2006-02-10 Fri
この〈飯能のエコツーリズム〉という項目タイトルでは、飯能市で行われているエコツーリズム推進事業に関係したことを書いていきます。まず、その第01回で、飯能五行歌会が実施しているエコツーリズム五行歌の公募」について書いてみました。五行歌と飯能五行歌会についてはそのHPがあるのでそちらをご覧下さい。
飯能五行歌会では「エコツーリズムの理念」を理解することと、「五行歌作りの楽しさ」を同時に知ってもらうためには「エコツーリズムの理念で五行歌を作ってもらったらいいのではないか」と考え出したのが「エコツーリズム五行歌コンテスト」だったのです。(詳細についてはその専用サイトにアクセスして下さい)
五行歌コンテスト自体は、いままで全国で何度も実施されているので特に目新しい企画ではありません。「恋の五行歌」とか「旅の五行歌」「子ども五行歌」など多くの作品公募がありました。
もちろん、「エコツーリズムの五行歌」公募は、今回が初めての試みです。しかし、残念なことに「認知度」が低いために「公募作品」がそんなにたくさんは集まっていません。主催者(飯能五行歌会)のPRが下手だからです。
できれば飯能市役所サイトのエコツーリズム推進室の頁にリンクしてもらえたら嬉しいのですが、それはまだ叶いません。環境省サイトや、飯能以外の推進地区のHP、その他のエコツーリズムに関係するサイトにもリンクしてもらえるようになれば、徐々にでも認知されてくるようになるかもしれません。
試しにGoogleなどの検索エンジンで検索してみませんか? 「エコツーリズム 五行歌」で検索すれば、もちろんTOPに表示されます。しかし、五行歌を知らない人がそんな検索をすることはありません。やはり「エコツーリズム」で検索したら上位に表示されるようになる必要がありますね。いまGoogleで「エコツーリズム」を検索すると、「エコツーリズム五行歌コンテスト」はやっと68番目に表示されます。
そんな中にでも素晴らしい作品が寄せられています。一次選考通過作品はいつでも見られるようになっています。ここが従来の「作品公募」と違うところです。
すでに投稿された作品を参考にして自分の五行歌を作って応募することもOKです。先に投稿した人の「不利」を無くすために、「自分の応募作品を後から作った作品と差し替える」こともOKしました。こういうことはインターネット公募でだから可能になったことです。
コンテストに「2006」と明記したのはもちろん「2007」も「2008」も毎年継続して開催する意志があるからです。入選作品は、そのまま専用サイトに永久的に掲載し続けます。これもインターネットだからできることですね。
飯能五行歌会の最終的な「夢」は、この「エコツーリズム五行歌コンテスト」の入選作品を西川材で作った「絵馬のような板」に書いて、飯能市内の商店の軒先に掲示してもらえるようになることです。
コンテストの応募者が増えて、何千首もの「エコツーリズムの五行歌」が飯能の街中に溢れるように目立つようになれば、その中にある「自分の作品」を見に多くの人たちが飯能市を訪れるキッカケになればと思っています。
初年度の今回の応募者が少なくても、年々拡大していくことを夢見て続けていきたいと思っています。興味のある方は応募してみて下さい。
飯能五行歌会では「エコツーリズムの理念」を理解することと、「五行歌作りの楽しさ」を同時に知ってもらうためには「エコツーリズムの理念で五行歌を作ってもらったらいいのではないか」と考え出したのが「エコツーリズム五行歌コンテスト」だったのです。(詳細についてはその専用サイトにアクセスして下さい)
五行歌コンテスト自体は、いままで全国で何度も実施されているので特に目新しい企画ではありません。「恋の五行歌」とか「旅の五行歌」「子ども五行歌」など多くの作品公募がありました。
もちろん、「エコツーリズムの五行歌」公募は、今回が初めての試みです。しかし、残念なことに「認知度」が低いために「公募作品」がそんなにたくさんは集まっていません。主催者(飯能五行歌会)のPRが下手だからです。
できれば飯能市役所サイトのエコツーリズム推進室の頁にリンクしてもらえたら嬉しいのですが、それはまだ叶いません。環境省サイトや、飯能以外の推進地区のHP、その他のエコツーリズムに関係するサイトにもリンクしてもらえるようになれば、徐々にでも認知されてくるようになるかもしれません。
試しにGoogleなどの検索エンジンで検索してみませんか? 「エコツーリズム 五行歌」で検索すれば、もちろんTOPに表示されます。しかし、五行歌を知らない人がそんな検索をすることはありません。やはり「エコツーリズム」で検索したら上位に表示されるようになる必要がありますね。いまGoogleで「エコツーリズム」を検索すると、「エコツーリズム五行歌コンテスト」はやっと68番目に表示されます。
