2006-01-23 Mon
この〈市役所HPに望むこと〉というCATEGORIES(カテゴリー)では、地域サイトの代表例としての市役所webサイトについて考えていきます。
『飯能いつどこ情報源』ではTOP頁を「左列・中列・右列」に3区分していますが、その「左列」上段に[01地元でのインターネット活用]という欄があります。そこから「自治体・公共施設・公益団体サイト」(約95件)という一覧表にリンクしてあります。
そのリンク一覧表では、飯能市以外に、隣接する日高市、狭山市、入間市、青梅市の各市役所サイトを横一列で並べています。5市のサイトを比較して欲しいからです。この5つのサイトを見比べるだけでも、「便利さの程度」や「優劣」が判るかもしれなません。しかし、ここでは、サイトの比較はしますが優劣の評価はしないことにします。
この〈市役所HPに望むこと〉第01回では、まず飯能市のwebサイトについて現在感じている疑問を書くことにしました。それは私がいまの飯能市役所サイトを見ていて「このサイトは職員が作成したのではないな」とか「日々の更新作業も職員ではなくどこか外部のweb製作会社に外出注しているのではないだろうか」と感じているからです。
もちろん、webの製作や運営を専門業者に外注すること自体は悪いことではありません。もし、職員にwebサイトを作成し運営する専門的な技能やセンス、熱意を持った者がいないのであれば、外注費を節約することにはなっても、そういう職員に無理矢理やらせることは得策ではないでしょう。
しかし、職員の中で、市役所webサイトの運営に熱意を持っているものがいるなら、そういう人に任せることも「これからの市役所サイト」には重要です。なぜなら、企業のwebサイトの運営にも言えることですが、「本当に効果的な自社サイト」は自家製でなければ満足のいく内容にはならないからです。客観的なデータは知りませんが「成果を上げているwebサイト」は外注よりも自家製のほうが多いという感じがしています。
自家製のwebサイトにも外注のWebサイトにも、それぞれメリットとデメリットがあります。
webサイトを自家製にすることのメリットとは、
?外部の者には判らない内部の特徴をよく理解している
?更新を要する作業に素早く対応できる
?内部の人たちの協力を的確に引き出すことができる
などです。この逆が外注することのデメリットになります。
これに対してwebサイトを外注することのメリットとは、
?webサイトで稼働可能な最新の機能を活用できる
?工夫された見やすく斬新なデザインを維持できる
などです。この逆が自家製のデメリットになります。
ところが、現状の飯能市役所webサイトを見ていると、「自家製であることのメリット」も「外注であることのメリット」も両方ともあまり感じられないのです。
もし、外注であるとすれば私には下記のような疑問が湧いてきます。
01 飯能市役所webは市役所のどの部門が管掌しているのか?
02 日々の運営はその部門の職員だけでやっているのか?
03 外注しているとしたら、それはどこの業者なのか?
04 その業者にどのような作業を委託しているのか?
05 その委託内容に年間幾ら支払っているのか?
06 いつまでその業者に委託する予定なのか?
07 業者を変えるとしたら、どのような基準なのか?
08 受託業者をコンペで選定する意志はあるのか?
もし、外注であれば下記のような疑問が湧いてきます。
09 市役所のどの部門が担当しているのか?
10 その部門の職員はweb専従なのか?
11 専従だとしたら現在何人で担当しているのか?
12 その職員は自らの希望でweb専従になったのか?
13 他の職務との兼任だとすればどのような仕事との兼務なのか?
どなたか上記のような私の素朴な疑問に答えていただける方がいらっしゃらと嬉しいのですが・・・・・
2006-02-20 Mon
きょう(2/20)は、飯能市と西川地域林業対策協議会などが主催した「観光及びエコツーリズムと農山村の振興」というタイトルの講演会に行ってきました。会場は飯能市林業センター。講師は立教大学の村上和夫教授でした。
私は、この分野の講演会は好きなので、開催情報を得たものは極力聴きに行くようにしています。そして、いつも思うのは「内容は良かった」でも「聴いている人が少ないのが勿体無かった」ということです。今回も出席者は極めて少数で、40〜50人程度でした。
どうして市役所が主催する講演会は参加者が少ないのでしょうか? それがいつも不思議です。原因の一つは、もちろんPR不足です。今回の講演会も飯能市役所サイトには掲載されていませんでした。「広報はんのう」にも載っていなかったと思います。
印刷〆切の関係で広報への掲載には間に合わなかったとして、市役所サイトにはいつでも簡単に載せられるはずです。飯能市の主催行事なのに、なぜ、市役所サイトの載せないのでしょうか?
