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★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.01  市議会で最初に質問した長谷川市議の意図の一つは「担当幹部の答弁を公的な記録に残す」こと!
   
この<【市有林伐採木売却代金>に関して、最初に市議会で質疑されたのは今年(2021)6月の定例議会での長谷川順子市議の一般質問(6/16)でした。

この質疑応答の議事録は飯能市議会議事録データーベースに保存されており、インターネットで誰でも自由に閲覧できるようになっています。

しかも該当部分の記録だけを選択して読めるように「細かい見出しの一覧表」や「自由な言葉」での検索もできるようになっています。

この議事録の中で、答弁している誰の、どの部分が「巧妙な事実隠蔽表現」で、どの部分が「嘘の説明」なのか? 興味の有る人は一度この議事録を直に読んでみて下さい。

《令和3年第3回定例会 06月16日-04号》の頁数を併記しておきます。


(P143)長谷川順子議員の質問・A 
★では続いて、市有林の伐採木について伺います。阿須山中の市の公有林の伐採と伐採した木の取扱いについて伺います。阿須山中は飯能市の土地です。
市民の財産の土地です。伐採した木も市民の財産です。そこで質問です。
阿須山中のメガソーラー工事現場の樹木の伐採工事についてお尋ねします。樹木を伐採して搬出し、売却することは飯能市の事業だったのですか。それとも民間のメガソーラー事業者の事業ですか。


<小久保の解説>
もちろん、長谷川議員は、このメガソーラー事業自体は「民間業者の事業である」ことは知っていますが、議会で市幹部に「民間業者の事業である!」と明言させて、その発言を議会議事録に公式な記録として残しておきたいから、あえて改めて尋ねたのでしょう。それも「議員が議会で質問する目的」の一つだからです。

メガソーラー工事は「現地の市有林の3/4以上を伐採し、その伐採した樹木を工事現場の外に搬出しなければないとできない」のですから、当然、伐採作業と搬出作業の経費は、「メガソーラー事業者が負担すべきこと」です。

ところが、実際には「飯能市は、市の財産である伐採木の売却代金をHISAから回収せず、HISAに伐採搬出作業の経費に充てたと処理している」のです。

つまり「市の財産である<伐採木の売却代金>が、市の収入として計上されていないのです。

これは❶「公金の所在不明」問題であり、❷「公金を横領したことになるのは誰か?」❸「それを指示した人は公金横領示唆」であり、❹その横領事実を知っていながら報告しないで見逃している人は「公金横領幇助」になるという問題なのです。


次回(No.2)に続けます。     (1030字)

          
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| 小久保 達 | 19:42 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.02 行政職公務員幹部の巧妙な「言葉のトリック」を読み解くと見えてくること・・・・
    
下記は、前回(No.1)紹介した長谷川順子議員の質問への青田財務部長の答弁です。

(P144)財務部長(青田精一君)の答弁①
 ◎伐採工事の事業者でございますが、一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミーでございます。民間事業者に伐採工事を委ねた理由でございますが、立木、これは当然市の財産でございます。この事業の実施に当たって、市ではこの事業費全体の規模感を事前に見極めるため、あらかじめ伐採から搬出までの経費と原木を売却した際の金額を精査しておりました。その中で材木関係者あるいは林業に精通している方々にも、樹種、数量等々を考慮に入れた意見等を伺いながら、木材売却代金と搬出経費を比較したところ、搬出費用のほうが上回ることが分かりました。そのため、事業者に伐採工事を委ねるほうが市といたしましては得策であると考え、事業者との協議の結果、伐採工事が進められているところでございます。


<小久保の解説>
昔の戦国時代の侍(現在の公務員に相当)の〈出世の武器〉は「武術(刀・槍・弓矢・馬)」でしたが、現在の行政職公務員の〈出世の武器〉は「言葉の使い分け(建前・言い換え・言い訳・言い包め・)」でしょう。

青田部長の、この冒頭の「民間事業者に伐採工事を委ねた理由でございますが・・・・」という切り出しが、「言葉の使い分け」の分かりやすい一例です。

飯能市は、いままで各所で「メガソーラーは民間事業者の事業である!」と公言してきたので、ここでも当然、「伐採工事の事業者」についても「一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)でございます。」と答弁しなければならなかったのです。

