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▲森林文化都市への道▲ ⇒ 【何をどうすればいいのか?】No.1                                                 それを「市民から募る」だけでいいの? 「行政から提示する」ことは無いの?

  私は、飯能市が「森林文化都市」を宣言すると知ったときから、どのようなことをしていくのか、とても期待していました。

 いま「森林文化都市飯能」という言葉がとても気に入っています。

 現在、我が国では多くの自治体が「○○都市宣言」というのを採択しています。「生涯学習都市宣言」とか「国際交流都市宣言」とか・・・・

 しかし、私は、その中で「平和都市宣言」や「人権都市宣言」というのには、いつも違和感を抱いていました。

 なぜなら、「平和」や「人権」ということは、たしかに日本全体にとっては重要なことですが、特定の自治体だけが「宣言」することではない、と思っているからです。

 その点、「森林文化都市」というのは、山林が市の面積の75%を占め、それでいて都心から1時間以内に在る「飯能市」が目指すべき方向としては、まさに 「最適な宣言」 だと感激しています。

 飯能市が「森林文化都市宣言」した日付である平成17年4月1日から、市役所が「森林文化都市」関連でしたことは、私が知っている限りでは下記のようなことでした。 (もっと有るかもしれませんが・・・・)

   1.市役所サイトに「森林文化都市宣言」の頁を新設した。
   2.巨大木馬「夢馬」をイメージキャラクターに指定した。
   3.宣言の「石碑」を東飯能駅前西口広場に設置した。
   4.森林文化都市宣言推進事業を市民から募集した


    えっ! 何? これだけ!?!? 

 と思っているのは私一人だけでしょうか?

 いまは、「宣言」をしてから1年半も経過しているんです。それなのに、これだけとは・・・・。

 のように、「推進事業」を市民から募集するのは大賛成ですが、その前に、行政から「市としては、このようなことを考えています」というものが幾つか提示されるべきではないでしょうか?

 「森林文化都市」を目指して 「何かやりたいこと」が有る から、「森林文化都市宣言」をしたのではないのでしょうか・・・・

 まさか「森林文化都市宣言」をしただけで、後はどうなるか「行き当たりばったり」ということはないですよね?



| 小久保 達 | 15:26 | comments (0) | trackback (0) | ★森林文化都市への道★::何をどうすればいいのか? |
▲森林文化都市への道▲ ⇒ 【何をどうすればいいのか?】No.2                                                    「森林文化」と「森林文化都市」のイメージを具体的に描かなければ・・・
                    
 森林文化都市を宣言した飯能市役所が、真っ先に取り組むべきことは、多くの市民が抱いている
「森林文化とは何か?」という素朴な疑問/質問に答えることでしょう。

 市役所サイトの「森林文化都市宣言」には、「森林文化」については下記のようにしか書かれていません。

 本市では、森林資源を活用し、新たな森林文化の創造により、心豊かな人づくりと、活力のあるまちづくりを推進します。


 私としては、その 「新たな森林文化とは何か?」、 「新たな森林文化をどのように創造していくのか?」 が知りたいのです。


 同じサイトの「森林文化都市宣言推進事業を実施します」頁には、現時点では下記のように書かれています。

 飯能市では、昨年4月1日に「森林文化都市宣言」を行い、森林と人とのより豊かな関係を築きつつ、自然と都市機能とが調和するまちの創造をめざしています。


 私は、その 「森林と人との豊かな関係」とはどのようなことなのか が知りたいのです。

 そして
 「自然と都市機能とを調和する」ためには、
何を、どのようにしていけばいいのかを知りたいのです。


 市役所サイトの同じ頁の「下段」に、やっと下記の記述が出てきます。

 森林文化都市とは?
 森林とのふれあいにより育まれた情感と森林の恵みを生かした生活が「森林文化」であり、これを過去から現代・未来へ伝えていく都市を「森林文化都市」とします。


 
 市役所サイト内での記述としてはこれだけでした。この程度で充分だと考えているのでしょうか?・・・・・

 もし、「森林文化」と「森林文化都市」のイメージを、具体的に、幅広く、深く、かつ、独創的に描いていくために、飯能市役所のスタッフだけでは不充分であれば、その対策が必要です。

 飯能市民だけではなく、「森林文化」と「森林文化都市」に感心のある人たちの間で、知識情報思考共有するためにも、
「森林文化都市を目指すwebサイト」(仮称)という
専門サイトを立ち上げることが急務ではないでしょうか?