現在の飯能市役所サイトのTOP頁には、「新着情報」として幾つかのイベント情報を載せています。例えば、3/4開催予定の「こども応援講演会」と、2/28開催予定の「次世代育成支援フォーラム」は2/8から掲載されています。過去の情報も、2005年4月のものまで「新着情報バックナンバー」として、2層目の頁に掲載されています。それなのに、きょう(2/20)の講演会のことは何も掲載されていないのです。
私は地域サイト『飯能いつどこ情報源』に載せるイベント情報を求めて中央公民館のチラシを集めるのを習慣にしています。今回のPRチラシもそのとき入手しました。しかし、このように市内の公共施設で「市役所からのお知らせチラシ」を入手している人は極めて少数でしょう。
せっかく立派なチラシやポスターを印刷しても、多くの人に見られなければ集客効果は生まれません。しかも、チラシやポスターの印刷には多額の経費がかかります。配布にはさらに手間がかかります。
その点、『飯能いつどこ情報源』もそうですが、サイト掲載は経費がまったくかかりません。ですから「予算が無い」という言い訳は通用しません。手間もほんの数分で出来ることです。印刷したチラシがあるなら、それをファイルにしてリンクすればそのままの内容を伝えることができます。
もちろん、飯能市サイトにイベント情報を掲載したからといって、それだけで人が集まるものではありません。しかし、「簡単にできるサイト掲載すらしない」ということは、そのことだけで「集客する熱意が無い」と思われても仕方ないでしょう。 まさか、「市役所の行事は開催したという事実を作っておく」のが目的なのであって、「集客数は評価の対象ではない」と考えているのではないと思いますが・・・・・
きょう(2/20)の講演会の内容が良かっただけに、参加者の少なさが残念でなりませんでした。
市役所サイトには、もっとイベント情報を掲載して欲しいと思っています。少なくとも、市役所が主催とか後援で関係するイベントだけは、そのすべてを掲載するようにして下さい。
それとも、こんな簡単なことすら実現できないほど、飯能市役所は部署間の連携がなされていないのでしょうか?(そんなことはないですよね・・・・)
私は、この分野の講演会は好きなので、開催情報を得たものは極力聴きに行くようにしています。そして、いつも思うのは「内容は良かった」でも「聴いている人が少ないのが勿体無かった」ということです。今回も出席者は極めて少数で、40〜50人程度でした。
どうして市役所が主催する講演会は参加者が少ないのでしょうか? それがいつも不思議です。原因の一つは、もちろんPR不足です。今回の講演会も飯能市役所サイトには掲載されていませんでした。「広報はんのう」にも載っていなかったと思います。
印刷〆切の関係で広報への掲載には間に合わなかったとして、市役所サイトにはいつでも簡単に載せられるはずです。飯能市の主催行事なのに、なぜ、市役所サイトの載せないのでしょうか?
