2024-12-05 Thu
次の飯能市議選は2025年4月。投票日は中旬の4/20か4/27になるでしょう。
私は、〈市議会の抜本的な改革〉が争点の一つになることを期待しています。
どこの地方議会でも、いつも時代でも、議会改革の障害になるのは〈当選回数が多いだけの古参議員〉と、〈同僚議員に怖がられているボス議員〉です。
飯能市議会では、特に、議長を何度も務めている野田直人議員に注目しています。
先日(11/29)、12月定例議会開会日に、その野田議長に公開質問状を出すべきことが有り、本日(12/5)議会事務局宛で送信しました。
下記にその全文を転載します。
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令和6年11月29日(金)飯能市議会12月定例会開会日・本会議中の「予定外の長時間中断」について野田議長の見解と判断に関する公開質問状
【質問の前提情況の説明】
❶当日(11/29)は、開会直後に、いきなり議長席の野田議長から「議員バッジを着けていない議員への対処について代表者会議を開きたいので各会派の代表者は議長室に集合。その間、本会議は休会とします!」との通告がありました。これに抗議した金子市議、傍聴席からの一市民と議長との発言応酬の後、10:10頃、会議は中断されました。議長は〈休会〉という言葉を使っていましたが、これは「予告の無い!」「納得できない!」本会議の〈中断〉です。
❷当初から予定されていた会期日程には明記されていない〈中断〉で、その中断の所要時間も議長からは伝えられなかったので「10分程度の中断なのか、長時間に渡る中断なのかが不明確」なので、その間、市長以下23名の幹部職員はそのまま本会議場の自席で待機したままになりました。10余人の傍聴市民も傍聴席やロビーで本会議の再開を待つしかありませんでした。
❸結局、本会議は1時間後に再開しましたが、野田議長は「待たせた市長や幹部職員への謝罪の言葉」は述べましたが、傍聴席で待たされていた市民に対する謝罪の言葉は一言も有りませんでした。更には「本会議を1時間も中断させた会派代表者会議の内容報告」も全く有りませんでした。
❹飯能市議会では、いままでも、この「本会議中の予定外の突然の中断」は、1時間から数時間に及ぶことが頻繁(年に2~3回ほど)にあり、その間、本会議に出席している市長・幹部職員は「何もせずに待機しているだけ」なのです。その間の職員の勤務時間総数としては膨大な無駄になっています。市民も「貴重な時間を無駄にさせられている」のです。
❺毎回市議会を傍聴している私の記憶では「このような〈中断〉は野田議長の時に極めて多い!」という認識です。最高記録では3時間以上も待たされたことも有ります。時には「いつ再開されるのかが不明」なので諦めて帰宅し、傍聴席に残っていた知人から「再開した」という連絡を貰って、再び傍聴席に戻ったこともありました。
❻こんな市議会の「馬鹿らしい進行」を見せられた市民は、もう議会の傍聴に行きたくなくなってしまうでしょう。市議や市職員が「出来るだけ多くの市民に議会傍聴に来て欲しい!」と本気で思っているのであれば、「傍聴を認めている会議での予定外の中断はもう止めるべき」ではないでしょうか?
❼当日(11/29)の突然の会派代表者会議に対して、私を含めて7人ほどの市民がその〈代表者会議の傍聴〉を求めて議会事務局に行きましたが、「議長の意志で市民を傍聴させないことになった」と事務局職員に説明されました。そこで、私は「市民を傍聴させない理由の説明を求めている」ことを議長に伝えるように職員にお願いしましたが、議長が説明に来ることは無かったので、その替わりが今回の公開質問状です。
【傍聴を認めている会議の〈予定外の中断〉に関する野田直人議長への公開質問】
〈質問1〉 傍聴人がいるのにも関わらず、議長が「本会議や委員会の進行を予定外に突然中断する」権限の根拠はどこに有るのでしょうか?
