2006-12-14 Thu
当Blogに、最初に付けていたサブタイトルは
「10の挑戦・100の実験・1000のアイデア」でした。
しかし、よく考えてみれば、
「挑戦する」こと自体は、「目的ではなく手段」としての行動です。
では、何のために「幾つものコトに挑戦するのか?」といえば、それは
「理想を実現する」ためです。
そこで「理想→挑戦→実験→アイデア」という順番にすることにしました。
飯能が目指すこと、飯能でやりたいこと、飯能に望むこと・・・・などの中で、幾つもの「理想」を描いていきたいものですね。
どんな「理想」も、それを実現していくためには、一つずつ着実な目標を設定し、それに挑戦して行かなければ、何も実現しないのです。
「挑戦」とは、必ず未知なことへの「実験」を伴います。いままで同じことをしていては進歩しないからです。独自の目標を設定し、独創的な方法で取り組むことを必要とします。
そして「実験」には、独自の視点、新しい発想、独創的な方法、画期的なアイデアが必要になります。
そこで、飯能市が「誇れる自治体」になるために、
理想的な姿を少なくても10は描きたいものです。
その理想を実現するために、
どんな困難なコトにも100以上は挑戦していきたいものです。
その挑戦で成果を生み出すために、
新しいコトや、独創的なコトを1000以上は実験してみたいものです。
そうすれば、その実験を成功させるするため
アイデアも10000くらいは生み出せるのではないでしょうか?
2006-12-16 Sat
飯能市が誇れる自治体になっていくために、現時点で私が描いている「10の理想」をこれから10回に分けて紹介します。
<1番目の理想>
「自然の豊かさ」と「生活の便利さ」と「住んでいることの楽しさ」が享受できる地域になっている。
これは、もう既に実現されていると感じている人は多いでしょう。私もその一人です。
とくに、街中を歩いていて「山並みが見える」ことは、東京生まれ、東京育ちの私には、とても新鮮でした。
森林や清流などの「見てすぐ判る自然の豊かさ」は引っ越してくる前から判っていたことです。
しかし、最初に住んだ家の前の田圃で、蛍を発見した時は感激しました。
狸や、鹿猪、ムササビなどの野生動物を見かけることも、まったく予期せぬことでした。
森林の奥に入り込めば、まだまだ豊かな自然を満喫できそうです。
「生活の便利」さは、今後もいっそう充実していくことはあっても、不便になっていくことはないでしょう。都心に1時間程度で行けるのですから、何の不足も感じません。
「住んでいることの楽しさ」が判ったのは、地域に知り合いが増えて、自分から地域活動をするようになってからのことでした。
これからは、できるだけ多くの人が、この飯能での暮らしを満喫し、いつまでも維持していくことが課題と言えば課題でしょうか・・・・・
2006-12-16 Sat
飯能市が誇れる自治体になっていくために、現時点で私が描いている「10の理想」の2番目は下記のようなことです。
<2番目の理想>
住んでいる人の殆どが「いつまでもここに住み続けていたい」と思っている街になっている。
これも、既に実現されていると感じている人は多いでしょう。もちろん、私もそうです。
この「いま住んでいるところ」に「いつまでもここに住み続けていたい」と思っている住民が、「どの程度の割合で居るのか?」ということを、
私は<住民永住度>と勝手に名付けています。
(“住民永住度”でGoogle検索してもまだ当Blogしか表示されません)
この<住民永住度>は、主観的な判断ですが、その地域の善し悪しを測定する評価基準としては重要なものではないでしょうか。
もし、全国の市町村で、「住民に永住度を訊ねるアンケート」を実施したら、飯能市は全国でもかなり上位にランキングされるのではないでしょうか?