そのため、あえて「民間事業者に伐採工事を委ねた理由でございますが・・・・」という枕言葉を付け加えた上で、「立木、これは当然市の財産でございます。この事業の実施に当たって、市ではこの事業費全体の規模感を事前に見極めるため、あらかじめ伐採から搬出までの経費と原木を売却した際の金額を精査しておりました。」と答弁したのです。

そもそも、この「民間事業者に伐採工事を委ねたという表現が〈言葉のトリック〉なのです。

もともと市有林の伐採作業と搬出作業は「事業者であるHISA自身のための作業」なので、「市が委ねる作業」ではないのです。

当然、飯能市には「事業費全体の規模感を事前に見極める」必要も、「あらかじめ伐採から搬出までの経費と原木を売却した際の金額を精査する」必要も無いのです。

市がやっておくべき必要な作業は「市有林の伐採木を購入した業者名」と「実際の購入金額と決済方法と決済日」の把握であり、「その購入金額の妥当性の精査」だったのです。

もちろん、HISAが受け取った売却代金を市に納入させることだったのです。

青田部長は「木材売却代金と搬出経費を比較したところ、搬出費用のほうが上回ることが分かりました。」と答弁していますが、「伐採搬出経費が木材売却代金」を「上回ろう」が「下回ろう」が、売却代金は全額を市に納入させるべきなのです。

青田部長は、「市が売却代金をHISAに納入させない」ことを「あたかも当然であるかのように装う」ために、「事業者に伐採工事を委ねるほうが市といたしましては得策であると考え・・・・」とぬけぬけと答弁しているのです。

「得策」なのは、「市に納めるべき売却代金を全額納めないで済んだHISA」にとっての「得策」でしかないのです。

市民の共有財産には「損害を与えた」ことに他ならないのです。

青田部長が「事業者との協議の結果、伐採工事が進められているところでございます。」と議会で答弁したことは、いまでも「伐採木売却代金をHISAからは回収しない!」と宣言したということなのです。

「事業者と協議」したら、事業者にとって「ぼろ儲け」なのですから「このまま進めましょう!」という結果になるのは、「当然と言えば当然のこと」でしょうね。

次回(No.3)に続けます。     (1641字)

          
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| 小久保 達 | 09:34 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.03 「売却代金を事業者の収入にする理由」が「理由になっていない」理由は、なぜか?
   
前回(No.2)の続きです。

(P144)長谷川順子議員の質問・B 
★ただいま飯能市が伐採工事をするために見積りを取ったということです。伐採木を売るために伐採工事の見積りを取ったのは2者あるとしたら全てお答えください。


<小久保の解説>
前回(No.2)書いたように、伐採作業はメガソーラー発電所を造るHISAが自分のためにやる作業なので、「飯能市がその伐採工事の見積もりを作業者から取る必要は無い」のですが、飯能市が「見積もりを取ったことを強調している」ので、長谷川議員は、その業者名を確認したかったのでしょう。

(P144)青田精一財務部長の答弁② 
◎先ほどの答弁のとおり、市では、あらかじめ伐採から搬出までの経費と原木を売ったとき、売却したときの金額を確認しており、また、木材関係者、林業に精通している方々からもお伺いをいたしました情報あるいは意見等々を参考にしながら阿須山中の立木をどのように扱うか精査しておりました。既に伐採木の搬出経費のほうが販売収入をはるかに上回ることを確認し、承知しておりましたが、実際事業者が工事を行う段になって、改めてこの造成工事の施工業者として決定しておりました田中工業と地元業者でありますアート緑化から見積りを聴取いたしました。その結果は先ほど申し上げましたあらかじめの確認作業、市で行ったものと同様の結果となったため、事業者において処分する扱いといたしました。


この青田部長の答弁の特徴は、「意味の無い内容」を、「さも意味が有るような言い方をする」ことです。

前述(No.2)での<青田精一財務部長の答弁①>でも言っていましたが、その直後のこの答弁でも「木材関係者、林業に精通している方々からもお伺いをいたしました情報あるいは意見等々を参考にしながら阿須山中の立木をどのように扱うか精査しておりました。」と繰り返しています。

