があることから検証をする必要があると考えている。
市長が議会での答弁で、<阿須山中土地有効活用事業>を、「この事業」と言っているのは、この事業は「単なる民間事業ではなく、飯能市の公共事業だと認識している」ということなのです。
つまり、当時の大久保市長や副市長が「民間事業」と言っていたことを否定したのです。
この「事業」に対して、「不安を感じている」のは、災害リスクが増した<唐沢川流域に住んでいる市民>だけであって、他の大半の市民が感じているのは「不安」ではなく「不信」なのです。しかもそれは、事業者である飯能インターナショナルスポーツアカデミーや元請け業者の大和リースだけにではなく、<飯能市の事業の進め方>に対する「不信」でもあるのです。
新井市長の答弁⑥
事業を開始する前には事業内容を説明した上で、事業を進めていくべきと考えている。事業の進め方として、市民や地元への十分な説明が必要であったのではないかとも考えている。
市民が「不信」に思っているのは、単に「工事の進め方」だけではありません。
「森林文化都市の飯能市が市有林を民間サッカークラブに貸して、そのクラブ自身の資金稼ぎのためにサッカー場の10倍の面積のメガソーラー発電所を造らせる」ことに対して「不信」を抱いているのです。
「地元への十分な説明」と言っても、それは「正直な説明」という前提が有ってのことであって、「重要な事実」を隠していたら、それは「十分な説明」とは言えないのです。
どうも、私には「新井市長が検証を必要とする理由」が、<阿須山中土地有効活用事業>の必要性、正当性等の検証ではなく、単なる「手続きの不備」や「欠落点の有無」の検証だけで終えるような気がしてならないのです。
(950字)
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2021-09-28 Tue
前のNo.7,No.8,)に続いて、今回も、9/23付の文化新聞に掲載された<9/17の一般質問>での鳥居市議の質問と新井市長との答弁「記事」からです。「鳥居議員の質問」を省略して、「新井市長の答弁」を抜粋して、それへの「ツッコミ」と「解説」を書いてみました。
文化新聞紙面の画像は<Facebook小久保達>【<阿須メガソーラー検証委員会>を「検証」する】01に掲載。
<防災と自然保護との関係について>に関して
新井市長の答弁⑦
防災面では、過去には下流の唐沢川が複数回氾濫していることから・・・・
そのように複数回氾濫している川沿いの上流の丘陵で、「高い部分の土を削って低い部分の急斜面に盛り土する」ということが現在進行中なのです。
自然の地形を大幅に変形させる大規模土木工事をしてまで、メガソーラー発電所を造ることを「飯能市が称賛して許可した」ことの「責任」が問われていることこそ検証すべきなのではないでしょうか。
新井市長の答弁⑧
一昨年の台風第19号の大雨による土砂等の堆積状況等も踏まえ、事業による影響を考える必要があると思っている。
唐沢川の土砂の堆積は、その台風19号の後から始めたメガソーラー用造成工事による「樹木の伐採伐根」と「切土と盛り土」によって、雨による土壌流失が続いて、その総量が増えたために、飯能市は今年の夏に川底の浚渫工事を市税で実施しています。
その新たな堆積土砂を唐沢川に流出させた責任は、事業者の飯能インターナショナルスポーツアカデミーと元請け業者の大和リースに有ることは明白です。
それなのに、飯能市は、約600万円前後と言われる浚渫工事を市税で実施。事業者に負担させることは全くしなかったのです。
「請求したが断られた」のではなく、「最初から請求しなかった」のです。
メガソーラー発電所敷地内の土砂が雨で流失し、唐沢川に堆積する度に、市税による「川底の浚渫工事」は繰り返されることになるのです。
事業者に「メガソーラー発電所用地として市有地を賃貸した期間」は20年。その20年間で、この浚渫工事が、あと何回繰り返されることになるのでしょうか?
それは自然現象のことですから今から全く予想はできません。
1回の浚渫工事で600万円なら5回で3000万円にもなります。
飯能市が17haの市有林の3/4を破壊して20年間で総額2400万円の土地賃貸料を得ても、この浚渫工事に支出される市税を考えれば、どこが<土地有効活用事業>なのでしょうか?
このような重大な事実を、鳥居議員は知っていながら市民には言わないし、新井市長も「防災関連の答弁」でも全く触れなかったのです。
新井市長の答弁⑨
自然環境面では事業が進捗している状況において、どのような事ができるのか考えていく。
この阿須山中問題では「自然環境面」という言葉は間違っています。正しくは「自然破壊面」という言葉を使うべきなのです。
「市がどのようなことができるのか」を考えるのではなく、「市はどのようなことをしなければならなかったのか」を考えるべきなのです。
さらに「これからどのようなことをしなければならないのか」も早急に考えるべきなのです。
(1264字)
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2021-09-29 Wed
★2021年市長選どうする・どうなる★⇒【新井新市長を「どうする」か?】No.10 鳥居市議の質問(9.17)への新井市長答弁(その4)「年間120万円の賃借料についても検証」へのツッコミと解説です。
前のNo.7,No.8,No.9)に続いて、今回も、9/23付の文化新聞に掲載された<9/17の一般質問>での鳥居市議の質問と新井市長との答弁「記事」からです。「鳥居議員の質問」を省略して、「新井市長の答弁」を抜粋して、それへの「ツッコミ」と「解説」を書いてみました。
文化新聞紙面の画像は<Facebook小久保達>【<阿須メガソーラー検証委員会>を「検証」する】01に掲載。
<土地賃借料>に関して
新井市長の答弁⑩
そして、年間120万円の土地賃借料についても市民から疑問の声を聞いていることから、この金額についても確認していく。
大半の市民が疑問に思っているのは「年間120万円の金額が低すぎる」ということではないのです。
たとえ、その金額を240万円に増やしたとして、さらに360万円、480万円に増やしたとしても、「市民の疑問」や「不信」が消えるわけではないのです。
なぜなら、それは「事業者が払う土地賃借料の金額の問題」ではなく、「そもそも市有林から賃貸料を徴収するために、その市有林の3/4を破壊する民間ビジネスのために、市有地を貸すという市の決定」に対する疑問であり、不信だからなのです。
「賃借料の問題」ではなく「賃貸料」の問題なのです。
つまり「市有地を借りる飯能インターナショナルスポーツアカデミーに対する問題や不信」ではなく、「永年に渡って保全してきた自然豊かな市有林の里山を破壊することを認めて20年間も貸す飯能市に対する問題や不信」なのです。
上記の根本的な問題の幹の部分からすれば、「120万円」という金額は枝葉末節なことなのです。
(531字)
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