*この住民永住度アンケートについては〈市民の永住度を高める〉をお読み下さい。(6件の書込があります)
<1番目の夢>が実現されていると感じる人が増えてくれば、その結果として、自然と<2番目の夢>も実現されていきます。
「市民永住度」が日本一になり、それを持続することが、私の「飯能で描いている二番目の夢」です。
2006-12-17 Sun
飯能市が誇れる自治体になっていくために、現時点で私が描いている「10の理想」の3番目は下記のようなことです。
<3番目の理想>
訪れた人の大部分が「ここに住みたい」と思うような街になっている。
これも、少しは実現されているでしょう。
しかし、「飯能の良さ」はある程度住んでからでなければ判らないので、その「良さ」をできるだけ早く判って貰う何かが必要です。
私は、いままでに、幼なじみや仲の良かった元同僚に、
「飯能への転居を勧め」て、一緒に不動産物件探しで市内を見て回ったことがあります。
しかし、実際に飯能に越してきたのは4人中1人でした。
飯能に越してくることを選ばなかった3人の理由は、「買い物が不便」「小学校が遠い」「やっぱり遠すぎる」という、「当初から目に見えている理由」でした。
やはり、残念ながら「飯能の良さ」は住んでみてからでないと判らないのです。
最近は、「飯能にまで不動産物件を見に来た人の大部分は、最初に見た物件を選ばなかったとしても、最終的には飯能市内に有る物件に決めて転入してくる人が多くなったようです。
(統計的な数字はありませんが・・・・)
とにかく、「住んでしまえば飯能の良さが判る」のですから、飯能に来た人には、「とりあえず飯能にしばらく住んでみようか」と思ってもらうことが大切です。
2006-12-17 Sun
飯能市が誇れる自治体になっていくために、現時点で私が描いている「10の理想」の4番目は下記のようなことです。
<4番目の理想>
「ここにしかない」「ここにしかいない」「ここだけでしかできない」というものがたくさん有る地域になっている。
やはり、自分が住んでいる地域を誇れる材料の一つは、「ここだけ」という独自性、独創性、地域限定、ということでしょう。
「飯能にしかないもの」(自然、史跡、公園、建造物、作品、名物など)
(例・鉄腕アトム像、ムーミン屋敷、巨大木馬、天覧山・・・・)
どれも、ちょっと自慢できることですね。これからどんなものができてくるか楽しみです。その点、<森林文化都市構想>のこれからに大いに期待しています。
「飯能にしかいない人」(人間国宝、功労者、著名人、話題の人など)
(例・偉人、芸術家、職人、政治家、タレント、名物人間・・・・・・)
これからどんな人が出てくるか楽しみです。私もその一人になりたいなぁ(なんちゃって)
「飯能だけでしかできないこと」(自然現象、特別体験、実験、試験など)
(例・初日の出の太陽の中に新宿の超高層ビル群が浮かび上がる)
私が知らないだけで、まだまだ他に有るかもしれません。ご存じの方はぜひ教えて下さい。
「飯能だから出来ること」(飯能らしさの特性を生かして)
(例・池袋から電車と徒歩で1時間以内の場所なのに泳げる清流がある)
(例・季節になると蛍が発生する場所が市内のいたる所に点在している)
(例・街中にいてもお寺の鐘が聞こえてくる、除夜の鐘のハシゴができる)
私が、飯能市に転居してきて、一番驚いた、そして嬉しくなったことです。
「飯能だけでしか作れないもの」(作品、商品、製品、材料、素材など)
こういうものを作れる職人、事業所、会社が飯能にたくさんあれば、それも「誇れる」ことです。
「飯能だけでしか収穫できないもの」(新しい農作物、珍しい作物など)
農業はこれからの有望ビジネスに大転換しています。森林業も発想の転換で将来が明るくなっていきそうです。
「飯能だけでしか棲息しないもの」(珍しい昆虫、生物、動物など)
異常気象や天変地異による突然変異では困りますが、新種、貴重種の発見にも期待しましょう。
とにかく、こういうもの(こと)がたくさん有れば有るほど「飯能を誇れる」ことになりますね。それが、「10の夢」の4番目です。
2006-12-18 Mon
飯能市が誇れる自治体になっていくために、現時点で私が描いている「10の理想」の5番目は下記のようなことです。
<5番目の理想>
「ここで生まれた」「ここから始まった」というものがたくさん有る地域になっている。
これも「地域を誇ることができる」要素の一つです。
「飯能で生まれ育った著名人が多い」というのは、「飯能を誇れる自慢話」の一つになります。
たとえ、その人がいまは飯能に住んでいなくても、「飯能生まれ」とか
「飯能育ち」と聞くとちょっと嬉しいものです。
過去の歴史上の人物で有名な人がいなくても、これから活躍する人が出てくればいいのです。
タレントやスポーツ選手なら、早い人は10代で有名になっていくチャンスがあります。
