2024-05-08 Wed
この大項目の★『飯能を面白くする挑戦と実験』★に関しては、2006年1月 1日に当ブログを始めてから何度となく書き込んでいました。
当ブログの書き込みは現時点で約18年4か月ちょっと、総計4091件になりました。
2023年版の『飯能を面白くする挑戦と実験』は〈日めくりカレンダー〉形式で計230件ほどの書き込みをしましたが、当2024年版では約15ほどの中項目ごとに分類して書き込んでいくことにしました。
私たちが「面白い!」と思ことの多くは、年齢、性別だけでなく、職業、収入、支持政党や宗派のち違いを超えているものです。
現時点で、この大項目★2024年版『飯能を面白くする挑戦と実験』★で準備している中項目は下記の通りです。
【はじめに】
【住民にとって〈面白いコト〉とは何か?】
【正当な指摘・抗議・要請・批判は[カスハラ]ではない!】
【住民の「満足度は低い」のに、何故か「永住度が高い」飯能!】
【[住みやすく!]は行政の課題 & [面白く!]は住民の課題】
【「挑戦と実験」はレベルアップとイノベーション!】
【行政の課題は、公平公正・情報公開と財政の健全化!】
【市民が市議会を根底から変えていく!】
【市民が市役所を根底から変えていく!】
【飯能は里地里山森林文化都市だ!】
【飯能と日高を一体化していくことで面白く】
【2025年4月の市議選・7月の市長選を面白く!】
【官と民との役割分担4原則・飯能の場合】
【自立した自治体に必要な人口・インフラ・財政基盤】
【飯能での[公設公営]と[公設民営]と[民設公営]】
【飯能に造りたい次世代のハードと創りたいソフト】
以上ですが、思いつくたびに修正、追加、分割、統合をやっていきます。
(全603字)
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2024-05-11 Sat
市民であれば殆どの人が知っていると思いますが、飯能市は2005(平成17)年4月1日から〈森林文化都市〉を宣言しています。
その趣旨と宣言文の全文(248字)が飯能市公式サイトに掲載されていますので興味の有る方はリンク先を読んでみて下さい。
その宣言文は「飯能市は、首都圏にあって奥武蔵の豊かな自然に恵まれたまちであり、その歴史・文化、人々の情感は、森林とともに育まれてきました。」で始まっています。
確かに飯能市は「全面積の75%は山林」と言われていますが、実際に人々が生活しているエリアは[森林]ではなく[里地里山]です。
その意味では、飯能は〈森林文化のまち〉というよりは〈里地里山森林文化のまち〉という表現の方が適切なのではないでしょうか。
そして市民の大部分は[まちなか]エリアに住んでいます。
宣言文には続いて「人々が森林とのふれあいを通じて心身ともに森林の恵みを享受し、環境との調和や資源の循環利用を生活の中で生かしていくことが求められる時代にあって、本市では、森林資源を活用し、新たな森林文化の創造により、心豊かな人づくりと、活力のあるまちづくりを推進します。」と書かれています。
しかし、肝心な、「何が新たな森林文化の創造なのか?」については書かれていません。
「活力のあるまちづくりを推進」ということは、〈新たな森林文化の創造〉は、街なかに住んでいる大部分の市民にも関係の有ることになるのでしょう。
宣言文は「ここに森林と人とのより豊かな関係を築きつつ、自然と都市機能とが調和するまちの創造をめざし、森林文化都市を宣言します。」で終わっています。
宣言で言う「森林と人とのより豊かな関係と都市機能とが調和する森林文化都市」を創造するためには、どのようなスタイル(公立or民間)であれ、その分野を専門とする《里地里山森林文化研究所》の創設が必要ではないでしょうか。
そこでの研究テーマとしては、下記のものがあります。
❶「日本は海洋島国都市国家or里地里山森林文化都市国家」
❷「森林公有化の課題と問題点」
❸「大学に里地里山森林文化都市学部の新設」
❹「樹木葬霊園の課題と問題点」
