2006-01-01 Sun
この〈飯能での季節行事〉という項目タイトルでは、市内で長年受け継がれてきた季節的な行事に触れたときのことを書いていきます。
ご前零時をすぎてから奥さんと初詣のハシゴに出かけました。いつも悩んでいることですが、「除夜の鐘」というのは年末の行事になのでしょうか? それとも新年の行事なのでしょうか? NHKの「ゆく年くる年」は、いつも23:50頃から除夜の鐘の中継を始めますが、どこの寺院でも「108」の鐘を衝き終わるのは当然01:00を過ぎることになります。だとすると、私の感覚では「新年の行事」ではないかと思うのですが、どうでしょうか?
今年はまず原町の八幡神社へ。原町だけでなく前田の山車も出ていて例年通りの賑わいでした。昔は振る舞いのぜんざいや蕎麦を頂いていましたが、今年は食べずに、境内を通り抜けるようして、昔住んでいた家の近くにある心応寺へ向かいました。
心応寺では毎年「無料」で除夜の鐘を突かせてくれるだけでなく、順番待ちの行列に甘酒やミカンなどを配ってくれます。境内に着いたのは00:50頃だったので行列はなく私たち夫婦が最後の鐘突だったようです。心応寺では鐘を突いた後にもいろいろなモノをくれます。今年は「香り付き」携帯ストラップでした。
心応寺から能仁寺に向かいました。ここの鐘突は「有料」なので突きません。振る舞いの甘酒を飲みながら焚き火に当たるだけです。能仁寺から市民会館を経て飯能河原に下りましたが、河原では年越しをしている数人のグループの灯りが数カ所に見えました。
毎年続けている「初日の出」は、天気予報が曇天だったので行きませんでした。天覧山や飯信本店屋上の人出がどうだったのか気になります。
朝八時からは町内(三丁目自治会)の神社境内に。お囃子の共鳴会の「初囃子」です。子供は少数でしたが、大人の会員は大半のメンバーが集まりました。30人は居たでしょうか。山車小屋の前で火を熾し、肉や魚を焼いてそれらを肴にビールや薬罐で熱燗にした日本酒を呑みます。餅や雑煮もあるのでかなり満腹になりました。安価な干物でも大勢でがやがや冗談を言いながら食べると普段よりも一層美味しく感じるものです。

大勢で呑みながら、食べながら山車に乗って交代でお囃子を叩きます。年々お正月らしい風情が無くなっていきますが、せめて元日だけでもお囃子の音色を町内に響かせ続けたいものです。最近は、お囃子連とその家族くらいしか元日の境内には来ませんが、町内の人達が初詣も兼ねて大勢来るようになるとさらに楽しくなると思うのですが・・・・他の自治会とお囃子連ではどうしているのか興味があります
ご前零時をすぎてから奥さんと初詣のハシゴに出かけました。いつも悩んでいることですが、「除夜の鐘」というのは年末の行事になのでしょうか? それとも新年の行事なのでしょうか? NHKの「ゆく年くる年」は、いつも23:50頃から除夜の鐘の中継を始めますが、どこの寺院でも「108」の鐘を衝き終わるのは当然01:00を過ぎることになります。だとすると、私の感覚では「新年の行事」ではないかと思うのですが、どうでしょうか?
今年はまず原町の八幡神社へ。原町だけでなく前田の山車も出ていて例年通りの賑わいでした。昔は振る舞いのぜんざいや蕎麦を頂いていましたが、今年は食べずに、境内を通り抜けるようして、昔住んでいた家の近くにある心応寺へ向かいました。
心応寺では毎年「無料」で除夜の鐘を突かせてくれるだけでなく、順番待ちの行列に甘酒やミカンなどを配ってくれます。境内に着いたのは00:50頃だったので行列はなく私たち夫婦が最後の鐘突だったようです。心応寺では鐘を突いた後にもいろいろなモノをくれます。今年は「香り付き」携帯ストラップでした。
心応寺から能仁寺に向かいました。ここの鐘突は「有料」なので突きません。振る舞いの甘酒を飲みながら焚き火に当たるだけです。能仁寺から市民会館を経て飯能河原に下りましたが、河原では年越しをしている数人のグループの灯りが数カ所に見えました。
毎年続けている「初日の出」は、天気予報が曇天だったので行きませんでした。天覧山や飯信本店屋上の人出がどうだったのか気になります。
朝八時からは町内(三丁目自治会)の神社境内に。お囃子の共鳴会の「初囃子」です。子供は少数でしたが、大人の会員は大半のメンバーが集まりました。30人は居たでしょうか。山車小屋の前で火を熾し、肉や魚を焼いてそれらを肴にビールや薬罐で熱燗にした日本酒を呑みます。餅や雑煮もあるのでかなり満腹になりました。安価な干物でも大勢でがやがや冗談を言いながら食べると普段よりも一層美味しく感じるものです。
大勢で呑みながら、食べながら山車に乗って交代でお囃子を叩きます。年々お正月らしい風情が無くなっていきますが、せめて元日だけでもお囃子の音色を町内に響かせ続けたいものです。最近は、お囃子連とその家族くらいしか元日の境内には来ませんが、町内の人達が初詣も兼ねて大勢来るようになるとさらに楽しくなると思うのですが・・・・他の自治会とお囃子連ではどうしているのか興味があります
2006-01-01 Sun
ここでは、飯能で楽しめること、飯能を愉しむことを下記の中項目別に書いていきます。
中項目 には、下記の8項目があります。
⇒ 最近の飯能河原
⇒ ツーデーマーチのこと
⇒ 飯能のエコツーリズム
⇒ 飯能まつり
⇒ 飯能「うどん屋」巡り
⇒ 入間川流域プロジェクト
⇒ この飲食店を応援しよう!
⇒ 成人式を変えてみよう!
中項目 には、下記の8項目があります。
⇒ 最近の飯能河原
⇒ ツーデーマーチのこと
⇒ 飯能のエコツーリズム
⇒ 飯能まつり
⇒ 飯能「うどん屋」巡り
⇒ 入間川流域プロジェクト
⇒ この飲食店を応援しよう!
⇒ 成人式を変えてみよう!
