2008-05-21 Wed
以前、この★いつか実現して欲しいこと★という大項目の中で、
【天覧山山頂に木造の展望楼】という中項目を設けて、
「地元の西川材で天覧山に天守閣の望楼を建てたら面白いのでは?」
ということを、ほぼ一年前に5回に分けて書きました。
しかし、その発想を発展させて、現在は、皇居・東御苑になっている旧江戸城の天守閣跡に、西川材を使って当時の天守閣を復元するのも面白いのではないか、と勝手に想像しています。
まだ、史実を確認したわけではないのですが、江戸城が大火で焼失し再建される度に使用された材木は、荒川水系の森林から運び出されたのではないかと思っています。
もちろん、予算的には「国家プロジェクト」ですが、まず、この飯能市から提案していくだけの価値が有るのではないでしょうか?
2008-05-23 Fri
いま「江戸城を復元する」というプロジェクトに取り組むことは、
「日本の木造建築の素晴らしさを世界中に発信していく」という意図と意義があります。
「遺産としての歴史的な建造物」は、現存している古い建物を保存し、それを公開していますが、「木造建造物の素晴らしさ」をアッピールするには、
「建造されていく過程」を見せることも必要なのではないかと思います。
江戸城の再建には、設計から着工、上棟、そして完工までに10年前後はかかるでしょう。その期間は「工事現場の公開」で見学者(観光客)を世界中から呼び寄せることができます。
しかも、その工事期間中の映像記録は、テレビ番組であれば、確実に「1年に1度の定期的な特別番組」として製作、放送されるでしょう。
一般向けの映画として公開されることもあるし、もちろん、資料用映像は、建築を学ぶ場で活用されていきます。
2008-05-24 Sat
江戸城を復元するには、膨大な量の原木を必要とします。
(計算したことはありませんが・・・)
当然、必要な原木の調達は「国有林の中から」ということになりますが、
いま木造の注文住宅の世界では「地元の材木で造る住宅」が着目されているのですから、当然、江戸城も「一番近くの森林で伐採された原木で建てる」ということになります。
だからこそ、飯能の西川材が真っ先に「原木調達地の最適地」として手を挙げるべきなのです。
その最初の第一歩は、飯能市から
「西川材で江戸城を復元しよう!」と政府に要請してみることなのです。
江戸城復元構想をマスコミ発表し、首相官邸に<陳情>に行くまでは、経費は殆ど不要なのです。
「江戸城復元」が実現するか、しないかの前に、この提言をしていくだけで飯能市と西川材が全国から注目されるのです。
「江戸城復元」で、私のような無名なオジサンができることは、今回のようにブログに書くことくらいです。それ以上のことをしたら「誇大妄想の危ない人」というレッテルを貼られてしまいます。(もう、貼られているかも・・・・・)
しかし、飯能市長や飯能市議会、西川広域森林組合などから提言していけば、マスコミは真面目に取り上げるでしょう。
「木造建造物の素晴らしさ」と「原木を供給する森林の存在価値」
「城郭建造技術伝承の重要性」を理解させるのに、
「江戸城の復元」ほど効果的なプロジェクトは有りません。
飯能市から、この「江戸城を西川材で復元する」というプランを国家的なプロジェクトとして正式に予算化させるためには、効果的なデモンストレーションが必要でしょう。
その一つが、市有林の中から、大量の原木を伐採して、それを皇居まで運搬し、乾燥を兼ねて東御苑の中に積み上げることです。
そうすれば、江戸城だけでなく、日本全国に有る城跡(日本のお城データベース参照)でも、木造城郭の復元計画を検討されるようになるでしょう。
日本各地の城郭が、地元の材木で復元されることになるのです。
この提言が、他の自治体や森林組合に先を越されたら、飯能市が後から「それは私たちも考えていた」と言い訳しても、「物真似」「二番煎じ」とみなされてしまいます。
2008-05-27 Tue
江戸城に詳しいwebサイトがあります。その名も<江戸城>です。
江戸時代からの歴史だけでなく、現在の「江戸城」の現況が判る写真も豊富なwebサイトです。
しかし残念なことに、最終更新日が<2005/12/16>になったままで、掲示板もリンク切れになったままです。
「江戸城のイメージ図」が欲しいので、Googleで検索すると「イメージ検索」として「94600件」が表示されます。TOP頁に表示される18件の「画像」だけでも、かなり「江戸城復元」を想起されるでしょう。
5/25付けのコメントに「江戸城は皇居を見下ろすことになるので難しいと思いますが・・・」と書かれていますが、それは「視野」の工夫で克服できる課題です。(天守閣の開口部と吹上御所との間を隔つ樹木の高さなど)
さらにあえて言えば「皇居の移転」(京都への復帰)という課題も再び顕在化してくるかもしれません。
まずは「西川材の中から城の建立に使用できる原木」を
「国家的プロジェクトとして計画的に大量伐採し乾燥させ貯木する」
という行動がもたらす効果に期待したいのです。
2014-08-03 Sun
8/1朝日新聞夕刊のTOP頁に「江戸城天守閣再建」のことが下記のような見出しで大きく掲載されていました。
江戸城天守閣 再建の夢
木造5階建て 高さ59㍍ 費用350億円試算
東京五輪が開かれる2020年までに江戸城の天守閣を再建しよう――。そんなプロジェクトが、NPO主導で盛り上がりをみせている。実現すれば世界最大級の木造建築物になる見通しで、世界中から観光客を呼び込むなどの経済効果が年間1千億円との試算もある。
朝日新聞web版でも下記の見出しで載っていました。
江戸城天守閣、再建の夢 NPO主導で五輪前完成目標
http://www.asahi.com/articles/ASG7Q5S71G7QULFA02K.html
このNPO法人は「江戸城天守を再建する会」といいその活動はwebサイトを見ると判ります。http://npo-edojo.org/
今回の朝日新聞夕刊記事も紙面のpdfで読めるようになっています。
私は、この「江戸城再建の動き」をなんとか飯能の活性化に結び付けたいと思って当Blogに下記のことを書込んでいます。
2008-05-21 Wed
★いつか実現して欲しいこと★ ⇒ 【江戸城を西川材で復元】No.1 予算的には国家的なプロジェクトになりますが、飯能から提案していきたい!
