2012-11-09 Fri
昨日(11/8)の文化新聞1面に下記の見出しの記事が載っています。
自治連 議会に定数削減要望
来春改選の市議会 現職、新人に影響?
飯能市自治会連合会(鈴木利雄会長)は、同市議会の定数削減を求める要望書を9日、沢辺瀞壱市長と砂長恒夫議長に提出する。同市議会の定数は現在21人。改選を来年春に控えた中での要望は、立候補を模索している新人や再選を狙う現職に心理面での影響を少なからず与えそうだ。
飯能市に限らず、市民が市議会の定数削減を求めるのは、その根底に下記のような「議会への疑問・不信」があるからです。
1・市議会の存在価値自体と運営方法に疑問・不満・不信を感じている。
2・市議が市議としての仕事をしているようには思えない。
3・市議会を維持する経費はできるだけ削減すべきだ。
「議会定数の削減」とは、「議員歳費総額の削減」のことでもあるのです。
市議会が、定数削減に反対する理由は「議員数を減らすことは住民の声を代弁する機会を減らすことになり、民主主義に対する妨害だ!」と主張する議員が少なくありませんが、それを言わせておいてから「では議員歳費総額を減らしても、議員定数を増やすのは良いのですね?」と反論すればいいのです。
このことに関して、当ブログでは下記のようなことを書いてきました。
2010-12-22 Wed
★飯能活性化プロジェクト365★⇒【「議会改革検討会への提案」文化新聞掲載文】 No.8 多額の報酬を貰う市議」と「無報酬の自治会長」の比較論議を
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=1171
次の市議選は、来年の4月ですから、「定数削減」を決めるには、12月定例会と3月定例会しか機会がありません。
(674字)
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自治連 議会に定数削減要望
来春改選の市議会 現職、新人に影響?
飯能市自治会連合会(鈴木利雄会長)は、同市議会の定数削減を求める要望書を9日、沢辺瀞壱市長と砂長恒夫議長に提出する。同市議会の定数は現在21人。改選を来年春に控えた中での要望は、立候補を模索している新人や再選を狙う現職に心理面での影響を少なからず与えそうだ。
飯能市に限らず、市民が市議会の定数削減を求めるのは、その根底に下記のような「議会への疑問・不信」があるからです。
1・市議会の存在価値自体と運営方法に疑問・不満・不信を感じている。
2・市議が市議としての仕事をしているようには思えない。
3・市議会を維持する経費はできるだけ削減すべきだ。
「議会定数の削減」とは、「議員歳費総額の削減」のことでもあるのです。
市議会が、定数削減に反対する理由は「議員数を減らすことは住民の声を代弁する機会を減らすことになり、民主主義に対する妨害だ!」と主張する議員が少なくありませんが、それを言わせておいてから「では議員歳費総額を減らしても、議員定数を増やすのは良いのですね?」と反論すればいいのです。
このことに関して、当ブログでは下記のようなことを書いてきました。
2010-12-22 Wed
★飯能活性化プロジェクト365★⇒【「議会改革検討会への提案」文化新聞掲載文】 No.8 多額の報酬を貰う市議」と「無報酬の自治会長」の比較論議を
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=1171
次の市議選は、来年の4月ですから、「定数削減」を決めるには、12月定例会と3月定例会しか機会がありません。
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2013-01-09 Wed
きょう(01/09)の文化新聞1面に下記の見出しの記事が載っています。
議員定数削減議案
提案理由と質疑① 5人減と根拠
この記事によると、この「議員定数を21人から5人減の16人とする議案」は、今月開会予定の臨時議会で賛成、反対の採決がとられるそうです。
きょうの紙面には、提案者である野田議員と、それに対する鳥居議員と滝沢議員との質疑応答が載っているのですが、掲載されている文面の限りでは、鳥居議員も滝沢議員も「反対理由を述べている」のではなく、あくまでも「自治会連合会から議会に提出された議員定数削減要望書の内容」に関する質疑です。
鳥居議員は、自治会連合会からの要望書に精明支部の支部長の署名捺印が無いことを質問していますが、これは「手続き上のことに寄せて、実は定数削減に反対している」とうけとれるのですが、そう思うのは私だけでしょうか?
「署名捺印の有無」は、要望書が議会に提出される前のことでの問題なので、鳥居議員の質問は、議案提案者の野田議員に対してではなく、要望書を作成した自治会連合会の会長に対してなされるべきことではないでしょうか?
