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▲市民参加の第一歩▲ ⇒ 【市議会をウォッチしよう!】No.1                                                      本会議を傍聴すると、市の現在の問題点と今後の課題に興味が湧いてきます!
 一昨日(9/11)の当Blogに書き込んだように、きょう(9/13)は飯能市議会6月定例会の本会議を傍聴してきました。

 自分のパソコンに入力している行動記録を調べたら、前回、傍聴したのは、2001年3月9日でしたので、実に、5年振りでした。

 5年前の時は、全員が 「一括質問一括答弁方式」 と定められていましたので、議員は「質問原稿を棒読みするだけ」でした。

 おまけに、答弁する市長や幹部職員も「予め書かれた原稿を棒読みする」ので、「議会の傍聴」は実に退屈きわまりないものでした。

 だから、その日の一回だけで、それから後は、まったく議会の傍聴に行っていなかったのですから、よほど、その時の「退屈さ」には懲り懲りしたのだろうと思います。

 ところが、今年の6月定例会から 「一問一答方式」 が採用されるようになったので、「原稿なしの質疑応答が面白くなった!」ということを聞いて、5年振りの2度目の傍聴に行く気になったのです。

 きょう質問した議員は、市議会webサイトの「一般質問通告者及び発言順序等一覧表」に掲載されているように、内沼博史議員松橋律子議員滝沢修議員大久保勝議員砂長恒夫議員の5人でした。

 この5人とも「一括質問」をして「一括答弁」を聞いた後、それから「一問一答」で突っ込んで訊いていく、という 「併用方式」 でした。

 前半の「一括質問一括答弁方式」のときは、昔ながらの「原稿棒読み」だったので、居眠りが我慢できなくなるほど退屈でしたが、後半の「一問一答方式」のときは、けっこう面白いものでした。

 まだ、5人の市議の質問を聞いただけですが、本会議を傍聴してみると、現在の飯能市が抱えている課題や問題点が、「広報はんのう」や「市議会たより」を読むよりも、興味深く理解できることに気づきました。

 きょうの傍聴で、私が、「今後の進展をウォッチしていこう」と興味を持てた案件を下記に列挙してみました。

 内沼議員が質問した
「防災訓練を全市全域で一斉に実施してはどうか?」
「実際の災害救助は市役所が拠点になるのだから市役所を会場にした大規模訓練を実施すべきでないか?」

 松橋議員が質問した
「チャイルドファースト社会への取り組み」
「林業振興のためにバイオマスエネルギーへの取り組み」

大久保議員が質問した
「名栗の美味しい水をペットボトルに詰めて西武沿線や都内で販売したら」
「飯能駅北口の横断歩道でのわたり方の改善」

砂長議員が質問した
「議会開会時に全課長が別室で待機する制度は無駄だから廃止しては」 

 以上の7つは、私としても興味を持ってその後を追跡していきたいと思いました。

 明日(9/14)は質問する4人のうち、柏木正之議員中村公一議員新井巧議員は、最初から最後まで「一問一答方式」でやるというので、また傍聴に行くつもりです。

 きょうの傍聴者は、最多時は16人、最小時は6人でした。

当Blogを読んでくれているみなさ~~ん! 

 明日の本会議を一緒に傍聴にしませんか ?

| 小久保 達 | 22:57 | comments (0) | trackback (0) | ★市民参加の第一歩★::市議会をウォッチしよう |
▲市民参加の第一歩▲ ⇒ 【市議会をウォッチしよう!】No2.                                                      本会議を傍聴すると、発言する人たち(市長・幹部職員・市議)それぞれの個々のレベルが見えてきます
 きょう(9/14)も飯能市議会の一般質問の本会議を、開始から終了まで全部を傍聴してきました。

 昨日(9/13)の当Blogで書いたように、きょう質問する4議員人のうち、柏木正之議員、中村公一議員、新井巧議員が「一問一答方式」で、山田利子議員だけが「一括質問一括答弁方式」と「一問一答方式」との「併用方式」でした。

 昨日、質問に立った5人の議員は全員が「併用方式」でしたので、最初から最後まで本当の「一問一答方式」の一般質問は、柏木議員の時が初めてでした。

 きょうの傍聴だけで、この「一問一答方式」は、傍聴する市民にとって 、実に、面白いイベント である、ということが判りました。 

 では、どこが面白いのでしょうか?