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=670
2008-05-23 Fri
★いつか実現して欲しいこと★ ⇒ 【江戸城を西川材で復元】No.2 <日本の木造建築の素晴らしさ>を世界中に発信していく
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=671
2008-05-24 Sat
★いつか実現して欲しいこと★ ⇒ 【江戸城を西川材で復元】No.3 日本中で「お城の復元」が実現すれば・・・・
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=672
2008-05-27 Tue
★いつか実現して欲しいこと★ ⇒ 【江戸城を西川材で復元】No.4 皇居と旧江戸城の区分が重要な課題になりますね
http://5line.jp/blog/itsudoko/index.php?e=673
この<江戸城天守再建プロジェクト>と飯能地域活性化を結びつけるのは「西川材」と「飯能で産出される石灰」です。
江戸城に限らず日本のお城の壁は白い漆喰で塗られていますが、飯能の山間部で産出された石灰が江戸城の漆喰に使用されていたという説も有るのです。
「西川材が江戸城に使用されたという正確な史料は無い」と言われていますが、江戸城に一番近い木材産出地である飯能の木材が使用されていないわけがありません。
いまこそ、この<江戸城再建プロジェクト>を飯能の地域活性化に結び付けて、飯能市を全国にPRする時なのではないでしょうか?
(883字)
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2014-08-04 Mon
江戸城の再建案プロジェクトが注目されることは「日本の林業」にとってはプラスです。
材木とその産地、東京までの運搬方法にも関心が注がれるからです。
これは「江戸が大火に見舞われる度に復興のための木材を供給してきた西川材」の知名度を高めるチャンスでもあります。
今回の新聞掲載を、一過性の話題に終わらせないために飯能市に出来るコトは、「飯能市ならではの協力」です。そのための方法を幾つか考えてみました。
まず市長が「直径60㎝のヒノキやスギの大木1億円分の現物を飯能市から寄付したい」と広言することです。
もちろん、税金を使うことになるなら市議会の承認が必要となります。市民の中には「江戸城再建そのものに反対の人」や「江戸城再建には賛成だが飯能市が乏しい財政から寄付をすることには反対の人」がいるでしょう。
しかし、この「1億円」が全額市民からの寄付で集まり、市役所はその事務局になるだけなら市議会の合意も必須条件ではありません。
市民からの寄付で集まった1億円は、そのままヒノキやスギの大木を供出する市内の山主の懐に入るので「市外には流失しないお金」なのです。
最終的に、市民から幾らくらいの寄付金が集まるのか予想がつきませんが、私自身は、いままでの市内外での寄付を考慮すれば、5万円くらいなら出しても良いと思っています。飯能市の人口は約81,000人ですが、仮に、1万人の人が1万円ずつ寄付すればそれだけで1億円になります。
もちろん、一度に1億円が集まるとは考えていません。期間を区切って、2次募集、3次募集と続けていきましょう。その集計金額を途中で随時公表していけば、そのことにも注目が集まります。
おそらく、森林を抱えている他の市町村の中から「原木の寄付」を公表するようになるところが続出するのではないでしょうか。
森林を有する全ての市町村から必要な原木が寄付で集まったとしたら、それはそれで「江戸城再建の意義」がさらに高まることになります。
飯能市には、ぜひともその先駆けになって欲しいと思っています。
果たして、大久保市長はどのように考えるでしょうか?
