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▲いまの市長への要望▲ ⇒ 【市民会館の運営改革】No1.                                                      「使いづらい」のは施設よりも運営時間の固定化なのです
 きょう(8/8)の文化新聞第2面に注目したい「お知らせとお詫び」が載っていました。掲載したのは飯能市の周辺で葬儀会場「法要殿」を運営している中央商事という会社の協力会でした。

 その「お詫び」の主旨は、「中央商事の創立35周年記念感謝の集い」に多くの参加申し込みがあり、抽選でお多くの人にお断りしなければならなくなった」ことへのお詫びだったのです。

 ここまではどの新聞でもたまに見られる「お詫び」です。見方によっては、暗に「当社の人気度」をさりげなくアッピールする内容になっていますが、それは「広報戦術」の面からは、上手な方法だと思いました。

 実は、私がきょうの「お知らせとお詫び」に着目したのは、
飯能市民会館の使用条件の現状に触れて、
「会場の貸出時間が短いから一日2回公演しかできない」
「早朝から深夜まで会場が使用できれば一日3回公演が可能だった」
「そうすれば申し込まれた方は全員入場できた」

ということまで踏み込んで記述していたことでした。


 飯能市役所サイトの市民会館利用案内には「利用時間は午前9時~午後9時30分」と明記されていますが、ここが、 運営上の最大の問題点 なのです。

 なぜなら、「午後9時半までしか使用できない」というのは催し物の終演が「午後9時半」でいい、という時間なのではありません。

 公演を終了し、お客さんが全員退場し、舞台に設営した装置や大道具を片付け、会場の外へ搬出して空の状態にした舞台を清掃し、トラックに積み込み、完全に撤収するまでを「午後9時30分」までに完了させなければならないのです。

 ということは、舞台装置が少ないコンサートでも撤収には1時間は必要です。そうなると終演はぎりぎり20:30ということになります。舞台装置が大掛かりな芝居になると最低でも2時間は必要ですから、終演時間はなんと19:30でなければ飯能市民会館を使用できないことになってしまいます。

 そうなると休憩を入れて3時間の芝居やコンサートの開演時間は遅くとも18:00とか17:00にせざるを得ません。

 都内の各劇場ですら芝居やコンサートの開演時刻は18:30から19:00です。それなのに飯能市民会館で18:00開演にしたら、都内の勤務先や学校から帰ってくる人は開演時刻には間に合いません。

 だから、飯能市民会館で、子どもや高齢者以外の、大勢の一般来場者を集めるコンサートや芝居の開催は土日に限られてしまうのです。

 だから、その結果、飯能市民会館は「平日の夜間はほとんど使用されない状態」なのです。


| 小久保 達 | 20:34 | comments (0) | trackback (0) | ★今の市長への要望★::市民会館の運営改革 |
▲いまの市長への要望▲ ⇒ 【市民会館の運営改革】No2.                                                     「運営時間の制限」を撤廃するだけで、稼働率が向上し、多種多様なイベントがいままで以上に開催されるようになっていく
 この項目タイトル〈市民会館の運営改革〉の第1回で「市民会館が使いづらいのは運営時間が固定化されていること」だ、と書き込みました。その結果、大ホールや小ホールの平日夜間の稼働率が極端に低くなってしまっています。

 その「平日夜間の稼働率の低さ」はそのまま「ホール使用料収入」の機会損失であり、飯能市民が人気のあるアーティストのコンサートや評判の芝居などに触れられる機会の減少になっているのです。

 飯能市民会館で、平日の夜でも周辺の市や都内からもお客を呼ぶコンサートや芝居、講演会などのイベントが開催されるようになるのは、まず、この「使用条件」に時間の制限を外せばいいのです。

 そうすれば<20:00開演~23:00終演>というイベントが可能になります。開演が20:00なら、飯能市民が都内から帰宅してからでも充分に遅刻せずに入場できることになるからです。終演後は市内なのですから、都内の劇場からの帰りと変わらない時刻に帰宅できます。

 主催者としても、23:00が終演時間でも、制限時間がなければ慌てずに撤収作業ができます。それで深夜の02:00や03:00になっても、飯能市民会館としては「深夜延長割り増し料金」をたっぷり頂ければそれでOKではないでしょうか?