現在の飯能市役所サイトのTOP頁には、「新着情報」として幾つかのイベント情報を載せています。例えば、3/4開催予定の「こども応援講演会」と、2/28開催予定の「次世代育成支援フォーラム」は2/8から掲載されています。過去の情報も、2005年4月のものまで「新着情報バックナンバー」として、2層目の頁に掲載されています。それなのに、きょう(2/20)の講演会のことは何も掲載されていないのです。
私は地域サイト『飯能いつどこ情報源』に載せるイベント情報を求めて中央公民館のチラシを集めるのを習慣にしています。今回のPRチラシもそのとき入手しました。しかし、このように市内の公共施設で「市役所からのお知らせチラシ」を入手している人は極めて少数でしょう。
せっかく立派なチラシやポスターを印刷しても、多くの人に見られなければ集客効果は生まれません。しかも、チラシやポスターの印刷には多額の経費がかかります。配布にはさらに手間がかかります。
その点、『飯能いつどこ情報源』もそうですが、サイト掲載は経費がまったくかかりません。ですから「予算が無い」という言い訳は通用しません。手間もほんの数分で出来ることです。印刷したチラシがあるなら、それをファイルにしてリンクすればそのままの内容を伝えることができます。
もちろん、飯能市サイトにイベント情報を掲載したからといって、それだけで人が集まるものではありません。しかし、「簡単にできるサイト掲載すらしない」ということは、そのことだけで「集客する熱意が無い」と思われても仕方ないでしょう。 まさか、「市役所の行事は開催したという事実を作っておく」のが目的なのであって、「集客数は評価の対象ではない」と考えているのではないと思いますが・・・・・
きょう(2/20)の講演会の内容が良かっただけに、参加者の少なさが残念でなりませんでした。
市役所サイトには、もっとイベント情報を掲載して欲しいと思っています。少なくとも、市役所が主催とか後援で関係するイベントだけは、そのすべてを掲載するようにして下さい。
それとも、こんな簡単なことすら実現できないほど、飯能市役所は部署間の連携がなされていないのでしょうか?(そんなことはないですよね・・・・)
2006-03-31 Fri
明日(4/1)から「飯能さくらまつり」が始まります。今年は目出度くちょうど桜の見頃と重なりましたね。ここ数日は花見にはかなり寒い日が続きましたが、幸い明日は暖かくなるようです。(明日の飯能地方の天気予報)
毎年恒例の行事ですが、個々のイベントとして「いつ?どこで?なにがあるか?」を確認しようと思って「広報はんのう」を見ようと思ったのですが家の中でなかなか見あたらなかったので、探すのが面倒になって飯能市役所サイトにアクセスしてみました。
ところが驚いたことに、飯能市役所サイトには、今年の「飯能さくらまつり」のイベント案内がどこにも掲載されていないのです。TOP頁インフォメーション欄の「トピックス」コーナーにも「新着情報」コーナーにも掲載されていません。(みなさんも確認してみて下さい)
そうなれば当然、誰でも定番情報の「イベント情報」をクリックするでしょう。ところが「最新イベント情報」頁には「3月19日のフリーマーケット」と「3月11日の「生涯学習フェスティバル」しか掲載されていません。この情報のどこが「最新」なのでしょうか?
次は、同じ「イベント情報」の「年間イベント一覧」頁にアクセスしてみました。そこの4月の欄に有りました! 「飯能さくらまつり」と記載されていました。しかも「詳細」というリンク頁があったので、期待してクリックしました。
ところが、ここに掲載されている情報もがっかりです。全文を下記に転記します。
毎年3月下旬から4月上旬の桜が咲く頃開催される春の伝統行事。天覧山の麓中央公園で賑やかに開催されます。期間中は花と植木市をはじめ夜は公園内にぼんぼりが点灯されるほかチャリティー模擬店なども行われます。また公園の特設ステージではポップスコンサート、歌謡の夕べ、飯能屋台囃子大会、飯能白龍太鼓、舞踊の集いなども披露されるほかモデル撮影会も開催されこの時期には観光写真コンテストの作品募集も行われます。会場は、西武池袋線飯能駅北口から徒歩30分
これだけです。そして「不鮮明で小さい写真」が一枚。このどこが「詳細」なのでしょうか?
飯能市観光商工課と飯能観光協会が運営する「飯能さくらまつり」を「最新イベント情報」として市役所サイトに掲載するのであれば、最低でも「いつ、どのような時間帯で、どこの会場で、どのようなことがあるのか?」「出演者はどういうグループなのか?」という情報と、会場への地図などを載せなければ、意味が無いのではないでしょうか?
この「市役所サイトに望むこと」という項目タイトルの第01回(1/23)で訊ねていることですが、本当に誰が飯能市役所サイトを運営しているのでしょうか?
もし、市役所職員だとしたらはっきり言って「怠慢」以外のなにものでもありません。叱責ものでしょう。
もし、外部業者への委託だとしたら、その業者は、はっきり言って「市民をナメテ」います。受託金額を知りませんが「市役所もなめられている」と言ってもいいでしょう。
2006-08-12 Sat
飯能市が設置した新図書館懇話会の活動については、一般市民は知る手段が限られています。誰に、尋ねたらよいのかもわかりません。
そこで、飯能市役所ホームページの<サイト内検索>で「新図書館懇話会」を検索してみました。
すると「16件」が表示されました。
見て貰えば判ると思いますが、これが「人に読んで貰いたい」と思っている人が作成する文書でしょうか?
