2006-02-27 Mon
この〈有望若手応援寄席〉という項目タイトルでは、私も主催者になっている「有望若手応援寄席・飯能」のことを書いていきます。その第01回で書きたいことは「地域寄席として定着させたいから続けている」ということです。
昨日(2/26)は、5年前から毎月開催している「有望若手応援寄席・飯能」の第63回がありました。出演した柳家三三の独演会としては21回目(下記の写真はその風景)。私たち世話人がこの地域寄席を始めた主旨は専用サイトに開催してあるのでここでは省略します。
西武沿線には地域寄席を開催している所がけっこうあります。中でも川越の「蔵造り落語会」は20年も続いて「地域寄席の代表的な存在」として全国の地域寄席主催者には知られています。
どこの地域寄席も、最初はその地域の落語好きが始めます。「好きな落語家さんを招いて、その人の噺をたっぷり聴いて、終わったら一緒に呑む」ということを楽しみにしています。その地域寄席には大きく分けて<出演する噺家を限定しているタイプ>と<噺家を限定しないタイプ>の二つがあります。
<出演する噺家を限定しているタイプ>
毎回、主催者が好きな特定の噺家だけを出演させます。「(主催者の)私が好きな○○さんをご近所のみなさんも好きになって下さい」という主旨で続けられています。
<出演する噺家を限定しないくタイプ>
特定の噺家に偏らず、毎回異なった噺家を出演させています。「できるだけ多くの落語家の噺を聴こう」という主旨で続けられています。
飯能で続けられている「有望若手応援寄席」は前者の<出演する噺家を限定しているタイプ>です。古今亭菊之丞、柳家三三、春風亭朝之助、三遊亭好二郎の将来の成長が楽しみな若手4人を毎月代わり番こに招いています。
毎回、本当に当人しか出演しない独演会ですのでじっくりたっぷりその人の落語を聴いてもらっています。たった一人で飽きさせずに1時間半前後の時間お客さんを楽しませるのは、それなりの力量の有る噺家でなければできません。飯能に来てもらっている4人はそれだけの力量のある人です。「有望若手応援寄席」という名称の「有望若手」とは、そういう意味です。
実は、有名な落語家さんを呼ぶことは難しくありません。求められる高額の出演料を約束すれば、日程が合う限り、どんな人でもいつでもどこでも来てくれます。しかし、その出演料を捻出するためには、300人とか500人という大きな会場でなければ赤字になってしまいます。自治体や市民会館などが主催する落語会が有名な噺家を呼べるのは広い会場を満席にできるからです。
その点、「若手の落語家さん」は高額なギャラを要求しません。だから、小さな会場で少人数しか集められない地域寄席では、出演者は必然的に「若手の落語家さん」になります。意外にも彼らは、自分自身の修業のためにも「長い持ち時間」を喜んでくれます。だから一人でたっぷり演じられる独演会の開催が可能なのです。
私たちの地域寄席を「有望若手応援寄席」という名称にしたのは、「たっぷり演じられる機会を提供する」ことが「若手を応援する」ことになると信じているからです。
もちろん、芸人さんを「応援する」最大の方法は「高額のギャラ」かもしれません。私たちも、充分な出演料を渡して上げたいのですが、そうすると残念ながら、私たちの微力な集客力では「赤字が増える」だけになってしまうのです。
現在も、各地で次々に新しい地域寄席が誕生しています。しかし、5、6回続けたところで「力尽きて中断する」地域寄席が少なくありません。『東京かわら版』という演芸情報誌を毎号チェックしているとそれが判ります。続けられない原因の多くは「赤字」と「負担感」です。
どこの地域寄席も、スタートした当初は「金儲けのためにやっているのではないから収支トントンなら続けていける」と思っています。しかし、集客力の弱い地域寄席はすぐに赤字になってしまいます。有望若手応援寄席のように「出演者一人」でも赤字なのですから、二人、三人が出演している地域寄席の大半は赤字だと思います。
中には赤字ではないのに止めてしまう地域寄席も少なくありません。主催者が運営に疲れて、継続しなければならないことに「負担」を感じてしまうからです。地域寄席の殆どは、利益を求めて始めたのではないのですから、赤字ではなくても「疲れた」とか「飽きた」とか「苦痛だ」と感じてしまえば、もう続けられないのです。
私たちの有望若手応援寄席でも、スタート前は「収支トントンでも続けよう」とは広言していましたが、内心では「やれば儲かるだろう」と思っていました。
だから「儲かったら出演料を上げてあげよう」とか「真打ちに昇進する時はお祝儀をはずんであげよう」「着物の一枚でもプレゼントしてあげよう」と思っていたのです。
しかし、現実は赤字です。開催日によっては数回ほど黒字になったことはありますが、現時点ではかなりの累積赤字(約60万円くらい)を抱えています。それでも続けられているのは、それは「負担感が無い」からです。
「60回開催して累計60万円の赤字」ということは平均して1回1万円の赤字です。しかし、それは、自分の大好きな若手の落語家さんを地元まで来てもらって、すぐ目の前で噺が聴けて、終了後のお酒にも付き合ってもらえるのですから「中高年のおじさんの遊び」としては充分に満足できるものです。考えてみれば良い意味での「贅沢で幸せな遊び」です。だから続けられるのでしょう。
地域寄席の目的は、主催者によって異なりますが、有望若手応援寄席は「飯能に長年続いている地域寄席が有る」ということを知ってもらうこと、それ自体が目的になっています。
飯能市に住んでいる全ての人たちに「飯能駅そばの一丁目倶楽部で有望な若手落語家の独演会が毎月開催されている」と知られるようになり、「どんな落語家なのか一度は聴きに行ってみようか・・・」と思ってもらえるようになるにはどうすればいいのか? これが主催している私たちの当面の課題です。
実は、私が地域サイト『飯能いつどこ情報源』を開設した目的には、この「有望若手応援寄席」をPRすることも含まれていたのです。でも、飯能周辺に住んでいて「落語が好き」という人に、このサイトの存在が知られることもまた困難なことでした。
地域寄席で最も集客効果の大きいPR方法は、やはり今でも「チラシ」です。私自身も、各地の落語会を聴きに行った時に渡される「落語会のチラシ」を見て、その中から興味を持った落語会を聴きに行っています。そして、またそこで受け取るチラシで、別の落語会に聴き行く、という連鎖反応です。
だから、飯能で「有望若手応援寄席」を知って貰うのに最も効果的な方法は、市内や飯能の周辺で開催される落語会の会場で私たちのPRチラシを配布させてもらうことなのです。もちろん、有望若手応援寄席でも、求められれば他の落語会のチラシを来場者の方に配布しています。
ところが、落語会を主催していながら、「他の落語会のチラシ」の配布を認める主催者と、拒否する主催者がいるのです。飯能市民会館はそのどちらでしょうか? それは次の第02回で書くことにします。
昨日(2/26)は、5年前から毎月開催している「有望若手応援寄席・飯能」の第63回がありました。出演した柳家三三の独演会としては21回目(下記の写真はその風景)。私たち世話人がこの地域寄席を始めた主旨は専用サイトに開催してあるのでここでは省略します。
西武沿線には地域寄席を開催している所がけっこうあります。中でも川越の「蔵造り落語会」は20年も続いて「地域寄席の代表的な存在」として全国の地域寄席主催者には知られています。
