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◆飯能五行歌会の試み・01◆                                 学校の先生のための五行歌「創作指導」講座
この〈飯能五行歌会の試み〉というCATEGORIES(カテゴリー)では、五行歌サークルとしての飯能五行歌会の紹介だけではなく、この飯能で五行歌を楽しむ人が増えていくための試みを現在進行形で書いていきます。

この〈飯能五行歌会の試み〉第01回で書きたいことは、1月27日(金)に中央公民館で開催する「五行歌創作指導講座(word文書)のことです。学校の先生を対象に「心を育てる五行歌を生徒指導に活かしてみませんか?という狙いで開催します。

 昨年、群馬県高崎市にある高崎中部名店街という商店街振興組合が「子ども五行歌」を全国から公募しました。そして、その入選作品を一首ずつ大きなの幟旗に染め抜いて商店街の街路灯に一斉に掲げたのです。さらに『子どもたちの五行歌』という歌集にして出版しました。

 飯能でも、このようなイベントをやってみたいと思ったのです。「全国公募でなくてもいい」「飯能市内の小中学生、高校生に五行歌の愉しさを知って欲しい」「子供たちの全作品を飯能銀座通り商店街の各店舗の軒先に掲示してみたい」と思ったのです。

 子どもたちが五行歌を創り始めるようになる最適なきっかけは「学校で五行歌作りに取り組んでもらう」ことです。そこで、まず学校の先生たちに「五行歌の面白さ」「生徒に五行歌を書かせる効用」などを知ってもらうために、この「五行歌創作指導講座」を企画したわけです。

 この講座をPRするために昨年末の終業式直前に、飯能五行歌会のメンバー3人で手分けして市内の全中学校を訪問して、校長や教頭に直接チラシを手渡してきました。五行歌を知っている先生もいれば、まったく知らないという先生もいました。俳句や短歌と比較したら知名度や理解度はそれらの数%も無いのが現実です。

 私自身は、5年前にこの五行歌と出会った時の感激をいまだに覚えています。俳句や短歌に親しもうと自分を強いたことがあったのですが、「字数制限」や「普段まったく使用しない文語を使う」ということがどうしてもなじめずにいたのです。それが、この「五行で書く」「文語は使わない」という以外に制約の無い五行歌を知ったとき、「これだ!」「これこそが求めていたスタイルだ!」と思ったのです。

 果たして、当日何人の先生方か参加されるかまったく予想がつきません。

| 小久保 達 | 00:10 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::飯能五行歌会の試み |
◆「足下で起業」相談所・01◆きょうの相談者・入間市の定年退職者Aさん                        「オリジナルの机を造る」ビジネスを目指しているのですが・・・・・
 この〈「足下で起業」相談所〉というCATEGORIES(カテゴリー)では、飯能や日高、入間、青梅などで起業したいという人の相談に乗ってきたことを書いていきます。そして、その数々の事例を通して「起業して成功する人と失敗する人の違い」や「その分岐点となるポイント」なども書いていきます。実は、これが21年間続けている私の本業なのです。

 このカテゴリーのタイトルを「足下で起業」としたのは、「自分の足下で起業する」というのが重要な成功要因の一つだからです。何が「自分の足下」なのでしょうか? それは下記の4つなのです。
   ?自分がいま働いている分野で起業する
   ?自分が長年続けて経験を積み重ねてきた仕事で起業する
   ?自分が「好き」で「得意とする」ことで起業する
   ?自分がいま住んでいる(生まれ育った)場所で起業する

 逆に言えば、失敗例の多くが「自分の足下ではない分野」で起業したことに起因しているということなのです。「あのビジネスは儲かりそうだ!」「これからはこういう分野が有望だ!」と思っても、そのビジネスが「自分の足下ではない」人が起業しても殆どは失敗してしまうのです。

 この〈「足下で起業」相談所〉の第01回で書きたいことは、今日(1/25)拙宅の隣の中央公民館で会って相談に乗った入間市のAさんのことです。もちろん、このBlogに書くことはAさん本人の了解を得ています。

 その入間市のAさんとは今日が初対面です。二日前(1/23)全く面識の無いAさんからのメールが入ったのです。なぜ、Aさんは見ず知らずの私に相談メールを送信してきたのでしょうか? 下記はそのメールの一部です。

   小久保達様
  はじめまして入間市のAと申します。(中略) 「 飯能 創業 」で検索したところ、小久保様のホームページを見つけました。沢山発信されていてそのエネルギーに驚きました。(中略)メールをした次第です。

 
 私も試しに「飯能 創業」でインターネット検索をしてみたら上位から3番目に「小久保達.com」が表示されました。私は「岐阜大学・起業準備講座web版」というサイトも開設しているので、そこから未知の人からの相談メールが来ることが多いのです。そのサイトで「事前自己チェック」に進むと、最後は私のところを「相談メール」を送信できるようになっているからです。

 私は昨年早期に定年退職しました。森林経済を元気にして、CO2を削減したいということを以前から考えてまして、森林の現場を知りたくて(中略)・・・。色々検討したのち早速、昨夏から西川材を使った商品の企画とデザインを始め、事業計画や試作・特許出願など現在しております。

 メールをここまで読んで、私は「Aさんに会ってもいいな」と思いました。なぜなら、Aさんは「起業に成功するための関門」の第一段階をクリアーしているからです。

 私は各地の商工会議所が主催している創業塾が全国でスタートした7年前から講師を担当してきています。その経験から言える「創業の実情」の一つは「起業したいという人の中で実際に起業する人は極めて少ない」(100人中2〜3人)ということです。