❺「〈個人の林業〉から〈公営の環境森林業〉への大転換」
❻「里地里山森林文化都市公園への実現プロセス」
等々は世界中から大いに注目されそうです。
以上。 (全958字)
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その趣旨と宣言文の全文(248字)が飯能市公式サイトに掲載されていますので興味の有る方はリンク先を読んでみて下さい。
その宣言文は「飯能市は、首都圏にあって奥武蔵の豊かな自然に恵まれたまちであり、その歴史・文化、人々の情感は、森林とともに育まれてきました。」で始まっています。
確かに飯能市は「全面積の75%は山林」と言われていますが、実際に人々が生活しているエリアは[森林]ではなく[里地里山]です。
その意味では、飯能は〈森林文化のまち〉というよりは〈里地里山森林文化のまち〉という表現の方が適切なのではないでしょうか。
そして市民の大部分は[まちなか]エリアに住んでいます。
宣言文には続いて「人々が森林とのふれあいを通じて心身ともに森林の恵みを享受し、環境との調和や資源の循環利用を生活の中で生かしていくことが求められる時代にあって、本市では、森林資源を活用し、新たな森林文化の創造により、心豊かな人づくりと、活力のあるまちづくりを推進します。」と書かれています。
しかし、肝心な、「何が新たな森林文化の創造なのか?」については書かれていません。
「活力のあるまちづくりを推進」ということは、〈新たな森林文化の創造〉は、街なかに住んでいる大部分の市民にも関係の有ることになるのでしょう。
宣言文は「ここに森林と人とのより豊かな関係を築きつつ、自然と都市機能とが調和するまちの創造をめざし、森林文化都市を宣言します。」で終わっています。
宣言で言う「森林と人とのより豊かな関係と都市機能とが調和する森林文化都市」を創造するためには、どのようなスタイル(公立or民間)であれ、その分野を専門とする《里地里山森林文化研究所》の創設が必要ではないでしょうか。
そこでの研究テーマとしては、下記のものがあります。
❶「日本は海洋島国都市国家or里地里山森林文化都市国家」
❷「森林公有化の課題と問題点」
❸「大学に里地里山森林文化都市学部の新設」
❹「樹木葬霊園の課題と問題点」
❺「〈個人の林業〉から〈公営の環境森林業〉への大転換」
❻「里地里山森林文化都市公園への実現プロセス」
等々は世界中から大いに注目されそうです。
以上。 (全958字)
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2024-05-14 Tue
飯能市に限らず〈住民の満足度〉は自治体の財政事情と密接な関係にありますが、〈住民の永住度〉は市民の住居歴や愛着度と密接な関係があります。
日本全体で言えば「国の財政や政治に対する満足度は低い」からといって、「他の国に移住したい!」と思う国民はかなり少ないでしょう。
東京生まれ・東京育ちの私が、1983年に自分の意志で飯能に転居してきて今年で41年。
飯能への転居を決めた時から「ここが終の棲家だ!」と思って暮らしてきて、それは今でも変わりません。
住民永住度は、Google検索した限りでは、実施した自治体はまだ一つも無いようです。
もし、飯能市が日本初で<住民永住度アンケート>を実施するとしたら、そのアンケートの設問は下記の通りです。
【設問】あなたは飯能市に「いつまでも住み続けたい!」と思いますか?
<選択肢>
(a).「死ぬまで住み続ける!」と決めている
(b).出来れば「死ぬまで住み続けたい!」と思っている
(c).特に決めている訳ではないが「このまま飯能に染み続けても良い」と思っている。
(d).飯能は良い所だが、「他に良い所があれば転居したい!」と思っている。
(e).出来れば飯能からは転出して、「どこかに転居したい!」と思っている
(f).昔から「飯能からは転出したいなぁ!」と思っている。
(g).「出来るだけ早く飯能からは出ていきたい」と思っている。
私は(a)ですが、みなさんはどうでしょうか?