一般の会社なら、上司にこんな報告書や会議録を提出したら、一目見るなり、「馬鹿野郎!」「仕事をなめるな!」「読みやすいように書き直せ!」と突き返されるレベルの文書ではないでしょうか?
しかし、この文書を作成した職員は「前例通りにやっている」「このように書くように定められている」「自分の判断で勝手に直すことはできない」・・・・という理由を挙げるでしょうね。
簡単に指摘すれば
1・「段落の行空け」が無いから「項目」毎の区別がつかない
2・「項目タイトル」と「地の文」との区別がつかない
3・ファイル分けをしないから検索で余分な文書も表示される
という「初歩的な手抜き」(ミスではありません)があります。
たぶん、飯能市役所の人は「情報公開」のことを「役所で作成した文書をインターネットで閲覧できるようにすればいいんだ」としか思っていないのではないでしょう。
公開すべき行政の情報は、求める市民が「読みやすく」作成し、「探しやすく」公開するということが「情報公開制度」の基盤には有るのではないでしょうか?
もし、他に「読みやすい文書」を検索する方法が有るのなら、その方法はぜひ見つけやすい位置に明記しておいて欲しいですね。
2006-08-13 Sun
いま<新図書館懇話会への質問>を書いていきます。全部で何項目になるのかまだ決めていませんが、まとまったら、飯能市に「質問メール」を送信するつもりです。
念のために、いま改めて飯能市役所サイトをチェックしてみたら、「メールで質問を受け付ける頁」がどこにも有りませんでした。
なぜ、「質問メール」を受け付ける仕組みが無いのでしょうか?
「みんなの提案ボックス」という頁は有りますが、「提案」と「質問」は違います。
「提案メール」については受信後に「受信しました。これから検討してみます」という確認メールを提案者に送信すればそれで済みます。回答を催促されても「まだ検討中です」とか「提案者のご希望には添うことはできませんでした」というメールを返信すればそれで済ませることも可能です。
ところが「質問メール」については「回答を書いて」送信しなければなりません。それは手間の罹ることです。だからと言って「そのご質問にはお答えできません」という返信メールを出したら、格好のマスコミネタにされてしまいます。
だから、「質問メール」を受け付けたくないのでしょうか?
それとも、秘書室広報広聴担当にメールすればいいのでしょうか?
きょう(8/13) 「市長へのメール」 頁から下記のメールを送信してみました。
「市長へのメール」の当欄には「ご提案」と書かれていますが、「質問」でも宜しいのでしょうか?
私は、飯能市が設置した「新図書館懇話会の現状と今後」について質問したいことがあるのですが、どの部署の、どのメールアドレスに送信すればいいのでしょうか? お手数ですが、その点を教えて頂ければ幸いです。
果たして、どのような返信メールが届くか、明日(8/14)以降、受信フォルダーを開くのが楽しみになりそうです。
念のために、いま改めて飯能市役所サイトをチェックしてみたら、「メールで質問を受け付ける頁」がどこにも有りませんでした。
なぜ、「質問メール」を受け付ける仕組みが無いのでしょうか?
「みんなの提案ボックス」という頁は有りますが、「提案」と「質問」は違います。
「提案メール」については受信後に「受信しました。これから検討してみます」という確認メールを提案者に送信すればそれで済みます。回答を催促されても「まだ検討中です」とか「提案者のご希望には添うことはできませんでした」というメールを返信すればそれで済ませることも可能です。
ところが「質問メール」については「回答を書いて」送信しなければなりません。それは手間の罹ることです。だからと言って「そのご質問にはお答えできません」という返信メールを出したら、格好のマスコミネタにされてしまいます。
だから、「質問メール」を受け付けたくないのでしょうか?
それとも、秘書室広報広聴担当にメールすればいいのでしょうか?
きょう(8/13) 「市長へのメール」 頁から下記のメールを送信してみました。
「市長へのメール」の当欄には「ご提案」と書かれていますが、「質問」でも宜しいのでしょうか?