 では、「始めたい」と思っているのに「始める」ことのできる人が少ないのはなぜでしょうか? その理由は簡単なことです。下記の5つしかありません。
   ?「起業したい」と言っていながらビジネス分野を定められない
   ?分野を定めてもそこでの具体的なプランを描けない
   ?プランを言えても事業計画書を作成できない
   ?事業計画書を作成しても最低限の資金を調達できない
   ?資金があっても「成功する自信が無いから」と始めない

 このAさんは、???をクリアーしていました。私がAさんに「すぐに会わなければ」と思ったのは、「始めた人の半分は1年も続かない」「5年もすれば1割も生き残っていない」ということも意外に知られていない「創業の実態」だからなのです。

 ところがAさんのメールの続きには

 事業計画については飯能市で創業を前提に飯能市の創業支援セミナーに参加させてもらいました。(中略)本題ですが、創業の場所について飯能市にお詳しい小久保様にお会いしてご相談する機会を頂ければ幸いです。
実は幾つか歩き回った感じでは○○にある□□をお借りできないかと思っています。以上、唐突で勝手なメールで恐縮ですが宜しくご検討お願い申し上げます。


と書かれていました。ここまで読んで、私は「できるだけ早くAさんに会わなければ」と思ったのです。

 なぜなら、この文章の中に「Aさんは始められる人だが、続けられない人かもしれない」という若干の失敗要因が感じられたからなのです。

 せっかく「始める」ことができたのに「続ける」ことができない人が多いのはなぜでしょうか?
 
 その理由は簡単なことです。それは下記の5つに集約されます。
    ?お客を獲得することができない
    ?お客を獲得しても充分な売り上げを確保できない
    ?売り上げがあっても期待しただけの利益が出ない
    ?苦しくなると、他の「儲かりそうなビジネス」に手を出す
    ?最後は「起業したこと自体を後悔」して自分から投げ出す
 (なぜそうなってしまうのかという原因は別の機会02か03で説明します)

 Aさんが内包しているかもしれない失敗要因とは「?と?がゼロのときから工夫すれば使わなくても済む不要な出費をしようとしている」ことなのです。

 ビジネスの原点は「自分のお客を獲得する」ことです。そのお客の求めているものを提供して代金を頂くことです。昔は、そのために開業する前から「商品の製造や仕入れ」「製造や販売の拠点」を確保するために多額の資金を必要としていました。

 しかし、インターネットの時代になって、殆どのビジネスでそれらの「開業準備資金」が不要になったのです。?の「お客を獲得する」ために、「ビジネスの内容を理解してもらう」「見込み客を作る」ところまでは一円もかからなくなったのです。HPやBlogを開設して充実させることは自宅でできることだからです。「見栄」や「甘え」から場所を別途に確保するのは無駄な経費なのです。

 私がAさんに早急に会おうと思ったのは、Aさんが始めようとしているビジネスがHPやBlogを開設し運営を工夫するだけで?が可能なビジネスなのかどうか、を確認したかったからなのです。

 今日(1/25)は、中央公民館のロビーで14:00〜17:00までじっくり相談に応じることができました。結論は、Blogで先行できるビジネス分野であることが私には確信できました。むしろ、そうして始めたほうが優位に「始められる」そして「続けられる」ことをAさんに理解してもらいました。

 きょうの相談では、Aさんがこれからやるべき「最優先の課題」を下記の4つに絞り込むことができました。それを本当に実行するかどうかはAさん次第です。

 ?始めようとするビジネス分野でとにかくBlogを立ち上げること
 ?注目されるBlogになるために「Aさんの最大の特徴」を際だたせること
 ?Blogの内容だけで、自分を「専門家」と分からせるようにすること
 ?アクセス増のためには「著書を出版する」つもりで書き込みを深めること

 Aさんが始めようとする分野は「木工」の分野です。その分野で起業しようとする人は飯能や入間に限らず増えています。「始める」のは簡単です。しかし「続けられる」人が少ないのです。そういう人たちの中でもAさんが自分を差別化できることは「アイデア豊富な机」に絞り込んだことです。「椅子」の専門家は大勢いますが「机」の専門家はまだまだ少数だからです。

 Aさんが「机」の専門家として「飯が喰える」ようになるかどうかは、やってみなければその答えは出ません。「やってみなければ分からないこと」をやるのに必要なのは「始める勇気」だけです。資金の多少やメーケティングなどではありません。Aさんには、その勇気もあるようでした。

 専門家として社会に認知されるには「あの人は○○分野の専門家だ」と納得してもらうことが不可欠です。「その分野の専門家」として認知されるために、最低限、必要なのが自分のBlogなのです。「その分野に興味のある人の方からアクセスしてくれるだけの内容を持った」Blogなのです。

 起業で成功するためのステップに難しいところはありません。下記の「成功への階段」を一歩一歩着実に登っていくことなのです。
    ?まず自分にとって最適なビジネスを定める
    ?とにかく資金をかけずにできることから始めてしまう
    ?始めたらどんなに苦しくても諦めずに続ける
    ?目先の「金儲け」よりも「自分の成長」を優先していく
    ?「いつか必ず自分は成功するんだ」と自分自身を信じる
     (自分が自分を信じられることを“自信”というのです)