本当に、「お伺いをいたしました」というなら、その「木材関係者」「林業に精通している方々」の実名を公表して欲しいものです。

もちろん、「お伺いをいたしました情報あるいは意見等々を参考にしながら」と言うからには、その「情報と意見等々」もぜひ公表して欲しいものです。

「個人情報保護に抵触する」とか「プライバシーを尊重して」という理由で「実名の公表を拒否」したら、その「お伺いをいたしました」というのは虚偽答弁だと断定しても良いでしょう。

そして、平然と「阿須山中の立木をどのように扱うか精査しておりました」と答弁していますが、どのように精査しようと「市有財産である伐採木の売却代金を市が回収せずに事業者の収入にする」という結論にはならないものです。

青田部長が答弁で説明している、飯能市に見積もりを出したという「田中工業」は、メガソーラー工事との一体化事業ではないかと疑われている<県道から住宅街を避けて工事現場方向に行くために新設した私道造成工事>を請け負った業者です。

今年の5月に埼玉県鳩山町の公共工事の入札妨害で、前社長(創業者・現社長の実父)が逮捕されている会社なのです。

もう1社の「アート緑化」は、田中工業にその新設私道造成工事を発注した(任意団体)阿須山中活性化推進委員会の代表者です。経営者は、メガソーラー発電所工事現場に渡る新設橋の前にあるラジコン化^サーキット場と、同じ市道沿いにある新設ドッグランのオーナー地主と見られています。

つまり、2社とも、単に「伐採作業を請け負うだけの業者」ではなく、阿須山中のメガソーラー工事が始まる前から、<阿須山中土地有効活用>に関わっている業者なのです。

訊かれてもいないのに青田部長が、わざわざ「また、木材関係者、林業に精通している方々からもお伺いをいたしました情報あるいは意見等々を参考にしながら阿須山中の立木をどのように扱うか精査しておりました。」と述べたのは、「だから田中工業とアート緑化の2社が出した見積金額は相場とかけ離れた数字ではないぞ!」と思わせたいからなのです。

そして、さらに、重ねて再び「その結果は先ほど申し上げましたあらかじめの確認作業、市で行ったものと同様の結果となったため、事業者において処分する扱いといたしました。」と述べていますが、「あらかじめの確認作業、市で行ったものと同様の結果となった」のは「見積金額のこと」であって、「伐採木の売却代金」を「事業者において処分する扱い」とする理由にはなっていないのに、あたかも「その理由の説明」であるかのような言い方をしているのです。

この青田部長の「論理展開」は、さらに続きます。

次回(No.4)に続けます。     (1878字)

          
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| 小久保 達 | 07:10 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.04 「伐採木を購入した業者」と「実際の売却代金」は答弁されていない! 
   
前回(No.3)の続きです。

(P144)長谷川順子議員の質問・C 
では、その阿須山中の伐採木の評価額は幾らだったでしょうか。


<小久保の解説>
長谷川議員は「伐採木売却代金の見積もり金額」ではなく、「購入業者の評価額(実際の購入金額)」を訊いているのです。ところが、青田部長は、それをトボケて「伐採搬出作業を請け負った業者の提出した見積金額を言う」ことで、「実際の購入金額を言わないで済ませた」のです。

(P144) 青田精一財務部長③ 
◎見積価格の額、原木の売却費でございますけれども、田中工業の見積りでは原木売却費が1,167万3,750円でございました。一方、アート緑化の見積りにおきましては同じく原木売却費1,050万6,375円でございました。


<小久保の解説>
今までの答弁の説明では、田中工業は、「伐採作業・搬出作業を請け負った業者」であって、伐採木を購入した業者であるという説明は一度も有りませんでした。

この「田中工業の見積りでは原木売却費が1,167万3,750円でございました。」というのは、「伐採木を購入する業者はこのくらいの金額で購入するのではないかという予想見積もり金額」なのか? それとも「購入業者の見積もりとして市に伝えた金額」なのか? この点が不明確のままなのです。

それは、「一方、アート緑化の見積りにおきましては同じく原木売却費1,050万6,375円でございました。」という答弁でも同じことが言えます。「伐採木を購入する業者の金額をアート緑化が予想した数字」なのか? 「購入業者の見積もりとして市に伝えた金額」なのか? 
やはり、この点が不明確なままなのです。

もちろん、伐採木を実際に搬出した業者名も、それを購入した業者名も、実際の売却金額も「答弁」されてはいないのです。

この青田部長の「論理展開」は、次回(No.5)に続けます。 

    (639字)

          
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| 小久保 達 | 19:56 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.05 この「伐採木の売却代金の処理」について去年(2020年10月)市に質問した市民がいました!
   