(1)まず、議員の質問内容や、質問の切り口などで、市政に対する意欲や、議員その人自身の見識などが見えてくることです。

(2)もちろん、答弁する市長が、どの質問に、どの程度のことまで答えるか、などで、市長としての意欲や能力、見識なども見えてきてしまいます。

(3)さらに、市長に代わって答弁する幹部職員も、その答弁内容の「幅」と「奥行き」が人によってかなりの「差」があるのがわかります。それは、とりもなおさず現在の自分の職務に対して取り組む姿勢の違いから生じていることも見えてきます。


↑こんな面白いイベントが無料で見られるのですから、飯能市民なら「一度は見ないと損じゃないか」と思います。3ヶ月に一度しかないのが惜しいくらいです。

 それなのに、きょうも傍聴者は少なくて、最多時で16人、最小時は8人でした。

 ほとんどの傍聴者は、「お目当ての議員」が「自分の興味の有る分野の質問」をするところだけを聴いたら、帰ってしまいます。

 もちろん、きょう登壇した4議員の質問を全部聞いた人は私一人だけ。次に長時間聞いていた人は2議員を聴いた人が3人ほどいただけです。

 昨日も今日も、全時間を傍聴していて、意外と少しも退屈しませんでした。時々居眠りはしましたが、それは、単に私の睡眠不足が原因なのであって、質疑応答がつまらなかったからではありません。

 私は映画館で映画を観るのが大好きで、2本続けて観ることがよくあります。一日に3本観ることも、年に、2回か3回はあります。

 市議会の傍聴は、ちょうど、映画館で2本続けて映画を観たときのような感じでした。

 私は、どんなに詰まらない映画でも、一度入場した映画は、必ず最後まで観るようにしています。年間100本を映画館で観ていますが、「途中で出たこと」は一度もありません。

 なぜなら、期待して入場した映画が「なんだ、面白くないなぁ」と思ったら、「この映画のどこがダメなのか?」を探しながら、「なぜ、こんな映画を製作したのか?」などを考えながら観るようにしているからです。

 市議会の傍聴も、これと同じだと感じました。

 飯能市議会のどこが 良い か? どこが 悪い か? 

 これから本音で書いていこうと思っています。だから「一般質問」のすべてを傍聴するんです。

 さぁっ、明日も傍聴するぞ! 

でも併用方式が2人もいるんだようなぁ・・・・



 <おまけ>
ここ最近観た映画では
『日本沈没』 『着信アリ』 『親指探し』 が私にはお粗末な映画でした。

いま上映中の映画で私には面白かったのは
マッチポイント』 『マイアミ・バイス』 『UDON』 です。
(映画の面白さは個人差が大きいですが・・・・・・・)




| 小久保 達 | 21:37 | comments (0) | trackback (0) | ★市民参加の第一歩★::市議会をウォッチしよう |
▲市民参加の第一歩▲ ⇒ 【市議会をウォッチしよう!】No3.                                                 議員の存在意義は「質問」「要望」「提言」「提案」のどれなのか?を考えさせてくれます。  
 きょう(9/15)も飯能市議会の一般質問を傍聴しましたが、出がけに緊急に返信を要するメールが届いて、20分ほど遅刻してしまいました。その時の傍聴者は私を含めて3人しかいませんでした。