 これからAさんがどうなっていくかは、AさんのBlogが立ち上がるのを待ちたいと思います。開設したら、みんなで応援してあげて下さい。飯能・入間という「足下で起業する」人なのです。

| 小久保 達 | 23:48 | comments (1) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::「自分の足下で起業」相談所 |
◆飯能五行歌会の試み・02◆                                    今夜の「五行歌創作指導講座」の出席者は8人でした。
 1/22のBlogで告知させてもらった「五行歌創作指導講座」が終わり、会場の中央公民館から自宅に戻っていまこのBlogを書き上げました。

 今日の五行歌講座の狙いは、小中高校の先生たちを対象に「子供たちの心を育てる五行歌を生徒指導に活かしてみませんか」というものでした。1/22のBlogにも書きましたが、飯能市内の子どもたちにも「五行歌作り」の楽しさや効果を体験してもらうには、まず学校の先生たちに「五行歌の良さ」を知ってもらわねばと思っています。

 子どもたちに五行歌を書いて欲しいと思っている理由は沢山あります。例えば下記のようなこともその理由の一部です。

?短歌や俳句、川柳と比較すると、制約が少なく自由度が高いため、自分の思いや感情、意志をそのまま素直に表すことができる。
?「五行歌にしてみよう」という意識を持つと、自分の周囲を観察する注意力、想像力がつくようになる。
?自分の「考えたこと」「感じたこと」を自分なりにまとめて、自分の言葉で簡潔に的確に表現するという修練ができる。
?自分の考えの変化、進歩を意識するようになり、自分自身を作っていくということを自覚するようになる。

 だから、初めての子どもたちでも驚くような傑作を作れるようになるのです。
 
 きょうの講座で講師の草壁焔太先生(五行歌の会主宰)が「子どもが作った五行歌」として紹介した作品をここでも紹介させて下さい。

    おかあさん
    ガミガミ
    おばあちゃん
    ブツブツ
    ふりかけみたい      中邨公子 7才

    「べんきょうしなさい」
    「しゅくだいしなさい」
    「おてつだいしなさい」
    おかあさん
    「しずかにしなさい」    きのうちしゅん 8才

    冬の日は犬があたたかい
    ギュッとすると
    ストレスかいしょう
    うちの犬は
    いやし系もうふ       岩坪春香 小4

    心は 
    自転車のライトみたいだ
    自分で漕がないと
    けっして
    光ってはくれない      佐俣未来 小5

    最近の
    お母さん同士の
    あいさつは
    いつでもどこでも
    アニョハセヨ        岩本涼馬  小6


 どうでしょうか? この5首だけでも短歌や俳句、川柳とは違う表現方法の特徴を理解して頂けるのではないでしょうか。

 きょうの「五行歌創作指導講座」に学校の先生方に出席して頂くために、市内のすべての中学校を訪問してPRチラシを先生方に配布してもらいました。嬉しいことに25日の文化新聞、26日の朝日新聞西埼玉版が紹介記事を書いてくれました。

 しかし、それらを見て、問い合わせや申込みの電話があったのは1件だけだったのです。これだけ五行歌はまだまだ知られていないのです。おそらく短歌人口や俳句人口と比べたら1/100も無いでしょう。五行歌の広がりはこれからです。

 きょうの講座に初めて来てくれた方は3人ですが、みなさん、五行歌作りには興味と意欲を持って頂けたようです。元図書館長と元教員の方は「五行歌はまったく初めて」ということでしたが、もう一人の女性は、朝日新聞や読売新聞の五行歌欄に何度も投稿作品が掲載されていた方で、新聞の五行歌欄の選者もされている草壁焔太先生はその方のお名前をご存知でした。

 今回は、当初の目的だった飯能市内の学校の先生方の出席はありませんでしたが、また今日のような主旨の五行歌講座を開催したいと思っています。

 このカテゴリーのタイトルを<飯能五行歌会の試み>と、あえて「試み」という言葉を入れたのは、これからも五行歌普及のために様々な企画を飯能市内で試みてみたいからです。「期待した成果がすぐには得られなくても挫けずに何度でも挑戦していく」という意味を込めています。

 飯能市内の小中高生が五行歌を作るようになったら作品コンクールを実施したいと思っています。入選作品の歌集を作ったら、さらに五行歌が親しまれていくでしょう。

 高崎市では「子どもの五行歌」を幟旗に染めて商店街に掲げましたが、飯能では絵馬のような板に五行歌作品を一首ずつ書いて街中の至る所に掲げたいと願っています。全国から募集した「子どもの五行歌」作品を1万首も市内に掲示したら、それだけでも多くの人たちが飯能市にそれらを見にくるようになるのではないでしょうか。街中ではなく、里山の木々に吊すのもいいですよね!? いまはそんなことを「夢想」しています。

| 小久保 達 | 23:24 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::飯能五行歌会の試み |
◆「足下で起業」相談所・02〉◆きょうの相談者・Uターン希望のBさん           一級建築士として早く「独立」したいと焦るのですが・・・・ 
 きょう(2/11)相談にみえて中央公民館で会った関西在住のBさん(38才)は、昨年9月に私が担当した中小企業大学校東京校の「新規創業支援研修」の受講生です。(私の2/9の書き込みに2/11付けでコメントを書いてくれたyamoさんもその時の受講生です)

 Bさんが関西からわざわざ東京のセミナーを受講したのは実家が飯能市内にあるからです。きょう中央公民館で会えたのは、Bさんが週末を利用して飯能市内の実家に帰省したからです。そのBさんが2/6にメールをくれました。下記はそのメールの一部です。
(このBlogに書くことは当然Bさんの了解を得ています)