法律・条令・政令・飯能市議会規則等に明文化されているのであれば、その文言を提示して回答をお願いします。明文化されていないのであれば、それでも「本会議を予定外に中断させたことの納得できる合理的な理由」をお答え下さい。
〈質問2〉 当日(11/29)の突然の会派代表者会議の議題であったという「議員バッジを着けない議員に対する話し合い」は、本会議を中断して開催しなければならないほどの緊急性は有りません。本当に重要な課題・議題であるなら、本会議終了後に、「好きなだけ時間をかけて検討する」ことのほうが有意義でかつ有効的DSと思います。
野田議員が議長である期間中に「傍聴者や市長市職員を待たせることになる予定外の会議中断は行わない!」「突然の予期せぬ議題であっても命の安全に関わること以外は会議終了後に行う」ということを『明文化した議会ルール』にする意志は有るでしょうか?
次は質問ではなく要望です。野田議長に「その意思が有る」のだとしたら、現在の市議会の任期中に議院運営委員会の議題として検討されることをお願いします
〈質問3〉 議員や市職員の自由な意見交換のためには「市民や報道陣に傍聴させない秘密会」そのものの意義は理解できます。野田議員には、議長として「今後、秘密会は傍聴人がいる会議の時間外に行う」ことを、〈明文化した議会ルール〉にする意志は有るでしょうか?
以上3点の質問にメールで回答することをお願いします。回答は12月16日(月)20:00までに頂ければ幸いです。
(お断り)本条は公開質問状です。当方の質問文、野田議長からの回答の有無と回答内容は、私のブログとFacebook等で公開させて頂きますのでご了承ください。
(補足)「議員バッジ着用の義務」に関しては、今回の「傍聴人のいる議会での予定外の中断の是非」とは切り離して、後日、別途に質問させて頂く予定です。
令和6年12月5日(木)昼前に議会事務局に送信 (本文は2012字)
〒357-0064 埼玉県飯能市久下457-8-902 090-7715-4293
小久保 達(こくぼ さとし) 75歳 飯能在住42年
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公開質問状は以上です。「回答の有無」と回答文は後日、当ブログに転載します。
以上。
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2024-12-18 Wed
先日(12/5)、野田議長宛てで送信した公開質問状の件です。
回答期日(12/16)を過ぎても、その回答は届きませんでした。
そこで、その督促状を、やはり議会事務局サイト〈問合せフォーム〉経由で、昨日(12/17)送信したので、下記にその全文を転載します。
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令和6年11月29日(金)飯能市議会12月定例会開会日・本会議中の「予定外の長時間中断」について野田直人市議会議長の見解と判断に関する公開質問状&期日(12/16)までに回答を頂けないことへの公開質問状
飯能市議会議長 野田直人様
去る12月5日に、議会事務局問合せフォーム経由で送信した、貴殿宛ての公開質問状への回答が、お願いした回答期日(12/16)を過ぎてもまだ私の所には届いていません。改めて回答の督促させて頂きます。その質問状に1字誤記のままになっていたことをお詫び申し上げます。
そして、新たに下記の質問を追加させて頂きます。
〈追加質問1〉
12/16までにお願いした公開回答書を、その回答期日までに頂けなかった合理的で納得性の有る理由をお聞かせください。
以上、前回質問状と併せて4点の質問にメールで回答することをお願いします。回答は12月24日(火)20:00までに頂ければ幸いです。
(お断り)今回も本状は公開質問状です。当方の質問文、野田議長からの回答の有無と回答内容は、私のブログとFacebook等で公開させて頂きますのでご了承ください。
令和6年12月5日(木)昼前に議会事務局に送信 (本文は348字)
〒357-0064 埼玉県飯能市久下457-8-902 090-7715-4293
小久保 達(こくぼ さとし) 75歳 飯能在住42年
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この督促に関しても回答を頂けない場合は、その次の手段を講じたいと思っています。
以上。 (全746字)
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2024-12-20 Fri
野田議長に対する公開質問状の回答が未だに来ないのは、「もしかしたら、議会事務局の担当者が質問状を野田議長に伝えていないのではないだろうか?」という疑念が、今になって芽生えてきました。
そこで、議会事務局長宛てに、『野田直人議長宛ての公開質問状の取次に関する公開質問状』を、やはり、公式〈問い合わせフォーム〉から送信してみました。今日(12/20)の14時過ぎです。
下記はその全文です。
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飯能市議会事務局長・大野充様
去る12月5日に野田直人議長宛てに出した公開質問状についての回答が、回答期日(12/16)を過ぎても私の所には届いていません。
議会事務局サイトの〈公式問合せフォーム〉からの送信ですので、議会事務局長の大野充様に「野田議長への公開質問状の取次に関して、その確認の質問をさせて頂きます。
<確認質問1>
12/5に野田直人議長宛てに送信した質問状は、野田議長にはどのように届けて頂けたのでしょうか?
