2023-01-01 Sun
2023年1月1日元旦
明けましておめでとうございます。
今年も、<阿須山中土地有効活用事業不正疑惑>追及を続けていきます。
<市有財産活用事業>という公共事業における〈官製談合〉、地方自治法違反、市有林伐採木売却代金横領とその幇助という<飯能市役所組織ぐるみの不正>告発は、埼玉県警、さいたま地検が捜査に踏み切るまでは、私以外にも幾人かの市民が続けていく予定です。
腰の重い捜査当局を動かす最も効果的な方法は、テレビ、全国紙、影響力の大きい雑誌で何度も報道されることです。
それには、各編集部への的確な情報提供が不可欠です。
幸いマスコミが興味を示す「意外な事実」「お粗末なデタラメ行政の実態」は次々に明らかになってきています。
単に「自然破壊反対運動」なら、メガソーラー工事が完了してしまえば、それからは、「完成したメガソーラーの撤去」が運動を続ける目標になります。
ところが、<阿須山中土地有効活用事業>は、単なる自然破壊問題ではなく、公共事業・市有財産の管理、地方自治法に関する「不正追及運動」なので、その実態を明らかにして、責任者が法的に処罰されるまでは続くのです。
しかし、その「不正追及と処罰」を「司法的な手段」に限定すれば、時効という時間的制約が有ります。
なので、私と目的を共にする市民は「時効の無い社会的追及」を目指しています。
当ブログの★現在進行形『市有林メガソーラー騒動記IN飯能市』2023年版★という大項目では、「現在進行形」を基本に、様々な視点で、コトの本質、現状の報告、今後の展開などを書き込んでいきます。
(694字)
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2023-01-08 Sun
飯能市は、市内阿須山中地区の市有林(17ha)を、民間サッカークラブ(一般社団法人飯能インターナショナルスポーツアカデミー・略称HISA)に20年間の長期契約で賃貸しました。
その自然豊かな丘陵の市有林は、面積の3/4を大土木工事で完全に破壊され、HISA専用サッカー練習場(1ha)とそのクラブの運営資金稼ぎのメガソーラー(大規模太陽光発電所)建設が、市民の反対にも関わらず強行されました。
それらが完成したのは2022年秋でした。
飯能市は都心からの通勤圏に在りながら市の総面積の75%が現在でも森林です。
そのため、江戸時代から木材を供給する地域として栄えてきた歴史があります。
だから飯能市は沢辺市長の時代に「森林文化都市宣言」をしたわけです。
ところが、沢辺市長の次の大久保市長は、その「森林文化都市を標榜している飯能市の中で希少で貴重な市有林(17ha)の3/4を完全破壊する民間のメガソーラー事業を、市が率先して推進したのです。
このことは、たとえ市議会が同意したとしても、「してはならないコト」「愚かな行政」ではないでしょうか?
ところが、当時の大久保市長は、そんな愚行を「市議会の審議と採決を経ない」で、市長専決事項として強行したのです。
これが「コトの本質を見極める視点・その1」なのです。
ここで当ブログを読んでいる人に基本的な質問です。
なぜ、市民はもっと強く反対しなかったのでしょうか?
それは、殆どの市民が「市議会が同意したことだから」と思い込んでいたからでした。
それでは、なぜ、市議会の多数を占める保守系市議は、この<市有林メガソーラー発電所>に反対しなかったのでしょうか?
なぜ「大規模な市有林の破壊」が議会の同意を得ずに強行されたことが容認されたままになってしまっているのでしょうか?