 9月にお会いした後、自問自答の日々がつずき現在は起業したいと考えています。が不安の方が多く次に進めないのでは?と思う事も多分にあります。これについては、お会いしてお話しが出来たら幸いです。

 この〈「足下で起業」相談所〉という項目タイトルの第01回では、「自分の足下で起業するのが重要な成功要因の一つだ」ということを書きました。

 Bさんは、社会人になってから一貫して建築関係の会社に勤めていて、そろそろ一級建築士として独立したいと考えているのですから、まさに「自分の足下」の分野で起業しようとしているわけです。

 しかし、「自分の足下」の仕事で起業しようとしているのに、それでも不安なのは「自分が手がけたいビジネス」が「具体的になっていない」からです。そして、ビジネスプランが具体的にならないのは「自分のお客が明確になっていない」からなのです。

 Bさんは、「個人住宅の設計」を専門にやっていきたいと考えています。初めてマイホームを建てる人の相談に乗りながら最適な住宅を安く建ててあげたい、と思っています。たしかに「自宅を建て売り住宅ではなく、注文住宅で建てたい」という人は昔から、いまも、そして将来もたくさん存在するでしょう。ビジネスとしては確立されている分野です。

 でも、「お客さんが確実に存在する」からといって、その人たちがBさんに自宅の設計を依頼することは絶対にありません。なぜなら、Bさんは、「マイホームを注文住宅で建てたいという人たち」にまったく知られていないからです。

 たしかに、Bさんは社会人になって15年も一級建築士として仕事ができたでしょう。しかし、それは「建設会社の組織のなかで、設計の仕事を担当していた」だけなのです。それだけでは「その道の専門家」と独立して飯を食っていくことはできないのです。

 一級建築士という信頼される国家資格を持っているのですから、会社を辞めて、建築設計事務所を設立して「社長」になることは簡単です。しかし、それですぐに仕事が来るということはありません。

 そもそも「資格」というものは、弁護士でも税理士でも、医師でも教員でも、司法書士でも行政書士でも「雇用されて働くには有利な資格」ですが、自分で独立したからといって、「その資格で食べていける」というものではないのです。これが「人に誇れる資格」を持っている人が陥る「落とし穴」で、昔から指摘されていることです。

 資格を頼りに脱サラした人にできることは、昔のコネで「下請け」仕事を安い金額で請け負うことだけでしょう。サラリーマン時代よりも長時間働いて、それでいて、サラリーマン時代よりも低い所得しか得られないのですから、殆どの脱サラが「続けられない」ことになってしまうのです。
 
 私が、きょうBさんにアドバイスできたのは下記の3点です。

?多数の設計事務所の中で「この分野は誰にも負けない」とか「この分野に強いのは日本では私しかいない」という、自分の専門分野を確立すること

 現在、建築家の中では、木造住宅、しかも、その家を建てる地域で育った木で造ることが着目されています。飯能市内では、早い時期から創夢舎吉野勲さんをはじめとして何人かの「先人」がすでに活躍しています。だからといって、その先人の建築家たちと同じことをやっても今からではBさんはいつまでも「その他大勢の一人」でしかありません。

 たとえBさんが、この分野で10年経験を積み重ねても、その10年の間にも先人達は更に「その先を行く」のですから、いま、この分野の専門家を目指しても、注文住宅を建てたい人たちは、「先人の専門家」に発注するのであって、無名で実績のまったく無いBさんに仕事に仕事が回ってくるのは、その「下請け仕事」だけでしょう。

 幸いなことに、Bさんは「木造住宅の経験は少ない」から「木造ということにはこだわらない」ということでした。では、どのような「分野」を専門にしていけばいいのでしょうか?


私はBさんに一つの例として
?「店舗併用住宅の専門家になる」というのはどうか? と提示してみました。

 いまGoogleで「店舗併用住宅」を検索すると35万件表示されます。ここからさらに専門分野を絞り込む必要があります。

 私はBさんに「自宅で起業したい定年退職者」に絞り込むのはどうか、と提示してみました。上記のGoogle検索結果をさらに「定年退職」でAND検索をかけてみると今度は13500件に絞り込まれます。さらに「起業」でAND検索をかけてみると565件にまで絞り込まれます。

 第01回でも書いたように、せっかく起業しても半数は1年も続けられないのが実態です。それは、「自分の足下」以外のビジネスで起業してしまうからです。賃貸用の「店舗併用住宅」ならともかく、自宅を「店舗併用住宅」にする人にとっては、住宅の設計施工と同時に「失敗しないビジネスで起業すること」も重要な課題なのです。店舗併用住宅を建てる前に「自分が始めるビジネス」の検討のほうが優先しなければならない課題なのです。

 大手の住宅販売会社は、「店舗併用住宅」を売りさえすれば(建てさえすれば)それで商売は完了します。入居者が数年後に、その店舗併用住宅で始めた商売で成功しようが失敗しようが関係ありません。

 いま、多くの定年退職者が、自宅を店舗併用住宅にしたのはいいが、肝心のその商売で失敗して、自宅を失ったり、離婚したりする羽目に陥っています。団塊の世代が退職するようになると、その「隠れた悲劇」はさらに増えていくことが予想されています。

 Bさんが、この「定年退職者に絞り込んだ店舗併用住宅の設計施工の受託」を自分の専門分野にするかどうかは、Bさん自身が決めることです。

 「定年退職」とか「団塊の世代」は、私(小久保)にとっては「自分の足下」ですが、38才のBさんにとっては「自分の足下」ではありません。

 しかし、Bさんがいまの会社を辞めて独立する時は、飯能市に戻って、実家を店舗併用住宅に建て替えるようになるかもしれません。そうなると「店舗併用住宅」はBさん自身の「足下」のことになります。

「店舗併用住宅」にも、自分の切実な課題として取り組めば、いままで気づかなかった「隙間」を見つけ出し、「新しいチャンス」を生み出せるかもしれません。

 自分の専門分野を「まだあまり着目されていない分野」「知られていない分野」に定めたら、それからどうすればいいのでしょうか?