 きょう質問に立った4人の中で、最初の石田冴子議員と最後の加涌弘貴議員が「一括質問一括答弁方式と一問一答方式との併用方式」でした。

 まだ、「一問一答方式」に慣れないから「併用方式」を選んだのでしょうが、今回の定例議会で、この「併用方式」を採用した議員は、この方式のデメリットに気づいていないようです。だから、この方式で質問することを選択したのでしょう。

 「併用方式」のどこが質問する議員にとってデメリットなのか?
それは、後日、別の項目タイトル〈市議会の見所・聴き所(仮題)〉を設けて書くことにします。

 金子敏江議員と加藤由貴夫議員は「一問一答方式」でしたが、同じ方式でも、この二人の「質問の仕方」を聴いているだけで、「質問の場」としての「一般質問の位置づけ」が議員によってかなり違うことを判らせてくれました。

 「一般質問の位置づけの違い」とは何か?
それも、後日、別の項目タイトル〈市議のための質問力講座(仮題)〉を設けて書くことにします。

 昨日(9/14)のBlogでは「一問一答方式では議員のレベルが判ってしまう」と書きましたが、きょうもそれを実感しました。

 特に、金子敏江議員にそれを感じました。

私はいままで日本共産党の議員に抱いていたイメージの中で、プラス面では
     (1)保守系議員よりもかなり熱心に勉強している
    (2)演説では話し方も内容の組み立ても上手い
    (3)質問で追求することに長けている

という認識がありました。

 中でも、(3)は、共産党議員であれば、誰もがお得意だと思い込んでいましたが、今日の金子議員の
 「中途半端で尻切れトンボの追求」 を傍聴して、それが、私の単なる「思い込み」(幻想?)であることを、思い知らされました。(このことも私の思い込みかもしれませんが・・・・)

 傍聴席には、同じ共産党の引退した元議員が居ましたが、金子議員が「沢辺市長に食い下がるべき好機」をあさっり放り投げて、さっさと次の質問に移ってしまったとき、「ありゃりゃりゃ・・ダメだよ・・・なんだよ・・・」と苦笑いしながら嘆いていました。

 金子議員の質問が終わって散会したとき、無所属のS議員がさっそく金子議員のところに近づいて、彼女に何やら言っていましたが、おそらく、その「食い下がりの甘さ」を指摘したのではないでしょうか。(私の勝手な推測ですが・・・)

  午前の質問が終わって、会場を出るとき、傍聴していた女性から「小久保さんですか?」と声を掛けられました。『飯能いつどこ情報源』と「飯能どうする研究所」を読んで、傍聴に来たとのことでした。

 このBlogの<傍聴の呼びかけ>を読んで、傍聴に来てくれた人がいた、ということはやっぱり嬉しいものです。

 次の12月定例議会のときは、今回よりも、もっと早い時期から、いろいろな方法で<面白いイベントとして、市議会を傍聴しよう!>と呼びかけていこうと思います。

 そのための『飯能いつどこ情報源』なのですから・・・・


 きょうの傍聴者は最多時16人、最小時2人。一番多かったのは最後に登壇した加涌弘貴議員の時でした。登壇の直前に、15人が団体で傍聴席に入ってきました。その中に知人がいたので尋ねたところ、みなさん、加涌議員の基盤である美杉台地区の方々でした。

 当然、加涌弘貴議員が質問した中には、<美杉台運動公園のテニスコート改修>や<多目的グランド観客席の日除け対策>という項目もありました。

 どのような理由や目的であれ、多くの市民が議会を傍聴に来ることは望ましいことです。

 みなさんも、どうせなら、まず、
自分が投票した議員が登壇する時 
や、 
自分の興味のある分野の質問がなされる時 
に傍聴するほうが面白いと思います。




| 小久保 達 | 23:07 | comments (0) | trackback (0) | ★市民参加の第一歩★::市議会をウォッチしよう |
▲市民参加の第一歩▲ ⇒ 【市議会をウォッチしよう!】No4.                                                       「ウォッチ」とは「議会の傍聴」だけではなく「全議員」の「議員活動全体」を観察・監視・追跡していくことです
 この〈市議会をウォッチしよう!〉という項目タイトルでは、いままで3回(9/13, 14 ,15)ほど「市議会の傍聴」について書きましたが、それは、たまたま、市議会が開会中で、私自身が傍聴に行ったからなのであって、必ずしも、「議会の傍聴」のことだけを書く項目ではありません。