その全文コピーを野田議長宛てにメールで送信されたのでしょうか? それとも文面を印刷した書面を野田議長に渡されたのでしょうか?
<確認質問2>
野田議長は、「自分の方から小久保へ回答を送る」ということだったのでしょうか? それとも、野田議長の回答を議会事務局で受け取って「事務局から小久保に送る」ということだったのでしょうか?
<確認質問3>
議会事務局長として、野田議長に「市民からの公開質問状にはきちんと回答すべきだ!」と、督促をされたのでしょうか?
<確認質問4>
それとも、その公開質問状は、まだ野田議長の所には届けられていないのでしょうか?
以上、4点の確認質問にメールで回答することをお願いします。回答は12月25日(水)17:00までに頂ければ幸いです。
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上記の公開質問状も「無視」されたらどうしましょうか・・・・・。
以上。 (全865字)
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2024-12-22 Sun
一昨日(12/20)送信した『議会事務局長宛て〈野田直人議長宛ての公開質問状〉の取次に関する公開質問状』の効果がすぐに出ました。
大野議会事務局長からの返信メールで、「野田議長からの伝言」が有りました。
結論から言うと、野田議長からの申し入れで「12/26(木)10:30に議長室で会う」ことになりました。
野田議長は、その程度の返信メールすら、自分では期日前には送信せず、議会事務局長にやらせたのです。それが「議長としての自分の権限だ!」とでも思っているのでしょうか?
公開質問状を送信してきた市民に対して、その返信もせずに、「いきなり議長室に呼び出す」という演出が、「脅しになる」とでも思っているのでしょうか?
議長室で面談することは「面白そう」ではありますが、密室での面談では「話した内容」が記録されません。
客観的な記録が残らなければ、後日「言った!イヤ言わない!」の不毛な論争になってしまいがちです。
だからこそ、私は、後日の記録証拠になる「メールでの遣り取りだけ」にしているのです。
しかし、大勢の議員の中には「メールでの回答文を書けない人・書きたくない人」が居ることは承知しています。
そこで、私としては「証人となるべく信頼のおける市民」に同席してもらうことにしました。
野田議長への公開質問の中味は「傍聴人がいる本会議の予定外の中断の是非に関すること」なので、同席をお願いする証人は「その本会議を傍聴していた市民の一人」です。
市民の中には、市行政に関して、市長・市職員・市議に「公的な質問・要望・提案・意見交換」等を考えている人は少なくないと思いますが、それらに関しては「証拠に残らない面談・電話」を避けて「メール」に限定する」ことをお勧めします。
(全726字)
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2024-12-24 Tue
私が、12/5付で野田議長に送信した公開質問状の主旨は、「議員バッジ着用義務化の是非」ではありません。
それは「正常な本会議運営」という〈幹の問題〉から見れば、〈枝葉の問題〉でしかありません。
議員バッジに関する私自身の意見は、「欲しい人は買えば良い!強引に廃止する必要は無い!」というものです。「議員バッジの着用」は、公式の場であろうと、非公式の場であろうと議員各自の自由な判断に任せるべきだと思っています。
私の今回の公開質問状の主旨は、「緊急性の無いことで公式な会議を予告なしに長時間中断したことの法的根拠を確認する」ことです。
前回の市議選から今日までの4年弱の期間に、11/29のように「傍聴人がいる本会議を事前予告無しに長時間中断して、市長市職員・傍聴人の貴重な時間を奪ったことが何回有ったのか?」「その中断を決めた議長は誰だったのか?」を公表して欲しいということです。
そして、飯能市議会としては、「今後は事前予告なしの突然の本会議中断はしない!」「必要な秘密会議は、市長・職員・傍聴人がいない時間帯に開催する」ことを3月の定例議会で正式なルールとして定めて欲しい!」という要望です。
もし、その決議が3月議会で出来ないのであれば、4月の市議選で、現職で立候補する予定の議員に対して〈議会運営についての公開質問〉を実施するつもりです。
以上。 (全598字)
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2024-12-26 Thu