おそらく、飯能市民は(a)(b)(c)の人の割合が多いのではないかと私は推測しているのですが・・・・・。
以上。 (全655字)
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| 小久保 達 | 21:55 | comments (0) | trackback (0) | ★2024年版『飯能を面白くする挑戦と実験』★::住民の「満足度は低い」のに、何故か「永住度が高い」飯能! |
2024-05-22 Wed
マスコミが注目する<住みたい街ランキング>は、現地の実情を知らない人たちによる、単なる<憧れ(幻想)ランキング>でしかありません。
その点、〈住みやすさ〉や〈住民満足度〉は、実際に現地に住んでいる人たちの実感です。
その〈住みやすさ〉や〈住民満足度〉に大きく影響する「公園や教育施設、医療施設、福祉施設、商業施設、生活道路」の充実、街並みの景観などの〈ハード面の充実〉は、自治体の財政規模にほぼ比例するので、それは市町村などの自治体の行政課題です。
それに対して、〈住んでいて楽しい街〉というのは、多種多様な物販店、飲食店が充実し、さらに公共ホールだけでなく、民間のライブハウスや多目的スペースが充実して、そこで春夏秋冬、365日「いつも、どこかで、楽しいイベントが開催されている!」という〈ソフト面での街づくり〉のことです。
この〈ソフト面での街づくり〉の充実は、そこに在住在勤している人たちの行動の積み重ねの結果であり、その更なる充実が在住在勤の住民の課題でしょう。
だから<[住みやすく!]は行政の課題>であり、<[面白く!]は住民の課題>なのです。
住民が〈ソフト面での街づくり〉に取り組んでいる原点は〈その場所への愛着度〉であり〈永住度〉なのです。
以上。 (全564字)
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| 小久保 達 | 21:32 | comments (0) | trackback (0) | ★2024年版『飯能を面白くする挑戦と実験』★::[住みやすく!]は行政の課題・[面白く!]は住民の課題 |
2024-05-26 Sun
自治体の課題は無数にあります。
しかし、住民の個々の支持政党や政治信条の違いを超えて、全ての住民に共通することは〈公平公正な行政〉ではないでしょうか。
その公平公正には〈不都合な事実〉や〈職員の怠慢や不正〉を隠蔽しない〈情報公開〉が絶対に不可欠です。
逆に言えば、市役所や市議会が「公務の情報を隠蔽」している場合は「重要な不都合や不正が隠されている」という前提で真相を追及し続けることが重要です。
自治体の〈財政健全化〉ということも、住民の<住民個々の支持政党や政治信条>の違いを超えて、全ての住民に共通する重要な行政課題です。
この〈財政健全化〉のためにも、〈公平公正な行政〉と〈重要な事実を隠蔽しない情報公開〉が不可欠なのです。
自治体行政に対する住民の関心を高める方法として、<自治体職員の怠慢や不正に対する情報公開>が最も効果が高いのではないでしょうか?
なぜなら、<自治体の怠慢と不正の追及>や真相解明も、住民にとっての〈面白いこと〉の一つだからです。
以上。 (全465字)
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| 小久保 達 | 19:35 | comments (0) | trackback (0) | ★2024年版『飯能を面白くする挑戦と実験』★::行政の課題は、公平公正・情報公開と財政の健全化! |
2024-07-01 Mon
住民にとって〈面白いコト〉とは、「日本一を目指す」ことよりも、「日本初を目指す」をことではないでしょうか?
「量の増加を目指す」ことよりも「質の向上を目指す」ことではないでしょうか?
「飯能の知名度がアップして交流人口が増える」のは「面白いこと」ですが、「飯能への好意度、期待度がアップして定住人口が増える」ほうが「より面白いこと」ではないでしょうか?
「住んでいない人の人気度」よりも、「住んでいる人の愛着度」のほうが自治体にとっては重要ではないでしょうか?
「単なるレベルアップ」よりも「創新的なイノベーション」を目指すことではないでしょうか?
これから順次、<住民にとって面白いコト>を紹介し、提案していきます。
以上。 (全351字)
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2024-08-27 Tue
明日(8/28)付の文化新聞1面に
『阿須地区の八高線に「新駅」を!』
という大見出しで「地元負担の請願駅を設置する」という構想に関する記事が掲載されます。詳細は紙面を確認して下さい。定期購読していない方でも、市内各紙の専売店に残部が有れば購入できます。図書館や公民館でも自由に閲覧できます。
この「JR八高線の東飯能駅と金子駅の中間点の駿大近くに新駅を!」という話は、駿大が開校してから市内では流れていました。
請願駅はその建設費の殆どを地元が負担するなら基本的にいつかは実現するものだからです。
2006年から始めた当ブログ飯能どうする研究所でも、2009-12-26 に、★もしも、私(あなた)が・・・・★という大項目の【西武鉄道の社長だったら】という中項目で、「元加治駅から八高線に乗り入れ,駿河台大学前駅を新設して八王子駅まで行きたい!」というタイトルで書きこんでいました。↑(リンクしています)
阿須新駅実現で一番メリットを得るのは、駿河台大学なので、飯能市以上の負担割合を大学が了承するなら実現する話です。