 その専用サイトでは「インターネットで可能なこと」の全てを活用して、「森林文化」と「森林文化都市」のイメージを、具体的に、幅広く、深く、かつ、独創的に描いて欲しいと、私は望んでいます。



| 小久保 達 | 18:52 | comments (0) | trackback (0) | ★森林文化都市への道★::何をどうすればいいのか? |
▲森林文化都市への道▲ ⇒ 【何をどうすればいいのか?】No.3                                                 知識と情報と思考を共有する「森林文化都市」webサイトを開設しなければ・・・・
                   
 現在、“森林文化”でGoogle検索すると「検索結果約155,000件」と表示されます。

 そのTOP頁には下記のサイトが表示されていました。

    森と環境の情報交流サイト「森林文化.com」 (財)森林文化協会
     
    岐阜県立森林文化アカデミー 
     
    森林と国民との新たな関係の創造に向けて  (林野庁サイト内)
        
    有峰森林文化村 (富山県)

    ようこそ森林文化の里へ(サポート版)  (森林塾サイト内)

    森林文化の森  (山梨県庁サイト内)

そして9番目と10番目に、我が飯能市のサイトが表示されます。

    森林文化都市宣言推進事業を実施します
    森林文化都市宣言

    熊野森林文化国際交流会
  
    森林文化都市・群馬県沼田市
    
    相生森林文化公園 あいあいらんど  (徳島県那珂町サイト内)
     

 さらに、“森林文化都市”でGoogle検索すると急激に少なくなって「検索結果約615件」と表示されます。

 そのTOP頁には飯能市のサイトが表示されていました。


 試しに、“森林文化都市構想”でGoogle検索するとさらに少なくなって「検索結果約8件」と表示され、下記のサイトがありました。

    野鳥がさえずる森林文化都市瑞穂町  (京都府瑞穂町サイト内)
    


 飯能市でも、上記のようなサイトを参考にして、飯能市独自の「森林文化都市」サイトを一日も早く開設することが急務ではないでしょうか?

 飯能市サイトの中でも、独立したサイトでもOKです。

 しかし、サイト開設者からの一方的な情報提示のサイトでは、これからはあまり意味がありません。

 新しい概念を生み出し、社会に定着させていくには、大勢の人の知恵や情報が不可欠です。

 そのため最低でも、誰でもコメント書き込めるブログか、
衆知を集められるwikiで作成したサイトが望まれます。



| 小久保 達 | 13:56 | comments (0) | trackback (0) | ★森林文化都市への道★::何をどうすればいいのか? |
▲森林文化都市への道▲ ⇒ 【何をどうすればいいのか?】No.4                                                   まず「森林文化都市への道」を探求し、実践する市民を応援することです。
                    
 昨日(10/28)、駿輝祭の駿河台大学で開催された
『「森林文化都市」飯能 100年後の子どもたちのために』と名付けられたシンポジウムを聴いてきました。

 この日のタイトルは「元気な森の町からのメッセージ-山形 金山町-」
 
 主な話し手は、
町並み(景観)づくり100年運動 を実施している山形県金山町役場の産業課商工景観交流係長・藤山栄一さん、
金山町の山里の小さな集落で「暮らし考房」という総合的な活動をされている栗田和則さん。

 内容が極めて良かっただけに参加者の少なさ(約100人前後?)が残念なイベントでした。

   
    (主催者の方に頂いた当日の会場風景です)   

 主催者は「駿大・地域フォーラム」でしたが、沢辺市長も市役所の幹部数人と最後まで参加していました。

 金山町を視察してきた市議も3人(石田さん、内沼さん、山田さん)も来ていました。 (間違っていたり抜けたりしていたらゴメンナサイ)

 このような「森林文化」「森林文化の景観」「町の景観」の重要性を考えるイベントこそ、森林文化都市宣言をした飯能市が積極的に開催していくことではないでしょうか。
 
 私は、飯能市が「森林文化都市宣言」をすることを知った時から、
森林文化都市を考える講演会やシンポジウムを「飯能市がいつ開催するか」を楽しみにしていました。

 その最初に「森林文化都市飯能」を冠して開催されたこの企画は、飯能市の主催ではありませんでした。

 しかし、このシンポジウムの開催は2ヶ月前には決まっていたのですから、飯能市役所も「広報はんのう」「飯能市のwebサイト」や「広報宣伝車」で市民に広く告知することで協力すべきだったのではないでしょうか。

 たとえ開催日直前の「掲載依頼」であっても、飯能市webサイトならすぐに対応できるのですから。

 「森林文化都市飯能」を実現するために、飯能市役所がすぐに手がけるべきことは、
「森林文化都市とは何か?」を明確に説明し、 (当Blog10/27
それを専用webサイトに判りやすく掲載し (当Blog10/28
「森林文化都市を実現する」ためのイベントを自ら主催し
市民が主催するイベントにも積極的に協力していく
ことではないでしょうか・・・・



| 小久保 達 | 18:27 | comments (0) | trackback (0) | ★森林文化都市への道★::何をどうすればいいのか? |
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