2006-01-18 Wed
このブログの1/12付け<飯能に欲しいサイト・01>で、
「飯能うどん屋MAPというwebサイトを誰かが開設してくれたら嬉しい」ということを書き込みました。そういう人が早く現れてくれるのを期待しています。
この<「飯能うどん屋」巡り>というカテゴリーでは、その人に向けて「作成するMAPにここは忘れないで」というお店を1軒づつ紹介していきたいと思います。
きょうはお昼にどうしても「たぬきうどん」が食べたくなって飯能銀座通り商店街にある「長寿庵」に入りました。このお店は昔ながらの懐かしい雰囲気とメニュー構成なのです。私が子供の頃の昭和30年代、当時住んでいた都内の自宅の近所に有ったお蕎麦屋さんのメニュー構成を思い出させてくれるのです。
当時、住宅街にある飲食店と言えば、お蕎麦屋さんとお寿司屋さんくらいなものでした。だから、その当時のお蕎麦屋さんには、うどんはもちろんのこと、カツ丼、天丼、親子丼などの丼物のほかにカレーライスがありました。カレー専門店なんてどこにも無かったからです。ラーメンもチャーハンもありました。
この長寿庵のメニューはその「昔の東京下町のお蕎麦屋さん」そのままの雰囲気です。そこが長寿庵の特徴でもあります。ここのラーメンもかなりのレベルです。もし飯能ラーメンMAPも作るとしたら、絶対この長寿庵は外せないでしょう。
私は「麺類好き」ですが、うどんもラーメンも実は麺よりも汁のほうに惹かれています。「めんくい」ではなく「スープ呑み」なのです。私は「こくや」の肉汁が大好きなのは1/12にも書きましたが、この長寿庵の「たぬきうどんの汁」も大好きなのです。スタンダードな味ですが、なぜか呑むとほっとするのです。
メニューを見ると私はいつもカツ丼に目がいってしきいます。カツ丼とたぬきうどんを食べるのが私にとって子供の頃から至福の時なのです。しかし、56歳ともなると残さずに食べるのが苦しくなりました。体重は若いときよりも増えているのに大食いが出来なくなるのは不思議です。
きょうは名前の意味が分かりませんでしたが初めて「環境セット」を注文してみました。お店の人の説明によると、麺類とミニカレーのセットということでした。味も量も750円とは思えない満足感でした。
食べ終わったとき、ちょうど若旦那が私の前を通ったので「環境セット」の名前の意味を訊いてみました。「丼と麺類を頼む人の中には食べ残す人もいたので、食べ残さないように丼をミニサイズにして値段を安くした」とのことでした。つまり「生ゴミを減らしたい」から「環境セット」というネーミングにしたそうです。
そういうことであれば「カツ丼命」の私としては、カレー丼の他にミニサイズのカツ丼もチョイスできるようになると嬉しいですね。でも、カツ丼はミニサイズにしてもカレーライスと比べると手間がかかるのですからちょっと高くても構いませんからね。
「飯能うどん屋MAPというwebサイトを誰かが開設してくれたら嬉しい」ということを書き込みました。そういう人が早く現れてくれるのを期待しています。
この<「飯能うどん屋」巡り>というカテゴリーでは、その人に向けて「作成するMAPにここは忘れないで」というお店を1軒づつ紹介していきたいと思います。
きょうはお昼にどうしても「たぬきうどん」が食べたくなって飯能銀座通り商店街にある「長寿庵」に入りました。このお店は昔ながらの懐かしい雰囲気とメニュー構成なのです。私が子供の頃の昭和30年代、当時住んでいた都内の自宅の近所に有ったお蕎麦屋さんのメニュー構成を思い出させてくれるのです。
当時、住宅街にある飲食店と言えば、お蕎麦屋さんとお寿司屋さんくらいなものでした。だから、その当時のお蕎麦屋さんには、うどんはもちろんのこと、カツ丼、天丼、親子丼などの丼物のほかにカレーライスがありました。カレー専門店なんてどこにも無かったからです。ラーメンもチャーハンもありました。
この長寿庵のメニューはその「昔の東京下町のお蕎麦屋さん」そのままの雰囲気です。そこが長寿庵の特徴でもあります。ここのラーメンもかなりのレベルです。もし飯能ラーメンMAPも作るとしたら、絶対この長寿庵は外せないでしょう。
私は「麺類好き」ですが、うどんもラーメンも実は麺よりも汁のほうに惹かれています。「めんくい」ではなく「スープ呑み」なのです。私は「こくや」の肉汁が大好きなのは1/12にも書きましたが、この長寿庵の「たぬきうどんの汁」も大好きなのです。スタンダードな味ですが、なぜか呑むとほっとするのです。
メニューを見ると私はいつもカツ丼に目がいってしきいます。カツ丼とたぬきうどんを食べるのが私にとって子供の頃から至福の時なのです。しかし、56歳ともなると残さずに食べるのが苦しくなりました。体重は若いときよりも増えているのに大食いが出来なくなるのは不思議です。
きょうは名前の意味が分かりませんでしたが初めて「環境セット」を注文してみました。お店の人の説明によると、麺類とミニカレーのセットということでした。味も量も750円とは思えない満足感でした。
食べ終わったとき、ちょうど若旦那が私の前を通ったので「環境セット」の名前の意味を訊いてみました。「丼と麺類を頼む人の中には食べ残す人もいたので、食べ残さないように丼をミニサイズにして値段を安くした」とのことでした。つまり「生ゴミを減らしたい」から「環境セット」というネーミングにしたそうです。
そういうことであれば「カツ丼命」の私としては、カレー丼の他にミニサイズのカツ丼もチョイスできるようになると嬉しいですね。でも、カツ丼はミニサイズにしてもカレーライスと比べると手間がかかるのですからちょっと高くても構いませんからね。

2006-02-10 Fri
この〈飯能のエコツーリズム〉という項目タイトルでは、飯能市で行われているエコツーリズム推進事業に関係したことを書いていきます。まず、その第01回で、飯能五行歌会が実施しているエコツーリズム五行歌の公募」について書いてみました。五行歌と飯能五行歌会についてはそのHPがあるのでそちらをご覧下さい。
飯能五行歌会では「エコツーリズムの理念」を理解することと、「五行歌作りの楽しさ」を同時に知ってもらうためには「エコツーリズムの理念で五行歌を作ってもらったらいいのではないか」と考え出したのが「エコツーリズム五行歌コンテスト」だったのです。(詳細についてはその専用サイトにアクセスして下さい)
