2007-03-06 Tue
3月の定例市議会で、飯能市に副市長が誕生するのだそうです。
沢辺市長が市役所幹部職員の中から指名した人を、市議会で承認するという手続きが必要なのだそうです。
大きな組織には「長」を補佐する「副」が居ます。
副大統領・副首相・副大臣・副知事・副総裁・副理事長・副会長・副社長・・・・・・
「副市長」の役割、任務、権限などはまだ知りませんが、民間の企業や団体では、同じ「副」でも、組織によっては、微妙な違いがあるものです。
例えば副社長。
それが会社で一人の場合は、社長の「右腕」とか、社長の「腹心」、あるいは、社長の「代理人」という位置づけの人が副社長になります。
副社長が、社長よりかなり若い人だと「後継者」「次期社長」というように見られます。
しかし、その副社長が、社長の腰巾着の場合は「論功行賞」人事、情実人事と言われてしまうこともあります。
その副社長が、他の役員よりも高齢の場合は、退職前の「餞別人事」と言われてしまうかもしれません。
大きな企業で、副社長が三人も四人も居るような会社では、副社長という肩書きでも、社内では「棚上げ」人事とか、組織の「お飾り」と揶揄され、高給の割には「閑職」であったりもします。
都道府県には副知事制度があります。
宮崎県の東国原知事ように、選挙で戦った対立候補を副知事に要請するというプランは、残念ながら成立しませんでしたが、なかなか画期的なものでした。
飯能市では、どのような人が「副市長」に任命されるのか?
その人がどのような役割を果たすのか?
いまからそれが楽しみです。