 市議会を「ウォッチしよう!」ということは、
(1)全市議23人の「議員としての活動の全体」をウォッチしよう、
ということです。

 「議員としての活動をウォッチしよう!」ということは
(2)議会や委員会の出欠や、そこでの発言をウォッチしよう、
ということです。

 それは、
(3)市議会での議員に関する公式記録の公表を求める、ということです。 
そして、さらに
(4)市民に対する「市政報告」の実態をウォッチすることです。
その「市政報告」には、個人サイトの運営、後援会紙誌の発行、チラシの配布、報告会・講演会の開催、街頭演説などが対象になります。

 つまり、
「A議員が自分のwebサイトにこんなことを書いている」
「B議員が後援会紙でこんなことを書いている」
「C議員が地元の人たちにこんなチラシを撒いている」
「D議員が○月○日に○で報告会を開いた」
「E議員が飯能駅前での街頭演説でこんなことを言った」

というようなことを市民がお互いに発信し合い、情報をできるだけ共有することです。

 23人の市議を、いつでも、どこでも、ウォッチして、「市議としての本来の仕事に専念する」ように促すことは、市民にしかできないことです。

 まず、選挙で自分が投票した市議、よく知っている市議、近くに住んでいる市議の行動をウォッチすることは、市民が市政に参加する第一歩ではないかと思います。

 「ウォッチ」とは、 「観察」 であり、 「監視」 でもあります。そして、いつまでも 「追跡」 していくことでもあります。

 市議は報酬を得ていますが、市民の「議会ウォッチ」は無報酬です。楽しみながらやって行かないと長続きしません。「新しい遊び」「面白い知的な遊び」として気長に楽しくやって行きましょう!



| 小久保 達 | 23:52 | comments (0) | trackback (0) | ★市民参加の第一歩★::市議会をウォッチしよう |
▲市民参加の第一歩▲ ⇒ 【市議会をウォッチしよう!】No5.                                                        欠席、遅刻、中抜け、居眠り、一度も質問しない議員の氏名は公表しないの? 

 9月の定例議会に続いて、12月の定例議会も、昨日(12/6)と今日(12/7)の二日間全部を傍聴してきました。明日(12/8)は仕事で地方に行っているので残念ながら傍聴できません。

 今回の傍聴で気になったことの一つは「欠席議員」のことです。

 野田直人議員が二日間とも欠席していました。「事実」ですからこのBlogに書きました。「公務」ですからプライバシーの侵害にはあたらないと思っています。

 もちろん、野田議員から欠席届は議長や議会事務局には提出されているのでしょう(推測です)が、不思議なことに「傍聴人」には何の説明もありませんでした。

 本会議は「公開」が原則であり、「市民が傍聴する」ことが前提になっているのですから、当然、欠席議員の氏名とその理由を傍聴人に説明する
「説明責任」が議会運営者か議会事務局には有るのではないでしょうか?


 市議は、市長や市幹部に「行政の説明責任」を求めているのですから、当然、議員自身も「市民への説明責任」は果たして欲しいものです。

 そういえば、「議会だより」にも「議員の出欠」は載っていません。文化新聞が載せてくれると嬉しいですね。

 できれば「通年の出欠一覧表」「初当選してからの質問回数一覧表」も、市議会HPからすぐにアクセスできるように掲示して欲しいと思っています。

 市民に公表する「義務」が市議会には有ると私は思うのですが、どうでしょうか?



| 小久保 達 | 22:18 | comments (0) | trackback (0) | ★市民参加の第一歩★::市議会をウォッチしよう |
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