それらの疑問に答えるのが【コトの本質を見極める視点】という中項目での目的です。
(全825字)
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2023-01-17 Tue
飯能市の公募事業である《阿須山中土地有効活用事業》の様々な疑惑に対して、市民が新井重治市長をさいたま地方裁判所に提訴しました。
今日(1/17)付けの文化新聞表面に下記の見出しで掲載されていました。
阿須山中問題で市長提訴
賃貸借料や立木伐採処分
市内在住の五十嵐氏
下記はその記事冒頭の一部です。
提訴の件数は計5件で、うち2件の訴状内容について同氏が取材に応じた。2件の訴状は昨年11月7日付けと、12月21日付け。
この2件は新聞の見出しにある「不当に安い市有地貸付料で、その分だけ市に損害を与えている〈賃貸借料〉問題」と、「市の財産である伐採木売却代金をメガソーラー事業者の収入にしてしまい、市への納付を求めない〈立木伐採処分〉問題」です。
他の3件について、五十嵐氏は
「新井市長以外にも影響があるので、現在は公表しない」との発言が記事に書かれていました。
しかし、裁判は公開が原則なので、この3件の内容については裁判が始まれば明らかになります。
この裁判が、いわゆる「住民集団訴訟」「行政訴訟事件」に相当するのかはいずれ明らかになるでしょう。
この《阿須山中土地有効活用事業》を裁判に持ち込むことには実は意外な「デメリッ」があります。
それは、今まで何度も市議会で追及してきた共産党3市議と、無所属の長谷川順子市議が、これから議会で質問しても「それはただいま裁判で係争中なので答弁は控えさせて頂きたい!」という常套句で、一切の質問に答えない理由を市側に与えてしまうという「大きなデメリット」です。
この《阿須山中土地有効活用事業》を企画公表時から問題視してきた私や知人たちが「飯能市を提訴しなかった理由」はこのデメリットが大きな理由なのです。
この《阿須山中土地有効活用事業問題《については市議が議会で根気強く様々な角度からの質問をぶつけて、その都度「市の重要な事実隠蔽」「その隠蔽がばれてからの虚偽説明」「決定的な不正疑惑」の一端を市長や市幹部職員から引き出してきたのです。
それらの質疑応答は、市議会サイトに議事録と録画が「公式記録」として誰でも閲覧できるようになっています。
次回の3月定例議会以降も、質問で「市のデタラメ行政・不正疑惑の数々」をまだまだ明らかにしてもらいたいと思い、その貴重な機会を奪うことになる「住民訴訟」をあえてやらないでいたのです。
「市議が3年以上も議会開催の度に粘り強く質問を続け、市側のデタラメを引き出してきた事例」というのは他市ではあまり無い「貴重なコト」だったのです。
しかし、もう裁判が始められるのであれば、私としてはこれからは「どうすれば裁判中の問題であっても議会質問で有効な答弁を引き出すことができるのか?」ということに知恵を絞っていくことになります。
(全1176字)
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2023-04-29 Sat
2022年版では【工事の進捗状況を撮り続ける・2022】という中項目でしたが「、現地の工事は終了したので、これからは【現地の状況を撮り続ける・2023】という注目に変えて、現地レポートの投稿を続けていきます。
きょう(4/29)Facebook飯能会に下記の投稿をしたので全文を転載。画像を見たい方は下記のリンク先をご覧ください。
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【現地の状況を撮り続ける・2023】01
【阿須山中メガソーラー&サッカー場工事現場レポート】35
❶前回のレポート(34)が2022/10/17だったので実に半年ぶりのレポート(35)です。その間にも現地には行っていたのですが工事は殆ど終了していて「特にここに掲載するほどの目立った変化は無かった」のです。
❷「ナラ枯れ対策工事疑惑」に関しては、今回の行政詐欺メガソーラーとは別の問題なので、混同を避けるためにこのレポートでは触れないことにしています。
❸久しぶりに奥さんと現地を歩きました。日頃の〈B1→9F階段ウォーキング4往復〉の成果で、斜面の登り降りは苦になりませんでした。
❹今日の目的は「サッカー練習場の使用状況確認」です。GW初日で好天気なのですがサッカー場は誰もいませんでした。子供達は平日は学校があるので土日休日しか使用できないのに、せっかくのGWに使用しないなんて勿体無いですね。
<静止画像2>今日の午前11時半頃ですが、サッカー練習所は使用されていません。
<静止画像3>ソーラーパネル群の真ん中を誰でも見られるのは珍しいのです! ぜひ見に行ってください!
<静止画像4>加治丘陵を八高線線路の方か西に向かって丘陵の稜線のハイキング道を歩くと突然目の前にこの風景が現れます!
