2021-07-18 Sun
今回の<阿須山中市有林メガソーラー問題>だけに限らず、「困難な大問題」に取り組む際に不可欠な思考は「出来るか?出来ないか?」の無意味で無駄な議論を避けて、「実現するにはどうすればいいか?」「何から始めれば良いか?」「今から出来ることを列挙する」という思考です。
<阿須山中市有林メガソーラー問題>の最大の特徴は、「純然たる民間事業」ではなく、「民間事業を装って市役所主導で始めた隠れ公共事業だ!ということなのです。
なので「中止にさせる方法」の大部分は飯能市役所の中に有るのです。
この<阿須山中土地有効活用事業>という名称の「巧妙に仕組まれた政治の私物化」を推進してきた大久保市長とそれに群がっていた市幹部職員、一部の保守系市議、そして「事業者のフリをし続けてきた民間団体」それぞれの過去の言動の中に、この事業を中止にさせるヒントも、要因も隠されているのです。
だから、「阿須山中メガソーラー中止への第一歩」は、彼らの言動の記録、彼ららが作成した各種資料を、そもそもの発端から時系列で「個人別」「項目別」に比較対照しながら徹底的に精査し、検証していくことなのです。
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2021-07-19 Mon
阿須山中メガソーラーの造成工事は、大久保市長が落選してからも着々と続けられています。
阿須丘陵の稜線に沿ったハイキング道(市道)の北斜面は、丘の上が大量に切土されて、低い谷の部分に移して盛り土されたので、「一見したところ平らに造成」されてしまいました。
南斜面では、樹木の伐採や調整池設置のための工事はいま着々と進行しています。
これを止めるための第二歩は、工事の元請けである大和リース担当者への「確認」です。
いままで、この<阿須山中土地有効活用事業>に関わっていなかった市職員と、市議会議員の有志で、この大和リースの担当者から、「そもそも飯能市との関りが生じた時からの経緯」を面談を何回でも重ねて訊きだすことです。
もちろん「任意で」です。工事業者が面談を拒否したら、その時は「別の方法」が有ります。
当然、「公募事業で最優秀提案者に認定された」という飯能インターナショナルスポーツアカデミーの責任者である木下理事長と服部会長にも面談して「公募事業の件を知ってから現在までの事実」を確認することも不可欠です。
第一歩の段階で行った「市長、副市長、担当職員、推進してきた市議」に対する精査の内容と、第二段階で得られる「事業者側から確認した事実」とを照合し、「辻褄の合わない部分」「矛盾する部分」「それでもまだ不明な部分」を、時系列、人物毎に浮き彫りにさせることが、工事を中断させるための第三歩です。
次回は、現時点で「予想される不明瞭な部分」を列挙します。
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2021-07-21 Wed
飯能市で「行政に関わる者」が、公的な場・手段で「飯能にメガソーラーを!」と最初に言い出したのは誰か?
私が知る限りでは、明確な証拠が提示できる範囲に限定していえば、それは大久保勝市議(当時)です。
大久保勝氏が、初めて2013年の市長選に立候補した時、告示前に市内の至る所で配布した、大久保勝後援会発行の《大久保まさるの約束 大胆施策22》と題した「討議資料」(A4版両面印刷)です。
そこに<22の施策>の13番目として「⑬メガソーラーの設置:山間地域にメガソーラーを設置します」と明記されています。
8月上旬に退任される大久保市長には、その退任前に「市民全体への引継ぎ事項」として、「それ以降の飯能市でのメガソーラー設置」における経緯をすべて話して頂きたいものです。
そのことが<阿須市有林メガソーラー建設>についての様々な疑問、疑念、疑惑の真相を明確にすることのスタートではないでしょうか?
その討議資料の画像は下記のFacebookに掲示しておきます。
https://www.facebook.com/satoshi.kokubo.18/posts/2722148258075540?comment_id=2722150424741990&__cft__[0]=AZUNEniu0EGxq2P4J5D3kiAVYjgPZhlorQm_bvZRbVPsFsSEjWUAF7F28RB1CEphLb_GgiZr_XfCE4Qk-RDFvlW5LE4iaZ718uoFC7RsmIqZMA&__tn__=R]-R
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2021-07-27 Tue
この<阿須山中市有林メガソーラー疑惑>の解明に最も重要な人物は、もちろん大久保勝現市長です。
「飯能市の山間地域にメガソーラーを!」ということを最初に掲げてから、それが<阿須山中土地有効活用事業>へとつながっていった経過を最もよく把握している関係者の一人だからです。
この大久保市長から「訊き出したいこと」はかなりの数の項目になります。
それを「時系列」に、「相互の関係」の整合性を確認しながら把握する過程の中で、最優秀事業者に認定されたHISAの応募過程や選考過程、そして飯能市とHISAとの種々の契約段階で、明らかな「不正」が明るみに出れば、それだけで、メガソーラー工事を中止させることが可能になります。
もちろん、その「不正」に市長が「関係しているのか?いないのか?」は、市長本人の説明を聞いてから検証することです。
その意味でも「大久保市長に説明を求める」ことは、「メガソーラー工事を中止できるか否か」の最初のステップなのです。
果たして、大久保市長が、「当時の経緯」をどの程度、市民に説明してくれるかどうかは当人の意志次第です。
そのための全段階で必要なことは、議会議事録や市役所ホームページ、市長のブログ、文化新聞記事などから「大久保市長の発言」を拾い出し、それを時系列でまとめることです。
それらの「発言記録を元に市長への質問集を作成」し、それに沿って市長に答えてもらうことが、基本的な進め方でしょう。
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2021-07-28 Wed
<阿須山中市有林メガソーラー疑惑>の解明において、大久保市長と同じレベルで重要な人物は、上副市長と青田部長でしょう。
この二人は大久保市長以上に「多くのことに関わってきている」ので、もしかしたら、大久保市長以上に重要な人かもしれません。
特に、青田部長は、担当部署が変わっても、一貫して、この<阿須山中土地有効活用事業>に関わってきているので、この人が持っている情報や発言は特に重要です、
特に、青田部長の言動が、彼自身の意志によるものだったのか、それとも、上司の指示でなされたものだったのか?