私は、飯能市が設置した「新図書館懇話会の現状と今後」について質問したいことがあるのですが、どの部署の、どのメールアドレスに送信すればいいのでしょうか? お手数ですが、その点を教えて頂ければ幸いです。
果たして、どのような返信メールが届くか、明日(8/14)以降、受信フォルダーを開くのが楽しみになりそうです。
2006-08-15 Tue
私が飯能市役所webサイトの「市長へのメール」から、「新図書館懇話会に関する質問メール」を送信したのは8/13の午後でした。
一度でもこの「市長へのメール」から送信したことのある人はご存知だと思いますが、ここから送信したメールは自分のパソコンに「送信済みメール」としては残りません。迂闊にも私は正確な送信時刻を記録しておくのを忘れてしまいました。
さきほどパソコンの受信フォルダーを開いたら、早くも返信メールが届いていました。こちらのメールソフトの記録では、受信はきょう(8/15)の09:29。市役所からの回答としては時間的には充分に「合格点の範囲」なので思わず嬉しくなってしまいました。
私の質問内容は、08/13付けに書いた通りですが、その「回答メール」は下記の通りです。全文です。
小久保様
こちらへお送りいただくことも可能ですが、お問い合わせ、ご質問などにつきましては、直接担当課へお送りいただいた方が迅速な対応ができますので、直接担当課あてにお願いいたします。
「新図書館懇話会」につきましては、市立図書館が担当しております。
下記へご送信くださいますようお願いいたします。
市立図書館 Eメール tosyokan@city.hanno.saitama.jp
℡ 042-972-2114
飯能市役所広報広聴担当
このBlogを読んだ人の中には「他人からのメールを当人の承諾無しに勝手に公開するのはプライバシーの侵害だ!」と言う人がいるかもしれません。
私自身は「この送信メールの作成者は広報広聴担当者であって個人ではない」ので支障は無いと思っています。
2006-08-17 Thu
飯能市役所webサイトの中にある 「エコツーリズム」 部分がかなり良くなっていました。
飯能市役所サイトのTOP頁から[快適な都市]→[環境・エコツーリズム]→[入口はこちら]までは従来と同じですが、[入口はこちら]をクリックすると表示されます。TOP頁に集められている各部門のバナーの中の<エコツーリズム>からは直接行けるようになっています。
メニュー構成も、行政の事業を市民に紹介し、参加参画を促す頁としては「合格点」のレベルになっていると思います。飯能市役所webサイトの中では最高レベルの充実した内容ではないでしょうか。
そのURLはhttp://hanno-eco.com/ で、飯能市役所のURLであるhttp://www.city.hanno.saitama.jp/ とは明らかに異なっています。
これは、おそらく、
現在の飯能市役所webサイトの内容があまりにもお粗末であり、しかも、各部門で自由に内容の追加や更新ができないことに我慢できなくなった担当者が、自分で独自の<飯能名栗エコツーリズム>サイトを開設して、飯能市役所サイトと[入口はこちら]から導入できるようにリンクを張ったのだ、
と推測していますが、どうでしょうか?
この<飯能名栗エコツーリズム>のように、担当職員が自分でサーバースペースと独自ドメインを確保して、自由にwebサイトを開設して、飯能市役所サイトの自分の部署の頁からリンクできるようにすれば、飯能市役所サイト全体が充実していくのではないでしょうか?