どこの地域寄席も、最初はその地域の落語好きが始めます。「好きな落語家さんを招いて、その人の噺をたっぷり聴いて、終わったら一緒に呑む」ということを楽しみにしています。その地域寄席には大きく分けて<出演する噺家を限定しているタイプ>と<噺家を限定しないタイプ>の二つがあります。
<出演する噺家を限定しているタイプ>
毎回、主催者が好きな特定の噺家だけを出演させます。「(主催者の)私が好きな○○さんをご近所のみなさんも好きになって下さい」という主旨で続けられています。
<出演する噺家を限定しないくタイプ>
特定の噺家に偏らず、毎回異なった噺家を出演させています。「できるだけ多くの落語家の噺を聴こう」という主旨で続けられています。
飯能で続けられている「有望若手応援寄席」は前者の<出演する噺家を限定しているタイプ>です。古今亭菊之丞、柳家三三、春風亭朝之助、三遊亭好二郎の将来の成長が楽しみな若手4人を毎月代わり番こに招いています。
毎回、本当に当人しか出演しない独演会ですのでじっくりたっぷりその人の落語を聴いてもらっています。たった一人で飽きさせずに1時間半前後の時間お客さんを楽しませるのは、それなりの力量の有る噺家でなければできません。飯能に来てもらっている4人はそれだけの力量のある人です。「有望若手応援寄席」という名称の「有望若手」とは、そういう意味です。
実は、有名な落語家さんを呼ぶことは難しくありません。求められる高額の出演料を約束すれば、日程が合う限り、どんな人でもいつでもどこでも来てくれます。しかし、その出演料を捻出するためには、300人とか500人という大きな会場でなければ赤字になってしまいます。自治体や市民会館などが主催する落語会が有名な噺家を呼べるのは広い会場を満席にできるからです。
その点、「若手の落語家さん」は高額なギャラを要求しません。だから、小さな会場で少人数しか集められない地域寄席では、出演者は必然的に「若手の落語家さん」になります。意外にも彼らは、自分自身の修業のためにも「長い持ち時間」を喜んでくれます。だから一人でたっぷり演じられる独演会の開催が可能なのです。
私たちの地域寄席を「有望若手応援寄席」という名称にしたのは、「たっぷり演じられる機会を提供する」ことが「若手を応援する」ことになると信じているからです。
もちろん、芸人さんを「応援する」最大の方法は「高額のギャラ」かもしれません。私たちも、充分な出演料を渡して上げたいのですが、そうすると残念ながら、私たちの微力な集客力では「赤字が増える」だけになってしまうのです。
現在も、各地で次々に新しい地域寄席が誕生しています。しかし、5、6回続けたところで「力尽きて中断する」地域寄席が少なくありません。『東京かわら版』という演芸情報誌を毎号チェックしているとそれが判ります。続けられない原因の多くは「赤字」と「負担感」です。
どこの地域寄席も、スタートした当初は「金儲けのためにやっているのではないから収支トントンなら続けていける」と思っています。しかし、集客力の弱い地域寄席はすぐに赤字になってしまいます。有望若手応援寄席のように「出演者一人」でも赤字なのですから、二人、三人が出演している地域寄席の大半は赤字だと思います。
中には赤字ではないのに止めてしまう地域寄席も少なくありません。主催者が運営に疲れて、継続しなければならないことに「負担」を感じてしまうからです。地域寄席の殆どは、利益を求めて始めたのではないのですから、赤字ではなくても「疲れた」とか「飽きた」とか「苦痛だ」と感じてしまえば、もう続けられないのです。
私たちの有望若手応援寄席でも、スタート前は「収支トントンでも続けよう」とは広言していましたが、内心では「やれば儲かるだろう」と思っていました。
だから「儲かったら出演料を上げてあげよう」とか「真打ちに昇進する時はお祝儀をはずんであげよう」「着物の一枚でもプレゼントしてあげよう」と思っていたのです。
しかし、現実は赤字です。開催日によっては数回ほど黒字になったことはありますが、現時点ではかなりの累積赤字(約60万円くらい)を抱えています。それでも続けられているのは、それは「負担感が無い」からです。
「60回開催して累計60万円の赤字」ということは平均して1回1万円の赤字です。しかし、それは、自分の大好きな若手の落語家さんを地元まで来てもらって、すぐ目の前で噺が聴けて、終了後のお酒にも付き合ってもらえるのですから「中高年のおじさんの遊び」としては充分に満足できるものです。考えてみれば良い意味での「贅沢で幸せな遊び」です。だから続けられるのでしょう。
地域寄席の目的は、主催者によって異なりますが、有望若手応援寄席は「飯能に長年続いている地域寄席が有る」ということを知ってもらうこと、それ自体が目的になっています。
飯能市に住んでいる全ての人たちに「飯能駅そばの一丁目倶楽部で有望な若手落語家の独演会が毎月開催されている」と知られるようになり、「どんな落語家なのか一度は聴きに行ってみようか・・・」と思ってもらえるようになるにはどうすればいいのか? これが主催している私たちの当面の課題です。
実は、私が地域サイト『飯能いつどこ情報源』を開設した目的には、この「有望若手応援寄席」をPRすることも含まれていたのです。でも、飯能周辺に住んでいて「落語が好き」という人に、このサイトの存在が知られることもまた困難なことでした。
地域寄席で最も集客効果の大きいPR方法は、やはり今でも「チラシ」です。私自身も、各地の落語会を聴きに行った時に渡される「落語会のチラシ」を見て、その中から興味を持った落語会を聴きに行っています。そして、またそこで受け取るチラシで、別の落語会に聴き行く、という連鎖反応です。
だから、飯能で「有望若手応援寄席」を知って貰うのに最も効果的な方法は、市内や飯能の周辺で開催される落語会の会場で私たちのPRチラシを配布させてもらうことなのです。もちろん、有望若手応援寄席でも、求められれば他の落語会のチラシを来場者の方に配布しています。
ところが、落語会を主催していながら、「他の落語会のチラシ」の配布を認める主催者と、拒否する主催者がいるのです。飯能市民会館はそのどちらでしょうか? それは次の第02回で書くことにします。
2006-03-19 Sun
来週の3月26日の第64回「有望若手応援寄席・飯能」は、春風亭朝之助独演会の第21回です。私にとって、この日の楽しみは、2/26の入間市産業文化センターで開催された「いるま二八落語会」で配布してもらった「チラシの効果」を確認することです。
落語会での集客で最も効果的なPR方法は、近くで開催される落語会の入場者にチラシを手渡すことです。落語会に来場した人なのですから「落語好き」であることが確実だからです。日程さえ会えば、こちらの落語会にも来て貰える可能性が大きいのです。
とくに、2/26の「いるま二八落語会」では、主催者の入間市産業文化センターが来場者に配布する当日のプログラムに、他のイベント案内チラシと一緒に、私の「有望若手応援寄席・飯能」のチラシも挟み込んでくれたのです。(もちろん、その挟み込み作業には私も参加しました)
落語に限らず、芝居やコンサートなどの「舞台」イベントは、PRを希望する他のイベント主催者たちのPRチラシをまとめて、来場者に渡すのを慣例としています。芝居のPRチラシは、芝居を観に来たお客さんに渡すのが最も効果的だからです。コンサートのPRチラシも同じです。だから、それぞれがお互いに、自分が主催するイベントでは他の主催者のPRチラシも一緒に配布するのです。