鳥居議員は、野田議員に質問する前に、自治会連合会の会長にこの「精明支部・支部長の署名捺印が無い理由」を訊ねたのでしょうか?
(547字)
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2013-01-11 Fri
議員定数議案の議事録は、昨日(01/10)の文化新聞にも載っていました。
議員定数削減議案
提案理由と質疑② 議員報酬も住民の血税
一昨日(01/09)の①も含めて読んでみると判るのですが、この〈質疑〉は、あくまでも「削減案を提案した野田議員に対しての〈質問〉と、それに対する〈答弁〉が載っているのであって、「定数削減の是非についての賛否の議論」というわけではなさそうです。
というよりも、むしろ「議員の定数削減を議員同士だけで議論することの無意味さ」が浮き上がっているように思えます。
今回の提案者の野田議員に限らず、どこの地方議会でも、議員定数削減の利用として挙げられるのは「行財政改革の視点」と「他市の定数との比較」です。
しかし、滝沢議員が述べているように「だからこそ、しっかり監視して市民の税金が生きるような議会が望まれている」という理由から「削減すべきではない」という理由も成立します。
飯能市に限らず、どこの地方議会でも議員定数の削減は、「定数が削減されても自分は当選できる」という自信のある議員が提案し、「定数が削減されれば、本来の選挙の前に、自分の政党の公認候補者数を削減しなければならなくなってしまう」という政党の議員が反対するという対立の構図になっています。
だから、もともと「定数削減の是非」は、議論としては永遠に噛み合わないものなのです。
とりあえず、賛成議員と反対議員がそれぞれの主張を述べて、採決で決着するという「運び」にせざるを得ないのです。
特定の固定した支持政党を持たない大多数の有権者の興味は「何人削減されるのか?」「共産党以外のどの議員が削減に反対するか?」ということだけなのではないでしょうか。
それなのに、飯能市議会サイトには、賛否を議論する議員運営委員会の開催日時も、採決する臨時本会議の日時も、掲載されていないのでは、どういうわけなのでしょうか?
これは、webサイト担当者の怠慢と言うよりは、「市議会の住民軽視そのもの」と言ったら言い過ぎでしょうか・・・・・・。
(857字)
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議員定数削減議案
提案理由と質疑② 議員報酬も住民の血税
一昨日(01/09)の①も含めて読んでみると判るのですが、この〈質疑〉は、あくまでも「削減案を提案した野田議員に対しての〈質問〉と、それに対する〈答弁〉が載っているのであって、「定数削減の是非についての賛否の議論」というわけではなさそうです。
というよりも、むしろ「議員の定数削減を議員同士だけで議論することの無意味さ」が浮き上がっているように思えます。
今回の提案者の野田議員に限らず、どこの地方議会でも、議員定数削減の利用として挙げられるのは「行財政改革の視点」と「他市の定数との比較」です。
しかし、滝沢議員が述べているように「だからこそ、しっかり監視して市民の税金が生きるような議会が望まれている」という理由から「削減すべきではない」という理由も成立します。
飯能市に限らず、どこの地方議会でも議員定数の削減は、「定数が削減されても自分は当選できる」という自信のある議員が提案し、「定数が削減されれば、本来の選挙の前に、自分の政党の公認候補者数を削減しなければならなくなってしまう」という政党の議員が反対するという対立の構図になっています。
だから、もともと「定数削減の是非」は、議論としては永遠に噛み合わないものなのです。
とりあえず、賛成議員と反対議員がそれぞれの主張を述べて、採決で決着するという「運び」にせざるを得ないのです。
特定の固定した支持政党を持たない大多数の有権者の興味は「何人削減されるのか?」「共産党以外のどの議員が削減に反対するか?」ということだけなのではないでしょうか。
それなのに、飯能市議会サイトには、賛否を議論する議員運営委員会の開催日時も、採決する臨時本会議の日時も、掲載されていないのでは、どういうわけなのでしょうか?