前回(No.4)の続きです。

(P145)長谷川順子議員の質問・D 
★ところで、伐採した木の取扱いについて市民より昨年10月28日に飯能市に対して質問が出ていました。それに対して飯能市は12月14日にこう回答しています。飯能市は立木を売却可能とするための立木の伐採、搬出、加工等にかかる費用を見積もったところ、伐木の売払いによって生じる見込みの利益を大幅に上回ったことから、その利益を事業者が負担した伐採等にかかる費用に充てることとしていますと回答しました。この回答で間違いありませんか。


<小久保の解説>
その市民というのは永山隆氏で、Facebook飯能会にその時のメール文面画像を公開しています。
    2021年1 月16日Facebook飯能会へのリンク

(P145)青田精一財務部長の答弁④
◎間違いございません。


(P145)長谷川順子議員の質問・E
★それはおかしいですね。樹木の伐採、搬出はメガソーラー事業のための作業ではありませんか。樹木の伐採、搬出費用は当然メガソーラー事業者が負担するべきではないですか。なぜなら、その作業をしないとメガソーラー工事ができないからです。ところが、飯能市は、伐採・搬出費用が樹木の売払いを大幅に上回ったことから事業者が負担した伐採等にかかる費用に充てるという回答をしています。それはおかしいではありませんか。伐採した樹木の売却代金は100%飯能市の収入とすべきです。
 次です。飯能市が伐採、搬出、売却を依頼した民間事業者は一体どこですか、教えてください。


(P145)青田精一財務部長の答弁⑤
社団法人の飯能インターナショナルスポーツアカデミーでございます。


(P145)長谷川順子議員の質問・F
民間事業者は飯能インターナショナルスポーツアカデミーで間違いありませんか。


(P145)青田精一財務部長の答弁⑥
この事業の事業者は先ほど答弁したように飯能インターナショナルスポーツアカデミーでございます。


<小久保の解説>
この「飯能インターナショナルスポーツアカデミー」は、阿須山中で借りた市有林の伐採搬出作業の事業者(その作業を下請け業者に発注した元請け)という意味での「事業者」です。

正確に表現すれば「飯能市が市有財産である伐採木の売却を依頼した業者」という意味なのですが、青田部長は、その説明をあえて省いて答弁しているわけです。

次回(No.6)に続けます。 

    (978字)

          
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| 小久保 達 | 08:52 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.06 あくまでも「伐採木を購入した業者名と実際の売却金額」を言わない(言えない?)財務部長と企画部長の議会答弁
     
前回(No.5)の続きです。

(P145)長谷川順子議員の質問・G
★伐採、搬出、売却を依頼した事業者です。飯能インターナショナルスポーツアカデミーはこういった工事一端を事業者に請負させていると思いますが、飯能インターナショナルスポーツアカデミーが出した事業者名を教えてください。


(P145)青田精一君財務部長⑦ 
元請と下請の関係かなと思います。元請につきましては、先ほど申し上げたとおり、飯能スポーツアカデミー(略称HISA)でございます。その下請となったのが田中工業ということでございます。


<小久保の解説>
この「田中工業」が、HISAが「伐採、搬出、売却を依頼した業者」です。


(P146)長谷川順子議員の質問・H
★田中工業さんですね。それは阿須山中活性化推進委員会が発注した新設道路の道路工事を請け負った事業者ですね。
 では続いて、次の質問です。飯能市は市民へ、伐木の売払いによって生じる見込みの利益を大幅に上回ったことから、その利益を事業者が負担した伐木等に係る費用に充てることとしていますと回答しました。市は、伐採費用、搬出費用、売却代金、それぞれの金額をその業者に確認したのでしょうか。