だから、私も「有望若手応援寄席・寄席」の会場では、頼まれれば他の落語会のチラシも、来場者に渡すようにしています。頼まれなくても、飯能市民会館で開催される落語会のチラシは毎回渡してPRに協力しています。
しかし、その飯能市民会館での落語会で、来場者に渡すプログラムに「有望若手応援寄席・飯能」のチラシを挟み込むのは毎回断られるのです。ですから、2/26もそうですが、毎回、市民会館の入口で、来場者に手渡しする以外にチラシを届ける方法がありません。
私は初めて飯能市民会館の入口でPRチラシを配ったのは2001年2月25日の新春落語会の時でした。有望若手応援寄席のチラシを市民会館に入場してくる人に渡すのは、慣れなくて恥ずかしかったことを覚えています。
しかし、いまでは慣れたものです。来場者にチラシを手渡すコツも判ってきました。チラシを手渡すときに声をかけるタイミングも判ってきました。「若手の落語会やってま〜す」「毎月やってま〜す」と短いフレーズのほうがチラシを受け取ってもらいやすい、ということも判ってきました。
それでも、300人の来場者に、一人に一枚ずつ手渡していったのですから、渡せなかった人もいるので全部で150枚も配れなかったでしょう。その点、2/26の入間市産業文化センターでは、プログラムに挟み込んでもらったので、来場者全員の450人にチラシが行き渡ったのです。
だから、そのチラシのPR効果が判る2/26の有望若手応援寄席が待ち遠しいのです。
飯能市民会館が主催するイベントでは、飯能市が主催するイベント以外のチラシを当日のプログラムなどの配付資料に挟み込むことを拒否しています。「特定のイベントチラシを配布すると市民から不公平だと抗議されるから」ということを、その理由にしています。ほんとうにそうでしょうか? 私は入間市以外には、所沢市のミューズでも落語会の時には有望若手応援寄席のチラシの「挟み込み」をお願いして、いつも配布してもらっています。
飯能市民会館だけが「市民主催のイベントチラシ」の「挟み込み」を拒否するのは、たぶん、前任者からそのまま踏襲しているだけの「悪しき前例」なのでしょう。こんなことは、館長か施設管理公社の最高責任者が決めさえすれば、すぐにでも改められることです。
この程度のことは「一円の経費も必要としない」のですから「予算が無い」というのは口実になりません。要は「何が市民のためになるのか?」「何をすることが市民会館の役割なのか?」を考えれば、すぐにでも実行できることではないでしょうか。
落語会での集客で最も効果的なPR方法は、近くで開催される落語会の入場者にチラシを手渡すことです。落語会に来場した人なのですから「落語好き」であることが確実だからです。日程さえ会えば、こちらの落語会にも来て貰える可能性が大きいのです。
とくに、2/26の「いるま二八落語会」では、主催者の入間市産業文化センターが来場者に配布する当日のプログラムに、他のイベント案内チラシと一緒に、私の「有望若手応援寄席・飯能」のチラシも挟み込んでくれたのです。(もちろん、その挟み込み作業には私も参加しました)
落語に限らず、芝居やコンサートなどの「舞台」イベントは、PRを希望する他のイベント主催者たちのPRチラシをまとめて、来場者に渡すのを慣例としています。芝居のPRチラシは、芝居を観に来たお客さんに渡すのが最も効果的だからです。コンサートのPRチラシも同じです。だから、それぞれがお互いに、自分が主催するイベントでは他の主催者のPRチラシも一緒に配布するのです。
だから、私も「有望若手応援寄席・寄席」の会場では、頼まれれば他の落語会のチラシも、来場者に渡すようにしています。頼まれなくても、飯能市民会館で開催される落語会のチラシは毎回渡してPRに協力しています。
しかし、その飯能市民会館での落語会で、来場者に渡すプログラムに「有望若手応援寄席・飯能」のチラシを挟み込むのは毎回断られるのです。ですから、2/26もそうですが、毎回、市民会館の入口で、来場者に手渡しする以外にチラシを届ける方法がありません。
私は初めて飯能市民会館の入口でPRチラシを配ったのは2001年2月25日の新春落語会の時でした。有望若手応援寄席のチラシを市民会館に入場してくる人に渡すのは、慣れなくて恥ずかしかったことを覚えています。
しかし、いまでは慣れたものです。来場者にチラシを手渡すコツも判ってきました。チラシを手渡すときに声をかけるタイミングも判ってきました。「若手の落語会やってま〜す」「毎月やってま〜す」と短いフレーズのほうがチラシを受け取ってもらいやすい、ということも判ってきました。
それでも、300人の来場者に、一人に一枚ずつ手渡していったのですから、渡せなかった人もいるので全部で150枚も配れなかったでしょう。その点、2/26の入間市産業文化センターでは、プログラムに挟み込んでもらったので、来場者全員の450人にチラシが行き渡ったのです。
だから、そのチラシのPR効果が判る2/26の有望若手応援寄席が待ち遠しいのです。
飯能市民会館が主催するイベントでは、飯能市が主催するイベント以外のチラシを当日のプログラムなどの配付資料に挟み込むことを拒否しています。「特定のイベントチラシを配布すると市民から不公平だと抗議されるから」ということを、その理由にしています。ほんとうにそうでしょうか? 私は入間市以外には、所沢市のミューズでも落語会の時には有望若手応援寄席のチラシの「挟み込み」をお願いして、いつも配布してもらっています。
飯能市民会館だけが「市民主催のイベントチラシ」の「挟み込み」を拒否するのは、たぶん、前任者からそのまま踏襲しているだけの「悪しき前例」なのでしょう。こんなことは、館長か施設管理公社の最高責任者が決めさえすれば、すぐにでも改められることです。
この程度のことは「一円の経費も必要としない」のですから「予算が無い」というのは口実になりません。要は「何が市民のためになるのか?」「何をすることが市民会館の役割なのか?」を考えれば、すぐにでも実行できることではないでしょうか。
2006-11-04 Sat
昨日(11/3)、原市場に完成した飯能第二法要殿のオープンイベントがありました。そのアトラクションに、若手の落語家の出演を頼まれて、春風亭朝之助さん を連れていきました。
(飯能第二法要殿でのアトラクションの模様)
私はよく市内で開催される行事に落語家を招くことを頼まれます。
飯能市内で開催される経済団体の年次総会とか、学校の同窓会や商店街の忘年会・新年会、新規開店披露、自治会のイベントなどの余興に、と頼まれて、いままで何回も落語家を連れていきました。
さ来週には、市内のA高校に「生徒への進路指導の参考になる体験談を話して欲しい」ということで、その高校の先生に依頼されて三遊亭好二郎さんを連れていくことになっています。
こういうことをしていると、中には私を「落語家を斡旋するのを仕事にしている」と思う人もいるようで、時々「小久保さんへの紹介料は?」と訊ねられることもあります。
私への紹介料などはまったく不要です。ギャラはいつも主催者から直接、落語家さんに渡してもらうようにしています。
私がみなさんに斡旋できる落語家さんは、毎月、一丁目倶楽部で開催している有望若手応援寄席に出演して貰っている
古今亭菊之丞さん、
柳家三三さん、
春風亭朝之助さん、
三遊亭好二郎さん
の4人だけです。
では、なぜ、私は、市内のイベントに落語家さんを斡旋しているのでしょうか?
