当ブログの項目タイトル
⊿大分類の項目(件数小計)
 ⇒中分類の項目(書込件数)

◆飯能五行歌会の試み・01◆                                 学校の先生のための五行歌「創作指導」講座
この〈飯能五行歌会の試み〉というCATEGORIES(カテゴリー)では、五行歌サークルとしての飯能五行歌会の紹介だけではなく、この飯能で五行歌を楽しむ人が増えていくための試みを現在進行形で書いていきます。

この〈飯能五行歌会の試み〉第01回で書きたいことは、1月27日(金)に中央公民館で開催する「五行歌創作指導講座(word文書)のことです。学校の先生を対象に「心を育てる五行歌を生徒指導に活かしてみませんか?という狙いで開催します。

 昨年、群馬県高崎市にある高崎中部名店街という商店街振興組合が「子ども五行歌」を全国から公募しました。そして、その入選作品を一首ずつ大きなの幟旗に染め抜いて商店街の街路灯に一斉に掲げたのです。さらに『子どもたちの五行歌』という歌集にして出版しました。

 飯能でも、このようなイベントをやってみたいと思ったのです。「全国公募でなくてもいい」「飯能市内の小中学生、高校生に五行歌の愉しさを知って欲しい」「子供たちの全作品を飯能銀座通り商店街の各店舗の軒先に掲示してみたい」と思ったのです。

 子どもたちが五行歌を創り始めるようになる最適なきっかけは「学校で五行歌作りに取り組んでもらう」ことです。そこで、まず学校の先生たちに「五行歌の面白さ」「生徒に五行歌を書かせる効用」などを知ってもらうために、この「五行歌創作指導講座」を企画したわけです。

 この講座をPRするために昨年末の終業式直前に、飯能五行歌会のメンバー3人で手分けして市内の全中学校を訪問して、校長や教頭に直接チラシを手渡してきました。五行歌を知っている先生もいれば、まったく知らないという先生もいました。俳句や短歌と比較したら知名度や理解度はそれらの数%も無いのが現実です。

 私自身は、5年前にこの五行歌と出会った時の感激をいまだに覚えています。俳句や短歌に親しもうと自分を強いたことがあったのですが、「字数制限」や「普段まったく使用しない文語を使う」ということがどうしてもなじめずにいたのです。それが、この「五行で書く」「文語は使わない」という以外に制約の無い五行歌を知ったとき、「これだ!」「これこそが求めていたスタイルだ!」と思ったのです。

 果たして、当日何人の先生方か参加されるかまったく予想がつきません。

| 小久保 達 | 00:10 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::飯能五行歌会の試み |
◆飯能五行歌会の試み・02◆                                    今夜の「五行歌創作指導講座」の出席者は8人でした。
 1/22のBlogで告知させてもらった「五行歌創作指導講座」が終わり、会場の中央公民館から自宅に戻っていまこのBlogを書き上げました。

 今日の五行歌講座の狙いは、小中高校の先生たちを対象に「子供たちの心を育てる五行歌を生徒指導に活かしてみませんか」というものでした。1/22のBlogにも書きましたが、飯能市内の子どもたちにも「五行歌作り」の楽しさや効果を体験してもらうには、まず学校の先生たちに「五行歌の良さ」を知ってもらわねばと思っています。

 子どもたちに五行歌を書いて欲しいと思っている理由は沢山あります。例えば下記のようなこともその理由の一部です。

?短歌や俳句、川柳と比較すると、制約が少なく自由度が高いため、自分の思いや感情、意志をそのまま素直に表すことができる。
?「五行歌にしてみよう」という意識を持つと、自分の周囲を観察する注意力、想像力がつくようになる。
?自分の「考えたこと」「感じたこと」を自分なりにまとめて、自分の言葉で簡潔に的確に表現するという修練ができる。
?自分の考えの変化、進歩を意識するようになり、自分自身を作っていくということを自覚するようになる。

 だから、初めての子どもたちでも驚くような傑作を作れるようになるのです。
 
 きょうの講座で講師の草壁焔太先生(五行歌の会主宰)が「子どもが作った五行歌」として紹介した作品をここでも紹介させて下さい。

    おかあさん
    ガミガミ
    おばあちゃん
    ブツブツ
    ふりかけみたい      中邨公子 7才

    「べんきょうしなさい」
    「しゅくだいしなさい」
    「おてつだいしなさい」
    おかあさん
    「しずかにしなさい」    きのうちしゅん 8才