<小久保の解説>
長谷川議員は、あえて「阿須山中活性化推進委員会が発注した新設道路の道路工事を請け負った事業者ですね。」と確認をしたのですが、これを青木部長は無視しました。「否定はできないけど、長谷川市議が続けて別の質問をしてくれたので省略したかった」のでしょう。

(P145)青田精一財務部長⑧
◎先ほど申し上げましたとおり、市ではあらかじめこの事業費の総額、規模感を把握するために、林業者であるとか、あるいは精通している方々に御意見、情報を頂きながらその金額を確認しております。


<小久保の解説>
青田部長は「その金額を確認しております。」と言っておきながら、「金額を確認した」のは、伐採搬出をした田中工業からの伝聞であって「伐採木を購入した業者名も実際の購入金額」も把握していないことを巧妙に隠した答弁なのです。


(P146)長谷川順子議員の質問・I
★しっかりとした金額を提示していただきたいと思います。それはいつになりますか。そして、その回答は今週末までに私に文書で頂きたいと思います。記録はあるはずです。ないのはおかしいと思います。


<小久保の解説>
長谷川議員は「青田部長が購入した業者名とその金額を答弁しない」のに気づいているので、「その回答は今週末までに私に文書で頂きたいと思います。記録はあるはずです。ないのはおかしいと思います。」と訊いたわけです。


P146 中元太議長 ちょっと待ってください。今のは質問ですか。

<小久保の解説>
長谷川議員の「記録はあるはずです。ないのはおかしいと思います。」は「質問も兼ねている言葉」だとは思いますが、ここは「明確に質問形で訊いたほうが良い」でしょうね。


(P146)長谷川順子議員の質問・J
★その金額についていつ回答がいただけますか。


ここで、「青田部長に迂闊なことを言われては拙い」と思ったのでしょう。長谷川議員は明確に青田財務部長に質問したのに、新井企画部長が答弁しました。

(P146)新井洋一郎企画部長の答弁① 
◎先ほど青田部長から最終的に現場の事業者から見積りを取ったものというものにつきましては既に開示請求で情報も開示しているところから、金額だけちなみにお答えしますと、1つの事業者については、樹木の撤去費用で約4,500万円、それに対して先ほど売却収入が1,160万円程度、そしてもう一者が樹木の撤去工事で4,900万円に対して売却収入が約1,000万円程度というような数字になっております。


<小久保の解説>
新井部長が言った「既に開示請求で情報も開示している」というのは「田中工業とアート緑化が提出した見積金額」だけであって、「肝心な、伐採木を購入した業者名と購入金額」は開示していないのです。

ところが、あたかもそれらの情報は既に開示したかのように、「情報も開示しているところから、金額だけちなみにお答えしますと・・・」という言い回しで、上手いこと「伐採木を購入した業者名と購入金額」を答弁しないで済ませているのです。

しかも、「伐採経費も売却金額の2社の見積金額」なのです。

「実際の金額は1通りしか無い」のですから、この2通りは「どちらか、もしくは両方が、本当の数字ではない」と解釈するのが正常な解釈ではないでしょうか。

次回(No.7)に続けます。 

    (1857字)

          
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| 小久保 達 | 18:44 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.07 「誤解の無いように!」という発言は「その指摘は誤解だ!」と印象付けるための常套句です!
   
前回(No.6)の続きです。

(P146)長谷川順子議員の質問・K
★では続いて、売却した先の事業者名を教えてください。


(P146)青田精一財務部長⑨
◎立木につきましては、先ほど申し上げたとおりの流れで処分をしております。その田中工業の先の処分事業につきましてはこちらとしては把握はしておりません。



<小久保の解説>
青田部長は「伐採搬出経費が伐採木売却代金を上回るからその売却代金を業者のものとした」と何回も言っておきながら、その「売却代金を把握していない」と平然と言っているのです。その「説明で市議の追及を退けられる」と舐めているのです。

(P146)長谷川順子議員の質問・L
★この立木は飯能市民の財産です。伐採木は飯能市の財産なので、その伐採事業者に対して売却代金の100%を請求してください。そしてそれを回収してください。その上で伐採事業者に対して伐採費用と搬出費用はメガソーラー事業者に請求するように指示してください。


P147○議長(中元太議員) 
それは質問として言っていただかないと、できるかどうかとか、整理して言っていただかないと答弁もできないですから。質問として1ずつ切り離してやっていただければ。