<静止画像5>メガソーラーパネル群の中を通っているこの道は昔からのハイキング道なので誰でも自由に通行できます、「立入禁止エリア」は金網フェンスの中だけです、
<静止画像6>現地の南斜面は凸凹のままなのでソーラーパネルの並びも綺麗ではないですね。
<静止画像7>つまり「市道(ハイキング道)は立ち入り禁止ではない」ということです。「管理者」って誰のことなのでしょう。
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以上です。
(985字)
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2024-02-16 Fri
12月定例市議会の公式議事録が2月13日になってやっと公開されました。
私見ですが、私は「FacebookやX(旧Twitter)は同時性・即時性が重視されているが、ブログは蓄積と体系化が重視される」と位置付けています。
そこで、<阿須山中土地有効活用事業>関連で、市議会で質疑発言されたことは、2023年3月議会の議事録から、順次再点検して、このブログで重要な質疑や発言を指摘、その解説や見解、意見を書き込んでいくことにします。
以上。 (208字)
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2024-02-17 Sat
2023年12月定例市議会の一般質問は、全18人の市議の中で12人が質問しました。
下記は、市議の順番と質問項目の概要を記した市議会公式サイトのPDFデータです。(全15頁)
https://www.city.hanno.lg.jp/material/files/group/45/ippannshitumon5-12.pdf
滝沢修市議は、12/11(月)の登壇です。
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◆13番(滝沢修議員)
次に、阿須山中の問題であります。阿須山中の有効土地活用事業の状況は今どうか、現状についてお伺いをしておきます。
昨年の12月議会、全員協議会の報告で全ての工事が完了し、各種確認検査を実施、埼玉県による林地開発行為の完了確認が8月30日に終了したほか、市の完了検査などの各種手続が8月25日までに終了したとの報告がありました。太陽光発電事業、サッカー事業も始められました。間もなく1年が経過しようとしております。
現状などについてお伺いをしてまいりますけれども、まず現在の状況についてでありますけれども、阿須山中土地有効活用事業として、市の事業として行われている事業であります。
当然、現地が今どのような状況となっているのか、十分把握をされていると思いますし、事業者からも報告があると思いますが、現在までの状況についてまずお伺いをしておきます。 (令和5年第4回定例会議事録 12月11日-03号P.133)以下同じ出典のp数値です。
◎企画総務部長(大野悟君)
令和4年8月31日に事業開始に合わせた事業期間での土地賃貸借契約書を締結し、同年9月1日から事業期間に移行いたしました。
サッカー事業については、一般質問や全員協議会等でも御報告させていただきましたが、台風や大雨等の影響が大きく、天然芝の根つきが悪く、事業期間開始後もグラウンドの天然芝を養生、育成する期間が必要となり、グラウンドの使用を控える期間を取りながら進められている状況となっておりました。
そのため、事業期間の開始後は、サッカーグラウンドの天然芝の育成状況や大雨等の影響の確認を主に、平日日中に現地確認をしており、その頻度は2か月から3か月に1回程度の状況でございます。
その他サッカーグラウンドでの練習、試合状況等につきましては、随時、事業者から報告をいただいているところでございます。 (P.134)
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要するに、
❶2022(令和4)年9月1日から飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)の事業として、メガソーラー売電事業と現地の専用サッカーグランドでの使用が始まった。
❷その後は「サッカーグラウンドの天然芝の寝つきが悪いためにサッカーに使用できない期間もかなりあった。
というわけです。
これは何人かの<阿須山中サッカーグランドウォッチャー>(私もその1人ですが)が「雨天でもないのにグランドが使用されていない土日の画像」を何度がインターネットに流しているので「使用されない日が多かった理由」を飯能市の担当部長が事業者HISAの報告をそのまま議会で述べたものです。
この滝沢市議との質疑応答の紹介と解説は続きます。
以上。 (1278字)
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2024-02-19 Mon
12/11の滝沢修市議の質問は前回(No.03)から続きます。
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◆13番(滝沢修議員)
次に、今までの一般質問では、この提案事業は世界的サッカークラブの人材育成プログラムを活用した世界に羽ばたく選手の育成、青少年の育成を行うことを目的に、専用のサッカーグラウンドを整備し、総開発費用、将来にわたる事業の安定継続に必要な財源を自ら生み出し、確保する手段として附帯事業である太陽光発電施設を整備するものという答弁が繰り返されてまいりました。