理由は単純です。できるだけ多くの人に「有望若手応援寄席」に来て欲しいからです。そして、この4人の「生の落語」を聴いて欲しいからです。
ですから、落語家の斡旋を希望する主催者には、「有望若手応援寄席のチラシを配布して頂く」ことを条件にしています。
いま、落語がテレビやラジオで放送されることは極めて少なくなりましたが、その替わり、 〈地域寄席〉 が盛んになってきました。
〈地域寄席〉とは、落語好きの人が自分の好きな落語家を招いて自分で落語会を主催することです。関東周辺で開催される地域寄席の情報だけを掲載している『東京かわら版』という月刊情報誌も発売されています。
それでも、飯能市内で開催される落語会は、私が毎月主催している有望若手応援寄席以外は、飯能市民会館が主催する新春落語会くらいです。
でも、飯能市内には、落語会を開催するのに相応しい会場として、舞台を備えた自治会館や、大広間の有る旅館や寺院などが何十ヵ所もあるのです。
私は、いま、飯能市内のそういう場所で毎週、いつも、どこかで、落語会が開催されている状態になるのを夢見ています。
そのためにも、落語に興味を持つ人が一人でも多く増えて欲しくて、将来が楽しみな若手の落語家さんをこれからも紹介していきますので、自分が関係するイベントに落語家さんを呼びたいという人はいつでも気楽にメールか電話をどうぞ。
(飯能第二法要殿でのアトラクションの模様)
私はよく市内で開催される行事に落語家を招くことを頼まれます。
飯能市内で開催される経済団体の年次総会とか、学校の同窓会や商店街の忘年会・新年会、新規開店披露、自治会のイベントなどの余興に、と頼まれて、いままで何回も落語家を連れていきました。
さ来週には、市内のA高校に「生徒への進路指導の参考になる体験談を話して欲しい」ということで、その高校の先生に依頼されて三遊亭好二郎さんを連れていくことになっています。
こういうことをしていると、中には私を「落語家を斡旋するのを仕事にしている」と思う人もいるようで、時々「小久保さんへの紹介料は?」と訊ねられることもあります。
私への紹介料などはまったく不要です。ギャラはいつも主催者から直接、落語家さんに渡してもらうようにしています。
私がみなさんに斡旋できる落語家さんは、毎月、一丁目倶楽部で開催している有望若手応援寄席に出演して貰っている
古今亭菊之丞さん、
柳家三三さん、
春風亭朝之助さん、
三遊亭好二郎さん
の4人だけです。
では、なぜ、私は、市内のイベントに落語家さんを斡旋しているのでしょうか?
理由は単純です。できるだけ多くの人に「有望若手応援寄席」に来て欲しいからです。そして、この4人の「生の落語」を聴いて欲しいからです。
ですから、落語家の斡旋を希望する主催者には、「有望若手応援寄席のチラシを配布して頂く」ことを条件にしています。
いま、落語がテレビやラジオで放送されることは極めて少なくなりましたが、その替わり、 〈地域寄席〉 が盛んになってきました。
〈地域寄席〉とは、落語好きの人が自分の好きな落語家を招いて自分で落語会を主催することです。関東周辺で開催される地域寄席の情報だけを掲載している『東京かわら版』という月刊情報誌も発売されています。
それでも、飯能市内で開催される落語会は、私が毎月主催している有望若手応援寄席以外は、飯能市民会館が主催する新春落語会くらいです。
でも、飯能市内には、落語会を開催するのに相応しい会場として、舞台を備えた自治会館や、大広間の有る旅館や寺院などが何十ヵ所もあるのです。
私は、いま、飯能市内のそういう場所で毎週、いつも、どこかで、落語会が開催されている状態になるのを夢見ています。
そのためにも、落語に興味を持つ人が一人でも多く増えて欲しくて、将来が楽しみな若手の落語家さんをこれからも紹介していきますので、自分が関係するイベントに落語家さんを呼びたいという人はいつでも気楽にメールか電話をどうぞ。
2007-09-16 Sun
今夜(9/16)の第27回柳家三三独演会は、依然として入場者数記録更新でした。
第24回(2/18)90人
第25回(4/22)103人
第26回(6/17)116人
第27回(9/16)124人
柳家三三師匠は、若手噺家としては実力、人気、将来性がダントツのNo.1なので、都内で開催される独演会のチケットは即日完売です。
最近になって、三三ファンの間では「飯能の独演会なら当日でも入場できる」ということが知られてきましたので、遠方から来られるお客さんが多いのです。
きょう(9/16)も、三三さんは、「鈴本演芸場昼席→国立演芸場→飯能独演会」と3連続の高座です。
有望若手応援寄席は地域寄席なのですが、本日の来場者の半分は飯能市外から来られています。
本日の演目は「千早ふる」「王子の狐」「竹の水仙」の三席。
会場の一丁目倶楽部は、和風の会場としては、駅からの近さ、広さ、設備、綺麗さ、どこも申し分ないのですが、大きな欠点は「隣が消防署、裏が救急病院」であることです。
今夜も、「千早ふる」の最中で、救急車のサイレンが鳴り響きました。
でも、絶妙なタイミングで、三三師匠が話の中に取り込んで笑いに転換してくれました。
終了後の打上は、久しぶりに駅前の中華料理店へ。
三三師匠はこの店のメニューがお気に入りのようでした。
ここで、色々な興味深い話が聞けましたが、私がこのBlogに書くわけにはいかないのが残念です。
2007-09-22 Sat
昨夜に続いて今夜(9/22)は青梅市での「桂ざこばの会」に奥さんと行ってきました。
飯能市近隣で開催される落語会にはできるだけ聴きに行くようにしているからです。それは、もちろん会場で<有望若手応援寄席>のチラシを配布するためです。
だから、青梅市民会館で、今夜開催された「桂ざこばの会」の前売り券は発売初日に買いに行きました。おかげで確保できた席は最前列の中央。昨夜の立川談春独演会の最後列とかなりの違いです。
チラシ配布は、事前に会場に打診しておきました。
「館内は困るが、入り口前で配布するのは構わない」ということだったので、会場には開場時刻前から行くことにしていました。
きょうの開場は17:30なので17:00には会場の青梅市民会館に着くように我が家をでました。我が家からは車でわずか20分なのです。
会場について、知人の明星大学教員のKさんにバッタリ。
彼も学園祭でやる「柳家喬太郎独演会」のチラシを撒きに来たとのこと。
そのKさんの提案で、急遽「柳家喬太郎独演会」のチラシと「有望若手応援寄席」のチラシを2枚組セットにして、共同で配布することにしました。
下記の写真はその配布している時のものです。
桂ざこば師匠はもちろんテレビでは知っていましたが、生の高座は初めてです。
幕が上がって現れた舞台は、高座ではなく、普通の講演会の演台。「??」と思いましたが、現れた師匠は背広姿。
きょうのプログラムを改めてみたら、最初は「トーク・ざっこばらん」と書かれていました。
普通の講演会のスタイルで、師匠の子供時代から今日までの「一代記」が語られましたが、これは秀逸でした。内容をここで書くわけにはいかないのでしょうが、私には「泣けました」・・・・・・
<きょうの演目>
18:30~19:10 トーク「ざっこばらん」
中入り
19:20~19:40 桂團朝
19:40~20:10 桂ざこば「青菜」
会場は定員615席で約6割の入り。入場料1800円はお得!!でした。
2008-12-04 Thu
今回もかなりの長文(3854字)ですが、内容的に分割したくないので一挙に掲載しました。
<飯能五行歌会>に続いて、いま私が抜けようと思案しているのは、
2000年10月から毎月開催してきた<有望若手応援寄席>です。
この<有望若手応援寄席>も、実は、始めた当初は
「最初から来場者が多くてすぐ黒字」になり、
「やがては落語家さんの出演料も2倍、3倍」にするのも可能で、
「真打昇進のときは市内の呉服屋さんで高級な羽織袴を買って贈る」
くらいのことは簡単にできると思っていたのです。