そんな中にでも素晴らしい作品が寄せられています。一次選考通過作品はいつでも見られるようになっています。ここが従来の「作品公募」と違うところです。
すでに投稿された作品を参考にして自分の五行歌を作って応募することもOKです。先に投稿した人の「不利」を無くすために、「自分の応募作品を後から作った作品と差し替える」こともOKしました。こういうことはインターネット公募でだから可能になったことです。
コンテストに「2006」と明記したのはもちろん「2007」も「2008」も毎年継続して開催する意志があるからです。入選作品は、そのまま専用サイトに永久的に掲載し続けます。これもインターネットだからできることですね。
飯能五行歌会の最終的な「夢」は、この「エコツーリズム五行歌コンテスト」の入選作品を西川材で作った「絵馬のような板」に書いて、飯能市内の商店の軒先に掲示してもらえるようになることです。
コンテストの応募者が増えて、何千首もの「エコツーリズムの五行歌」が飯能の街中に溢れるように目立つようになれば、その中にある「自分の作品」を見に多くの人たちが飯能市を訪れるキッカケになればと思っています。
初年度の今回の応募者が少なくても、年々拡大していくことを夢見て続けていきたいと思っています。興味のある方は応募してみて下さい。
2006-03-10 Fri
この〈飯能のエコツーリズム〉という項目タイトルの第01回(2/10)では「エコツーリズムを詠った五行歌コンテストを定着させたい!」ということを書きました。第02回のきょうは「雛飾りお宝展」に刺激されて出来た五行歌を書いてみました。
イベントは写真で残しておきたいですが、写真だけでは伝えきれないことは言葉にするしかありません。
雛飾りも鯉幟も
数百並べると
それだけで壮観だ!
古来の風習を発展させた
新しい定番イベント
飯能河原の割岩橋に並べられる鯉幟も年々数が増えてきました。来年の雛飾りは今年よりも遥かに多くの参加がありそうです。
商店の店先や
民家の座敷に
飾られているお雛様たちを
地図を見ながら巡る
新しい季節行事
今年の参加会場45ヶ所のうち、蔵は2ヶ所でしたが、飯能市内には、たくさんの蔵が点在しています。川越と比べると一つ一つの蔵は小さいですが数は川越よりも多いかもしれません。来年は「蔵座敷」のある方々にもぜひ参加して欲しいですね。
それぞれの思い出や
様式の違いで
見知らぬ人でも
話が弾む
街角の雛飾り
誰にでも雛祭りには懐かしい想い出があります。様々な雛飾りを見ていると、つい話してみたくなりますね。私が子どもの頃、姉にはお雛様がありましたが、私には五月人形は一つもありませんでした。42番会場の美杉台ギャラリーで焼き物の兜が飾ってあったのを見て、思わず一つ買ってしまいました。57才にして「初めての武者飾り」です。
イベントは写真で残しておきたいですが、写真だけでは伝えきれないことは言葉にするしかありません。
雛飾りも鯉幟も
数百並べると
それだけで壮観だ!
古来の風習を発展させた
新しい定番イベント
飯能河原の割岩橋に並べられる鯉幟も年々数が増えてきました。来年の雛飾りは今年よりも遥かに多くの参加がありそうです。
商店の店先や
民家の座敷に
飾られているお雛様たちを
地図を見ながら巡る
新しい季節行事
今年の参加会場45ヶ所のうち、蔵は2ヶ所でしたが、飯能市内には、たくさんの蔵が点在しています。川越と比べると一つ一つの蔵は小さいですが数は川越よりも多いかもしれません。来年は「蔵座敷」のある方々にもぜひ参加して欲しいですね。
それぞれの思い出や
様式の違いで
見知らぬ人でも
話が弾む
街角の雛飾り
誰にでも雛祭りには懐かしい想い出があります。様々な雛飾りを見ていると、つい話してみたくなりますね。私が子どもの頃、姉にはお雛様がありましたが、私には五月人形は一つもありませんでした。42番会場の美杉台ギャラリーで焼き物の兜が飾ってあったのを見て、思わず一つ買ってしまいました。57才にして「初めての武者飾り」です。
2006-04-09 Sun
一昨日(4/8)は、初めて「エコツーリズムを愉しむ五行歌の歌会」を開催してみました。主催は私も参加している飯能五行歌会。飯能市の後援を頂いたのですが、残念ながら「広報はんのう」には載っていませんでした。嬉しいことに文化新聞が4/6に載せてくれました。