五行歌コンテスト自体は、いままで全国で何度も実施されているので特に目新しい企画ではありません。「恋の五行歌」とか「旅の五行歌」「子ども五行歌」など多くの作品公募がありました。
もちろん、「エコツーリズムの五行歌」公募は、今回が初めての試みです。しかし、残念なことに「認知度」が低いために「公募作品」がそんなにたくさんは集まっていません。主催者(飯能五行歌会)のPRが下手だからです。
できれば飯能市役所サイトのエコツーリズム推進室の頁にリンクしてもらえたら嬉しいのですが、それはまだ叶いません。環境省サイトや、飯能以外の推進地区のHP、その他のエコツーリズムに関係するサイトにもリンクしてもらえるようになれば、徐々にでも認知されてくるようになるかもしれません。
試しにGoogleなどの検索エンジンで検索してみませんか? 「エコツーリズム 五行歌」で検索すれば、もちろんTOPに表示されます。しかし、五行歌を知らない人がそんな検索をすることはありません。やはり「エコツーリズム」で検索したら上位に表示されるようになる必要がありますね。いまGoogleで「エコツーリズム」を検索すると、「エコツーリズム五行歌コンテスト」はやっと68番目に表示されます。
そんな中にでも素晴らしい作品が寄せられています。一次選考通過作品はいつでも見られるようになっています。ここが従来の「作品公募」と違うところです。
すでに投稿された作品を参考にして自分の五行歌を作って応募することもOKです。先に投稿した人の「不利」を無くすために、「自分の応募作品を後から作った作品と差し替える」こともOKしました。こういうことはインターネット公募でだから可能になったことです。
コンテストに「2006」と明記したのはもちろん「2007」も「2008」も毎年継続して開催する意志があるからです。入選作品は、そのまま専用サイトに永久的に掲載し続けます。これもインターネットだからできることですね。
飯能五行歌会の最終的な「夢」は、この「エコツーリズム五行歌コンテスト」の入選作品を西川材で作った「絵馬のような板」に書いて、飯能市内の商店の軒先に掲示してもらえるようになることです。
コンテストの応募者が増えて、何千首もの「エコツーリズムの五行歌」が飯能の街中に溢れるように目立つようになれば、その中にある「自分の作品」を見に多くの人たちが飯能市を訪れるキッカケになればと思っています。
初年度の今回の応募者が少なくても、年々拡大していくことを夢見て続けていきたいと思っています。興味のある方は応募してみて下さい。
飯能五行歌会では「エコツーリズムの理念」を理解することと、「五行歌作りの楽しさ」を同時に知ってもらうためには「エコツーリズムの理念で五行歌を作ってもらったらいいのではないか」と考え出したのが「エコツーリズム五行歌コンテスト」だったのです。(詳細についてはその専用サイトにアクセスして下さい)
五行歌コンテスト自体は、いままで全国で何度も実施されているので特に目新しい企画ではありません。「恋の五行歌」とか「旅の五行歌」「子ども五行歌」など多くの作品公募がありました。
もちろん、「エコツーリズムの五行歌」公募は、今回が初めての試みです。しかし、残念なことに「認知度」が低いために「公募作品」がそんなにたくさんは集まっていません。主催者(飯能五行歌会)のPRが下手だからです。
できれば飯能市役所サイトのエコツーリズム推進室の頁にリンクしてもらえたら嬉しいのですが、それはまだ叶いません。環境省サイトや、飯能以外の推進地区のHP、その他のエコツーリズムに関係するサイトにもリンクしてもらえるようになれば、徐々にでも認知されてくるようになるかもしれません。
試しにGoogleなどの検索エンジンで検索してみませんか? 「エコツーリズム 五行歌」で検索すれば、もちろんTOPに表示されます。しかし、五行歌を知らない人がそんな検索をすることはありません。やはり「エコツーリズム」で検索したら上位に表示されるようになる必要がありますね。いまGoogleで「エコツーリズム」を検索すると、「エコツーリズム五行歌コンテスト」はやっと68番目に表示されます。
そんな中にでも素晴らしい作品が寄せられています。一次選考通過作品はいつでも見られるようになっています。ここが従来の「作品公募」と違うところです。
すでに投稿された作品を参考にして自分の五行歌を作って応募することもOKです。先に投稿した人の「不利」を無くすために、「自分の応募作品を後から作った作品と差し替える」こともOKしました。こういうことはインターネット公募でだから可能になったことです。
コンテストに「2006」と明記したのはもちろん「2007」も「2008」も毎年継続して開催する意志があるからです。入選作品は、そのまま専用サイトに永久的に掲載し続けます。これもインターネットだからできることですね。
飯能五行歌会の最終的な「夢」は、この「エコツーリズム五行歌コンテスト」の入選作品を西川材で作った「絵馬のような板」に書いて、飯能市内の商店の軒先に掲示してもらえるようになることです。
コンテストの応募者が増えて、何千首もの「エコツーリズムの五行歌」が飯能の街中に溢れるように目立つようになれば、その中にある「自分の作品」を見に多くの人たちが飯能市を訪れるキッカケになればと思っています。
初年度の今回の応募者が少なくても、年々拡大していくことを夢見て続けていきたいと思っています。興味のある方は応募してみて下さい。
2006-02-23 Thu
私は、飯能に来た友人知人と昼食を食べる時は、必ず「こくや」に連れて行くようにしています。もう何十人連れて行ったか覚えていません。
それは、もちろん、私がこのお店の 「肉汁うどん」 が大好きだからですが、それだけなら自分一人で食べに行けばすむことです。
食べ物の好みには個人差がありますし、その味を文章で伝える力が私にはありませんので、こくやの「肉汁」の旨さについては、ここでは何も書きません。
ウドン好きの私としては、ここで書けることは、
肉汁うどんでは「こくや」以上に美味しい店をまだ知らない、
ということだけです。
だから、一人でも多くの人に、この「肉汁」の旨さを知って欲しいからです。むしろ、「こくや」に連れて行きたいばかりに、会う時間帯をわざわざ平日の昼食時を指定しているくらいです。