ところが、「毎回黒字になる」ようになったのは、来場者が100人を越えるようになった僅か1年前からなのです。おかげで、最大50万円まで私一人で抱え込んでいた累積赤字も解消することができたのです。いまは毎回黒字です。
と言っても、半年先まで有効の回数券の販売代金は<売り上げ>ではくなく、<預かり金>もしくは<前受金>として処理しなければならないので、正確な金額の把握ではありません。
さらには、8年間に渡って大量に印刷し配布してきたチラシやポスターの紙代、プリンターのトナー代金などの消耗品は、領収書を残してありますが、いっさい経費には入れてこなかったので、「黒字」といっても、かなり粉飾したような数字なのです。
<有望若手応援寄席>に何度も来てくれている方は信じられないでしょうが、
実は落語家さんに渡している出演料は8年前から同じ金額なのです。
今年になってやっと「ほんの少額」増やしただけなのです。
でも、<菊之丞・三三・柳朝・兼好の勢揃い>特別興行(2009年4月4日)以降の第101回からは、さらに出演料を増やしてあげることが出来そうです。
しかし、問題は<来場者の増え方>です。
本来であれば、常連出演者4人の実力、都内から追っかけが何人も来るという人気、落語界での彼らに対する大きな期待度から考えれば、毎回一丁目倶楽部が<満員御礼>になってもおかしくはないのです。
しかし、予想していたほど来場者が増えない原因は、やはり五行歌会と同じように<小久保の存在>に原因が有るのでないかと考えることも有ったのです。
「小久保がやっている落語会だから行きたくない!」
「それでも試しに行ってみたがアイツの長い挨拶にはウンザリした!」
と思われる方もいたかもしれません。(たぶん、いたでしょう・・・・・)
実は、先日、世話人の二人からハッキリ言われてしまいました。
11/24の第96回(菊之丞独演会第22回)でのことでした。
、
市内では共産党系のグループと認識されている人たちが主催する
<平和演芸のつどい>(素人2人の落語を聴く会・12/6・同じ一丁目倶楽部)のチラシを私が独断で、他からも頼まれていた落語会のチラシと一緒に配布し、さらには、その主催者のSさんが舞台前でPRする時間を与えたことを、後になって問題視されたのです。
もちろん、私は、そのSさんが共産党系の人だということは知っていましたし、
その<素人落語会>を彼らがPRの場として位置づけていることも、もちろん最初から判っていました。
それでも、「地域のイベント主催者間で相互にPRを協力し合う」ことは、
地域でイベントを主催する者にとっては何よりも重要なことなのです。
そのことを「地域活動を活発にする上ではとても大切なことだ」と本心から思ってきた私としては、Sさんからでも、他の誰からであっても
「お宅の落語会の会場でウチのイベントのチラシを配らせてくれませんか?」
と頼まれれば断りません。
「断れない」のではなく、「断るべきではない」と私は決めているのです。
なぜなら、私だって、共産党系の人たちが主催したり、実行委員会に加わって開催された飯能市民会館での各種イベント(演奏会・演劇・講演会・映画会など)の時には、<有望若手応援寄席>のチラシを配布させてもらってきたのです。そこにSさんはいつもいたのです。
ところが、私の独断で<有望若手応援寄席>の会場で、そのSさんにPRさせたことによって、
「有望若手応援寄席の世話人全体が、Sさんたちのグループに近い存在だと来場者に思われるのが嫌だ」という人もいるというのです。
私は、「もうこれからは、他人の評判なんか気にせずに,自分がやるべきコトを信念に基づいて、自分のやりたい方法でやり続けよう!」と決めたのです。
ましてや、これから私は、市長や市議全員、市役所幹部、商工会議所幹部などへ、本質的な批判を本音で臆せず怯まず貫こうと思っているのです。
そうなれば、SさんにPRの機会を与えた程度のことで、
「自分は小久保さんのような人とは一緒にされたくない」
というように考える人であれば、おそらく確実にいままで以上に
「小久保の存在は<有望若手応援寄席>を続けるうえには迷惑だ」
と思うことでしょう。
事実、その世話人さんからは
「もうアンタとは一緒にやってられないから、ここで縁を切りたい!」
と何度も言われたのです。
どうやら、私のとるべき道は、<有望若手応援寄席>の世話人からは抜ける、という選択肢しか無いようなのです。
「自分が始めた落語会じゃないか・・・・」
「せっかく大赤字を脱し黒字が出るようになったのに・・・」
という未練はやはり残ります。
先日、当ブログに書いたように、人間というものは、どうしても
自分の能力や実績、貢献度などは<過大評価>してしまい、逆に、
他人の能力や実績、貢献度などは<過小評価>してしまうものです。
私はとくに、その傾向が強いようです。
だから、ここで私ら夫婦が世話人から抜けたら、
「誰が将来性の有る落語家さんを選んで出演交渉するのか?」
「誰がチラシやポスターを作って大量に印刷するのか?」
「誰が、そのチラシを周辺各地の落語会に出かけて配布するのか?」
「誰が面倒くさい会計と事務処理をするのか?」
「誰が、HPを運営して予約メールを管理するのか?」
「残った世話人だけで、それを毎月確実に続けられるのか?」
という、かなり自慢(傲慢?)めいた心配が残るのです。
選択肢としては、「小久保とはもう一緒にやってはいけない!」というのなら、
その人のほうが抜けて、私が世話人を続けるというのも有るでしょう。
しかし、この選択は、その世話人が望まなければ、その後はいわゆる泥沼の
<愚かな内輪揉め>になってしまいます。
いままで、私は、自分の知っている人たちが起こしてきた数々の<内紛劇>や
<内輪揉め><分裂騒動><非難中傷合戦>などを「なんて愚かな人たちなんだ」と冷ややかに眺めてきた人間なのです。(実は、宗教組織、働いていた業界、専門家組織、そして、この飯能でもたくさん見聞してきたのです)
その私が<内輪揉め>を起こしてしまうことは、私にとっては極めて恥ずかしく情けない事態です。
もちろん、
「世話人や関係者が一堂に集まって話し合い、その後は一切を水に流して従来通りに落語会を続ける」という選択肢も有るでしょう。
しかし、私は自分の信念に基づく行動を、今後も落語会のことで制約されたくはないのです。
<内輪揉め>を一挙に解消する最も簡単な方法は、「どちらかが去る」ことです。
そこで私は、飯能五行歌会退会とは比較にならないくらい未練が残るのですが、<有望若手応援寄席>の世話人から抜けることにしました。
私が、<有望若手応援寄席>を今日まで96回も欠かさず続けて来られたのは「地域のみなさんのため」とか「落語の普及」ということではなく、ただ単に落語という演芸ジャンルが好きだったからです。<地域寄席>という活動が面白かったからです。だから地域寄席研究所というブログはこれからも続けていきます。
会場で聴いているだけのお客さんでいるよりは、地域寄席の主催者になって好きな噺家さんと親しくなれたことが単純に嬉しかったから続いただけなのです。
ささやかでも地域の人たちのためになっているのだとしたら、それは単に結果的にそうなっただけのことなのです。
「小久保がいなくなるなら有望若手応援寄席の世話人になってもいい」
という方には、ぜひ、この機会に私に替わって世話人に加わって下さることをお願いします。
これからは黒字が続くことは確実です。だから初期の世話人のように
<赤字負担のリスク>を心配することは全くありません。
なぜなら、<有望若手応援寄席>に出演してくれている4人の噺家は、それだけの集客力が有り、誰が世話人になっても、落語会が大盛況を続けるのは確実だからです。
もしかしたら、今回のコトをきっかけに、
私を含めていままでの世話人全員がいったん退き、まったく新しい人たちが世話人になって<有望若手応援寄席>を続けていく、という選択肢も検討に値するのかもしれません。
そうすると、今の世話人にとって替わる新しい世話人グループとして最も相応しいのは、常設会場にしている一丁目倶楽部の所有者である<一丁目自治会>の役員さん達ではないでしょうか?