今日(12/26)の面談は10:30からの予定だったので、市役所1Fロビーで、同席することになっている知人を待っていました。すると野田議長が通りかかって、「前の用件が早く終わったので今からでも良いですよ」と言ってくれたので、対談は10:20頃から始まりました。正副議長室では議会事務局長が記録係を兼ねて同席。
今日の対談は「公開質問状に対しての公開答弁」という位置づけなので、野田議長に「録音の同意」を求めたところ拒否されました。
その想定はしていたので、ここで「録音させろ!させない!」で揉めて、せっかくの〈公開面談〉が流れてしまうのは得策ではありません。なので、「録音拒否」に同意することにして、対談を進めました。
今回の公開質問状の主旨は、「議員バッジ着用義務化(強制)の是非」ではなく、「緊急性の無いことで本会議を中断して市長・市職員・傍聴人を無駄に待たせる」ことの法的根拠と、その中断の必然性を尋ねるものなのですが、野田議長は「議員バッジ着用の重要性」と「議長の要請を無視して議場で議員バッジを着けない議員がいたから休会にして代表者会議を開いたのだ!」という持論を執拗に繰り返すだけでした。
私としては、「私(小久保)は議員バッジの重要性を否定しているのではない! 緊急性の無いことで本会議を長時間中断することは今後は止めるようにして欲しい!と言っているのですよ!」と申し上げました。
それでも野田議長は「その場で議員バッジを着けようとしない議員がいたんだから、その代表者会議は緊急性が有るんだ!」との発言でした。
その〈緊急性〉は「野田議長にとっては緊急性が有ると思っていることなのかもしれないが、それは一般的には通用しませんよ!」とだけは申し上げておきました。
他にも、野田議長は何度も「休憩にした」という言葉を使っていましたので、ついでに「それは休憩とは言わない!中断です!」「政治家なら大事な言葉は正確に使って欲しい!」とも申し上げておきました。
今回の〈公開対談〉の当初の目的が、どのようになったのかは、明日(12/27)以降のブログに書き込みます。
以上。 (全885字)
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2024-12-28 Sat
今回(12/26)の野田議長との〈公開面談〉の進展の一つは、「緊急性の無いことで市民が傍聴している本会議を中断するようなことはしない!」(なぜなら、その間、市長と幹部職員はそのまま本会議場で再開を待ちつづけなければならないという愚行が慣例化されているから)ということを、「3月議会前の全員協議会で検討する!」と約束してくれたことです。
その[検討]が、単に「・・・・という要望が市民から有りました」という〈議長の報告〉だけで終わらせるのか? それとも市議全員で「その是非を採決する〉のか? それは野田議長に任せるしかありません。
そもそも、この会派代表者会議は「議長が招集すること」なので、議長が「私が議長で居る間は本会議の中断はさせません(しません)!」と宣言すれば良いだけではないのかとも、私は思ってます。
その来年1月の代表者会議には「2021年4月の市議選で市議会が現在のメンバー構成になったときから先月までに何回の〈本会議の突然の長時間中断〉が有ったのか」の事実報告が議会事務局の方で公開することにもなりました。
この〈本会議の突然の長時間中断〉は、議長の意志で行われるのですから、当然その時の議長名も公開されると思います。
当ブログでは、野田直人後援会が先日市内全域に配布した〈後援会だより2024年特別版第1号〉に、ただ一つTOP頁最上段に記載されていた「誰よりもすばやい対応で政治を皆様とともに創り上げます!」という野田議長の政治信条に密接に関連した要望とそれに対するご当人の反応を報告します。
その政治信条に記載された〈後援会だより〉の画像はFacebook飯能会(12/24)に載せてあります。
以上。 (全674字)
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2024-12-30 Mon
今回(12/26)の野田議長との〈公開面談〉のもう一つの進展は、「議会改革は議員の義務なのですよ!」「議員に議会改革を求めるのは市民の当然の権利なのです!」ということを野田議長に伝えられたことです。
前回のブログ(No.7)で紹介したように、それは〈野田直人後援会だより〉に記載されていた「誰よりもすばやい対応で政治を皆様とともに創り上げます!」という野田議長の政治信条にも密接に関連しているので、野田議長はこれを全面的には拒否できないだろうと予測したからです。