そうであれば、青田部長に指示をした上司は誰なのか?
その上司から、どのような指示をうけたのか?
ということを明確にしていくことが不可欠です。
二人は、共に市議会で業務の説明や市議からの質問に答弁をする立場なので、それらの発言の大半が議事録という公的な記録として残されています。
この<阿須山中土地有効活用事業>は、公表されてからの期間が長いので、議事録だけでも多岐に渡っています。
そのため、市長だけでなく、上副市長も、青田部長も、その自分自身の発言に矛盾が有ったり、整合性がとれない内容が有るかもしれません。
それらも明確にしていくことも、不可欠であり、重要なことです。
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2021-07-29 Thu
<阿須山中市有林メガソーラー疑惑>の解明において、「工事の白紙撤回」の可能性のカギを握るのは、なんと言っても、<阿須山中土地有効活用事業>に応募した、(一社)飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)です。
このサッカークラブ(HISA)の「専用の練習場が欲しい!」という事情は、私も理解できます。
飯能市内には、森林伐採をしなくても、造成工事に莫大な経費をかけなくても、簡単なグランド整備程度の作業で「サッカー場に転用できる空き地、更地、休耕地」が何か所もあります。
本当に、それらの土地の借用の可能性を全部確認してみたのだろうか?
「専用グランド確保」が本気なら、その程度のことは全部やっているのだと思いますが、この点も検証は必要でしょう。
それなのに、どうして長年保全してきた自然豊かな里山の市有林を伐採、大規模土木造成工事を伴うサッカーグランドを造るという案で、この公募事業に応募したのでしょうか?
飯能で生まれ育った人間なら、そんなプランは自分では考えつかないおではないでしょうか?
仮に思いついたとしても「こんなプランを森林文化都市宣言を自慢する飯能市が採用するわけが無い!」と考えて、応募しないのが「普通」ではないでしょうか?
本気で「世界に通用するサッカー選手を子供の頃から育成するサッースクールの運営資金」を稼ぐために、「何かちょっと儲かるビジネスをしたい!」という気持ちも私は判ります。
しかし、それが、どうして、「経験も見識も全く無いメガソーラー売電事業で稼ぐ!」というプランを思いつくのでしょうか?
「反原発ムード」の高まりに比例して「メガソーラー売電事業は簡単に儲かる!」という風潮に乗りたい気持ちも分かります。
しかし、更に「しかし」なのですが、仮に「サッカー場とメガソーラー売電事業」というプランが飯能市に採用されたとして、「年間120万円の借地料」は簡単に支払えるでしょうが、何億円かかるか全くわからない造成費、ソーラー発電設備費、設置工事費の支払いを、どのようにクリアーしようと考えたのでしょうか?
とても、HISAの人間だけで「考えついたプラン」とは、私には思えないのです。
もし、HISAが「阿須山中土地有効活用事業」に応募する前に、市役所内のキーマンの誰かから「メガソーラーとセットで専用サッカー練習場プランを出せば最優秀提案として採用するよ!」という示唆を受けていたとしたら?