これは、webサイト担当者の怠慢と言うよりは、「市議会の住民軽視そのもの」と言ったら言い過ぎでしょうか・・・・・・。
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2013-01-11 Fri
これも飯能市に限ったことではありませんが、面積の大きな市町村で議員定数削減が検討されるとき、必ず主張される反対理由に「面積が狭くて人口が密集している自治体と同じに考えるのはおかしい」というものがあります。
しかし、昨日(01/10)掲載された「提案理由と質疑②」では、この論理を〈可住地面積〉を提示して退けています。
(野田議員)飯能市の場合は面積が広いから議員の数も大変だといっても、その193.18(平方キロ)のうち、46.16(平方キロ)に住民が住んでいるということなので、とかく面積だけを比較した中での議員数というのはナンセンスである。
同じ地方議会でも、都道府県議会では、定数削減が問題になったとき、市町村議会のように「面積が小さく人口が密集している自治体と同じに考えて削減するのはおかしい」というような声は多いのでしょうか。私はまだ聞いたことがありません。
「票の格差」の場合でも、選挙区の人口比を問題にしているのであって、面積比を持ち出している人はいないと思います。
議員選出の母体は、あくまでも人口であって面積ではないのです。
面積比を持ち出して「定数削減に反対している人」は、「票の格差の問題点」をどのように認識しているのか、訊いてみたいものです。
(527字)
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2013-01-12 Sat
今更言うまでもないことですが、住民が「議員定数削減」を望むのは「議員歳費の総額を減少させたい」からなのです。
ということは、「議員一人当たりの歳費を削減することで、議員歳費総額を減少させるなら議員定数は削減しなくてもいい」のです。
だから「定数削減は住民の意見を行政に反映させることに支障が有るから反対である」という議員は、「議員定数を増やして、議員歳費総額を減らす」という議案には反対する根拠を失うことになります。
もし、「定数を削減しない代わりに議員報酬を削減する」という議案が議会に提出されたら、どのような態度に出るのでしょうか。
私としては、このことにとても興味が湧きます。
さらに、この〈議員歳費削減論〉を推し進めれば、「議員報酬がゼロなら議員定数は何人でもいい」ということになります。
一度、実際に下記のような設問の住民アンケートを実施したいものです。
【設問】あなたは、市議会の議員定数と議員報酬について、これからはどのような制度を望みますか?
a・定数を大幅に削減して欲しい。(それが報酬総額の削減になる)
b・定数は現在のままで、議員報酬を大幅に減額して欲しい。
c・全議員の報酬総額が下がるなら、定数を増やしても良い。
d・議員報酬がゼロならば、定数は多ければ多いほど良い。
e・議員報酬がゼロなら、定数を撤廃して希望者全員を議員にしても良い。
さて、あなたは?
(615字)
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ということは、「議員一人当たりの歳費を削減することで、議員歳費総額を減少させるなら議員定数は削減しなくてもいい」のです。
だから「定数削減は住民の意見を行政に反映させることに支障が有るから反対である」という議員は、「議員定数を増やして、議員歳費総額を減らす」という議案には反対する根拠を失うことになります。
もし、「定数を削減しない代わりに議員報酬を削減する」という議案が議会に提出されたら、どのような態度に出るのでしょうか。
私としては、このことにとても興味が湧きます。
さらに、この〈議員歳費削減論〉を推し進めれば、「議員報酬がゼロなら議員定数は何人でもいい」ということになります。
一度、実際に下記のような設問の住民アンケートを実施したいものです。
【設問】あなたは、市議会の議員定数と議員報酬について、これからはどのような制度を望みますか?
a・定数を大幅に削減して欲しい。(それが報酬総額の削減になる)
b・定数は現在のままで、議員報酬を大幅に減額して欲しい。
c・全議員の報酬総額が下がるなら、定数を増やしても良い。
d・議員報酬がゼロならば、定数は多ければ多いほど良い。
e・議員報酬がゼロなら、定数を撤廃して希望者全員を議員にしても良い。
さて、あなたは?