もし、市職員の中で当Blogを読まれている方がいたら、ぜひ、市長に打診してみて下さい。
(950字)
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2014-08-07 Thu
「江戸城再建プロジェクト」に、飯能市が「1億円分の西川材を現物で寄付」することのPR効果はかなり持続させられます。
その第2弾は、「直径60㎝以上のスギやヒノキが飯能市内の市有林と私有林の何処と何処に何本生えているかという実態調査から全ての作業をマスコミネタにしていくことです。
直径60㎝以上の立木とその周辺に目立つ印を付けて<江戸城再建供給用原木見学ツアー>の参加者を募ることができます。
その伐採作業と運び出し作業も、市内外から見学者を集める大イベントに仕立てられます。
もちろん、この伐採作業や伐り出し作業だけでなく乾燥保管期間の経費や皇居までの運搬経費などの総経費を含めて「1億円分の現物寄付」です。
伐り出された直径60㎝以上の原木の乾燥場所は、大河原企業団地の未契約区画か宮沢湖の駐車場が候補地になるでしょう。そのPR効果が企業団地のテナント企業確保につながれば一石二鳥、一石三鳥の経済効果にもなります。
実際に、江戸城再建プロジェクトが途中でとん挫して再建が実現しなくなってしまうことになったとしても、飯能市内で留め置いている限りは「その現物寄付が闇に消えて無駄になる」というようなリスクを避けることができます。
(547字)
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その第2弾は、「直径60㎝以上のスギやヒノキが飯能市内の市有林と私有林の何処と何処に何本生えているかという実態調査から全ての作業をマスコミネタにしていくことです。
直径60㎝以上の立木とその周辺に目立つ印を付けて<江戸城再建供給用原木見学ツアー>の参加者を募ることができます。
その伐採作業と運び出し作業も、市内外から見学者を集める大イベントに仕立てられます。
もちろん、この伐採作業や伐り出し作業だけでなく乾燥保管期間の経費や皇居までの運搬経費などの総経費を含めて「1億円分の現物寄付」です。
伐り出された直径60㎝以上の原木の乾燥場所は、大河原企業団地の未契約区画か宮沢湖の駐車場が候補地になるでしょう。そのPR効果が企業団地のテナント企業確保につながれば一石二鳥、一石三鳥の経済効果にもなります。
実際に、江戸城再建プロジェクトが途中でとん挫して再建が実現しなくなってしまうことになったとしても、飯能市内で留め置いている限りは「その現物寄付が闇に消えて無駄になる」というようなリスクを避けることができます。
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2014-08-11 Mon
「江戸城再建プロジェクト」に、飯能市が「西川材の原木を現物で寄付」することのPR効果はかなり長期間に渡って持続させられます。
その第3弾は、「1/10縮尺の模型」造りです。
都立中央図書館に残っているという当時の正確な図面によると「木造5層で高さ59m」なので、模型といっても高さは5.9mになり、完成させれば、かなり迫力のあるモノになります。
この模型に使用するスギやヒノキはもちろん西川材を使用することになります。この材料費と模型製作費も、寄付する「1億円の中」に含むことにしましょう。
天守閣内部の構造が見える仕組みにすれば、製作中からも、完成後も見学者が絶えることはないでしょう。
設置場所は、伐り出した木材の乾燥場所と同じにしたほうが集客の相乗効果が高まります。
大河原企業団地の空地や宮沢湖畔なら申し分ありません。
作業中、現場を覆うことになる「大型テント」も「飯能名物」なるかもしれません。
この「模型作り作業」なら、普通の人でも参加できるので、「寄付をすれば参加できる」ことにすれば、集まる寄付金が増えるかもしれません。
もちろん、この<1/10縮尺の江戸城>は、万が一、江戸城再建プロジェクトが途中で頓挫したとしても、その集客力が衰えることはないかもしれません。
むしろ、この<正確な1/10縮尺江戸城>が現存する限り、いつか「江戸城再建」は実現されることになるでしょう。
(601字)
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その第3弾は、「1/10縮尺の模型」造りです。
都立中央図書館に残っているという当時の正確な図面によると「木造5層で高さ59m」なので、模型といっても高さは5.9mになり、完成させれば、かなり迫力のあるモノになります。
この模型に使用するスギやヒノキはもちろん西川材を使用することになります。この材料費と模型製作費も、寄付する「1億円の中」に含むことにしましょう。
天守閣内部の構造が見える仕組みにすれば、製作中からも、完成後も見学者が絶えることはないでしょう。
設置場所は、伐り出した木材の乾燥場所と同じにしたほうが集客の相乗効果が高まります。
大河原企業団地の空地や宮沢湖畔なら申し分ありません。
作業中、現場を覆うことになる「大型テント」も「飯能名物」なるかもしれません。
この「模型作り作業」なら、普通の人でも参加できるので、「寄付をすれば参加できる」ことにすれば、集まる寄付金が増えるかもしれません。
もちろん、この<1/10縮尺の江戸城>は、万が一、江戸城再建プロジェクトが途中で頓挫したとしても、その集客力が衰えることはないかもしれません。
むしろ、この<正確な1/10縮尺江戸城>が現存する限り、いつか「江戸城再建」は実現されることになるでしょう。
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