(P147)長谷川順子議員の質問・M
★今申し上げたとおり、飯能市の財産なので、伐採事業者に対して売却代金の100%を請求して回収してほしいと思います。その上で伐採事業者に対して伐採費用と搬出費用はメガソーラー事業者に請求するよう指示してください。いかがでしょうか、伺います。


(P147)新井洋一郎企画部長の答弁② 
◎先ほど申し上げましたように、伐木した樹木を撤去、搬出していくために見積り業者2者とも4,500万円以上の経費がかかっております。それに対して売却収入が約1,000万円程度ということで、売却収入以上に樹木の撤去工事、搬出費用、それがかかることから、我々としてはので、こちらの収入になるということではございませんので誤解のないようによろしくお願いしたいと思います。


<小久保の解説>
「この売上代金につきましては相手方に委ねるという形の措置を取らせていただきました」ということ自体が「誤り」で「売却代金の所在不明だ!」と言っているのにも関わらず、「誤解のないように」と発言して、あたかも「長谷川市議が誤解している」かのような「印象操作の発言」を続けているのです。これは「公金横領の幇助」そのものではないでしょうか。


(P147)長谷川順子議員の質問・N
★見積りの段階でメガソーラー事業者が本来なら負担するべき伐採費用と搬出費用が入っていたことがおかしいと私は考えました。では次に
(以下はコクランの件に移ったのでこでは省略)

<小久保の解説>
長谷川市議には、12月の一般質問で「更なる追及」を期待しているのですが、おそらく「検証委員会での検証中で答弁を控えさせて頂きます」ということを口実にして、答弁拒否を繰り返すのかもしれません。

なぜなら、新井市長の今までの答弁や発言から「検証委員会は書類上の手続きや工事の技術的な面だけ」を「役所が業者に確認する」という姿勢であって、「役所が内部職員の不正をの有無を調べる」という意図が全く感じられないからです。

    (1224字)

          
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| 小久保 達 | 19:05 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.08 「売却代金処理の真相」に近づくために市役所財務部長に質問メールを送ることにしました!
    
阿須山中市有林伐採木売却代金処理の「真相」に少しでも近づくために、一般質問で長谷川市議の質問に対する青田財務部長の「不明瞭な答弁内容」について、当人に直に「質問メールを送信する」ことにしました。

その送信分の「冒頭部分」をここに転記しておきます。

このメールは明日(10/27)午前中に送信する予定です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

財務部長 青田精一様

飯能市在住の小久保達(こくぼ さとし)と申します。市民有志数人と<市民の共有財産の本当の有効活用を推進する会・飯能>というグループを作り、飯能市の<阿須山中土地有効活用事業>に対する疑問や疑惑を市民に解説する勉強会を定期的に開催しています。

阿須山中土地有効活用事業に関して質疑された市議会での一般質問はその殆どを傍聴し、議会議事録を確認しています。

本日は、飯能市の阿須山中土地有効活用事業における「阿須山中市有林伐採木売却代金の処理」について、当会の見解を述べた上で「私たちの疑問や不正疑惑を解消して頂く」ために、下記の<12の質問>をさせて頂きます。


《阿須山中市有林伐採木売却代金の処理に関する当会の見解》
阿須山中の市有林(約17ha)を借りてメガソーラー発電事業を行う一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)は、現地市有林の樹木を伐採し、現地の外に搬出しなければ「メガソーラー発電所建設工事は出来ない」のだから、「樹木を伐採する作業の経費」と「伐採木を引き受ける業者が指定する場所までの搬出作業の経費」は、両方ともメガソーラー売電事業者であるHISAが負担すべき経費であると判断しています。

従って、飯能市の公有財産を管理する立場の財務部長としての職務は、HISAが伐採木を売却した業者名と伐採木売却代金総額とその代金の支払い方法(送金日と送金先口座の名義人)を把握し、その<市有林伐採木売却代金>全額を、飯能市の収入として回収し、市の経理帳簿等にその金額を記載すべきことだったと判断しています。