    冬の日は犬があたたかい
    ギュッとすると
    ストレスかいしょう
    うちの犬は
    いやし系もうふ       岩坪春香 小4

    心は 
    自転車のライトみたいだ
    自分で漕がないと
    けっして
    光ってはくれない      佐俣未来 小5

    最近の
    お母さん同士の
    あいさつは
    いつでもどこでも
    アニョハセヨ        岩本涼馬  小6


 どうでしょうか? この5首だけでも短歌や俳句、川柳とは違う表現方法の特徴を理解して頂けるのではないでしょうか。

 きょうの「五行歌創作指導講座」に学校の先生方に出席して頂くために、市内のすべての中学校を訪問してPRチラシを先生方に配布してもらいました。嬉しいことに25日の文化新聞、26日の朝日新聞西埼玉版が紹介記事を書いてくれました。

 しかし、それらを見て、問い合わせや申込みの電話があったのは1件だけだったのです。これだけ五行歌はまだまだ知られていないのです。おそらく短歌人口や俳句人口と比べたら1/100も無いでしょう。五行歌の広がりはこれからです。

 きょうの講座に初めて来てくれた方は3人ですが、みなさん、五行歌作りには興味と意欲を持って頂けたようです。元図書館長と元教員の方は「五行歌はまったく初めて」ということでしたが、もう一人の女性は、朝日新聞や読売新聞の五行歌欄に何度も投稿作品が掲載されていた方で、新聞の五行歌欄の選者もされている草壁焔太先生はその方のお名前をご存知でした。

 今回は、当初の目的だった飯能市内の学校の先生方の出席はありませんでしたが、また今日のような主旨の五行歌講座を開催したいと思っています。

 このカテゴリーのタイトルを<飯能五行歌会の試み>と、あえて「試み」という言葉を入れたのは、これからも五行歌普及のために様々な企画を飯能市内で試みてみたいからです。「期待した成果がすぐには得られなくても挫けずに何度でも挑戦していく」という意味を込めています。

 飯能市内の小中高生が五行歌を作るようになったら作品コンクールを実施したいと思っています。入選作品の歌集を作ったら、さらに五行歌が親しまれていくでしょう。

 高崎市では「子どもの五行歌」を幟旗に染めて商店街に掲げましたが、飯能では絵馬のような板に五行歌作品を一首ずつ書いて街中の至る所に掲げたいと願っています。全国から募集した「子どもの五行歌」作品を1万首も市内に掲示したら、それだけでも多くの人たちが飯能市にそれらを見にくるようになるのではないでしょうか。街中ではなく、里山の木々に吊すのもいいですよね!? いまはそんなことを「夢想」しています。

| 小久保 達 | 23:24 | comments (0) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::飯能五行歌会の試み |
★小久保の地域活動★ ⇒ 【飯能五行歌会の歩み】No.3                                   「人間のクズ!」と罵倒されたことで、7年間続けてきた<飯能五行歌会>を     退会する決心がつきました。  
           
人間というものは、どうしても
自分の能力や実績、貢献度などは<過大評価>してしまいます。
そのくせ、
他人の能力や実績、貢献度などは<過小評価>してしまうものです。

私はとくに、その傾向が強いようです。

そのうえさらに、私は典型的なです。
30年も前から、名刺には<生年月日>と<血液型>を明記しています。
その名刺が、初対面の人でも話題のキッカケ作りにはなるからです。

ちなみに、私と同じように「名刺に血液型」を明記している人には、いままで3人ほど会いましたが、驚いたことに、その3人ともB型でした。(やっぱり・・・・)

しかし、血液型を根拠のない迷信として否定している人は、
「血液型による性格や行動傾向の違い」を信じている人を軽蔑しています。

ところが、やっかいなことに、それを知っていながら、その人に対しても
血液型の話をしてしまうのがB型人間なのです。

B型人間のオメデタイところは
「自分が好きな人は、その人も自分を好いてくれている」とか
「自分が付き合いたいと思っている人は、その人も自分と付き合いたいと思っている」とか
「Aさんも、Bさんも、Cさんも、自分のことを評価してくれている」ということを、
単純に思い込んでしまうことでしょう。

「自分が好きなものは他の人も好きだろう・・」と思ってしまうのがB型なのです。

B型人間のあまりにも多い欠点の中に、
「自分は周囲の人から好かれている」という思い込みがあります。

   (この人は血液型を否定しているけど私はこの人が好きだ!)
         ↓
   (だから、この人も私のことが好きなんだ!)
         ↓
   (だから、この人に血液型の話しをしてもいいんだ!)