起業家や、発明家、作家、芸術家も早ければ20代、30代で大成する人もいます。
飯能から知事や閣僚、さらに総理大臣が生まれたら、それも嬉しいことです。
これだって可能性がまったく無いわけではありません。
(宮沢内閣のときに、我が町内から環境庁長官が誕生しましたが・・・・・・・)
20代で市議や県議、30代で市長や国会議員になる人がいたら、期待しましょう。
これからの活躍が期待できる人を、市民が応援していく効果的な体制ができれば、もっともっと多くの人材が飯能市から育ってくるでしょう。
そういう人たちを輩出する学校や、ファミリー、地域のグループ、職場、事業所が全国的に注目されれば、それも「飯能市に住んでいることを誇れる」ことです。
「飯能生まれ」とは、人間だけのことではありません。
「飯能で生まれたアイデア」 「飯能で生まれたモノ」 「飯能で生まれた制度」 「飯能で生まれたビジネス」 「飯能で生まれた会社」 「飯能で生まれた仕組み」などにも期待しています。
「このやり方は飯能から始まった」「この制度は飯能から始まった」とか、
「あのイベントは飯能から始まってあんなに広がっていった」
「あの商売は飯能から始まってあんなに大きくなった」
というものがたくさんあれば、友人や知人も自慢できます。
丸広百貨店は飯能が創業の地です。西武鉄道の前進である武蔵野鉄道も、飯能の人たちが大勢関わっていたと聞いています。
早く、飯能市から、全国展開をしていく企業、新規上場する企業が出現して欲しいと願っている人は多いと思います。
2006-12-19 Tue
飯能市に住んでいることを誇れるために、現時点で私が描いている「10の理想」の6番目は下記のようなことです。
<6番目の理想>
「ここで完成された」「ここで一番定着している」とか、「日本一」「世界一」というものがたくさん有る地域になっている。
「飯能で生まれたもの」ではなくても、「飯能から始まったこと」ではなくても、それが「飯能で大きく改良された」とか、「飯能でいまの形に完成した」というものが多いのも嬉しいことです。
たとえ、飯能のオリジナル企画ではなく、他市の成功例に刺激されて、「飯能でもやってみよう」ということで始まったイベントであっても、それが、最初に始めた<本家>や<本場>を凌ぐものになったら、それも、我が飯能市を誇れることです。
早い話が、「日本一」とか「世界一」と言われるモノやコトがたくさん生まれればいいのです。
たとえば、ホッケーを例にして考えてみましょう。
ホッケーという競技は、飯能で生まれたものでもありませんし、国体のホッケー会場になった自治体は、全国にたくさんあります。
それが、他の地域を抜きんでて「ホッケーなら飯能市だろう」とか「飯能市はホッケーが一番盛んだ」「ホッケーをやっているなら一度は飯能市に行って試合してみたい」と言われるようになったら、それは誇れることでしょう。
「そうなるにはどうすればいいのか?」を考えるのも、夢のあることではないでしょうか?
例えば、飯能を舞台にしたホッケーチームの成長物語の映画を製作して、全国上映するという方法もあります。
実例としては、カーリングの『シムソンズ』、男子シンクロの『ウォーターボーイズ』、ブラスバンド部の『スィングガールズ』などがありました。
ホッケーよりもマイナーなスポーツであるラクロスを題材にした『ストアーガールズ』という映画は、試合風景は飯能市内で撮影されましたが、残念ながら映画の中では「飯能」という地名は出てきませんでした。
(2006/03/29付け「飯能を舞台にした映画」No.3も読んでみて下さい)
小中学生や、高校生、大学生、社会人のホッケー全国大会の開催会場を、いまさら飯能市だけが独占するわけにはいきません。
しかし、ママさんホッケーや、おじさんホッケー、シルバー男女混合ホッケーの全国大会を、飯能市が提唱して開始すれば、その大会場所を飯能市に固定することは可能でしょう。
全国大会出場を目指すホッケー選手たちの間で「地区大会を勝ち抜いて飯能に行こう!」というのが合い言葉になったら、それも嬉しいですね。
全国大会だけでなく、ワールドカップを飯能市で開催できたら、興奮しますね。市内では阿須ホッケー場と美杉台多目的グランド、駿河台大学ホッケー場が使用できますから、施設的には不可能ではありません。
とりあえず、日韓中台4カ国で東アジアリーグでも開催しますか(もう実施されているかもしれませんが・・・・)。
ホッケーには、どのような用具が必要なのか私は知りませんが、スティックが木製なら、それを製造販売する会社が飯能にあってもいいですね。世界中のシェアの半分を占めれば、それも「日本一」「世界一」ということです。
サッカーも、ラグビーも、バスケットボールも、バレーボールも、人数を少なくしたり、男女混合チームにした新スタイルが定着しています。
ホッケーも<少人数男女混合スタイル>を飯能市から始めるのも面白いのではないでしょうか?