いつもの歌会と違って、飯能河原や天覧山を吟行(散策しながら歌を作る)なので数日前からお天気だけが心配でした。当日は曇天で、昼前からとうとう降り出しました。このまま終日降り続くような空模様だったので「傘をさしての吟行になる」とがっかりしたのですが、不思議とすぐに止んでなんと晴れてくれました。(飯能に居た人はみんな知っていますよね)
集合場所の飯能駅に集まった参加者は計14名(市内6人、市外8人)。もちろん駅からは歩きです。道筋の住宅の庭に生えている植栽を見ながら割岩橋へ。橋から眺めた飯能河原もいいものです。河原に下りて、ボート場の堰を渡って能仁寺までは満開の桜続きです。
アトム像の前ではもちろん記念撮影。市民会館から観音寺の境内を通って中央公民館へ。この中央公民館と市立図書館の間の階段から眺める飯能河原は建物が額縁の役目をしていて「一幅の絵」のようになるので、私の好きな場所です。
会場の「武末」は、飯能河原に面しているので河原に来たことのある人は誰もが気づくお店ですが、中が予約制の料理屋になっていることは意外と知られていません。私もすぐ近くに住んでいながらそのことを知ったのは僅か2年前なのです。
(花の奥に隠れて見えませんが、トラックが止まっている所が 武末 )
料理はコースですが予算はお客の要望に柔軟に応じてくれます。今回は一人2000円でお願いしましたが、美味しい料理が粋な器に盛られて次から次への7品も出てきました。味もさることながら、会場の雰囲気、庭先の景色(飯能河原)と合わせて2000円という料金にみなさん驚かれました。幹事としては嬉しいことです。市内に住まれている方は、さっそく帰り際にはお店の方に「予約方法」などを尋ねていました。
時間の都合で会場に直接来られた3人の方を交えて計17人で「五行歌の歌会」が始まりました。下記のその中の作品の一例です。
都心より所沢
所沢より飯能
格差を
実感する
豊かな自然 所沢から参加された方の五行歌です
歩くだけでは
物足りない
住みつきたい
飯能の
山懐 この方も所沢からの参加です
西の川から
江戸まで運んだ
ヒノキの香り
残れ残れと
この街の手で この方も所沢からの参加です
花びらの
舞い降りる先
桜色
踏む心
ためらって この方は生まれも育ちも飯能です
清流と里山を巡るエコツー散歩
どこでもできる
いつでもできる
それが飯能
それこそが飯能 私の作品です
出席者17人の五行歌は「飯能五行歌会サイト」に掲載してあります。
準備段階では、「参加者の申込状況」がイマイチだったので、飯能五行歌会代表の菊江さんと「今回限りだね」と話していたのですが、参加者からは「来年も是非」と要請されました。
会場まで散策して「清流や里山を眺める部屋」での会合や「土地の物での食事」もエコツーリズムになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか? 今回の会場になった「武末」以外にも、入間川や高麗川沿いで眺めの良い料理屋さんは飯能にはたくさんあると思います。
いつもの歌会と違って、飯能河原や天覧山を吟行(散策しながら歌を作る)なので数日前からお天気だけが心配でした。当日は曇天で、昼前からとうとう降り出しました。このまま終日降り続くような空模様だったので「傘をさしての吟行になる」とがっかりしたのですが、不思議とすぐに止んでなんと晴れてくれました。(飯能に居た人はみんな知っていますよね)
集合場所の飯能駅に集まった参加者は計14名(市内6人、市外8人)。もちろん駅からは歩きです。道筋の住宅の庭に生えている植栽を見ながら割岩橋へ。橋から眺めた飯能河原もいいものです。河原に下りて、ボート場の堰を渡って能仁寺までは満開の桜続きです。
アトム像の前ではもちろん記念撮影。市民会館から観音寺の境内を通って中央公民館へ。この中央公民館と市立図書館の間の階段から眺める飯能河原は建物が額縁の役目をしていて「一幅の絵」のようになるので、私の好きな場所です。
会場の「武末」は、飯能河原に面しているので河原に来たことのある人は誰もが気づくお店ですが、中が予約制の料理屋になっていることは意外と知られていません。私もすぐ近くに住んでいながらそのことを知ったのは僅か2年前なのです。
(花の奥に隠れて見えませんが、トラックが止まっている所が 武末 )
料理はコースですが予算はお客の要望に柔軟に応じてくれます。今回は一人2000円でお願いしましたが、美味しい料理が粋な器に盛られて次から次への7品も出てきました。味もさることながら、会場の雰囲気、庭先の景色(飯能河原)と合わせて2000円という料金にみなさん驚かれました。幹事としては嬉しいことです。市内に住まれている方は、さっそく帰り際にはお店の方に「予約方法」などを尋ねていました。