私がBさんにアドバイスした3点目は下記のようなことでした。

?その専門分野に特化したBlogかサイトを開設してしまうこと

 このアドバイスは、第01回で紹介した、定年退職後の起業を考えている入間市のAさんへのアドバイスと同じです。

 インターネットの最大の利点は、Bさんがある専門分野(例えば店舗併用住宅)のサイトを立ち上げれば、その専門分野に興味ある人のほうからBさんのサイトを検索で探し出して見てくれるのです。

 もちろん、それには下記の条件を満たす必要があります。

   1.検索されたら上位に表示されること
   2.アクセスした人が期待していた以上の内容であること
   3.何度もアクセスしたくなるほど頻繁に更新されていること
   4.運営者(Bさん)が「この人は信用できる」と思われること
   5.質問、相談のメールを出してみたくなる内容であること

どのような分野でも、専門家として認知されなければ、その分野で食べていくことはできません。

 Bさんは、これから、自分の新しい専門分野を確立しなければならないのですから、初期段階から完成した内容を求められるホームページよりも、日々の成長の進捗を語れる形式になっているBlogのほうが有利でしょう。

 なぜなら「専門家のBlog」は簡単には始められませんが、「専門家を目指すBlog」なら明日からでも始められるからです。

私がBさんにアドバイスした4点目は下記のようなことでした。

?自分のBlogで、その分野の専門家として認知されるまでは脱サラしてはならない。経験を積むために転職したい会社があるなら、多少の収入減になってもそこに転職したほうがいい) 

 もし、Bさんが「起業を応援する店舗併用住宅の設計施工」の「専門家を目指すBlog」を立ち上げて、アクセス数が上がるようになっても、店舗併用住宅を建てたいという人から何件もの「受注」を獲得できるようになるまでは、絶対に脱サラしないほうが懸命なのです。

 専門家として認知されたか否かの判断基準の一つに「著書を出す」ことがあります。Blogが有利な点は、人気Blogには種々の出版社から「あなたのBlogを本にしたい」という打診がくることです。

 インターネットが出現する前は、無名の人は自分から出版社に売り込まなければ著書を出版することはできなかったのですが、Blogの出現によって、自分の著書を、自費出版なんかではなく、有力な出版社から出版できるようになるチャンスが誰にでも広がったのです。

| 小久保 達 | 22:52 | comments (3) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::「自分の足下で起業」相談所 |
◆有望若手応援寄席・01◆                                                  地域寄席として定着させたいから赤字でも続けています             
 この〈有望若手応援寄席〉という項目タイトルでは、私も主催者になっている「有望若手応援寄席・飯能」のことを書いていきます。その第01回で書きたいことは「地域寄席として定着させたいから続けている」ということです。

 昨日(2/26)は、5年前から毎月開催している「有望若手応援寄席・飯能」の第63回がありました。出演した柳家三三の独演会としては21回目(下記の写真はその風景)。私たち世話人がこの地域寄席を始めた主旨は専用サイトに開催してあるのでここでは省略します。

 西武沿線には地域寄席を開催している所がけっこうあります。中でも川越の「蔵造り落語会」は20年も続いて「地域寄席の代表的な存在」として全国の地域寄席主催者には知られています。

 どこの地域寄席も、最初はその地域の落語好きが始めます。「好きな落語家さんを招いて、その人の噺をたっぷり聴いて、終わったら一緒に呑む」ということを楽しみにしています。その地域寄席には大きく分けて<出演する噺家を限定しているタイプ>と<噺家を限定しないタイプ>の二つがあります。

<出演する噺家を限定しているタイプ>
毎回、主催者が好きな特定の噺家だけを出演させます。「(主催者の)私が好きな○○さんをご近所のみなさんも好きになって下さい」という主旨で続けられています。

<出演する噺家を限定しないくタイプ>
特定の噺家に偏らず、毎回異なった噺家を出演させています。「できるだけ多くの落語家の噺を聴こう」という主旨で続けられています。

 飯能で続けられている「有望若手応援寄席」は前者の<出演する噺家を限定しているタイプ>です。古今亭菊之丞、柳家三三、春風亭朝之助、三遊亭好二郎の将来の成長が楽しみな若手4人を毎月代わり番こに招いています

 毎回、本当に当人しか出演しない独演会ですのでじっくりたっぷりその人の落語を聴いてもらっています。たった一人で飽きさせずに1時間半前後の時間お客さんを楽しませるのは、それなりの力量の有る噺家でなければできません。飯能に来てもらっている4人はそれだけの力量のある人です。「有望若手応援寄席」という名称の「有望若手」とは、そういう意味です。

 実は、有名な落語家さんを呼ぶことは難しくありません。求められる高額の出演料を約束すれば、日程が合う限り、どんな人でもいつでもどこでも来てくれます。しかし、その出演料を捻出するためには、300人とか500人という大きな会場でなければ赤字になってしまいます。自治体や市民会館などが主催する落語会が有名な噺家を呼べるのは広い会場を満席にできるからです。