もちろん、「阿須新駅」に広大な土地を所有する地主もかなりのメリットがあるし、周辺の不動産価値も向上するので、周辺住民の中では反対する人は極めて少数でしょう。
今回の文化新聞の記事には下記のことが載っています。
❶住民らは21日、地元自治会館で会合を開き情報共有するとともに、今後の活動方法について協議した。
❷新駅開設で会合を持ったのは、「県道富岡入間線道路整備促進協議会」(山崎眞一会長)の役員面々。正副会長以下、監事、顧問、理事の合計10人が採集した。顧問の1人、内沼県議も出席した。
❸駿大には7月25日に促進協顧問の宮内重利さん(元市議会議長)、副会長の山岸治夫さん・神代徳幸さん、監事の小島正男さんの4人が訪問。新駅開設の考えを示したところ、大学からは協力を惜しまない旨の返答を得たという。
❹阿須地区への新駅設置構想については以前から持ち上がっており、平成4年に飯能市、青梅市、住宅•都市整備公団(当時)などによって策定された「飯能•青梅丘陵地域都市整備基本構想調査報告書」にもその開設場所も含め、位置づけられている。
❺加治丘陵など都県境をまたいで新しいまちづくりの方向を示した同基本構想は、バブル経済の崩壊とともに立ち消えた。が、当時、阿須、落合、岩渕地区の加治丘陵や隣接する青梅市の丘陵部に居住ゾーンなどをクラスター状に配置し、飯能駅や新駅をアクセスする幹線道路がエリア内を貫くという林間型エコロジー都市の提案は、関係者に大きな期待を抱かせた。
❻宮内さんは「社会全体が疲弊しているいま、阿須地区から明るい話題を発信したい。新駅設置は時間がかかるだろうが、皆と一緒に元気なうちにやれることはやりたい」と話している。
一般論では、新駅請願には、それを望む人たちの様々な思惑が絡むものです。次回はその思惑について書いてみます。
以上。 (1205字)
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2024-09-27 Fri
飯能市に限らず、どこの市議会でも「自己革新が出来ない」ようです。
その理由の一つは、「自分たちのどこがオカシイのか?」が判らないからです。
飯能市議会では、その典型的な事例が、先日(9/25)の一般質問最終日にありました。
それは〈議事進行〉という本会議運営上の慣例のことです。
この〈議事進行〉4文字から「議事の進行についての何かだな?!」という推測はできます。
しかし、「議事進行をかける」「議事進行をかけられる」という、その用法を聴いただけでは、➀「進行している議事を止める」ことなのか?②遅れがちな議事を早く進行させる」ことなのか?③そのどちらかではないか?と推測する人はいるかもしれません。
ところが、この〈議事進行〉を、議会傍聴席で7~9回見てきた私の体験から推測すると、どうやら、議員が突然、その日のうちに急遽、全議員で検討する案件を「議長に申し出る」ことのようです。
何事も、「事前に文書で申し出されたこと以外は受け付けない」議会運営には珍しく、「その日のうちに審議する」ルールだというのです。
それならば、〈議事進行〉よりは、一般的には、〈動議〉、あるいは〈緊急審議要請〉もしくは〈予定外審議要求〉という言葉に変えたほうが、市民にとっては理解できる言葉ではないでしょうか?
さらに、この〈議事進行〉慣例のアホなところは、議事進行を求められた件で議員が話し合うのは〈秘密会〉と称して、本会議場以外の会議室で行われることです。
その〈秘密会〉の報告は、概要が本会議場で議長等から報告されるのですが、それまでの間、市長始めとして本会議場にいた市幹部職員は、全員が着席したまま。ただひたすら待機しているだけなのです。
この〈秘密会〉の件で、市長や幹部職員が議員からの質問に答弁しなければならない内容が有るならともかく、〈議事進行〉がかけられるのは「議員間同士のコト」なので、市長・職員は全員本会議場にいる必要は無いのです。
しかも、〈議事進行〉の秘密会で、議場から議員全員がいなくなるのは、その日の本会議の当初の予定が全部終了してからなのです。
本来であれば、当日の本会議場での予定は全て終了しているのだから、市長・市職員はそれぞれの部署に戻ればいいのに、それなのに、ただひたすら本会議場で何もせずに待機しているだけなのです。
先日(9/25)の〈議事進行〉では、当初の本会議での一般質問が終了してから約1時間半もそんな無駄な「待機」が続いたのです。
その間、私ら傍聴人は、傍聴席で待機していても良いし、ロビーに出て知人とおしゃべりしても良いし、もちろん帰宅することも自由なのですが・・・・・。
これでは、まるで、議員たちが、市長・幹部職員に対して、「オレ達は市政にとって重要なことを話し合っているのだから、その結論が出るまでアンタらは待っていろ!」と、自分たちの無意味な権限を無駄に誇示しているようにしか見えませんでした。
こんなアホな「本会議場にいなければならない市長・幹部職員の時間浪費タイム」が年に1~2回は有るのです。
まさか、その待機時間に時間外手当が支給されるとは思いませんが・・・・。
先日(9/25)の〈議事進行〉の時の議長は、最古参の野田直人議員でした。
議長を何度も体験している議員でさえも、この「質疑応答の必要が無くなった本会議場に市長、副市長以下20名以上の幹部職員を長時間無駄に待機させる」慣行を「改めよう!」と思った人は、飯能市議会にはいないようですね。
以上。 (1414字)
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2024-09-30 Mon
飯能市に限らず、日本の行政がレベルダウンしているのは、「市民が政治に関心を寄せなくなってしまった」からであり、その結果「議員や行政官僚が住民を軽視するようになった」からではないでしょうか?
