2008-12-18 Thu
私は地域寄席研究所というブログにも月に5~7日くらいは書き込んでいます。
そのブログに、先日(12/02)<私の妄想>というカテゴリーその1で
「都内で話芸演芸専門の常設小屋を経営したい」と書いてみました。
ところが、最近、有望若手応援寄席で毎月使用している一丁目倶楽部こそ
「常設の演芸場として使おうと思えば簡単に可能なのじゃないか・・・」
と思うようになったのです。
この一丁目倶楽部という自治会館は、1階部分だけでも、和室大小2部屋、会議室1部屋、大きな厨房、ロビー、和室の管理人室があり、それだけでも町内会の集会場として充分な大きさだと思います。
そうであれば、大広間のある二階だけを、演芸専門の常設小屋に転換しても、通常の自治会活動には支障ないのではないでしょうか。
今の二階部分は、何の改装工事もせずに、現状のままで、演芸場に転換できるのです。
名称は<飯能駅裏演芸場>なンてのは、どうでしょうか?
「大正昭和の時代に大盛況だった街の演芸場が埼玉県に復活!」とか、
「落語、講談、漫才、邦楽、奇術など舞台演芸の常設小屋が飯能に!」とか
「町内の集会場を転用、自治会の大きな収入源に!」
「市外県外からも常連客が徐々に増加、飯能の新名所に!」
というような新聞の見出しが、もう私の頭の中に浮かんでくるようです。
現在、飯能市内ではギャラリーやイベント専門の文化施設として、大通り商店街にある<絹甚>が計画されていますが、この会場の難点は「狭い」ことです。
私は、この<絹甚>でも落語会を主催したいと思っているので、改修後の絹甚の中には何度も入って、
「高座をどこに設営するか?」
「楽屋をどこにするか?」
「床には座布団が何枚敷けるか?」とか
「土間に何人分の椅子を置けるか?」
などを想像して数えてみたことがあります。
上限は70人だと思います。
もちろん、飯能市や教育委員会、商工会議所、青年会議所、商店街組合等の公的組織が主催するような「採算を考えないで企画できる落語会」ならば、まことに情緒的には最高!の会場です。しかし、赤字を出しては続けられなくなる、私たちのような一般市民の主催では、あまり魅力的な会場とは言えません。
その点、一丁目倶楽部は、<有望若手応援寄席>での体験から、
最大200人までは大丈夫です。
仮に入場料2000円の落語会なら売り上げは最大値で40万円は可能なのです。
そうなれば、有望若手応援寄席のように「出演者1人だけの本当の独演会」だけでなく、人気の落語家の二人会や三人会でも赤字にならずに済みそうです。
何しろ、一丁目倶楽部は、飯能駅から近い(ホームから見える)し、消防署の隣の神社だから、知らない人に口頭や電話でも場所を教えやすいのです。
いま、「常設の演芸場が飯能に誕生した」ということになれば、メディアで好意的に、しかも、継続的に取り上げられるのは確実ですから、そのことだけでも飯能は注目されるようになるでしょう。
もちろん、経営の主体は一丁目自治会です。
収入源は「自主興行」による収益です。
都内の寄席のように1年365日の営業は無理でしょうが、それでも月に4、5回なら興行の運営もそれほど難しくはないでしょう。私も喜んで運営のお手伝いをさせてもらいます。
それで席亭(寄席や演芸場の経営者)の気分が味わえるのであれば、こんな幸せなことは有りません。
自主興行で使わない時は、現在のように「貸し会場」にもできるのです。
演芸場専用仕様にすることによって、貸出料をいまよりも高く設定できます。
<飯能駅裏演芸場>(仮称)を実現するには、目立つ看板の制作費と、PRチラシなどの宣伝費だけで可能なのです。
内装にはまったくお金を掛けずに、常設の演芸場に転換できるのですから、一丁目自治会の理事会で一度検討してみてはどうでしょうか?
演芸場で儲かったお金で二階の収容人数を増やす設備を導入して・・・
そうすればさらに儲かって、そのお金でお祭りの山車を新調して・・・・
それで不用になった旧い山車を市内の他の自治会に譲れば更に儲かる・・・・・
そうなれば飯能まつりに参加する山車も増えることになるし・・・
ここでも私の<妄想>は果てしなく広がってしまいます・・・・