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2013-01-14 Mon
ここ最近の文化新聞は、連日のように「市議会定数の削減」に関する記事が載っていますが、一昨日(1/12)には下記の見出しの投稿原稿が載っています。
「定数削減について考える」
節約の範示すことに意味
16人でも議会充分機能 飯能市八幡町 大浦一郎
この文章を投稿された大浦一郎さんとは面識が有りますが、当Blogでは遠慮せずに本音を書かせて頂きます。
私は、当Blogで何回も書いていることですが、住民の定数削減要望の本意は「議員報酬総額の削減」なのであって、「定数削減」は「議員報酬総額の削減手段の一つであるに過ぎない」という点を看過してならないのです。
論点を「定数削減の是非」にしてしまうと、大浦さんも投稿文の中で指摘しているように、いつも「議員定数の削減は民主主義の弱体化、破壊につながると危惧する人もいる」のです。
大浦氏は「飯能市の人口規模なら議員定数が15、6人であれば十分に議会は機能し、住民の意思を市政に反映させられ、住民自治は成り立つと考える」と述べていますが、「そんな議員数では、住民の要望を十分に組み上げることはできない」と反論する人はいつもいるのです。
結局は、そのような意見の人と「議員定数を削減しても民主主義の弱体化、破壊にはつながらないという人」との間で、終わりの無い議論が永遠に繰り返されるだけになってしまうのです。
私自身は、現行の市議会であれば、議員定数は9人に削減しても「住民の意思を市政に反映させられ、住民自治は成り立つと考える」のですが、この「定数9人案」を大浦氏はどう思われるでしょうか?
定数削減議論の無意味さは「議論だけでは結論が出ない」ことです。
今回の「定数を16人に削減する」議案も、最終的には「本会議の採決」で決めるしかありません。
その臨時市議会が1/29に開かれるようですが、残念ながら、私はその日は、先約があって議会の傍聴ができません。
しかし、個々の議員の賛否表明は公表されます。
いまの私にできることは、「定数削減に賛成した議員と反対した議員の一覧表」を作成して、4月の市議選前にできるだけ多くの人に配布することくらいでしょう。
もしも、1/29の採決が、「1名程度の削減」などという結果になったとしたら、そんな「賛否表明一覧表」なら無意味なので、作成しませんが・・・・・。
(961字)
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「定数削減について考える」
節約の範示すことに意味
16人でも議会充分機能 飯能市八幡町 大浦一郎
この文章を投稿された大浦一郎さんとは面識が有りますが、当Blogでは遠慮せずに本音を書かせて頂きます。
私は、当Blogで何回も書いていることですが、住民の定数削減要望の本意は「議員報酬総額の削減」なのであって、「定数削減」は「議員報酬総額の削減手段の一つであるに過ぎない」という点を看過してならないのです。
論点を「定数削減の是非」にしてしまうと、大浦さんも投稿文の中で指摘しているように、いつも「議員定数の削減は民主主義の弱体化、破壊につながると危惧する人もいる」のです。
大浦氏は「飯能市の人口規模なら議員定数が15、6人であれば十分に議会は機能し、住民の意思を市政に反映させられ、住民自治は成り立つと考える」と述べていますが、「そんな議員数では、住民の要望を十分に組み上げることはできない」と反論する人はいつもいるのです。
結局は、そのような意見の人と「議員定数を削減しても民主主義の弱体化、破壊にはつながらないという人」との間で、終わりの無い議論が永遠に繰り返されるだけになってしまうのです。
私自身は、現行の市議会であれば、議員定数は9人に削減しても「住民の意思を市政に反映させられ、住民自治は成り立つと考える」のですが、この「定数9人案」を大浦氏はどう思われるでしょうか?