その大きな要因の一つは、〈モンスター〉とか〈クレーマー〉〈カスタマーハラスメント〉という言葉が台頭してきたことです。
この言葉によって、「行政への正当妥当な[誤りの指摘]・[無策や不公平への抗議]・[法的に正当な要請]・[劣悪な公務員への批判]」までもが、やりにくい社会になってしまったことです。
マスコミ報道を見て判るように、「カスハラ非難」は主に動画や音声が流されます。
そこでは〈責め立てる人の感情的な言動〉の音声が効果的に流されます。
もちろん、「行政への正当妥当な[誤りの指摘]・[無策や不公平への抗議]・[法的に正当な要請]・[劣悪な公務員への批判]」であっても、時には感情的に大声、甲高い口調になってしまうことがあるでしょう。
それに対抗する有効な手段の一つは、〈インターネットでのメール〉です。
インターネット経由でなら、抗議した人のPCだけでなく、その抗議を受信した行政機関のデーターにも送受信記録が残ります。
その画面を静止画やスマホのスクリーンショットで保存しておくこともできます。
抗議文書を郵送で送った場合も、その「郵送した」ということをメールやメッセージで証拠保存しておくことです。
その送受信の証拠が有れば、「正当妥当な抗議」等でも「無視されたコト自体を怠慢傲慢の証拠」になり得るのです。
民間組織では、利用者や顧客の不評は、「当人の退職・評判の低下・業績悪化・倒産」という自浄作用が機能しますが、行政機関にはその自浄機能が存在しないのです。
自浄機能が無い個人や組織には〈外からの改善要求という圧力〉が不可欠なのです。
外からの圧力で最も効果的なのが〈不正の告発〉〈疑惑の追及〉でしょう。
日本の行政機関には、「国民・県民・市民に隠蔽され続けている重要な事実」が無数に存在しているのです。
その〈隠蔽されている重要な事実〉は、追及されればされるほど、その追及を逃れるための〈虚偽の説明〉が蓄積されていくものです。
その〈虚偽の説明の蓄積〉が、やがて、蓄積してきた者たちの排除につながっていくのです。
自分が住んでいる自治体のレベルダウンを止めるコト、さらにはレベルアップさせていくコトも、「面白いコト」の一つなのです。
以上。 (1053字)
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2024-10-03 Thu
日本の行政がレベルダウンした、もう一つの大きな要因は、「個人情報保護法を口実にして〈重要な事実〉を隠蔽するようになった」ことです。
行政組織が隠蔽したい〈重要な事実〉とは、「自分たちにとって都合の悪いコト」なのです。
その「自分たちにとって都合の悪いコト」とは、〈組織内の不正〉や〈能力不足や不注意による失敗〉〈不公平な措置〉〈組織内の不祥事〉等です。
行政組織が〈身内の不正や不祥事〉を隠蔽するのは、「その不正や不祥事を起こした職員を庇う」ためではなく、「自分の不正や不祥事も隠蔽して欲しい!」からであり、「自分のことがバレた時も組織で庇って欲しい!」からなのです。
行政組織の隠蔽体質は、「その隠蔽していた事実の一端が露呈した時は虚偽の説明を何度でも繰り返す」という伝承芸を駆使することになります。
この〈虚偽の説明に加担する公務員〉は、〈組織に忠実な者〉として、その行政組織の中では「出世していく」ことになるので、自己保身の為にも「重要な事実の隠蔽と虚偽説明の繰り返しに加担する」職員は減るどころか増える一方なのです。
この悪しき組織体質を正常化する方法は、「告発と追及によって当の職員の解雇や辞職、役職解任に追い込む」しか有りません。
低レベルの行政組織でも「職員の1%でも解雇や解任が実行されれば組織内には激震が走る」ものです。
その告発追及による解雇や解任が毎年確実に行われていけば、その組織は確実に変わっていくものです。
行政組織の不正の代表例である<官製談合・収賄・横領・背任・利益提供・偽証>等を刑事訴追するには〈時効〉という大きな時間的制約が有りますが、「市民による自治体の不正の告発・真相解明には時効が無い!」のです。
以上。 (764字)
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