たとえば、コートをバスケットボールと同じにすれば体育館でできます。スティックは同じモノを使いますが、転がすのは体育館の床を痛めないようにテニスの硬球にしましょう。黄色で見えやすくなります。シューズは普通の運動靴でOKでしょう。
室内での練習や試合が可能になれば、選手層も広がるのではないでしょうか。 室内ミニ混合ホッケーです。(これも既に有るのかなぁ・・・・)
<6番目の理想>
「ここで完成された」「ここで一番定着している」とか、「日本一」「世界一」というものがたくさん有る地域になっている。
「飯能で生まれたもの」ではなくても、「飯能から始まったこと」ではなくても、それが「飯能で大きく改良された」とか、「飯能でいまの形に完成した」というものが多いのも嬉しいことです。
たとえ、飯能のオリジナル企画ではなく、他市の成功例に刺激されて、「飯能でもやってみよう」ということで始まったイベントであっても、それが、最初に始めた<本家>や<本場>を凌ぐものになったら、それも、我が飯能市を誇れることです。
早い話が、「日本一」とか「世界一」と言われるモノやコトがたくさん生まれればいいのです。
たとえば、ホッケーを例にして考えてみましょう。
ホッケーという競技は、飯能で生まれたものでもありませんし、国体のホッケー会場になった自治体は、全国にたくさんあります。
それが、他の地域を抜きんでて「ホッケーなら飯能市だろう」とか「飯能市はホッケーが一番盛んだ」「ホッケーをやっているなら一度は飯能市に行って試合してみたい」と言われるようになったら、それは誇れることでしょう。
「そうなるにはどうすればいいのか?」を考えるのも、夢のあることではないでしょうか?
例えば、飯能を舞台にしたホッケーチームの成長物語の映画を製作して、全国上映するという方法もあります。
実例としては、カーリングの『シムソンズ』、男子シンクロの『ウォーターボーイズ』、ブラスバンド部の『スィングガールズ』などがありました。
ホッケーよりもマイナーなスポーツであるラクロスを題材にした『ストアーガールズ』という映画は、試合風景は飯能市内で撮影されましたが、残念ながら映画の中では「飯能」という地名は出てきませんでした。
(2006/03/29付け「飯能を舞台にした映画」No.3も読んでみて下さい)
小中学生や、高校生、大学生、社会人のホッケー全国大会の開催会場を、いまさら飯能市だけが独占するわけにはいきません。
しかし、ママさんホッケーや、おじさんホッケー、シルバー男女混合ホッケーの全国大会を、飯能市が提唱して開始すれば、その大会場所を飯能市に固定することは可能でしょう。
全国大会出場を目指すホッケー選手たちの間で「地区大会を勝ち抜いて飯能に行こう!」というのが合い言葉になったら、それも嬉しいですね。
全国大会だけでなく、ワールドカップを飯能市で開催できたら、興奮しますね。市内では阿須ホッケー場と美杉台多目的グランド、駿河台大学ホッケー場が使用できますから、施設的には不可能ではありません。
とりあえず、日韓中台4カ国で東アジアリーグでも開催しますか(もう実施されているかもしれませんが・・・・)。
ホッケーには、どのような用具が必要なのか私は知りませんが、スティックが木製なら、それを製造販売する会社が飯能にあってもいいですね。世界中のシェアの半分を占めれば、それも「日本一」「世界一」ということです。
サッカーも、ラグビーも、バスケットボールも、バレーボールも、人数を少なくしたり、男女混合チームにした新スタイルが定着しています。
ホッケーも<少人数男女混合スタイル>を飯能市から始めるのも面白いのではないでしょうか?
たとえば、コートをバスケットボールと同じにすれば体育館でできます。スティックは同じモノを使いますが、転がすのは体育館の床を痛めないようにテニスの硬球にしましょう。黄色で見えやすくなります。シューズは普通の運動靴でOKでしょう。
室内での練習や試合が可能になれば、選手層も広がるのではないでしょうか。 室内ミニ混合ホッケーです。(これも既に有るのかなぁ・・・・)
2007-01-16 Tue
飯能市に住んでいることを誇れるために、現時点で私が描いている「10の理想」の7番目は下記のようなことです。
<7番目の理想>
「自治体が公平で公正に運営され、住民に感謝されるレベルの行政サービスが提供されている」ことです。
地域住民が「誇れる地域」「理想と思える地域」になるためには、自治体という組織の重要性はいまさら指摘するまでもありません。
これからの課題は「理想的な自治体とはどのようなものか」を明確にしていくことです。
「理想的な自治体」とは、人口や財政、職員の数の問題ではありません。自治体が公正に形成され、公平に運営されることがまず原点です。
財政的に豊かだが、不正がはびこり不公平が是正されない自治体
と、
財政的には貧しいが、不正が皆無で誰にもでも公平な自治体
のどちらを望むでしょうか?
自治体から住民に提供される行政サービスも、重要なことは
「予算が潤沢に使えるか?使えないか?」
ということではなく、
「住民に感謝されているか?感謝されていないか?」
ということなのです。