落語会を<自治会の収益事業>として発展させていくのは、とても画期的なことだと思います。
なぜなら、あの一丁目倶楽部という会館は、地域寄席の会場としては、極めて理想的で、毎月1回といわず、毎週1回くらいのペースで多様な落語会をやるようになれば、必ず、飯能を代表する<新しい名所>として近隣に知られるようになる、と私は確信しているからです。
そうなれば、少なくとも関東中からお客が集まってくるようになることさえも、もはや夢ではないのです。(いまも、群馬や、茨城、千葉、横浜などから何度も来ているファンが何人もいるのです)
落語会の後の打ち上げで、将来性の有る噺家さんとじっくり呑むのは、どんな熱烈なファンでも実現できない、世話人だけの<特権>ですので、ぜひ、それを体験してみて下さい。彼らが超人気者になったときはそのことを周囲の人たちに自慢できるのです。
<飯能五行歌会>に続いて、いま私が抜けようと思案しているのは、
2000年10月から毎月開催してきた<有望若手応援寄席>です。
この<有望若手応援寄席>も、実は、始めた当初は
「最初から来場者が多くてすぐ黒字」になり、
「やがては落語家さんの出演料も2倍、3倍」にするのも可能で、
「真打昇進のときは市内の呉服屋さんで高級な羽織袴を買って贈る」
くらいのことは簡単にできると思っていたのです。
ところが、「毎回黒字になる」ようになったのは、来場者が100人を越えるようになった僅か1年前からなのです。おかげで、最大50万円まで私一人で抱え込んでいた累積赤字も解消することができたのです。いまは毎回黒字です。
と言っても、半年先まで有効の回数券の販売代金は<売り上げ>ではくなく、<預かり金>もしくは<前受金>として処理しなければならないので、正確な金額の把握ではありません。
さらには、8年間に渡って大量に印刷し配布してきたチラシやポスターの紙代、プリンターのトナー代金などの消耗品は、領収書を残してありますが、いっさい経費には入れてこなかったので、「黒字」といっても、かなり粉飾したような数字なのです。
<有望若手応援寄席>に何度も来てくれている方は信じられないでしょうが、
実は落語家さんに渡している出演料は8年前から同じ金額なのです。
今年になってやっと「ほんの少額」増やしただけなのです。
でも、<菊之丞・三三・柳朝・兼好の勢揃い>特別興行(2009年4月4日)以降の第101回からは、さらに出演料を増やしてあげることが出来そうです。
しかし、問題は<来場者の増え方>です。
本来であれば、常連出演者4人の実力、都内から追っかけが何人も来るという人気、落語界での彼らに対する大きな期待度から考えれば、毎回一丁目倶楽部が<満員御礼>になってもおかしくはないのです。
しかし、予想していたほど来場者が増えない原因は、やはり五行歌会と同じように<小久保の存在>に原因が有るのでないかと考えることも有ったのです。
「小久保がやっている落語会だから行きたくない!」
「それでも試しに行ってみたがアイツの長い挨拶にはウンザリした!」
と思われる方もいたかもしれません。(たぶん、いたでしょう・・・・・)
実は、先日、世話人の二人からハッキリ言われてしまいました。
11/24の第96回(菊之丞独演会第22回)でのことでした。
、
市内では共産党系のグループと認識されている人たちが主催する
<平和演芸のつどい>(素人2人の落語を聴く会・12/6・同じ一丁目倶楽部)のチラシを私が独断で、他からも頼まれていた落語会のチラシと一緒に配布し、さらには、その主催者のSさんが舞台前でPRする時間を与えたことを、後になって問題視されたのです。
もちろん、私は、そのSさんが共産党系の人だということは知っていましたし、
その<素人落語会>を彼らがPRの場として位置づけていることも、もちろん最初から判っていました。
それでも、「地域のイベント主催者間で相互にPRを協力し合う」ことは、
地域でイベントを主催する者にとっては何よりも重要なことなのです。
そのことを「地域活動を活発にする上ではとても大切なことだ」と本心から思ってきた私としては、Sさんからでも、他の誰からであっても
「お宅の落語会の会場でウチのイベントのチラシを配らせてくれませんか?」
と頼まれれば断りません。
「断れない」のではなく、「断るべきではない」と私は決めているのです。
なぜなら、私だって、共産党系の人たちが主催したり、実行委員会に加わって開催された飯能市民会館での各種イベント(演奏会・演劇・講演会・映画会など)の時には、<有望若手応援寄席>のチラシを配布させてもらってきたのです。そこにSさんはいつもいたのです。
ところが、私の独断で<有望若手応援寄席>の会場で、そのSさんにPRさせたことによって、
「有望若手応援寄席の世話人全体が、Sさんたちのグループに近い存在だと来場者に思われるのが嫌だ」という人もいるというのです。
私は、「もうこれからは、他人の評判なんか気にせずに,自分がやるべきコトを信念に基づいて、自分のやりたい方法でやり続けよう!」と決めたのです。
ましてや、これから私は、市長や市議全員、市役所幹部、商工会議所幹部などへ、本質的な批判を本音で臆せず怯まず貫こうと思っているのです。
そうなれば、SさんにPRの機会を与えた程度のことで、
「自分は小久保さんのような人とは一緒にされたくない」
というように考える人であれば、おそらく確実にいままで以上に
「小久保の存在は<有望若手応援寄席>を続けるうえには迷惑だ」
と思うことでしょう。
事実、その世話人さんからは
「もうアンタとは一緒にやってられないから、ここで縁を切りたい!」
と何度も言われたのです。
どうやら、私のとるべき道は、<有望若手応援寄席>の世話人からは抜ける、という選択肢しか無いようなのです。
「自分が始めた落語会じゃないか・・・・」
「せっかく大赤字を脱し黒字が出るようになったのに・・・」
という未練はやはり残ります。
先日、当ブログに書いたように、人間というものは、どうしても
自分の能力や実績、貢献度などは<過大評価>してしまい、逆に、
他人の能力や実績、貢献度などは<過小評価>してしまうものです。
私はとくに、その傾向が強いようです。
だから、ここで私ら夫婦が世話人から抜けたら、
「誰が将来性の有る落語家さんを選んで出演交渉するのか?」
「誰がチラシやポスターを作って大量に印刷するのか?」
「誰が、そのチラシを周辺各地の落語会に出かけて配布するのか?」
「誰が面倒くさい会計と事務処理をするのか?」
「誰が、HPを運営して予約メールを管理するのか?」
「残った世話人だけで、それを毎月確実に続けられるのか?」
という、かなり自慢(傲慢?)めいた心配が残るのです。
選択肢としては、「小久保とはもう一緒にやってはいけない!」というのなら、
その人のほうが抜けて、私が世話人を続けるというのも有るでしょう。
しかし、この選択は、その世話人が望まなければ、その後はいわゆる泥沼の
<愚かな内輪揉め>になってしまいます。
いままで、私は、自分の知っている人たちが起こしてきた数々の<内紛劇>や
<内輪揉め><分裂騒動><非難中傷合戦>などを「なんて愚かな人たちなんだ」と冷ややかに眺めてきた人間なのです。(実は、宗教組織、働いていた業界、専門家組織、そして、この飯能でもたくさん見聞してきたのです)
その私が<内輪揉め>を起こしてしまうことは、私にとっては極めて恥ずかしく情けない事態です。
もちろん、
「世話人や関係者が一堂に集まって話し合い、その後は一切を水に流して従来通りに落語会を続ける」という選択肢も有るでしょう。
しかし、私は自分の信念に基づく行動を、今後も落語会のことで制約されたくはないのです。
<内輪揉め>を一挙に解消する最も簡単な方法は、「どちらかが去る」ことです。