それはまさに「不正行為」そのものなので、飯能市との契約の一切は無効になります。
もし、飯能市議会が「工事の白紙撤回」「事業者負担による市有林の現状回復」を望むのであれば、このHISAの応募状況と選考過程の精査は絶対に不可欠なのです。
もし、百条委員会の設置に反対する市議がいたら、そのことだけで、その市議は選考過程の「不正に加わっていたかもしれない!」という状況証拠の一つにはなり得るのです。
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2021-07-30 Fri
阿須山中市有林での<メガソーラー&サッカー場建設>は、あくまでも、(一社)飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)という民間団体の事業であって、飯能市の公共事業ではありません。
しかし、市有林の活用事業を公募し、最優秀提案と認定した事業者に、「市有林を20年間有料で賃貸する」という<阿須山中土地有効活用事業>は、飯能市の公共事業です。
そのため、<阿須山中市有林メガソーラー疑惑>の解明において、「工事の白紙撤回」の可能性のカギを握るのは、飯能市とHISAが交わした土地賃貸借契約や、メガソーラー&サッカー場建設に関する様々な契約書、合意書、覚書の内容です。
これも「見直し」「精査」の対象になります。
この公的文書の中に「重要な事実の隠蔽」や「不実記載」、精査のために提出された文書に偽造があれば、これも「契約の白紙撤回」ができる理由になります。
しかし、この不正は、飯能市とHISAとの「共犯」ということになります。
この場合は、「飯能市と契約をしたHISAを信用して工事を受注した」元請けの大和リースは、「善意の第三者」として、工事中止に伴う損害賠償を請求できることになります。
その時の請求先は、飯能市とHISAの両方になります。
なので飯能市も、その賠償金の半分は負担しなければなりません。
もちろん、それは税金で支払うことになるので「市民の負担」になります。
だから、市民の中からは「メガソーラー&サッカー場建設工事はそのまま続行したほうが良い!」という意見が出てくることは十分に予想されます。
一方で、「その不正工事を始めさせてしまった!」「着工前に止められなかった!」ことは、市議会や市民の責任だから、元請け業者に賠償金を支払い、その痛みを今後の市政に活かしていかなければならない!」という意見の市民も出てくるでしょう。
その一人が私です。
ところが、その「不正」に大和リース自身が加わっていたとしたら、どうなるでしょうか?
それを次回に書いてみます。
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2021-08-02 Mon
前回(No.7)も書いたように、阿須山中市有林での<メガソーラー&サッカー場建設>は、あくまでも、(一社)飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)という民間団体の事業であって、飯能市の公共事業ではありません。
いま現地で進行中の工事は、HISAから元請けした大和リースが担当しています。
なので、この<阿須山中土地有効活用事業>において、仮に飯能市とHISAとの契約に「不正」があって、工事が中止された場合、大和リース工業は、飯能市とHISAに対して「損害賠償を請求する」ことができます。
しかし、それは、あくまでも、大和リースが「善意の第三者」「不正行為の被害者」である場合に限られます。
もし仮に、飯能市とHISAの不正に、大和リース自体も加わっていたら、大和リース自身も「不正の当事者」と認定され、飯能市やHISAに損害賠償を請求できないばかりか、「現地の原状回復」の責任も共に追うことになります。
従って「見直す」場合の精査の対象は、HISAと大和リースで交わした全ての契約書、協定書、同意書、覚書、見積書、請求書、金銭授受の記録の一切になります。
勿論、飯能市とHISAとの交渉・打ち合わせの場に、大和リース社員の同席の有無や発言内容も精査の対象です。
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2021-08-04 Wed
阿須山中のメガソーラーを「中止」「白紙撤回」させることができる要素は「契約に不正が有ったことが立証できた」場合です。
このブログでは既に何度も書いていますが、「中止による損害賠償」を請求してくるのは元請けの大和リースですが、その大和リースが「不正に加わっていた」ことが明らかになれば、その請求は認められないことになります。
従って、百条委員会が調査する対象としては、大和リースも絶対に不可欠なのです。
その際の主な精査内容は下記の通りでしょう。
❶大和リース社員が、飯能市の市長、副市長、担当幹部職員、市議にそれぞれ接触した全ての「日時」「面談場所」「面談の内容」
❷大和リース社員が、飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)の木下理事長、服部会長に接触した全ての「日時」「面談場所」「面談の内容」
❸大和リースとHISAが交わした全ての契約書、合意書、覚書の日時と内容。
❹大和リースが作成し、飯能市や埼玉県の監督部署に提出した各種の工事申請書、許可申請書、届出書、報告書など。
❺大和リースが阿須市有林工事で契約した全ての下請け業者と交わした見積書、契約書、請求書など。
❻契約日から最新日までの大和リース現場事務所の作業日報など。
(578字)
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2021-08-12 Thu
この【第1章「メガソーラー中止」への道】という中項目で、いままで9回に分けて書いてきたことは、「メガソーラー工事を中止」にさせるために、「新井新市長や市議会がやるべきこと」でした。
市民が出来ることは、「市議会に百条委員会の設置を請願する」こと以外にまだ下記のことが有ります。
❶<市有林メガソーラーの是非を訊く市民アンケート>
最低でも1000人以上の有効回答者が必要でしょう。
昔ながらの「アンケート用紙への回答記入」方式でもいいし、Facebookのグループ機能の活用でも面白いでしょう。
❷マスコミ各社への取材依頼と情報提供
NHKの『クローズアップ現代』や、テレビ東京の『ガイアの夜明け』も影響力は大きいですが、TBS『噂の東京マガジン』第2弾も期待しています。
❸埼玉県警捜査二課への情報提供
飯能署よりも、埼玉県警本部の捜査二課のほうが真剣に扱ってくれるようです。県警webサイトから情報提供メールを送信できるようになっています。
上記❶❷❸については、次回から詳細を書いていきます。
(467字)
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