 その点、「若手の落語家さん」は高額なギャラを要求しません。だから、小さな会場で少人数しか集められない地域寄席では、出演者は必然的に「若手の落語家さん」になります。意外にも彼らは、自分自身の修業のためにも「長い持ち時間」を喜んでくれます。だから一人でたっぷり演じられる独演会の開催が可能なのです。

 私たちの地域寄席を「有望若手応援寄席」という名称にしたのは、「たっぷり演じられる機会を提供する」ことが「若手を応援する」ことになると信じているからです。

 もちろん、芸人さんを「応援する」最大の方法は「高額のギャラ」かもしれません。私たちも、充分な出演料を渡して上げたいのですが、そうすると残念ながら、私たちの微力な集客力では「赤字が増える」だけになってしまうのです。

 現在も、各地で次々に新しい地域寄席が誕生しています。しかし、5、6回続けたところで「力尽きて中断する」地域寄席が少なくありません。『東京かわら版』という演芸情報誌を毎号チェックしているとそれが判ります。続けられない原因の多くは「赤字」と「負担感」です。

 どこの地域寄席も、スタートした当初は「金儲けのためにやっているのではないから収支トントンなら続けていける」と思っています。しかし、集客力の弱い地域寄席はすぐに赤字になってしまいます。有望若手応援寄席のように「出演者一人」でも赤字なのですから、二人、三人が出演している地域寄席の大半は赤字だと思います。

 中には赤字ではないのに止めてしまう地域寄席も少なくありません。主催者が運営に疲れて、継続しなければならないことに「負担」を感じてしまうからです。地域寄席の殆どは、利益を求めて始めたのではないのですから、赤字ではなくても「疲れた」とか「飽きた」とか「苦痛だ」と感じてしまえば、もう続けられないのです。
 
 私たちの有望若手応援寄席でも、スタート前は「収支トントンでも続けよう」とは広言していましたが、内心では「やれば儲かるだろう」と思っていました。

 だから「儲かったら出演料を上げてあげよう」とか「真打ちに昇進する時はお祝儀をはずんであげよう」「着物の一枚でもプレゼントしてあげよう」と思っていたのです。

 しかし、現実は赤字です。開催日によっては数回ほど黒字になったことはありますが、現時点ではかなりの累積赤字(約60万円くらい)を抱えています。それでも続けられているのは、それは「負担感が無い」からです。

 「60回開催して累計60万円の赤字」ということは平均して1回1万円の赤字です。しかし、それは、自分の大好きな若手の落語家さんを地元まで来てもらって、すぐ目の前で噺が聴けて、終了後のお酒にも付き合ってもらえるのですから「中高年のおじさんの遊び」としては充分に満足できるものです。考えてみれば良い意味での「贅沢で幸せな遊び」です。だから続けられるのでしょう。
 
 地域寄席の目的は、主催者によって異なりますが、有望若手応援寄席は「飯能に長年続いている地域寄席が有る」ということを知ってもらうこと、それ自体が目的になっています。

 飯能市に住んでいる全ての人たちに「飯能駅そばの一丁目倶楽部で有望な若手落語家の独演会が毎月開催されている」と知られるようになり、「どんな落語家なのか一度は聴きに行ってみようか・・・」と思ってもらえるようになるにはどうすればいいのか? これが主催している私たちの当面の課題です。

 実は、私が地域サイト『飯能いつどこ情報源』を開設した目的には、この「有望若手応援寄席」をPRすることも含まれていたのです。でも、飯能周辺に住んでいて「落語が好き」という人に、このサイトの存在が知られることもまた困難なことでした。

 地域寄席で最も集客効果の大きいPR方法は、やはり今でも「チラシ」です。私自身も、各地の落語会を聴きに行った時に渡される「落語会のチラシ」を見て、その中から興味を持った落語会を聴きに行っています。そして、またそこで受け取るチラシで、別の落語会に聴き行く、という連鎖反応です。

 だから、飯能で「有望若手応援寄席」を知って貰うのに最も効果的な方法は、市内や飯能の周辺で開催される落語会の会場で私たちのPRチラシを配布させてもらうことなのです。もちろん、有望若手応援寄席でも、求められれば他の落語会のチラシを来場者の方に配布しています。

 ところが、落語会を主催していながら、「他の落語会のチラシ」の配布を認める主催者と、拒否する主催者がいるのです。飯能市民会館はそのどちらでしょうか? それは次の第02回で書くことにします。

| 小久保 達 | 22:23 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::有望若手応援寄席 |
◆有望若手応援寄席・02◆                                          PRチラシを飯能市民会館の来場者全員に渡したいのですが・・・・
 来週の3月26日の第64回「有望若手応援寄席・飯能」は、春風亭朝之助独演会の第21回です。私にとって、この日の楽しみは、2/26の入間市産業文化センターで開催された「いるま二八落語会」で配布してもらった「チラシの効果」を確認することです。

 落語会での集客で最も効果的なPR方法は、近くで開催される落語会の入場者にチラシを手渡すことです。落語会に来場した人なのですから「落語好き」であることが確実だからです。日程さえ会えば、こちらの落語会にも来て貰える可能性が大きいのです。

 とくに、2/26の「いるま二八落語会」では、主催者の入間市産業文化センターが来場者に配布する当日のプログラムに、他のイベント案内チラシと一緒に、私の「有望若手応援寄席・飯能」のチラシも挟み込んでくれたのです。(もちろん、その挟み込み作業には私も参加しました)