芝の根つきが悪かったということでありますけれども、世界に羽ばたくサッカー選手を育成するような、このような運営がなされているのでしょうか、この点についても状況をお伺いしておきます。 (令和5年第4回定例会議事録 12月11日-03号P.134)
◎企画総務部長(大野悟君)
土地賃貸借契約書第13条による令和4年度の阿須山中土地有効活用事業に関する報告書によれば、令和4年度においては、埼玉県クラブユースU-15サッカー連盟クラブクラブリーグBから、令和5年度はクラブリーグAに昇格するとともに、U-13、U-14、U-15と全てのカテゴリーで県大会に進出しております。
また、サッカー事業の裾野を広げるため、新たなカテゴリーとしてU-12のチームが創設されました。
また、チームの児童・生徒等の中には、Jリーグのユースチームへの入団や、国内サッカー強豪高校、Jリーグ下部組織、海外チームなどに進むとともに、U-17高校選抜メンバーに選出された卒団生もいるなど、世界的サッカークラブの育成プログラムを活用し、世界に羽ばたくサッカー選手の育成が進められている状況について報告を受けております。(P.134)
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要するに。滝沢市議は
❶「飯能市土地開発公社の負債20億円を飯能市が埼玉県から借金をしてまで肩代わりして市有林に組み入れた阿須山中の自然豊かな里山の加治丘陵の17haを
❷「僅か年間120万円の賃料で20年間の長期使用を許可し、「その森林の3/4(11ha)以上を伐採伐根、更に地形を切土と盛土の大規模土木工事で作り出したサッカーグランドに値するだけのサッカー倶楽部であるか?どうか?」を訊ねたわけです。
それに対して大野企画総務部長は、
「飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)は、年齢別のサッカーチームがそれぞれ県内でも実績の有るチームであると報告を受けている」と答弁したわけです。
あくまでも「・・・と報告を受けている」と言うことで、その報告に嘘や間違いが有ったとしても私(大野)の責任ではない!」と、後々の予防線はしっかりと張ってあります。
さらに「チームの児童・生徒等の中に(上級チームの)メンバーに選出された卒団生もいる」と述べることで、HISAに失望して退団した生徒がいたとしても「卒業してさらに上を目指した!」と弁明できるようにしたわけです。
この滝沢市議との質疑応答への解説は次回(No.04)にも続きます。
以上。 (1268字)
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2024-02-21 Wed
滝沢修市議の質問は続きます。
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◆13番(滝沢修議員)
今状況がお話しありましたけれども、次に太陽光発電の関係でありますけれども、この事業につきましては、面積ではグラウンドの10倍以上の面積を占めている、これは附帯事業とされておりますけれども、この太陽光発電でありますけれども、サッカースクールを運営するための事業費を生み出す事業とされております。(P.134)
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この阿須山中土地有効活用事業が市民を欺いている象徴的な表現の一つに、この〈付帯事業〉という言葉遣いがあります。
飯能市と飯能インターナショナルスポーツアカデミーは、計画当初から現在に至るまで「メインはサッカースクール運営事業で、メガソーラー発電は付帯事業(付帯設備)だ!」と言い張ってきました。
しかし、面積1haのサッカー場の10倍の面積(10ha)のメガソーラー発電所が、その1/10の面積のサッカー場の〈付帯設備〉と主張し続けること自体が市民を舐めていることなのです。
例え話で説明すれば幾らでも書けます。
➀サッカー用具を保管する小屋は、サッカーグランドの付帯設備ですが、そのサッカー場を「サッカー用具小屋の付帯設備だ!」と言い張っているのと同じことです。
➁プールのための更衣室やシャワールームは、プールの付帯設備ですが、そのプールを「更衣室とシャワールームの付帯設備だ!」と言い張るのと同じことです。
➂パター練習場は本格的なゴルフ場の付帯設備ですが、その本格的なゴルフ場を「パター練習場の付帯設備だ!」と言い張るのと同じことです。
➃住宅の中に組み込んだガレージを住宅と同時に造ったら、そのガレージは住宅の付帯設備ですが、その住宅を「ガレージのための付帯設備だ!」と言い張って、住宅としての固定資産税を納入しなかったらそれは違法行為です。(例え話はここまで)
滝沢市議の質問は続きます。
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(この太陽光発電でありますけれども、サッカースクールを運営するための事業費を生み出す事業とされております。) 多額の開発費をかけて造成が行われました。造成費やサッカースクールの運営を行っていく上では、それなりの売電収入がなければ事業を継続していくことはできないでしょうし、世界に羽ばたくサッカー選手の育成などもできません。 (P.134)
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滝沢市議の上記の発言は、この部分だけだと「サッカークラブの運営を継続し世界に羽ばたくサッカー選手の育成していくためには太陽光発電による売電事業は必要だ!」と容認しているようなものではないでしょうか。
「多額の造成費がかかったから売電収入が必要になった」のではなく、因果関係の事実は「多額の売電収入を得るためにメガソーラー発電所に多額の造成費をかけたから、その売電収入を必要とする事態を自ら望んだ」だけのことなのです。