なぜ、友人知人を連れて行くのかと言えば、「飯能にはこういうお店があるんだ!」ということを自慢できる」からです。飲食店ですから、味の美味しさは当然ですが、それ以外に「こくや」の特筆すべき点は、店の雰囲気なのです。
外から見ただけでは「普通の古い民家」にしか見えず、とても「お店」には見えません。初めての人は、まずそこで感激してくれます。

実は、私が昭和58年に飯能に転入して来てから最初の5年間くらいは、何十回、何百回と、この「こくや」の前を通っていながら、ここが「お店」だとは分からなかったのです。単に「珍しく古い家だなぁ」としか思えなかったのです。
稀に、引き戸が開いていて、興味に惹かれて中を覗いたこともありますが、「土間や板の間が広いなぁ・・・・」とか「ずいぶんとちゃぶ台が多い家なんだなぁ・・・・」とは思っても、そこが「お店」だとはまったく思わなかったくらいなのです。
時には、中で多くの人が何かを食べているのを見たこともありましたが、そんな時でも、「この家はずいぶん家族が多いんだなぁ・・・」としか思わなかったのです。そんな話を、私は連れてきた友人知人に何十回となく話して聞かせています。
店の中は、土間があり、日本人としては誰もが「懐かしさ」を感じます。最近流行の「昭和レトロ」という商業空間として意図的に作られた「外装」とか「内装」などというものではないのです。本物の大正、昭和の雰囲気なのです。
私にとって意外なのは、飯能市に住んでいる人で、まだこの「こくや」を知らない人が多いことです。
最近転入してきたばかりの人とか、吾野や名栗のような遠方の人ならともかく、飯能の街中に10年も20年も住んでいるのに、この「こくや」の「肉汁」の旨さを知らないのは「勿体ない」と思っています。
麺類の「つけ汁」にこだわっている人には特にお薦めです。場所はすぐに分かります。飯高通りにある八幡郵便局の隣。地図
まだ、「こくや」の「肉汁」を知らない人は、ぜひ、一度は食べに行ってみて下さい。月曜日〜土曜日の昼時しか営業していません
「こくや」を紹介した「うどん屋サイト」
http://www.kumagaya.or.jp/~littler/kokuya2.html
それは、もちろん、私がこのお店の 「肉汁うどん」 が大好きだからですが、それだけなら自分一人で食べに行けばすむことです。
食べ物の好みには個人差がありますし、その味を文章で伝える力が私にはありませんので、こくやの「肉汁」の旨さについては、ここでは何も書きません。
ウドン好きの私としては、ここで書けることは、
肉汁うどんでは「こくや」以上に美味しい店をまだ知らない、
ということだけです。
だから、一人でも多くの人に、この「肉汁」の旨さを知って欲しいからです。むしろ、「こくや」に連れて行きたいばかりに、会う時間帯をわざわざ平日の昼食時を指定しているくらいです。
なぜ、友人知人を連れて行くのかと言えば、「飯能にはこういうお店があるんだ!」ということを自慢できる」からです。飲食店ですから、味の美味しさは当然ですが、それ以外に「こくや」の特筆すべき点は、店の雰囲気なのです。
外から見ただけでは「普通の古い民家」にしか見えず、とても「お店」には見えません。初めての人は、まずそこで感激してくれます。
実は、私が昭和58年に飯能に転入して来てから最初の5年間くらいは、何十回、何百回と、この「こくや」の前を通っていながら、ここが「お店」だとは分からなかったのです。単に「珍しく古い家だなぁ」としか思えなかったのです。
稀に、引き戸が開いていて、興味に惹かれて中を覗いたこともありますが、「土間や板の間が広いなぁ・・・・」とか「ずいぶんとちゃぶ台が多い家なんだなぁ・・・・」とは思っても、そこが「お店」だとはまったく思わなかったくらいなのです。
時には、中で多くの人が何かを食べているのを見たこともありましたが、そんな時でも、「この家はずいぶん家族が多いんだなぁ・・・」としか思わなかったのです。そんな話を、私は連れてきた友人知人に何十回となく話して聞かせています。
店の中は、土間があり、日本人としては誰もが「懐かしさ」を感じます。最近流行の「昭和レトロ」という商業空間として意図的に作られた「外装」とか「内装」などというものではないのです。本物の大正、昭和の雰囲気なのです。
私にとって意外なのは、飯能市に住んでいる人で、まだこの「こくや」を知らない人が多いことです。
最近転入してきたばかりの人とか、吾野や名栗のような遠方の人ならともかく、飯能の街中に10年も20年も住んでいるのに、この「こくや」の「肉汁」の旨さを知らないのは「勿体ない」と思っています。
麺類の「つけ汁」にこだわっている人には特にお薦めです。場所はすぐに分かります。飯高通りにある八幡郵便局の隣。地図
まだ、「こくや」の「肉汁」を知らない人は、ぜひ、一度は食べに行ってみて下さい。月曜日〜土曜日の昼時しか営業していません
「こくや」を紹介した「うどん屋サイト」
http://www.kumagaya.or.jp/~littler/kokuya2.html
2006-03-08 Wed
この〈飯能での季節行事〉という項目タイトルの第01回(1/1)では「除夜の鐘・初詣のハシゴ・初囃子」のことを書きました。第02回では3/1〜3/5に市内で初めて開催された「雛飾りお宝展in飯能」のことを書きます。
雛飾りを一堂に集めて展示したり、商店や民家のお雛様を通行人に見えるように展示して専用MAPで巡ってもらうイベントは、多数の鯉幟を河原に吊り下げるイベントとともに全国各地で定着しています。
『飯能いつどこ情報源』でも、「雛飾りお宝展in飯能」をイベント情報欄で紹介したときに、他の地区での「雛飾りイベント」を紹介しました。
まちかど雛めぐり (さいたま市岩槻区)3/3〜4/2
佐原まちぐるみ博物館(千葉県佐原市)2/1〜3/19
かつうらビッグひな祭り(千葉県勝浦市役所HP) 2/25〜3/5
雛のつるし飾りイベント(伊豆・稲取温泉)1/20〜3/31
天童雛飾り(山形県天童市) 2/21〜4/9
さげもん流し雛(福岡県柳川市) 2/11〜4/3
多摩てばこネット(多摩地区での雛イベントを紹介)
私は3/1と3/2は飯能にいなかったので、3/3と3/4に各会場を見て回りました。45ヶ所中43ヶ所に行ってきました。この催事の最大の楽しさは、お雛様を飾っている商店や民家の人と自然に会話が弾むことでしょう。