 落語に限らず、芝居やコンサートなどの「舞台」イベントは、PRを希望する他のイベント主催者たちのPRチラシをまとめて、来場者に渡すのを慣例としています。芝居のPRチラシは、芝居を観に来たお客さんに渡すのが最も効果的だからです。コンサートのPRチラシも同じです。だから、それぞれがお互いに、自分が主催するイベントでは他の主催者のPRチラシも一緒に配布するのです。

 だから、私も「有望若手応援寄席・寄席」の会場では、頼まれれば他の落語会のチラシも、来場者に渡すようにしています。頼まれなくても、飯能市民会館で開催される落語会のチラシは毎回渡してPRに協力しています。

 しかし、その飯能市民会館での落語会で、来場者に渡すプログラムに「有望若手応援寄席・飯能」のチラシを挟み込むのは毎回断られるのです。ですから、2/26もそうですが、毎回、市民会館の入口で、来場者に手渡しする以外にチラシを届ける方法がありません。

 私は初めて飯能市民会館の入口でPRチラシを配ったのは2001年2月25日の新春落語会の時でした。有望若手応援寄席のチラシを市民会館に入場してくる人に渡すのは、慣れなくて恥ずかしかったことを覚えています。

 しかし、いまでは慣れたものです。来場者にチラシを手渡すコツも判ってきました。チラシを手渡すときに声をかけるタイミングも判ってきました。「若手の落語会やってま〜す」「毎月やってま〜す」と短いフレーズのほうがチラシを受け取ってもらいやすい、ということも判ってきました。

 それでも、300人の来場者に、一人に一枚ずつ手渡していったのですから、渡せなかった人もいるので全部で150枚も配れなかったでしょう。その点、2/26の入間市産業文化センターでは、プログラムに挟み込んでもらったので、来場者全員の450人にチラシが行き渡ったのです。

 だから、そのチラシのPR効果が判る2/26の有望若手応援寄席が待ち遠しいのです。

 飯能市民会館が主催するイベントでは、飯能市が主催するイベント以外のチラシを当日のプログラムなどの配付資料に挟み込むことを拒否しています。「特定のイベントチラシを配布すると市民から不公平だと抗議されるから」ということを、その理由にしています。ほんとうにそうでしょうか? 私は入間市以外には、所沢市のミューズでも落語会の時には有望若手応援寄席のチラシの「挟み込み」をお願いして、いつも配布してもらっています。

 飯能市民会館だけが「市民主催のイベントチラシ」の「挟み込み」を拒否するのは、たぶん、前任者からそのまま踏襲しているだけの「悪しき前例」なのでしょう。こんなことは、館長か施設管理公社の最高責任者が決めさえすれば、すぐにでも改められることです。

 この程度のことは「一円の経費も必要としない」のですから「予算が無い」というのは口実になりません。要は「何が市民のためになるのか?」「何をすることが市民会館の役割なのか?」を考えれば、すぐにでも実行できることではないでしょうか。

| 小久保 達 | 08:55 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::有望若手応援寄席 |
◆「飯能どうする研究所」とは?・04◆                                          項目タイトルを「大分類-中分類」の二層構造にしてみました。
 当Blogの左列・最上段にある<当ブログの項目タイトル>(他のBlogではカテゴリー)をやっと「二層構造」にすることができました。

 項目が30を越すようになると、各項目の関係が分からなくなってしまいます。そこで、従来あった32ヶの項目を、下記のような10の分野に分類してみました。

    <緊急を要する課題>計4項目・11件
    <飯能の将来構想>計6項目・18件
    <今の市長への要望>計7項目・16件
    <次の市長への要望>計2項目・6件
    <市会議員への要望>計1項目・2件
    <市職員への要望>計2項目・4件
    <いまの飯能を楽しむ>計6項目・15件
    <地域内のサイトについて>計4項目・9件
    <小久保の地域活動>計4項目・9件
    <その他の項目>計2項目・2件

このBlogn(ぶろぐん)というBlogの良さは、上記のように項目タイトル(カテゴリー)を「大分類-中分類」のように二層構造にできることです。


| 小久保 達 | 13:15 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::Blog飯能どうする研究所 |
▲小久保の地域活動▲ ⇒ 【公民館の講座】No.1                                                五行歌の講座を開設したいだけなのに・・・・・
 きょう午後、中央公民館の事務室に行ってきました。

 中央公民館広報誌『あっさらし』の最新号(7/15付け)に載っていた「公民館講座を企画運営してみませんか」という「お知らせ」を読んだからです。そこには下記のようなことが書かれていました。

      「こんな講座があるといいな」
      「こんな講座をやってみたいな」
      「こんな講座をみんなに知ってもらいたいな」
 公民館講座をみなさんで、企画から運営まで行ってみませんか? 企画運営に興味がある方を募集します。日ごろ、みなさんが思っていること、感じていることを講座にしてみましょう。中央公民館担当職員がサポートします。


 これを読んで、「五行歌の講座が中央公民館で開講されたらいいなぁ」と思ったのです。私が5年前から参加している飯能五行歌会は、まだまだ飯能市民には認知されていません。そこで、中央公民館で開催するようになれば、「広報はんのう」にも載せて貰えて、少しは知られるようになるかもしれない、と期待したのです。