そこで私は、飯能五行歌会退会とは比較にならないくらい未練が残るのですが、<有望若手応援寄席>の世話人から抜けることにしました。
私が、<有望若手応援寄席>を今日まで96回も欠かさず続けて来られたのは「地域のみなさんのため」とか「落語の普及」ということではなく、ただ単に落語という演芸ジャンルが好きだったからです。<地域寄席>という活動が面白かったからです。だから地域寄席研究所というブログはこれからも続けていきます。
会場で聴いているだけのお客さんでいるよりは、地域寄席の主催者になって好きな噺家さんと親しくなれたことが単純に嬉しかったから続いただけなのです。
ささやかでも地域の人たちのためになっているのだとしたら、それは単に結果的にそうなっただけのことなのです。
「小久保がいなくなるなら有望若手応援寄席の世話人になってもいい」
という方には、ぜひ、この機会に私に替わって世話人に加わって下さることをお願いします。
これからは黒字が続くことは確実です。だから初期の世話人のように
<赤字負担のリスク>を心配することは全くありません。
なぜなら、<有望若手応援寄席>に出演してくれている4人の噺家は、それだけの集客力が有り、誰が世話人になっても、落語会が大盛況を続けるのは確実だからです。
もしかしたら、今回のコトをきっかけに、
私を含めていままでの世話人全員がいったん退き、まったく新しい人たちが世話人になって<有望若手応援寄席>を続けていく、という選択肢も検討に値するのかもしれません。
そうすると、今の世話人にとって替わる新しい世話人グループとして最も相応しいのは、常設会場にしている一丁目倶楽部の所有者である<一丁目自治会>の役員さん達ではないでしょうか?
落語会を<自治会の収益事業>として発展させていくのは、とても画期的なことだと思います。
なぜなら、あの一丁目倶楽部という会館は、地域寄席の会場としては、極めて理想的で、毎月1回といわず、毎週1回くらいのペースで多様な落語会をやるようになれば、必ず、飯能を代表する<新しい名所>として近隣に知られるようになる、と私は確信しているからです。
そうなれば、少なくとも関東中からお客が集まってくるようになることさえも、もはや夢ではないのです。(いまも、群馬や、茨城、千葉、横浜などから何度も来ているファンが何人もいるのです)
落語会の後の打ち上げで、将来性の有る噺家さんとじっくり呑むのは、どんな熱烈なファンでも実現できない、世話人だけの<特権>ですので、ぜひ、それを体験してみて下さい。彼らが超人気者になったときはそのことを周囲の人たちに自慢できるのです。
2009-01-13 Tue
<事業起こし>のスタートは
「このビジネスは、果たして儲かるだろうか? or 儲からないだろうか?」を検討することではありません。
そんなことを、どんなに時間をかけて検討したところで
「このビジネスが絶対に儲かるという自信が持てるようになったら始めよう!」という結論にしかならないのです。
だから、殆どの人たちは<事業起こし>を始められないのです。
ところが「面白いと思うか?思わないか?」という検討は、すぐに結論が出ます。
「面白いと思うから始める」のであり、「面白いと思わないから始めない」だけのことです。
「面白い!」と思えるから、「あまり儲からなくても続けることができる」のです。「続けている」うちに、やがて「儲かる」ようにもなるのです。
前回述べたように、それは<地元起こし>でも同じです。
私が2000年10月に、第1回の<有望若手応援寄席>を始めたのは、
「地域活性化のためになるか?ならないか?」を検討したわけではありません。ただ単に「落語が好き」だったからです。
中でも若手噺家の入船亭扇辰、柳家三三、春風亭朝之助(現在の柳朝)が大好きだったからです。
都内の寄席や落語会などで「お客さんの一人として入場料を払って聴く」よりは、「自分で彼らの落語会を主催したほうが楽しい」と思ったからなのです。
だから、「迷わずに始める」ことができたのです。
やっていて楽しかったから「続ける」ことができたのです。
最大時には累積で50万円の赤字を一人で抱えてしまいましたが、それでも
それは「好きな落語家との遊びに遣った」と思えば、少しも苦にならない金額だったから「続ける」ことができたのです。
続けてきたからこそ、その累積赤字も解消することができたのです。
<有望若手応援寄席>が、現在では「黒字」になったと言っても、それは
「経費として噺家の出演料と会場使用料しか計上していない」からです。
膨大な枚数のチラシやポスターの印刷費や、都内や近隣の落語会に配布しに出かけた手間賃や、落語会当日の準備や後片付け、落語家さんとの打ち上げで遣った飲食費など一切、経費として計上していなかったのです。
なぜなら、<有望若手応援寄席>は、私にとっては「遊び」だったからです。
そこには<事業起こし>も、<地元起こし>も、<自分起こし>も無かったのです。
<飯能三起塾>を始めるにあたって、
私は、この<有望若手応援寄席>を受講生が身近に見聞できる
<事業起こし><地元起こし><自分起こし>の三位一体のケーススタディの一つにしようと思ったのです。
つまり、
私にとっては個人的な収入源になる<事業起こし>の一例として、
そして、
飯能の知名度や好意度、期待度を高める<地元起こし>の一例として、
さらには、
自分自身を成長させる<自分起こし>の一例として、
<地域寄席>を新たな視点で取り組み、その経過をリアルタイムで当Blogに書き込んでいこうと思っているのです。
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2009-01-14 Wed
<有望若手応援寄席>は、いままで私にとっては単なる「遊び」でした。
これからは、落語会の主催を<自分起こし>の一つとして位置づけることにしました。
<自分起こし>とは、自分が本当にしたいコトをすることです。
自分自身が「取り組むべき価値が有る」と思ったコトを始めるコトです。
それには「他人の同意」は不要なのです。
<自分起こし>とは、いままでは「ちょっと無理かなぁ?」と思っていたコトでも「実現の可能性の有るコト」なら挑戦してみることです。
周囲の人たちから意見やアイデアを求めることは有っても、「出来るか?出来ないか?」を議論するコトは不要なのです。
<自分起こし>とは、「実現させるために必要なこと」を自分で考えて、自分の責任で行動するコトです。自分の時間とお金を使うだけなのですから、他人の同意は不要なのです。
私が地域寄席の主催で<自分起こし>として挑戦したいことは、いままで月1回だった一丁目倶楽部での落語会を月2回に増やすことです。
なぜなら、いま飯能に来てもらっている古今亭菊之丞、柳家三三、春風亭柳朝、三遊亭兼好以外にも、飯能の人に観て貰いたい噺家が何人もいるからです。
いままでは「これから有望と思われる若手を応援するための落語会」でしたが、「いま成長している中堅の噺家に期待する落語会」も主催してみたいからです。
そこで、 <有望若手応援寄席>の他に、同じ一丁目倶楽部で、
新たに、<成長中堅期待寄席>という地域寄席を始めることにしました。
「有望な若手」に対して「成長している中堅」です。
「落語会を増やして、果たしてお客さんが来るか?来ないか?」とか「黒字になるか?赤字になるか?」は検討しません。
そんなことは「やってみなければわからない」ことだからです。
飯能で<有望若手応援寄席>だけを主催していた時は、それは私にとっては単なる「遊び」でしたが、同時に2種類の落語会を主催するというコトを、これからは、利益の出るビジネスにしてく<事業起こし>と位置づけていきたいと思っています。
いままで以上に来場者を増やすにはどうすればいいのか?