主催者の方の話を聞くと「チラシを見て初めて、うちにもお雛様があるから声を掛けてくれれば参加したのに、と言う人が多かった」とのことでした。初めての企画のときはそんなものです。
たぶん、この「雛飾りお宝展in飯能」は今年だけでの単発イベントではなく、毎年続けていくのでしょう。今回の成功を見れば、来年はお雛様を展示する参加者はかなり増えることは確実です。
そこで、毎年開催されるのであれば、ぜひ、検討して頂きたい提案とリクエストが現時点では5つほどあります。
1・今年の会場45ヶ所の写真と地図を掲載したサイトを開設して欲しい
市役所サイトか、商工会議所サイトで常時掲載してあれば、今回見られなかった人も「来年はぜひ見て回ろう」と思うようになります。『飯能いつどこ情報源』で掲載してもいいですよ。
2・古いお雛様だけではなく「新作お雛様」にもスポットを当てて欲しい
今回も、石に彩色したお雛様、手工芸品のお雛様、飯能焼きのお雛様などがありました。来年は、それらに加えて様々な素材や形状の雛飾りも積極的に参加を募って下さい。
3・お雛様の「新作コンテスト」も加えて欲しい
年代物のお雛様は、昔から飯能に住んでいる人しか参加できませんが、「新作のお雛様」なら飯能に住んで日の浅い人も参加できます。素材別、形状別に賞を設けることもできます。西川材で大きな雛飾りを作って出品する人も大勢出てくると思います。
4・「人間雛飾り」も登場させて欲しい
立川志の輔の新作落語に、お雛様見物に来た外国人観光客に町内の人たちが雛飾りの扮装をして「神社境内の階段」に並んでお見送りする、という噺があります。飯能駅か、東飯能駅の階段でこれをやってみたいですね。
5・旧暦で開催したほうが他地域との差別化ができて目立つ
「街角で雛飾り」というイベントは全国で定着していますので、飯能のように新参の企画ではなかなか目立ちません。そこで、開催時期を「旧暦」にずらしてはどうでしょうか? ちなみに今年の旧暦3月3日は2006年3月31日です。桜の満開の頃なので、毎年、この旧暦で開催すれば、かなりの人出が期待できますし、その頃は他に開催している所が無いので、マスコミにも多く報道されると思います。
主催者の方々のご意見はいかがでしょうか?
下記の写真は、会場番号42の「飯能焼・美杉台ギャラリー」焼き物のオリジナル雛人形

雛飾りを一堂に集めて展示したり、商店や民家のお雛様を通行人に見えるように展示して専用MAPで巡ってもらうイベントは、多数の鯉幟を河原に吊り下げるイベントとともに全国各地で定着しています。
『飯能いつどこ情報源』でも、「雛飾りお宝展in飯能」をイベント情報欄で紹介したときに、他の地区での「雛飾りイベント」を紹介しました。
まちかど雛めぐり (さいたま市岩槻区)3/3〜4/2
佐原まちぐるみ博物館(千葉県佐原市)2/1〜3/19
かつうらビッグひな祭り(千葉県勝浦市役所HP) 2/25〜3/5
雛のつるし飾りイベント(伊豆・稲取温泉)1/20〜3/31
天童雛飾り(山形県天童市) 2/21〜4/9
さげもん流し雛(福岡県柳川市) 2/11〜4/3
多摩てばこネット(多摩地区での雛イベントを紹介)
私は3/1と3/2は飯能にいなかったので、3/3と3/4に各会場を見て回りました。45ヶ所中43ヶ所に行ってきました。この催事の最大の楽しさは、お雛様を飾っている商店や民家の人と自然に会話が弾むことでしょう。
主催者の方の話を聞くと「チラシを見て初めて、うちにもお雛様があるから声を掛けてくれれば参加したのに、と言う人が多かった」とのことでした。初めての企画のときはそんなものです。
たぶん、この「雛飾りお宝展in飯能」は今年だけでの単発イベントではなく、毎年続けていくのでしょう。今回の成功を見れば、来年はお雛様を展示する参加者はかなり増えることは確実です。
そこで、毎年開催されるのであれば、ぜひ、検討して頂きたい提案とリクエストが現時点では5つほどあります。
1・今年の会場45ヶ所の写真と地図を掲載したサイトを開設して欲しい
市役所サイトか、商工会議所サイトで常時掲載してあれば、今回見られなかった人も「来年はぜひ見て回ろう」と思うようになります。『飯能いつどこ情報源』で掲載してもいいですよ。
2・古いお雛様だけではなく「新作お雛様」にもスポットを当てて欲しい
今回も、石に彩色したお雛様、手工芸品のお雛様、飯能焼きのお雛様などがありました。来年は、それらに加えて様々な素材や形状の雛飾りも積極的に参加を募って下さい。
3・お雛様の「新作コンテスト」も加えて欲しい
年代物のお雛様は、昔から飯能に住んでいる人しか参加できませんが、「新作のお雛様」なら飯能に住んで日の浅い人も参加できます。素材別、形状別に賞を設けることもできます。西川材で大きな雛飾りを作って出品する人も大勢出てくると思います。
4・「人間雛飾り」も登場させて欲しい
立川志の輔の新作落語に、お雛様見物に来た外国人観光客に町内の人たちが雛飾りの扮装をして「神社境内の階段」に並んでお見送りする、という噺があります。飯能駅か、東飯能駅の階段でこれをやってみたいですね。
5・旧暦で開催したほうが他地域との差別化ができて目立つ
「街角で雛飾り」というイベントは全国で定着していますので、飯能のように新参の企画ではなかなか目立ちません。そこで、開催時期を「旧暦」にずらしてはどうでしょうか? ちなみに今年の旧暦3月3日は2006年3月31日です。桜の満開の頃なので、毎年、この旧暦で開催すれば、かなりの人出が期待できますし、その頃は他に開催している所が無いので、マスコミにも多く報道されると思います。
主催者の方々のご意見はいかがでしょうか?
下記の写真は、会場番号42の「飯能焼・美杉台ギャラリー」焼き物のオリジナル雛人形
2006-03-10 Fri
この〈飯能のエコツーリズム〉という項目タイトルの第01回(2/10)では「エコツーリズムを詠った五行歌コンテストを定着させたい!」ということを書きました。第02回のきょうは「雛飾りお宝展」に刺激されて出来た五行歌を書いてみました。
イベントは写真で残しておきたいですが、写真だけでは伝えきれないことは言葉にするしかありません。
雛飾りも鯉幟も
数百並べると
それだけで壮観だ!