という、実に幼稚な三段論法で行動してしまうのです。

なぜ、そのように思い込んでしまうのか、と言えば、
B型人間は「他人が自分を本当はどのようにみているのか?」ということに
かなり疎いのです。「疎い」というよりは「鈍い」のかもしれません。

そして、B型以外の人には信じられないと思いますが、
「周囲の人から好かれている自分」
「周囲の人から高く評価されている自分」
という貴重な自己イメージを守るためには、かなりの無理をするのがB型なのです。

私は、子供の頃から、社会人になっても、そして飯能に転入して来てからも、
この<自己本位な虚構のイメージ>を守るために、
「自分を抑えてきた」つもりなのです。

しかし、私の「自分は好かれている」という、これまでのオメデタイ自己イメージも、最近あった私への罵倒や侮蔑(このことについては別に書きます)で崩壊したようです。

そこで「どうせ嫌われているなら、もう、これからは、他人の評判なんか気にせずに好きなことをやろう!」と、最近、思い始めています。

このように、今までと正反対の行動傾向に走ってしまうのも、B型人間の特徴のようです。(たぶん)


ところが、いくら「これからは自分の信念のままに行動していきたい」と思ったからといって、そのことで、いままで小久保と関わってきてくれた人が
「小久保なんかと一緒にされては迷惑だ!」
ということにならないようにしなければなりません。

そのためにも、
私がいままで参加していた活動や所属していたグループから抜けることにしました。
(こんな極端な行動に走るのもB型人間の特徴のようです)

まず、最初に実行したのは、2001年5月から続けてきた<飯能五行歌会>を退会したことです。
(思い立ったら、すぐ行動してしまうところが私の軽率なところだと、子供の頃は両親や担任の先生から、いまは奥さんから言われています)

確かに、五行歌の面白さ、飯能五行歌会の毎月の楽しさから考えて、8年間も続けてきているのにも関わらず、飯能市在住の会員がほとんど増えないことが私には不思議でならなかったのです。

日本でも地域によっては、小中高校の授業で生徒に五行歌を作らせたり、その作品を幟端にプリントして商店街に飾り立てたりしているところ(近くでは高崎市の中心商店街)も有るのに、私が飯能五行歌会の会員でいる間は、この飯能でそのようなイベントが実現することは無いでしょう。

しかし、それも、その「飯能五行歌会の会員が増えない」原因が判ったのです。

「小久保さんがやっているから私も五行歌をやってみようか」
と思う人が一人もいないとは思いたくありませんが、
「小久保がいるから一緒に五行歌はやりたくない」
という人が多かったからなのです。

私の退会は、先日(11/27)、飯能五行歌会代表の菊江さんに電話で伝えました。

私が抜けることで、「市内在住で五行歌を始める人が徐々に増えてくる」ようになれば、こんな嬉しいことはありません。

もちろん、私自身は「五行歌」そのものを止めるつもりはありませんので、インターネットでの作品投稿や、余所の地域で開催されている五行歌会の歌会に出席することは、いままで以上にやっていこうと思っています。

そこで、200人ほどの人が作品を投稿している「誰でも五行歌・挨拶通り」という掲示板に、その「退会の弁」を五行歌にして投稿してみました。

すぐに、面識の有る五行歌会員からのコメントが次々に書き込まれました。それに対するコメントにも、「私が飯能五行歌会を抜けた心境」が現れています。

その<私が投稿した五行歌とそれに対するコメント>に興味の有る方はそこにアクセスしてみて下さい。もちろん、いまでも、まだ誰でも自由にコメントを書き込めます。

五行歌創始者の草壁焔太五行歌の会代表)先生もコメントを書き込んでいてくれています。

ちなみに、この掲示板は、最初は私が開設したのですが、多忙のために3年ほど前からは、私の奥さんが「きなこ」というペンネームで引き継いで、いままで以上に活発な五行歌作品投稿掲示板になっています。


| 小久保 達 | 21:41 | comments (2) | trackback (0) | ★小久保の地域活動★::飯能五行歌会の試み |
このページの先頭へ
当ブログ編集人プロフィール
みなさんからのコメント
  • ★2017年7月の市長選★ ⇒【現職と新人の出馬動向】No.11       前県議の和田さんはブログで「共産党の候補者擁立は、笑止千万、究極のパフォーマンス!」と断定しているのですが・・・・。
今月の書き込み
{CALENDARBOX} {CDCTRLBACK}<<前月{/CDCTRLBACK} {CDYM}Y/m{/CDYM} {CDCTRLNEXT}次月>>{/CDCTRLNEXT}
過去の書き込み
TRACBACK
  • ★この場所のココに注目!★ ⇒【奥武蔵あじさい館】No.06                                       9月定例議会で市議に質問して欲しいコトは?
POWERED BY
POWERED BY
ぶろぐん
SKIN BY
ゲットネット...¥
Blog Ranking

OTHERS
このページの先頭へ