 私はなにも「飯能市民会館は1年365日毎日24時間稼働をするべきだ!」と言っているのではありません。使用者が希望するだけ時間延長を認めればいい、と言っているだけなのです。

 それだけで、大ホールと小ホールの稼働率が上がり、飯能市の「会館使用料収入」も増え、市民も身近に接するイベントがいままでの何倍も増えることになるのです。

 もちろん、当日出勤している市民会館職員には「早朝手当」「深夜手当」は当然支払われます。

 この「使用時間の延長」は、建物の増改築と違って「多額の予算を伴う決定」ではありませんので、市議会の承認も不用です。

 ただ、沢辺市長が飯能市民会館の職員に「○月から使用時間の制限を外して貸し出すように」と支持すれば、それだけで実現することなのです。

 それで「反対する職員」がいれば、その職員を配置替えすればいいのです。早朝勤務、深夜勤務が常態化する市民会館への配属を希望する職員がいなければ、民間に運営を委託すればいいのです。

 実は、この「飯能市民会館の使用時間の延長」は、市民会館がオープンした時から、今日まで各種のイベントを主催してきた飯能市民が市に対して要望してきたことなのです。それがいまだに実現していないのです。

    「運営時間の制限撤廃」が技術的に難しいことでしょうか?
    「予算的な事情で出来ない」というようなことでしょうか? 


 そうではありませんね。「できない」のではなく、ただ単に「やる気がない」だけなのです。「そんなことやらなくても構わない」と使用者を無視して、たかを括っているだけなのです。

 現在は、かなり多くの市町村で公営施設の運営を民間に委託して、早朝から深夜までの稼働を実現させています。

 こういう具体的なことから「改善」「改革」を市長と市職員に、直接、何度でも働きかけていかないと飯能では何も変わっていかないのではないでしょうか?



| 小久保 達 | 21:16 | comments (0) | trackback (0) | ★今の市長への要望★::市民会館の運営改革 |
▲いまの市長への要望▲  ⇒ 【市民会館の運営改革】No3.                                                    「運営時間の制限」で最初に試みたいイベントは大晦日から元旦まで続ける「市民紅白歌合戦」です!
 もし、飯能市民会館の使用申込に、「運営時間の制限」が無くなったら、ぜひ一度トライしてみたいイベントがあります。

 それは、いささか平凡な企画ですが「夜通しライブ」とか
 「オールナイト上映会」 「朝まで討論会」 などです。

 しかし、まず、最初に実施してみたい「徹夜イベント」は、12/31大晦日の夕方から、01//01元日の昼間での「越年イベント」です。

 最初に思いついたのは
大ホールの舞台に大画面テレビを設置し、そこで「NHK紅白歌合戦」の生中継を1000人の入場者が一緒に視る、というイベントでした。

 もちろん、大画面テレビの設営には多額の費用がかかりますが、
「飯能市民会館大ホールの会場にいる1000人の観客全員がそれぞれ紅組、白組の応援団になる」という設定にすれば、NHKがこの企画に乗ってくるのではないか、とも期待しました。 

 しかし、もはや、現在は、<NHK紅白歌合戦>は、生放送ではなく録画したのを後で視るという時代です。「人が唄うのを聴く」よりは「自分の唄うのを人に聴いてもらいたい」時代です。

 そこで、次ぎに考えたのが、
歌唱力に自信のある飯能市民が男女紅白に分かれて唄う
「飯能市民紅白歌合戦」です。


 例えば、男女50人ずつ計100人が交互に出場し、会場で選ばれた審査員が出演者全員に点数を付けていくのです。

 出場者は小学生・中学生・高校生・20代・30代・40代・50代・60代・70代・80代で各世代に分けたほうが面白いでしょう。

 市民会館に近い能仁寺や心応寺で衝く<除夜の鐘>と共に始めれば、この「市民紅白歌合戦」が終了する頃は<初日の出>の時刻です。

 会場を出た人は、そのまま天覧山に登れば素晴らしい<初日の出>を眺めることもできます。
 (人出が多いと日の出の時刻には山頂に立てないこともありますが・・・・)

 飯能市の主催行事として開催するなら、市長と市会議員全員には、それぞれ紅組や白組の「出場歌手」として舞台で唄ってもらうのも面白いかもしれません。

 既存の楽曲だけでなく、自分で作詞作曲したオリジナル曲での出場もOKにしたら、そこから「次世代のシンガーソングライター」が生まれてくるかもしれません。

 本番の数日前に、紅組と白組がそれぞれ別途に、
「出場者オーデション」 を実施すれば、もう少し長くこのイベントを楽しめるでしょう。



| 小久保 達 | 22:46 | comments (0) | trackback (0) | ★今の市長への要望★::市民会館の運営改革 |
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