古来の風習を発展させた
新しい定番イベント
飯能河原の割岩橋に並べられる鯉幟も年々数が増えてきました。来年の雛飾りは今年よりも遥かに多くの参加がありそうです。
商店の店先や
民家の座敷に
飾られているお雛様たちを
地図を見ながら巡る
新しい季節行事
今年の参加会場45ヶ所のうち、蔵は2ヶ所でしたが、飯能市内には、たくさんの蔵が点在しています。川越と比べると一つ一つの蔵は小さいですが数は川越よりも多いかもしれません。来年は「蔵座敷」のある方々にもぜひ参加して欲しいですね。
それぞれの思い出や
様式の違いで
見知らぬ人でも
話が弾む
街角の雛飾り
誰にでも雛祭りには懐かしい想い出があります。様々な雛飾りを見ていると、つい話してみたくなりますね。私が子どもの頃、姉にはお雛様がありましたが、私には五月人形は一つもありませんでした。42番会場の美杉台ギャラリーで焼き物の兜が飾ってあったのを見て、思わず一つ買ってしまいました。57才にして「初めての武者飾り」です。
イベントは写真で残しておきたいですが、写真だけでは伝えきれないことは言葉にするしかありません。
雛飾りも鯉幟も
数百並べると
それだけで壮観だ!
古来の風習を発展させた
新しい定番イベント
飯能河原の割岩橋に並べられる鯉幟も年々数が増えてきました。来年の雛飾りは今年よりも遥かに多くの参加がありそうです。
商店の店先や
民家の座敷に
飾られているお雛様たちを
地図を見ながら巡る
新しい季節行事
今年の参加会場45ヶ所のうち、蔵は2ヶ所でしたが、飯能市内には、たくさんの蔵が点在しています。川越と比べると一つ一つの蔵は小さいですが数は川越よりも多いかもしれません。来年は「蔵座敷」のある方々にもぜひ参加して欲しいですね。
それぞれの思い出や
様式の違いで
見知らぬ人でも
話が弾む
街角の雛飾り
誰にでも雛祭りには懐かしい想い出があります。様々な雛飾りを見ていると、つい話してみたくなりますね。私が子どもの頃、姉にはお雛様がありましたが、私には五月人形は一つもありませんでした。42番会場の美杉台ギャラリーで焼き物の兜が飾ってあったのを見て、思わず一つ買ってしまいました。57才にして「初めての武者飾り」です。
2006-04-09 Sun
一昨日(4/8)は、初めて「エコツーリズムを愉しむ五行歌の歌会」を開催してみました。主催は私も参加している飯能五行歌会。飯能市の後援を頂いたのですが、残念ながら「広報はんのう」には載っていませんでした。嬉しいことに文化新聞が4/6に載せてくれました。
いつもの歌会と違って、飯能河原や天覧山を吟行(散策しながら歌を作る)なので数日前からお天気だけが心配でした。当日は曇天で、昼前からとうとう降り出しました。このまま終日降り続くような空模様だったので「傘をさしての吟行になる」とがっかりしたのですが、不思議とすぐに止んでなんと晴れてくれました。(飯能に居た人はみんな知っていますよね)
集合場所の飯能駅に集まった参加者は計14名(市内6人、市外8人)。もちろん駅からは歩きです。道筋の住宅の庭に生えている植栽を見ながら割岩橋へ。橋から眺めた飯能河原もいいものです。河原に下りて、ボート場の堰を渡って能仁寺までは満開の桜続きです。
アトム像の前ではもちろん記念撮影。市民会館から観音寺の境内を通って中央公民館へ。この中央公民館と市立図書館の間の階段から眺める飯能河原は建物が額縁の役目をしていて「一幅の絵」のようになるので、私の好きな場所です。
会場の「武末」は、飯能河原に面しているので河原に来たことのある人は誰もが気づくお店ですが、中が予約制の料理屋になっていることは意外と知られていません。私もすぐ近くに住んでいながらそのことを知ったのは僅か2年前なのです。

(花の奥に隠れて見えませんが、トラックが止まっている所が 武末 )
料理はコースですが予算はお客の要望に柔軟に応じてくれます。今回は一人2000円でお願いしましたが、美味しい料理が粋な器に盛られて次から次への7品も出てきました。味もさることながら、会場の雰囲気、庭先の景色(飯能河原)と合わせて2000円という料金にみなさん驚かれました。幹事としては嬉しいことです。市内に住まれている方は、さっそく帰り際にはお店の方に「予約方法」などを尋ねていました。
時間の都合で会場に直接来られた3人の方を交えて計17人で「五行歌の歌会」が始まりました。下記のその中の作品の一例です。
都心より所沢
所沢より飯能
格差を
実感する
豊かな自然 所沢から参加された方の五行歌です
歩くだけでは
物足りない
住みつきたい
飯能の
山懐 この方も所沢からの参加です
西の川から
江戸まで運んだ
ヒノキの香り
残れ残れと
この街の手で この方も所沢からの参加です
花びらの
舞い降りる先
桜色
踏む心
ためらって この方は生まれも育ちも飯能です
清流と里山を巡るエコツー散歩
どこでもできる
いつでもできる
それが飯能
それこそが飯能 私の作品です
出席者17人の五行歌は「飯能五行歌会サイト」に掲載してあります。
準備段階では、「参加者の申込状況」がイマイチだったので、飯能五行歌会代表の菊江さんと「今回限りだね」と話していたのですが、参加者からは「来年も是非」と要請されました。
会場まで散策して「清流や里山を眺める部屋」での会合や「土地の物での食事」もエコツーリズムになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか? 今回の会場になった「武末」以外にも、入間川や高麗川沿いで眺めの良い料理屋さんは飯能にはたくさんあると思います。
いつもの歌会と違って、飯能河原や天覧山を吟行(散策しながら歌を作る)なので数日前からお天気だけが心配でした。当日は曇天で、昼前からとうとう降り出しました。このまま終日降り続くような空模様だったので「傘をさしての吟行になる」とがっかりしたのですが、不思議とすぐに止んでなんと晴れてくれました。(飯能に居た人はみんな知っていますよね)