ところが、後々まで残る公式記録である<市議会議事録>は、この「サッカースクール事業の付帯事業」という言葉については、今回の大野部長の答弁では触れていませんでした。
滝沢修市議の質問は続きます。
以上。 (1384字)
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2024-02-23 Fri
滝沢修市議の質問は続きます。
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(・・・・世界に羽ばたくサッカー選手の育成などもできません。) 以前の一般質問の答弁では、当時の企画部長の答弁でありますけれども、売電収入は、年間で約2億2,000万円から2億3,000万円を見込んでいるとの答弁がありました。この点については、どのような状況となっているのでしょうか。太陽光発電について、事業者から説明や報告などが行われているのでしょうかお伺いをしておきます。
◎企画総務部長(大野悟君)
阿須山中土地有効活用事業におけるサッカー事業の附帯事業である太陽光発電事業については、令和4年9月から開始されております。令和4年度での報告では、阿須山中土地有効活用事業に関する報告書として収支報告が提出されました。事業者から報告をいただいています売電収入を申し上げますと、令和4年の9月から今年の3月までの事業期間での発電に関わる売電収入は約8,600万円ということで報告をいただいております。1年間での実績としての報告は、令和5年度の実績報告において行われる予定でございます。
◆13番(滝沢修議員)
今、昨年の9月から今年3月までの期間で売電収入8,600万円との報告があったということであります。1年間のこの報告が今後行われるということでありますけれども、半年ですから、その倍としても1億7,000万円程度となります。見込みがどうなるかあれですけれども、そのようなことになるという気がしますけれども、これはまた報告を受けていきたいと思います。 (P135)
〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
今更言うまでもないことですが、この売電収入は全てメガソーラー発電事業者である飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)の収入であって、飯能市には1円も入ってきません。飯能市に入ってくるのは、[市がHISAに貸した17haの市有林の借地料年間120万円]だけです。
HISAは「サッカー選手養成事業の運営資金稼ぎのためにメガソーラー売電事業をしている」と主張している限り、この年間2億円前後と言われている年間売電収入が「本当にその目的のためにどれだけ活用されているか」ということも飯能市に報告する必要が有ります。
支出の最大項目が何か? その支払先はどこか?
それによって、阿須山中市有林でのメガソーラー売電事業の本当の事業主が判明することになるかもしれません。
おそらく<最大の支払い先>は、工事を請け負った大和リースなのでしょうが、注目したいのはその支払金額です。
滝沢修市議の質問は続きます。
以上。 (1119字)
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(・・・・世界に羽ばたくサッカー選手の育成などもできません。) 以前の一般質問の答弁では、当時の企画部長の答弁でありますけれども、売電収入は、年間で約2億2,000万円から2億3,000万円を見込んでいるとの答弁がありました。この点については、どのような状況となっているのでしょうか。太陽光発電について、事業者から説明や報告などが行われているのでしょうかお伺いをしておきます。
◎企画総務部長(大野悟君)
阿須山中土地有効活用事業におけるサッカー事業の附帯事業である太陽光発電事業については、令和4年9月から開始されております。令和4年度での報告では、阿須山中土地有効活用事業に関する報告書として収支報告が提出されました。事業者から報告をいただいています売電収入を申し上げますと、令和4年の9月から今年の3月までの事業期間での発電に関わる売電収入は約8,600万円ということで報告をいただいております。1年間での実績としての報告は、令和5年度の実績報告において行われる予定でございます。
◆13番(滝沢修議員)
今、昨年の9月から今年3月までの期間で売電収入8,600万円との報告があったということであります。1年間のこの報告が今後行われるということでありますけれども、半年ですから、その倍としても1億7,000万円程度となります。見込みがどうなるかあれですけれども、そのようなことになるという気がしますけれども、これはまた報告を受けていきたいと思います。 (P135)
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今更言うまでもないことですが、この売電収入は全てメガソーラー発電事業者である飯能インターナショナルスポーツアカデミー(略称HISA)の収入であって、飯能市には1円も入ってきません。飯能市に入ってくるのは、[市がHISAに貸した17haの市有林の借地料年間120万円]だけです。
HISAは「サッカー選手養成事業の運営資金稼ぎのためにメガソーラー売電事業をしている」と主張している限り、この年間2億円前後と言われている年間売電収入が「本当にその目的のためにどれだけ活用されているか」ということも飯能市に報告する必要が有ります。
支出の最大項目が何か? その支払先はどこか?