定数削減議論の無意味さは「議論だけでは結論が出ない」ことです。
今回の「定数を16人に削減する」議案も、最終的には「本会議の採決」で決めるしかありません。
その臨時市議会が1/29に開かれるようですが、残念ながら、私はその日は、先約があって議会の傍聴ができません。
しかし、個々の議員の賛否表明は公表されます。
いまの私にできることは、「定数削減に賛成した議員と反対した議員の一覧表」を作成して、4月の市議選前にできるだけ多くの人に配布することくらいでしょう。
もしも、1/29の採決が、「1名程度の削減」などという結果になったとしたら、そんな「賛否表明一覧表」なら無意味なので、作成しませんが・・・・・。
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2013-01-15 Tue
大浦氏は今回の投稿文章の中で
「仮に、外国(例えばアメリカ)のように人口30万人以下の地方政府の議員は報酬ゼロが一般的という状況であれば、市民の議員定数に対する考え方は異なってくる。仮に本市の議員が無報酬であるとすれば、定数は30人でも、40人でも良いという市民は多いと思う」と述べています。
これは私も同感です。
30人、40人どころか、100人でも1000人でも、さらには「希望者全員、定数制限無し」でも良いと思っています。そうなったときは、市民会館や市民体育館が「議場」として使用されるようになるかもしれません。
「飯能市が日本一(世界一)市会議員の多い市として有名になる」というのも面白いのではないかとさえ私は思っています。
大浦氏はさらに下記のことを指摘しています。
定数削減に反対する議員が、もしも「住民自治のために議員定数が維持されるのであれば、我々は議員報酬の引き下げにも応じよう」と発言すれば、論理的には主張は整合していると言える。
確かにそうでしょう。
私としても「定数削減に反対している議員の中で、誰が議員報酬の引き下げに応じるのか」ということには大いに興味が有ります。
しかし、それと同様に、「議員定数削減を提案した議員の中で、誰が「経費削減になるなら議員報酬の引き下げに応じる」のかということにも大いに興味が有るのです。
(554字)
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2013-01-16 Wed
大浦氏は今回の投稿文章の中で
わが国では市議会議員は他の仕事と兼業が認められており、議員活動もフルタイムの勤務ではない。議員は何らかの本業を持っているのが普通だろう。だから、議員報酬は元来生活給とは違う筈だが・・・・
と書いていますが、飯能市に限らず、大多数の地方議員は、家業に従事していた人以外は、立候補する前の職業から離れ、議員継続年数の長い人ほど「本業を持っていない」のです。
だから、「議員であり続けること以外に生活給を稼げない」という議員の殆どは、「大幅な定数削減」にも「大幅な報酬引き下げ」にも反対するのです。
大浦氏はさらに指摘しています。
(議員報酬は元来生活給とは違う筈だが、)かと言って外国のようにボランティアでやれとは言えない。なぜなら、地方自治法では第203条で「議員に対して議員報酬を支給しなければならない」と規定しているからである。しかし、報酬額についての規定はなく、いくらにするかは各市で決められる。
つまり、議員報酬は「時給」や「日当」「手当」でいいのです。
議員報酬に「最低賃金制度」が適用されるのか否かは知らないが、時給なら「600円~1200円」、日当なら「5千円~1万円」で十分ではないでしょうか?
時給なら「会議が長引いてもその分だけ支給される」ので「無駄な会議」「冗長な会議」は無くならないでしょうが、拘束時間に関係なく「一律金額の日当」にすれば、会議の時間も「自ずと短くなっていく」のかもしれません。
大浦氏は下記のようにも述べています。
一般に月額報酬の数か月分として毎年支給されている「期末手当」については、法律は「支給することができる」と定めているだけであって、「支給しなければならない」とはなっていない。
この「期末手当」を無くせば、議員歳費総額はかなりの金額が削減できるでしょう。
問題は、いまの市議会議員に、この「決断」ができるかどうかです。
(814字)
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2013-01-17 Thu
大浦氏は今回の投稿文章の中で
「外国(例えばアメリカ)のように人口30万人以下の地方政府の議員は報酬ゼロが一般的」ということを教えてくれています。
私は、「アメリカの地方議会の銀報酬はゼロ」というのは知っていましたが、それに「人口30万人以下」という条件が有るというのは知りませんでした。
日本でも、この「人口○○人以下の自治体の議員報酬はゼロ」という条件を、例えば「人口10万人以下」に設定すれば、市町村合併が一気にすすむでしょうね。
確実に「村」と「町」はゼロになり、都道府県内の自治体は「市」だけに統一されるようになるでしょう。
(302字)
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2013-01-17 Thu
飯能市に限らず、都道府県の議会や国会も含めてのことですが、議員定数や議員報酬を「議会が決める」こと自体が、そもそも間違っているのではないでしょうか。
定数を当事者の議会だけで決めている限りは、いつも「1人減や2人減で小出しにする」だけで、「一気に削減する」ことには絶対になりません。
議員報酬を当事者が決める方法を続ける限り、いつも「数%減」で「削減に取り組んでいるフリをする」だけで、「一気に削減する」ことには絶対にならないでしょう。
同じように考えている人は少なくないと思っています。
しかし、「議会以外」で、議員定数や議員報酬を決めるとしたら、誰が決めるようになれば最善なのでしょうか?
<議員定数決定委員会>とか<議員歳費制定協議会>のようなものを設置したとしても、その委員構成や人選でかなり揉めることになるでしょう。
さて、どうするのが良いのでしょうか????
(423字)
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