集合場所の飯能駅に集まった参加者は計14名(市内6人、市外8人)。もちろん駅からは歩きです。道筋の住宅の庭に生えている植栽を見ながら割岩橋へ。橋から眺めた飯能河原もいいものです。河原に下りて、ボート場の堰を渡って能仁寺までは満開の桜続きです。
アトム像の前ではもちろん記念撮影。市民会館から観音寺の境内を通って中央公民館へ。この中央公民館と市立図書館の間の階段から眺める飯能河原は建物が額縁の役目をしていて「一幅の絵」のようになるので、私の好きな場所です。
会場の「武末」は、飯能河原に面しているので河原に来たことのある人は誰もが気づくお店ですが、中が予約制の料理屋になっていることは意外と知られていません。私もすぐ近くに住んでいながらそのことを知ったのは僅か2年前なのです。
(花の奥に隠れて見えませんが、トラックが止まっている所が 武末 )
料理はコースですが予算はお客の要望に柔軟に応じてくれます。今回は一人2000円でお願いしましたが、美味しい料理が粋な器に盛られて次から次への7品も出てきました。味もさることながら、会場の雰囲気、庭先の景色(飯能河原)と合わせて2000円という料金にみなさん驚かれました。幹事としては嬉しいことです。市内に住まれている方は、さっそく帰り際にはお店の方に「予約方法」などを尋ねていました。
時間の都合で会場に直接来られた3人の方を交えて計17人で「五行歌の歌会」が始まりました。下記のその中の作品の一例です。
都心より所沢
所沢より飯能
格差を
実感する
豊かな自然 所沢から参加された方の五行歌です
歩くだけでは
物足りない
住みつきたい
飯能の
山懐 この方も所沢からの参加です
西の川から
江戸まで運んだ
ヒノキの香り
残れ残れと
この街の手で この方も所沢からの参加です
花びらの
舞い降りる先
桜色
踏む心
ためらって この方は生まれも育ちも飯能です
清流と里山を巡るエコツー散歩
どこでもできる
いつでもできる
それが飯能
それこそが飯能 私の作品です
出席者17人の五行歌は「飯能五行歌会サイト」に掲載してあります。
準備段階では、「参加者の申込状況」がイマイチだったので、飯能五行歌会代表の菊江さんと「今回限りだね」と話していたのですが、参加者からは「来年も是非」と要請されました。
会場まで散策して「清流や里山を眺める部屋」での会合や「土地の物での食事」もエコツーリズムになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか? 今回の会場になった「武末」以外にも、入間川や高麗川沿いで眺めの良い料理屋さんは飯能にはたくさんあると思います。
2006-04-10 Mon
この〈入間川流域プロジェクト〉という項目タイトルでは、飯能市内を流れる入間川を舞台にした様々なイベントの紹介や新たな企画の提案などを書いていきます。
その第01回で書きたいことは、「川沿いの桜を全て数えてみよう!」ということです。昨日(4/9)の夕方、痩せるためのウォーキングで飯能河原から加治橋までを往復しましたが、その時に閃いたことです。
ウォーキングの往路は「右岸」を歩きました。嬉しいことに川沿いに植えられている桜はまだまだ見頃でした。
新しく町名が着けられた征矢町では、右岸に新しい桜が並べて植えられていますが、その桜の樹一本一本に小さなプレートが着けられているのに気づきました。「加治さくらの会」と書かれています。

そのプレートには、上流から下流に向かって通し番号も書かれています。浄化センターの前が植えられた桜の最後尾のようで「No.70」と書かれていて、「No.71」は見当たりませんでした。つまり「加治さくらの会」は、総計70本の桜を新たに植えたことがわかります。
この時、私の頭の中に「入間川沿いには両岸にいったい何本の桜の樹が有るのだろうか?」とか「いつか希望者を募って一斉に数えてみたら面白いだろうな」というようなことが浮かびました。もちろん、こんなことはいままでも多くの人が考えたことだと思います。
近い所の例では、青梅市の御岳山の御嶽神社からケーブルの麓の瀧本駅まで歩いて下りる道沿いの大木にだけ通し番号の札が架かっています。何のために「通し番号」を着けているのか知りませんが、歩いていて距離の目安にはなりました。
「加治さくらの会」のプレートを見てからは、ウォーキングをしながら下記のようなことが浮かんできたのです。
?飯能市周辺の人々に飯能の森林への興味を高めて貰うには、まず市内にいったい何本の木があるのか、その数を数えることではないだろうか? 百万本か? 千万本か?・・・・・
?無数にある杉や檜を数える前に、その予行演習として、数は杉や檜よりはかなり少ないとわかっている「桜」を数えてみたらどうだろうか?
?数える時期は、他の木と間違えないためにも花が咲いている時が望ましいし、楽しいのではないだろうか?
?「桜の総数」をクイズにして回答を公募してみるのも面白いのでは?
例えば、「名栗の源流から飯能市と入間市の境までの入間川両岸に何本の桜の樹が有るでしょうか?」「左岸と右岸ではどちらが多いでしょうか?」「桜の種類別では何が一番多いでしょうか?」等・・・・
?クイズの商品には、「好きな場所」の「好きな樹」へ自分の名前や短歌、俳句、絵などを画いたプレートを取り付けられるようにしてもいいのでは? 材質と形状を統一したら、それも一つの景観になるのではないだろうか?
?川沿いの全ての桜に「通し番号」のプレートを取り付けて「総数」が判明したら、次は商品にした「桜の樹に自分のプレートをぶら下げる権利」を1枚2000円か3000円くらいで希望者に頒布してはどうだろうか? その収益金は当然、桜並木の保存整備に使われます。
?その場合、誰が「何の権利があって販売で出来るのか?」ということで権利関係が揉めそうだが、飯能市が「販売主体」になればスムーズにいくのではないだろうか?
?桜の「お花見」には、樹の下に座り込んで宴会をするスタイルと、並木を散策するスタイルがあるが、入間川沿いでは「通し番号を距離の目安にしてウォーキングしながら」というスタイルを提唱するのも面白いのでは?