それによって、阿須山中市有林でのメガソーラー売電事業の本当の事業主が判明することになるかもしれません。
おそらく<最大の支払い先>は、工事を請け負った大和リースなのでしょうが、注目したいのはその支払金額です。
滝沢修市議の質問は続きます。
以上。 (1119字)
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2024-02-25 Sun
滝沢修市議の質問は続きます。
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(・・・・・これはまた報告を受けていきたいと思います。)
次に、このような状況で地方創生に資する事業となっているのかということでありますけれども、世界的なサッカークラブの選手育成プログラムを活用し、飯能の地から世界に羽ばたくサッカー選手の育成を通じた人材育成や郷土愛の醸成、シティプロモーションなども進めるもので、サッカーを通じた青少年の健全育成を目的としております。本事業は、サッカースクール参加者及びその家族の移住定住、世界的サッカークラブの商標と地場産品のタイアップによる産業振興、世界的サッカークラブのノウハウを生かしたサッカー事業を通じた児童・生徒の人材育成や郷土愛の醸成、サッカースクールが実施されたことによる市の認知度、イメージアップなどシティプロモーションなどにも資するものと考えておりますと、このようにされてきました。現状、地方創生の事業となっているのか、この点についてもお伺いをしておきます。(P135)
◎企画総務部長(大野悟君)
サッカー事業は、世界的なサッカークラブの選手育成プログラムを活用したサッカー事業を展開しており、先ほども申し上げましたが、大きな成果を上げていると考えております。令和5年3月時点で、市外から入団したジュニアユース生のうち、4名の選手が本市に移住し、下宿生活を送りながらサッカーに取り組んでいるほか、イベントやセレクションが整備されたサッカーグラウンドで実施されたことで、サッカーに関心のある児童・生徒や保護者、サッカー関係者等が本市に訪れています。また、施設の整備や維持管理に当たっては、市内事業者を活用するなどし、経済効果を生んでおります。今後、グラウンドの地元スポーツ少年団への貸出し、また、例えばサッカー体験教室などの展開も期待できるところでございます。このように、本事業につきましては、青少年の健全育成や地方創生に資する事業となっていると認識しており、サッカーチームの子供たちが夢を追いかけ、さらなる活躍をしていただくことで、本市のシティプロモーションにつながっていくものと考えております。(P135)
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企画総務部長が「令和5年3月時点で、市外から入団したジュニアユース生のうち、4名の選手が本市に移住し、下宿生活を送りながらサッカーに取り組んでいる」と報告しているので、新年度の令和5年4月から新たに「市外から飯能市に移住し下宿生活を送っている選手の増減の報告も必要なのですが、12月になっているにも関わらず、この場でその報告が無いのが不思議です。
大野部長は、「今後、グラウンドの地元スポーツ少年団への貸出し、また、例えばサッカー体験教室などの展開」については、「期待できるところでございます。」と答弁しているので、この[貸出し]や[体験教室の展開]は、議会開催の12月の時点では、「グランド完成から1年以上も経過しているにも関わらずまだ1度も開催されていない!」ということなのです。
それなのに、続く答弁で「本事業につきましては、青少年の健全育成や地方創生に資する事業となっていると認識しており」という表現しています。
しかし、これは「創生に資する事業なっていくと認識しており」と訂正すべきでしょう。
それと比較すると、「サッカーチームの子供たちが夢を追いかけ、さらなる活躍をしていただくことで、本市のシティプロモーションにつながっていくものと考えております。」という表現は正確です。
なぜなら「子供たちが夢を追いかけ、さらなる活躍をしていただくこと」になっていかなければ、「HISAのサッカー事業は本市のシティプロモーションにつながっていかない」と答弁しているのと同じ意味だからです。
滝沢修市議の質問は続きます。
以上。 (1599字)
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