2006-10-22 Sun
飯能市役所サイトTOP頁にある「森林文化都市」のバナーをクリックすると「森林文化都市宣言」の頁が表示されます。
そこではイメージキャラクターについて下記のように書かれています。
市では、世界最大の揺れ動く木馬「夢馬」を森林文化都市のイメージキャラクターとしました。
「夢馬(むーま)」は、森林及び林業の大切さを多くの人に理解していただき、豊かな森林環境の創造と、教育・観光・商工業の振興を図ることを目的に飯能商工会議所により制作され、世界最大の揺れ動く木馬として平成17年4月28日にギネス記録に認定されました。
市では、商工会議所からこれを「森林文化都市」のシンボルとして活用してほしい旨の要望を受け、「森林文化都市宣言」と趣旨を同じくすることから、「夢馬」のロゴマークを、「森林文化都市」のイメージキャラクターとして使用させていただくことにしました。
なお、「夢馬」は飯能駅南口に設置されていますので、ぜひご覧ください。
(写真は飯能市役所サイトに掲載されているものです)
私は、この「夢馬」自体は、大変面白いものと思っています。
市民グループが誕生させて以来、飯能市民の間ではすっかり「巨大木馬」は定着していると思います。これからもたくさん製作されて市内各地に設置されるのは面白いと思います。
しかし、これが「森林文化都市のイメージキャラクター」でいいのでしょうか?
そういう素朴な疑問を感じている市民は私一人でしょうか?
私が「夢馬」を森林文化都市のイメージキャラクターに相応しくないと感じてしまう主な理由は下記の4つです。
1.木馬のイメージは「欧米」であって「日本」には定着していない。
2.巨大木馬は「トロイの木馬」(戦争の策略) をイメージさせる
3.日本の森林文化には昔から「愛すべきキャラクター」がいる
4.イメージキャラクターには「それなりのストーリー」が欠かせない
次回の〈森林文化都市なのに〉No.4では、「イメージキャラクターに求められる要素」を考えてみます。
そこではイメージキャラクターについて下記のように書かれています。
市では、世界最大の揺れ動く木馬「夢馬」を森林文化都市のイメージキャラクターとしました。
「夢馬(むーま)」は、森林及び林業の大切さを多くの人に理解していただき、豊かな森林環境の創造と、教育・観光・商工業の振興を図ることを目的に飯能商工会議所により制作され、世界最大の揺れ動く木馬として平成17年4月28日にギネス記録に認定されました。
市では、商工会議所からこれを「森林文化都市」のシンボルとして活用してほしい旨の要望を受け、「森林文化都市宣言」と趣旨を同じくすることから、「夢馬」のロゴマークを、「森林文化都市」のイメージキャラクターとして使用させていただくことにしました。
なお、「夢馬」は飯能駅南口に設置されていますので、ぜひご覧ください。
(写真は飯能市役所サイトに掲載されているものです)
私は、この「夢馬」自体は、大変面白いものと思っています。
市民グループが誕生させて以来、飯能市民の間ではすっかり「巨大木馬」は定着していると思います。これからもたくさん製作されて市内各地に設置されるのは面白いと思います。
しかし、これが「森林文化都市のイメージキャラクター」でいいのでしょうか?
そういう素朴な疑問を感じている市民は私一人でしょうか?
私が「夢馬」を森林文化都市のイメージキャラクターに相応しくないと感じてしまう主な理由は下記の4つです。
1.木馬のイメージは「欧米」であって「日本」には定着していない。
2.巨大木馬は「トロイの木馬」(戦争の策略) をイメージさせる
3.日本の森林文化には昔から「愛すべきキャラクター」がいる
4.イメージキャラクターには「それなりのストーリー」が欠かせない
次回の〈森林文化都市なのに〉No.4では、「イメージキャラクターに求められる要素」を考えてみます。
2006-10-23 Mon
飯能市が求めているイメージキャラクターは
「森林文化都市」全体のイメージキャラクターなのでしょうか?
それとも
「森林文化都市・飯能」という限定された地域のイメージキャラクターなのでしょうか?