時間の都合で会場に直接来られた3人の方を交えて計17人で「五行歌の歌会」が始まりました。下記のその中の作品の一例です。
都心より所沢
所沢より飯能
格差を
実感する
豊かな自然 所沢から参加された方の五行歌です
歩くだけでは
物足りない
住みつきたい
飯能の
山懐 この方も所沢からの参加です
西の川から
江戸まで運んだ
ヒノキの香り
残れ残れと
この街の手で この方も所沢からの参加です
花びらの
舞い降りる先
桜色
踏む心
ためらって この方は生まれも育ちも飯能です
清流と里山を巡るエコツー散歩
どこでもできる
いつでもできる
それが飯能
それこそが飯能 私の作品です
出席者17人の五行歌は「飯能五行歌会サイト」に掲載してあります。
準備段階では、「参加者の申込状況」がイマイチだったので、飯能五行歌会代表の菊江さんと「今回限りだね」と話していたのですが、参加者からは「来年も是非」と要請されました。
会場まで散策して「清流や里山を眺める部屋」での会合や「土地の物での食事」もエコツーリズムになるのではないかと思うのですが、どうでしょうか? 今回の会場になった「武末」以外にも、入間川や高麗川沿いで眺めの良い料理屋さんは飯能にはたくさんあると思います。
2006-05-05 Fri
明日(5/6)は、
「飯能名栗エコツーリズム・春のお散歩マーケット」です。昨年の「秋のお散歩マーケット」が楽しかったので、今回も夫婦で行く予定です。どうやらお天気も良さそうです。
お土産に
摘みたて野菜と
温もりを
山里の
お散歩マーケット (飯能市・倉田モコ)
上記は、「エコツーリズムの五行歌コンテスト2006」で「観光賞」を受賞した五行歌です。同じ市内でこのような楽しみ方ができるのも「飯能ならでは」のことですね。
山里の集落に点在する個人の家を巡って、その家の人たちと言葉を交わし、その人たちの手作りの土地のモノを食べ、畑や庭先で採れたモノを買って帰ることができる「お散歩マーケット」は、街中でのフリーマーケットでは味わえない情緒があります。
山里の
廃校にある
銀杏の大木は
語る
人よ集えと (千葉市・かおる)
同じ「エコツーリズムの五行歌コンテスト2006」で「里地里山賞」を受賞した五行歌です。自然の中に「集える」場所が無数に有り、老若男女が共に「集える」イベントが多数企画されている飯能のエコツーリズム事業はまだまだ続きます。
どんな音楽も
いらない
ただ
清流の
せせらぎがあれば (横浜市・村上智香)
これは「清流賞」を受賞した作品です。これから「せせらぎが心地好い季節」ですね。
この「エコツーリズムの五行歌コンテスト」は[2007]を実施する予定です。残念ながら私は主催者の一人なので応募することはできません。
主催者の一人としては、応募作品の中の優秀作を「一首一枚」のカードにしたり、「一覧表」にして、次回の「お散歩マーケット」や、その他のエコツーリズム事業」の参加者の方々に配布できればいいなぁと考えています。
「飯能名栗エコツーリズム・春のお散歩マーケット」です。昨年の「秋のお散歩マーケット」が楽しかったので、今回も夫婦で行く予定です。どうやらお天気も良さそうです。
お土産に
摘みたて野菜と
温もりを
山里の
お散歩マーケット (飯能市・倉田モコ)
上記は、「エコツーリズムの五行歌コンテスト2006」で「観光賞」を受賞した五行歌です。同じ市内でこのような楽しみ方ができるのも「飯能ならでは」のことですね。
山里の集落に点在する個人の家を巡って、その家の人たちと言葉を交わし、その人たちの手作りの土地のモノを食べ、畑や庭先で採れたモノを買って帰ることができる「お散歩マーケット」は、街中でのフリーマーケットでは味わえない情緒があります。
山里の
廃校にある
銀杏の大木は
語る
人よ集えと (千葉市・かおる)
同じ「エコツーリズムの五行歌コンテスト2006」で「里地里山賞」を受賞した五行歌です。自然の中に「集える」場所が無数に有り、老若男女が共に「集える」イベントが多数企画されている飯能のエコツーリズム事業はまだまだ続きます。
どんな音楽も
いらない
ただ
清流の
せせらぎがあれば (横浜市・村上智香)
これは「清流賞」を受賞した作品です。これから「せせらぎが心地好い季節」ですね。
この「エコツーリズムの五行歌コンテスト」は[2007]を実施する予定です。残念ながら私は主催者の一人なので応募することはできません。
主催者の一人としては、応募作品の中の優秀作を「一首一枚」のカードにしたり、「一覧表」にして、次回の「お散歩マーケット」や、その他のエコツーリズム事業」の参加者の方々に配布できればいいなぁと考えています。