2025-09-27 Sat
議会の本来の役割の一つは「行政の監視」です。
行政の怠慢や誤りの指摘だけではなく、不公平や横暴、不正等が行われないようにするための監視です。
特に「市長や市職員の不正」に対しては、その疑惑の段階から「厳しく追及する」ことが市議会の役割なのです。
地方議会には、議員個人が、当選回数にも制限されずに、所属する委員会に拘束されず、新人議員でも古参議員も、自由に、市長や幹部職員に質問できるのが年4回の定例議会で毎回行なわれている〈一般質問〉です。
その一般質問で「市有林民間メガソーラーに関する種々のデタラメや不正疑惑」を追及している市議に、「質問の表現が不適切だ!」という理由で、「議事進行という名称のイチャモン」をつけて、終了1分前の議会を、なんと1時間半以上も中断させた市議がいたのです。
それが、9/25(水)のことでした。
質問していた長谷川順子市議は2期目の議員。それにイチャモンを着けたのは同じ2期目の武田一宏市議。
その長谷川市議の質問の仕方を批判し、武田市議のイチャモンを「正当な行動です!」と自分のFacebookに投稿したのは、3期目の坂井えつ子市議でした。
この武田・坂井2市議の今回の言動は、本来、古参議員らによって、形骸化、マンネリ化、機能低下になりがちな市議会を改革していくべき新人議員、当選回数の若い議員が、年月の経過と共に、古参議員たちに取り込められ、自己保身や自分の利害勘定によって、「市政擁護」側に立って、市政追及を封じ込めようとする側に転じていく、その要因やプロセスを考える格好の事例になります。
当大項目である★市議には出来ない本当の市議会改革★で指摘していきたい「本当の議会改革が市議には出来ない」理由をこれから順次、解説していくことにします。
以上。 (772字)
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