私の知る限りでは、市議会の中に「議員と市職員と市民同数で構成される議会改革委員会が設置された地方自治会の事例」をまだ知りません。
なので、もし、来年3月の定例市議会で、この「市民と協働の議会改革委員会設置が決まれば、それは全国ニュースになりますよ!」
「その議会改革を主導した野田議長は、次の選挙(4月の市議選でも・7月の市長選でも)かなりのプラス効果になりますよ!」ということも付け加えておきました。
私(小久保)は、「この議会改革案も1月の議員全員協議会で検討して下さい!」と要請したところ、「判った!」と請け負っていただけました。
このことは、証人として同席していた知人も、記録係の議会務局職員も、もちろん聴いていました。
その全員協議会も市民は傍聴できるので、興味の有る人は、その開催日時が公表されたら、ぜひ傍聴して下さい。
以上。 (全620字)
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2025-01-30 Thu
飯能市議会の野田直人議長は、先日(12/26)正副議長室で行われた、私との〈公開面談〉で、「傍聴している市民を無視し、市長以下の幹部職員を議場に待機させたまま本会議を突然中断するようなことはこれからはしない!」「それを3月議会前の全員協議会で話し合う!」と約束してくれました。
その全員協議会の前に必ず開催されている各会派代表者会議が1/28(火)に行なわれたようです。
その〈各会派代表者会議〉というのは、2/4(火)に開催される市議会全員協議会で報告、検討されることの事前調整が目的です。
なので、野田議長が、公開面談で「議題にする」と約束したことが「事前の予告」として議題になったのか?否か?が気になるのですが、その件に関する議会事務局から私への報告はまだ有りません。
もちろん、私は2/4(火)の全員協議会は傍聴すると決めているので、「本当に議題になるか?否か?」は、当日になれば判ることです。
野田議長が、議題として全市議に意見を求めるのか? それとも単に「市民からこのような要望が有った」という話題にするだけで終えようとするのか?
そのことに興味の有る市民で、時間の都合がつく人は、ぜひ、2/4(火)10:00からの市議会全員協議会を傍聴して下さい。
傍聴の当日手続きは、市庁舎4Fの議会事務局です。予約は不要です。ただし、席数は少ないです。
もちろん、傍聴人が会場で発言することは出来ませんが、終了後に議長室に野田議長を訊ねて「取り上げてくれた感謝の弁を述べる」か? あるいは「報告だけで終えたり市議選後に先送りした場合の抗議をする」ことはできるでしょう。
以上。 (全657字)
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2025-02-03 Mon
1/28(火)に開催された各会派代表者会議で話された「小久保からの要望・提案に関する野田直人議長から報告」が、今朝(2/3)、議会事務局から送信されてきました。
私のPCで受信したメール文面と添付されていた報告文の画像は、いつものようにFacebook飯能会に投稿しておきます。
下記はその全文の転載です。
この回答文は、おそらくは「野田議長がベースを議会事務局職員に口述し、それを職員が文書化し、最後に野田議長がその文書を確認する」というプロセスを経て作成されたものでしょう。
私(小久保)からの文書として提出した〈公開質問状での質問・要望〉と、12/24に行なわれた〈訪問面談での質問・要望〉〉が混同されていますが、それは今回は不問にします。
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小久保 達 様
飯能市議会議長 野田 直人
令和6年12月26日にご質問・ご要望をいただきましたことにつきまして、下記のとおり回答いたします。
記
質問1 12月定例会の開会日の開会が遅れたことに対し、執行部及び市議にはお詫びの言葉があったが、傍聴人に対してなかったのは何故か。
私としては、執行部、議員、傍聴人の皆様にお詫びの言葉を述べたとの認識でおりました。
今回のご指摘を踏まえ、ご指摘の事実を確認しましたので、至らなかったことにつきまして関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます。
質問2 現在の市議会議員の構成になってから、30分以上の中断があった件数は何件か。