ところが、青田財務部長は、2021年6月定例市議会の一般質問での長谷川順子市議との答弁記録(P数字はその議事録のP数字)を確認した限りでは、市民として「疑問と不信に思う箇所」が幾つも有りました。そこで下記の<12の質問>で「市の見解」の確認をさせて頂きます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
以上です。 
次回(No.9)から<12の質問>を書き込んでいきます。

    (1104字)

          
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| 小久保 達 | 22:50 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.09 市役所サイトの「お問い合わせフォーム」には1000字までの制限が有りました。

青田財務部長の「不明瞭な答弁内容」について、今日(10/27)当人に直に「質問メールを送信するつもりでした。

ところが飯能市役所webサイトの<財務部への問い合わせメール>フォームは「1000字以内の制限」が有るのに気づきました。

私が送信するメールは計4000字弱。なので4回に分けて送信することもできたのですが、「文字数制限の無いメールアドレス」に送信すれば済むことです。

そこで、財務部への<財務部への問い合わせメール>フォームで下記の文章を送信してみました。

【お問い合わせ先】財務部 財政課
【名前】小久保 達(こくぼ さとし)
【件名】財務部宛てのメールアドレスの件
【内容】青田財務部長宛てに質問メールを送信したいと思っています。
質問の内容は「6月定例市議会一般質問での長谷川市議への答弁内容」に関する疑問点の質問です。
今回の確認質問メールは4000字近くなります。「問い合わせフォーム」は1000字以内の制限付きでした。4分割して送信すると「前後の関係」が不明確になるおそれがございます。文字数制限の無いメールアドレスを教えて頂ければ幸いです。
市民の共有財産の本当の有効活用を推進する会・飯能 代表 小久保 達
飯能市久下457−8−902
【メールアドレス】bokukokubo0424@yahoo.co.jp

送信したのは、今日(10/27)の09:58

メールアドレスを書いて返信するのに1分も要しないと思うのですが、本日中の返信は有りませんでした。

明日、この返信が無ければ「分割メールを4回送信しよう」と思います。」」」

    (637字)

          
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| 小久保 達 | 22:15 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★ ⇒【市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑】No.10 青田財務部長への公開質問メール・「私たちの疑問や不正疑惑を解消して頂くための12の質問です」
  
財務部長 青田精一様

飯能市在住の小久保達(こくぼ さとし)と申します。市民有志数人と<市民の共有財産の本当の有効活用を推進する会・飯能>というグループを作り、飯能市の<阿須山中土地有効活用事業>に対する疑問や疑惑を市民に解説する勉強会を定期的に開催しています。

阿須山中土地有効活用事業に関して質疑された市議会での一般質問はその殆どを傍聴し、議会議事録を確認しています。

本日は、飯能市の阿須山中土地有効活用事業における「阿須山中市有林伐採木売却代金の処理」について、当会の見解を述べた上で「私たちの疑問や不正疑惑を解消して頂く」ために、下記の<12の質問>をさせて頂きます。

《阿須山中市有林伐採木売却代金の処理に関する当会の見解》
阿須山中の市有林(約17ha)を借りてメガソーラー発電事業を行う一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)は、現地市有林の樹木を伐採し、現地の外に搬出しなければ「メガソーラー発電所建設工事は出来ない」のだから、「樹木を伐採する作業の経費」と「伐採木を引き受ける業者が指定する場所までの搬出作業の経費」は、両方ともメガソーラー売電事業者であるHISAが負担すべき経費であると判断しています。

従って、飯能市の公有財産を管理する立場の財務部長としての職務は、HISAが伐採木を売却した業者名と伐採木売却代金総額とその代金の支払い方法(送金日と送金先口座の名義人)を把握し、その<市有林伐採木売却代金>全額を、飯能市の収入として回収し、市の経理帳簿等にその金額を記載すべきことだったと判断しています。

ところが、青田財務部長は、2021年6月定例市議会の一般質問での長谷川順子市議との答弁記録(P数字はその議事録のP数字)を確認した限りでは、市民として「疑問と不信に思う箇所」が幾つも有りました。そこで下記の<12の質問>で「市の見解」の確認をさせて頂きます。

    (831字)


          
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| 小久保 達 | 18:57 | comments (0) | trackback (0) | ★阿須山中土地有効活用事業の「不正」疑惑を追及する★::市有林伐採木売却代金横領幇助疑惑 |
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