それは「この人の落語会なら、続けていくうちに来場者が増えるだろう」と自分が確信できる噺家だけを出演者に揃えることだと思っています。
それが中堅の噺家では当初は<有望若手応援寄席>に出演してもらっていた入船亭扇辰であり、私が新たに好きになった三遊亭遊雀であり、橘家文左衛門なのです。
この<成長中堅期待寄席>には、いままで<有望若手応援寄席>に出演してもらっていた古今亭菊之丞、柳家三三、春風亭柳朝、三遊亭兼好も移ってもらいます。
そして<有望若手応援寄席>の新たなメンバーは、これから応援していきたい二つ目から自分で選びました。
それが立川志の吉であり、三遊亭王楽であり、春風亭一之輔であり、鈴々舎わか馬であり、桂才紫です。
<有望若手応援寄席><成長中堅期待寄席>の他に、さらに、不定期開催ですが<還暦落語会>という名称の地域寄席もスタートさせます。
これは、還暦を迎える噺家さんの独演会です。
なぜなら、私も今年の4月24日の誕生日で還暦を迎えるからです。
すでに今年は5月30日の古今亭志ん五独演会、10月17日の柳家喜多八独演会が決まっています。三遊亭楽太郎さんにも出演の承諾をもらっていますが、こちらはまだ開催日が決まっていません。
もちろん、会場は一丁目倶楽部です。
私が、一丁目倶楽部を自分が主催する落語会の会場にしているのは、この会場が地域寄席の会場として、他の地域の人たちに自慢できる会場だと思っているからです。
落語会としては飯能市民会館よりも一丁目倶楽部のほうがお客さんを呼べると思っているからです。
一丁目倶楽部を「飯能が誇る地域寄席向けの会場」として有名にしてみたいからなのです。将来的には、他の人たちが別の落語会や邦楽演奏会などを定期的に開催するようになって欲しいと思っているからです。
それが自分にとっての<地元起こし>と位置づけることにしたからです。
つまり、私は落語会を<自分起こし>と位置づけて増やしていき、それで<事業起こし>をしたいと思っているのです。
それが成功して(儲かって)5年10年と続けていけば結果として
<地元起こし>にもなっていくと思っているからです。
これが<自分起こし>と<事業起こし>の結果としての<地元起こし>という三位一体のイベントなのです。
決して<地元起こし>のために無理して始める<事業起こし>ではないのです。<事業起こし>のために無理して始める、金儲けのためだけのビジネスではないのです。
すべては<自分起こし>を原点にしている行動なのです。
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2009-03-20 Fri
どんなイベントでも、毎月1回確実に開催していれば満8年で96回やることになります。
飯能駅そばの消防署隣の神社境内・一丁目倶楽部で毎月開催している<有望若手応援寄席>が、きょう(3/20)で100回目を迎えます。
出演する柳家三三さんにとっては33回目の飯能独演会でもあります。
2000年10月10月29日に飯能河原の櫟庵で開催された第1回目の
有望若手応援寄席・柳家三三飯能独演会の来場者は55人。
それから来場者は着実に増え続け、最近は下記のようになっています。
第24回(2007/02/18)90人
第25回(4/22)103人
第26回(6/17)116人
第27回(9/16)124人
第28回(12/16)141人
第29回(2008/02/24)130人
第30回(6/15)121人
第31回(9/13)141人
第32回(12/07)146人
いままでの三三独演会の様子は、私のBlog「地域寄席研究所」の
<有望若手応援寄席のこと・柳家三三独演会>というカテゴリーで書いています(計10件)ので、興味の有る方はそちらもお読み下さい。(会場の写真も載せています)
電話やメールでの予約状況からすると今夜は160人を超えるかもしれません。
私が地域寄席というイベントを、飯能でどのように位置づけてやってきて、これからどのようにしていこうとしているのかということに興味の有る方は当ブログの【有望若手応援寄席】カテゴリーをまとめて日付順に読むとお分かり頂けると思います。
私は今年の4月に還暦で満60歳になります。これから別途、新しいイベントを始めても、毎月直実に開催していけば古希の70歳になる頃には96回を超えることになります。
何を始めるのか? それはまだ「秘密」です。
なぜなら、まだ「中味が定まっていない」だけでなく、ホントに「始める」のかまだ決心が定まっていないからなのです。
落語会の主催者は、お客さんから「自分でも落語をやってみたいんじゃないですか?」とよく言われますが、「目立ちたがり屋」を自認している私でも
「落語」は「やりたいこと」の中には入っていないのです。
たぶん「小劇場でのトークライブ」か、どこかの会議室での「勉強会」か、
屋外でのイベントのどれかではないか、と自分では考えています。
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2011-12-26 Mon
この【有望若手応援寄席】のカテゴリーで書くのは久しぶり。前回(No.9)書いたのは2009-03-20でした。
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=790
昨日は有望若手応援寄席・特別興行・第6回<林家正蔵たけ平師弟会>でした。
http://www.itsu-doko.com/rakugokai/
会場は飯能市民会館小ホール。
来場者数は250人/302席でした。
お客さんには満足して貰えたと思うので内容的には〈成功〉でしたが、興行的には<失敗>でした。
前売り券は8月末から販売していたので、完売できるとおもったのですが、今回もそれは適いませんでした。
いままで<有望若手応援寄席・特別興行>は、小ホール(302席)で2回、大ホール(1100席)で2回、落語会を主催しましたが、まだ1度も「満員」になったことがありません。
(284字)
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