本市の市議会議員の現在の任期は、令和3年(2021年)5月からとなっております。
その間における本会議中に休憩(会議をその途中で一定期間中断)をとった回数は、8件
です(本会議開会前1件を含む)。
内訳としましては、正・副議長選挙に伴うものが2件、一般質問の取り下げに伴うもの
が2件、議員からの動議、議事進行に伴うものが2件。決議文の提出によるものが1件、
本会議開会前に代表者会議を開催したものが1件です。
なお、私が令和6年3月に議長に就任してからの件数は2件で、R6年9月定例会におけ
る議員からの議事進行によるものが1件、R6年12月議会において開会前に代表者会議を開催したことによるものが1件です。
質問3 緊急性のないことで本会議を中断しないでほしい。
この件につきまして、1月28日開催の議員代表者会議の議題とし、議員に意見を求めました。
本会議中に議長の裁量権の範囲で休憩することは、問題ないのではないかとの意見がありました。
質問4 市議と市民と職員で構成する(仮称)議員改革委員会のような組織を作れないか。
この件につきましても、1月28日開催の議員代表者会議に議題とし、議員に意見を求めました。
執行部と市議会は二元代表制(執行機関と議決機関)の関係にあることから、構成員に職員が入ることは馴染まず、議員は選良であることから市民が構成員になることは矛盾していると考えるとの意見がありました。
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以上。
私(小久保)からの[質問1]は、あくまでも「本会議場にクギ付けで1時間待たせた市長幹部職員に対する謝罪は有ったが、傍聴席で長時間待たされた市民に対する謝罪が無かった」という事実を指摘、その「謝罪しなかった理由」を質問したのであって、野田議長に謝罪を求めてはいませんでした。
それなのに、あえて「至らなかったことにつきまして関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます。」という謝罪の定例句を付ければ、それで済むと思っている古参議員の習性なのでしょうね。
もちろん、これは野田議長に限ったことではありません
私(小久保)からの[質問2]は、「突然の所要時間を告げない休憩で、結果的には長時間休憩になった回数とその時間」を訊ねてのものでしたが、議長の回答は、休憩回数だけで、その各回毎の「市長・職員・傍聴市民を待たせた時間」の回答は有りません。
私(小久保)からの[質問3]とされているのは、「質問」ではなく「要望」です。
なのに、野田議長の「本会議中に議長の裁量権の範囲で休憩することは、問題ないのではないかとの意見がありました。」という報告は、「要望の回答にはなっていない」内容です。
私の要望は「議長の裁量権の範囲といえども議長の勝手な判断で休憩しないでください!」という内容では全く有りません。
私が12/24に議長室で野田議長に要望したのは「緊急性の無いことで突然長時間の休憩にしてその間、市長職員傍聴人をひたすら待たせるようなことは今後止めて欲しい!」という内容です。
その要望に対する回答が、「本会議中に議長の裁量権の範囲で休憩することは、問題ないのではないかとの意見がありました。」ということで意図的に済ませようとしているのだとしたら、それも新たな大きな問題ではないでしょうか?
これが、意図的ではなく、無意識に「これが要望への回答だ!」と思っているのだとしたら、議員の資質というよりは、社会人としてのレベルさえもが問われることになるでしょうね。
次回、野田議長に会った時に、この点を確認したいと思っています。
私(小久保)からの[質問4]とされているのも、「質問」ではなく「要望」です。
「回答は、「この件につきましても、1月28日開催の議員代表者会議に議題とし、議員に意見を求めました。」ということですが、まさか、「だから2/4の市議会全員協議会では議題にしません」ということにするのかも知れません。
この点も、明日(2/4)の傍聴で確認したいことです。
この回答の「執行部と市議会は二元代表制(執行機関と議決機関)の関係にあることから、構成員に職員が入ることは馴染まず、議員は選良であることから市民が構成員になることは矛盾していると考えるとの意見がありました。」も、「だから全員協議会では扱わない!」というコトにするのかも、傍聴で確かめます。
以上。 (全2474字)
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