野生動物などを保護するための第一歩は「現状の数」を確認することから始まります。同じように、大切なものを保全するための第一歩は「そこに大切なものが有る」ことを宣言することから始まります。
飯能市内の桜を「守る」「増やす」「育てる」ための第一歩は、「現状の数」を確認し、「いつも気にかける」ことではないかと思っています。
「桜の樹」で成功したら、次は市内の「ミツバツツジ」の総数を数えたいですね。民家の庭に植えられているものはともかく、里山に自生しているミツバツツジの数がかなり減ってきているように思えるのですが・・・・
その第01回で書きたいことは、「川沿いの桜を全て数えてみよう!」ということです。昨日(4/9)の夕方、痩せるためのウォーキングで飯能河原から加治橋までを往復しましたが、その時に閃いたことです。
ウォーキングの往路は「右岸」を歩きました。嬉しいことに川沿いに植えられている桜はまだまだ見頃でした。
新しく町名が着けられた征矢町では、右岸に新しい桜が並べて植えられていますが、その桜の樹一本一本に小さなプレートが着けられているのに気づきました。「加治さくらの会」と書かれています。

そのプレートには、上流から下流に向かって通し番号も書かれています。浄化センターの前が植えられた桜の最後尾のようで「No.70」と書かれていて、「No.71」は見当たりませんでした。つまり「加治さくらの会」は、総計70本の桜を新たに植えたことがわかります。
この時、私の頭の中に「入間川沿いには両岸にいったい何本の桜の樹が有るのだろうか?」とか「いつか希望者を募って一斉に数えてみたら面白いだろうな」というようなことが浮かびました。もちろん、こんなことはいままでも多くの人が考えたことだと思います。
近い所の例では、青梅市の御岳山の御嶽神社からケーブルの麓の瀧本駅まで歩いて下りる道沿いの大木にだけ通し番号の札が架かっています。何のために「通し番号」を着けているのか知りませんが、歩いていて距離の目安にはなりました。
「加治さくらの会」のプレートを見てからは、ウォーキングをしながら下記のようなことが浮かんできたのです。
?飯能市周辺の人々に飯能の森林への興味を高めて貰うには、まず市内にいったい何本の木があるのか、その数を数えることではないだろうか? 百万本か? 千万本か?・・・・・
?無数にある杉や檜を数える前に、その予行演習として、数は杉や檜よりはかなり少ないとわかっている「桜」を数えてみたらどうだろうか?
?数える時期は、他の木と間違えないためにも花が咲いている時が望ましいし、楽しいのではないだろうか?
?「桜の総数」をクイズにして回答を公募してみるのも面白いのでは?
例えば、「名栗の源流から飯能市と入間市の境までの入間川両岸に何本の桜の樹が有るでしょうか?」「左岸と右岸ではどちらが多いでしょうか?」「桜の種類別では何が一番多いでしょうか?」等・・・・
?クイズの商品には、「好きな場所」の「好きな樹」へ自分の名前や短歌、俳句、絵などを画いたプレートを取り付けられるようにしてもいいのでは? 材質と形状を統一したら、それも一つの景観になるのではないだろうか?
?川沿いの全ての桜に「通し番号」のプレートを取り付けて「総数」が判明したら、次は商品にした「桜の樹に自分のプレートをぶら下げる権利」を1枚2000円か3000円くらいで希望者に頒布してはどうだろうか? その収益金は当然、桜並木の保存整備に使われます。
?その場合、誰が「何の権利があって販売で出来るのか?」ということで権利関係が揉めそうだが、飯能市が「販売主体」になればスムーズにいくのではないだろうか?
?桜の「お花見」には、樹の下に座り込んで宴会をするスタイルと、並木を散策するスタイルがあるが、入間川沿いでは「通し番号を距離の目安にしてウォーキングしながら」というスタイルを提唱するのも面白いのでは?
野生動物などを保護するための第一歩は「現状の数」を確認することから始まります。同じように、大切なものを保全するための第一歩は「そこに大切なものが有る」ことを宣言することから始まります。
飯能市内の桜を「守る」「増やす」「育てる」ための第一歩は、「現状の数」を確認し、「いつも気にかける」ことではないかと思っています。
「桜の樹」で成功したら、次は市内の「ミツバツツジ」の総数を数えたいですね。民家の庭に植えられているものはともかく、里山に自生しているミツバツツジの数がかなり減ってきているように思えるのですが・・・・
2006-04-27 Thu
この〈入間川流域プロジェクト〉第01回(4/10)では、「川沿いの両岸にある桜の木を数え、全てに番号札を下げよう!」ということを書きました。今回は「川の中から見た景色を記録しておきたい」ということを書いてみました。
入間川を上流から下流へ下っていくと、だんだん川が汚れていく様子が分かります。それとは逆に、下流から上流へ遡っていくと、川が蘇っていく様子が分かるでしょう。川の汚れがはっきり分かるのは「川の中からの撮影」です。
入間川流域の「川沿いの風景」も川の中から撮ったほうがよく分かります。毎年は無理でも10年に一度は定期的に録画しておくことは「川沿いの景色の変化」の貴重な記録になります。
この「川の中からの撮影」は、同時に「入間川に架かるすべての橋」の記録にもなります。入間川には国道が横断するコンクリート造りの大きな橋から、丸木橋のような小さなモノまで多種多様な橋が架かっていますので、この記録映像も楽しいでしょう。
ビデオで録画すること自体は誰でも簡単にできますが、「個人の生活」をのぞき見ることになってしまうので、制作監修は飯能市が担当したほうが望ましいでしょうね。
ドキュメンタリー仕立てにすれば一般上映も可能になりえるのではないかと思っています。DVDにして市民に頒布してもいいのではないでしょうか・・・・・
入間川を上流から下流へ下っていくと、だんだん川が汚れていく様子が分かります。それとは逆に、下流から上流へ遡っていくと、川が蘇っていく様子が分かるでしょう。川の汚れがはっきり分かるのは「川の中からの撮影」です。
入間川流域の「川沿いの風景」も川の中から撮ったほうがよく分かります。毎年は無理でも10年に一度は定期的に録画しておくことは「川沿いの景色の変化」の貴重な記録になります。
この「川の中からの撮影」は、同時に「入間川に架かるすべての橋」の記録にもなります。入間川には国道が横断するコンクリート造りの大きな橋から、丸木橋のような小さなモノまで多種多様な橋が架かっていますので、この記録映像も楽しいでしょう。
ビデオで録画すること自体は誰でも簡単にできますが、「個人の生活」をのぞき見ることになってしまうので、制作監修は飯能市が担当したほうが望ましいでしょうね。
ドキュメンタリー仕立てにすれば一般上映も可能になりえるのではないかと思っています。DVDにして市民に頒布してもいいのではないでしょうか・・・・・