もし、「森林文化都市」全体のイメージキャラクターを求めているのであれば、「森林文化」への注目を集め、関心度や認知度、理解度、を高めるためにも、下記の要素は欠かせないのではないでしょうか?
A・「日本の森林」をイメージさせるもの
B・「森林文化」と「森林都市」をイメージさせるもの
C・「日本の森林に棲息している」と言い伝えられているもの
D・「木材」「木製」「木造」「住まい」等をイメージさせるもの
E・子供から高齢者まで幅広い世代に受け入れられているもの
昔話や民話、おとぎ話の世界から採用すれば、森林文化都市のイメージキャラクターに相応しいのは、河童 と 天狗 ではないでしょうか?
河童も天狗も想像上の存在です。
実在する動物であれば、「猿」 「鹿」 「熊」 「狐」 「狸」 「狼」 「猪」 「大鷹」 「啄木鳥」などがイメージキャラクターの候補として挙げられるでしょう。
「創作」が望まれるのであれば、「山に住む」「山を守る」「植林する」「木を育てる」「木を活用する」という働きを象徴する「山伏」 「木樵」 「大工」などの人物をキャラクターにしたほうがいいのではないでしょうか?
「森林文化都市」全体のイメージキャラクターなのでしょうか?
それとも
「森林文化都市・飯能」という限定された地域のイメージキャラクターなのでしょうか?
もし、「森林文化都市」全体のイメージキャラクターを求めているのであれば、「森林文化」への注目を集め、関心度や認知度、理解度、を高めるためにも、下記の要素は欠かせないのではないでしょうか?
A・「日本の森林」をイメージさせるもの
B・「森林文化」と「森林都市」をイメージさせるもの
C・「日本の森林に棲息している」と言い伝えられているもの
D・「木材」「木製」「木造」「住まい」等をイメージさせるもの
E・子供から高齢者まで幅広い世代に受け入れられているもの
昔話や民話、おとぎ話の世界から採用すれば、森林文化都市のイメージキャラクターに相応しいのは、河童 と 天狗 ではないでしょうか?
河童も天狗も想像上の存在です。
実在する動物であれば、「猿」 「鹿」 「熊」 「狐」 「狸」 「狼」 「猪」 「大鷹」 「啄木鳥」などがイメージキャラクターの候補として挙げられるでしょう。
「創作」が望まれるのであれば、「山に住む」「山を守る」「植林する」「木を育てる」「木を活用する」という働きを象徴する「山伏」 「木樵」 「大工」などの人物をキャラクターにしたほうがいいのではないでしょうか?
2006-10-30 Mon
飯能市webサイトには下記のような「夢馬」のイラストが掲載されています。
webサイトには「飯能市の森林文化都市宣言推進事業に選定された事業については、イメージキャラクターを使用していただきます」と書かれています。
しかし、印刷物の「カット」として利用されるだけなら、それは「イメージキャラクター」というよりは「ロゴマーク」「トレードマーク」と呼んだほうが正確な表現なのではないでしょうか?
イメージキャラクターというのは、「性格付け」がなされていて、「動いて話しをする」ものです。
つまり、擬人化されて「森林文化都市」についての説明や呼びかけをするキャラクターとして活用されなければ「イメージキャラクター」とは言えないのではないでしょうか?
これは最近、私の頭の中に浮かんだ素朴な疑問です。
webサイトには「飯能市の森林文化都市宣言推進事業に選定された事業については、イメージキャラクターを使用していただきます」と書かれています。
しかし、印刷物の「カット」として利用されるだけなら、それは「イメージキャラクター」というよりは「ロゴマーク」「トレードマーク」と呼んだほうが正確な表現なのではないでしょうか?
イメージキャラクターというのは、「性格付け」がなされていて、「動いて話しをする」ものです。
つまり、擬人化されて「森林文化都市」についての説明や呼びかけをするキャラクターとして活用されなければ「イメージキャラクター」とは言えないのではないでしょうか?
これは最近、私の頭の中に浮かんだ素朴な疑問です。