 担当職員は不在でしたが、他の職員の説明によると、どうも「企画会議に出席して、色々な企画を考え出し、それを分担して運営を担当することが主旨」なのだそうです。

 そういうことであれば、「五行歌講座」以外にも開催して欲しい科目がまだ沢山あります。あまり「出しゃばり過ぎず」「自案を押しつけず」「周囲の賛同を得られる案」だけを推進していければ思います。

 私がいま望んでいる講座は下記のようなものです。

  「五行歌入門講座」(講師は飯能五行歌会代表の菊江寛さん)
  「中高年の地域デビュー講座」(自宅に居ることが多くなった人を対象)
  「テラスガーデニング講座」(場所をテラスに限定した園芸講座)
  「男のための和服着こなし講座」(講師は市内の呉服屋店主)
  「Blogの始め方・続け方講座」(講師は市内の経験豊富な人)
  「無駄な失敗をしないための起業準備講座」(私の専門分野ですが・・)
  「デジカメ初級講座」 など

 
| 小久保 達 | 23:34 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::公民館の講座 |
▲小久保の地域活動▲ ⇒【「飯能どうする研究所」とは?】No.6                                                   当Blogのアクセス数が、いま「10,000」を超えました!
 このBlog「飯能どうする研究所」を今年の01/01からスタートさせましたが、いま、アクセス数が10,000を超えました。書き込み件数は、きょうのこの投稿で計137件です。

 1/1から数えて 206日目 でした。だから「一日平均は48件」ということになります。

 私は、自分が運営しているサイトの「日々のアクセスカウンター」を確認することが大好きです(貯金通帳を眺めるよりも!)。「一日のアクセス数」で、いままでの最高は「99件(5/9)」、最低は「13件(1/9)」でした。

 きょうのアクセスカウンター数値は、この時刻にしてはいつもより多いので、もしかしたら、「初めて一日100件を超えた日」になるかもしれません。

 先月までは「月間の書き込み数は月の日数以内」でしたが、7月からは「日数以上に書き込んでいく」ことにしています。書きたいことが多すぎて、「一日一件」ではペースが遅いと思うようになったからです。

 半年続けてきて、ようやく「Blogの書き込み方」が少し判ってきたような気がしてきました。 しかし、まだ「トラックバック」がよく理解できていません。

 最近「迷惑書込」 が急に増えてきました。「コメント」は「いままでの総計が10件」なのに、「トラックバック」は「一日に40~60件」もあります。見つけ次第、削除していますが、またすぐに、書き込まれてしまいます。きょうはなんと、「111件」も書き込まれていました。

 もちろん、「管理者機能」に 「アクセス制限」 という機能はあるのですが、どうやら「制限が有効なIP」と「制限が効かないIP」が有るような気がしています。




| 小久保 達 | 09:37 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::Blog飯能どうする研究所 |
▲小久保の地域活動▲ ⇒【公民館の講座】No2.                                                      「講座の企画」は、とりあえず4人でスタートしました。
 きょう(8/30)は、 〈公民館の講座〉No.1(7/18)で書いた「中央公民館で開催する講座の企画運営をしてみみませんか」という呼びかけに応じた人たちが初めて顔合わせをしました。

 中央公民館からは「会合の日時」が記されたハガキが届いただけなので、いったい何人の応募者がいたのか、まったく知らされてはいませんでした。それでも<10人くらいの出席者>を想定していました。

 しかも、「平日午後の開催」ですから、会場に着く前は、「参加者の大部分が女性ではないか?」「もしかしたら、男性は私一人ではないか?」とさえ思っていました。

 ところが、会場の中央公民館に着いたらオドロキ! 市民の出席者はわずか4人。しかも、予想に反して、男性3人(70代・60代・50代)・女性(40代)1人でした。

 最初に、中央公民館の職員のAさんから、今回の「募集」の目的を説明されました。

 それによると、「公民館が主催事業として開催する講座の企画を市民から募り、市民と公民館が協力して運営する」ということは、飯能市としては、「初めての試み」なのだそうです。

 これが私には意外でした。そんなことは昔から実施されているものと思っていたからです。

 とにかく、簡単な自己紹介の後は、さっそく、各人が考えてきた「講座のプラン」を披瀝することにしました。

 今回の「募集」に応募するような人は、もともと「こういう講座を開催したい」「開催して欲しい」という要望が有るからです。

 私も、前回のBlog(7/18)で書いた「講座プラン」の中から、
五行歌入門講座」と、小中高校生のための「目指せ!落語家への道」講座、中高年のための「失敗しないための起業講座」の3つを提案してみました。

 次回の会合は9/20(水)14:00~16:00に決まりました。

 それまでの<宿題>として、各人が、自分のやりたい講座を<PRチラシ>の形式にまとめてくることになりました。

 なぜなら、各種の講座」で受講生を集める重要な要素は<PRチラシ>だからです。人は、「チラシを見て受講するか?どうか?」を判断します。だからこそ、講座の狙いも、魅力も、事務的な記載事項も、すべて<一枚のPRチラシ>に凝縮されていなければなりません。

 それにしても、「委員」が4人では少なすぎるので、9/20(水)には、「もっと多くの人に参加してもらおう」ということになりました。

 当Blogを読んで、「中央公民館で開催する講座の企画運営」に興味を抱いた人は、一度、中央公民館に問い合わせてみて下さい。


| 小久保 達 | 23:50 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::公民館の講座 |
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  • ★2017年7月の市長選★ ⇒【現職と新人の出馬動向】No.11       前県議の和田さんはブログで「共産党の候補者擁立は、笑止千万、究極のパフォーマンス!」と断定しているのですが・・・・。
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