おそらく「インターネットのことは理解できない上司や市長」は「リンク先のwebサイト」と「飯能市役所サイトの2層目・3層目・4層目の頁」との区別はつかないでしょう。
他の部門、他の職員も、どんどんやり始めて欲しいと思います。とにかく上司に「市役所サイトとリンクさせること」だけ邪魔されなければ、意欲のある市役所職員であれば、自由に業務上必要な内容の濃い「部門別サイト」「担当業務別サイト」を立ち上げることができるはずです。期待しています。
蛇足ですが、<飯能名栗エコツーリズム>サイトの<リンク>頁の「飯能名栗エコツーリズムの支援サイト」としてリンクされている計12のサイトの中に、 『飯能いつどこ情報源』が入っていません。
いままでもエコツーリズム関係のイベントの殆どを「イベント情報」欄で紹介してきましたし、これからも紹介していきますので「支援サイト」に相当していると自負しているのですが・・・・・・
もっとも、この「支援サイト」という意味が、
エコツーリズム を「支援するサイト」 ではなく、
エコツーリズム推進室 が「支援しているサイト」 という意味であれば、
たしかに『飯能いつどこ情報源』は該当しませんね。
2008-02-29 Fri
きょう(2/29)から飯能市議会の年4回しか開催しない定例会が始まりました。
市議会事務局では、市民に<市議会の傍聴>を呼びかけていますが、
タテマエで傍聴を呼びかけているだけであって、本気ではありません。
それは、飯能市役所サイトと飯能市議会サイトを見れば一目瞭然で判ります。
みなさんも試しに上記の2サイトをクリックして見て下さい。
それぞれのTOP頁には、「2/29から市議会が開催されている」
という案内がどこにも書かれていなのです。
飯能市役所サイトは、毎日700~1000のアクセスが有る<超人気サイト>です。私が運営している『飯能いつどこ情報源』のアクセスは150~200ほどですから、なんとその5倍以上の告知力が有るわけです。
その飯能市サイトにTOP頁に
<市議会が開催中です。傍聴に来ませんか!>と大きく表示されていれば、
「ちょっと、“市議会傍聴”というのをしてみようかなぁ・・・・」
と思う人は、市議会サイトをクリックしてみるでしょう。
ところが、ですヨ。
この市議会サイトをクリックしても、
どこにも<いま市議会が開催中です>とは書かれていないのです。
だから、もちろん<傍聴に来ませんか!>とも書かれていません。
普通の大人であれば、「市民は市議会を傍聴できる」ということは一般常識としては知ってします。
しかし、実際に傍聴したことの有る人は、市民の数%程度でしょう。
だから、殆どの人は、「市議会が開会中なら、一度、傍聴してみようかなぁ」と思っても、いつ、どこに行って、どうすればいいのかを知りません。
「市議会を傍聴するには、議会の開会中に議場に行けばいいんだ」
ということは推測できますが、その市議会が
「何月何日の何時から何時まで開催されているのか」は、
広報誌か市役所サイトを見るしか知る方法はないのです。
ところが、その市役所サイトや市議会サイトをクリックしても、
市議会が開催されている最中であるにもかかわらず、
<いま市議会が開催中です>とは掲示されていないのです。
希に、「市議会サイトを見れば判るだろう!」と思った人が、市議会サイトをクリックして、市議会サイトTOP頁を見ても、
「いま市議会が開催中である」ということは全く判らないのです。
次回は、その実例を具体的に指摘してみます。
2008-03-01 Sat
いまの飯能市サイトは、
「いま市議会開催中であること」を活かした運営になっていないのです。
前回の書込(2/29)では、
「たまたま市役所サイトにアクセスした人の場合」で書いてみましたが、
これからは、
「市議会の傍聴をしてみたいのだけれど、どうすればいいのだろうか?」
という人の場合で書いてみました。(昔の私のことでもあります)
「市議会サイトを見れば判るだろう!」と思った人が、市議会サイトをクリックして、
そのTOP頁を見ても、驚いたことに
「いま市議会が開催中である」ということは全く判らないのです。
かろうじて、勘の鋭い人だけが、TOP頁に羅列されている
<10項目>の中から<会期日程>と<市議会へようこそ>
という項目をクリックするでしょう。
ところが! ところが!ですよ。
その<会期日程>をクリックしても、
わずか「一日一件のスケジュール」が、
「議案に対する質疑」とか
「市政に対する一般質問」とか
「常任委員会」・・・・
とだけ書かれているだけなのです。
さらには、それらの会議の時間帯すら、その<会議日程>には書かれていないのです。しかも、会期の約半分は「休会」なのです。
市議会サイトの<会期日程・3月定例会>頁を見た市民が
「市議が本会議場で市長や担当責任者に質問しその答弁を引き出している様子を市民が傍聴できる日はいつなのだろうか?」
と思っても、その頁には何のリンクも張られていないのです。
<市政に対する一般質問>と書かれている部分に
<一般質問通告者及び発言順序等一覧表>へリンクを張っておけばいいのに、それがなされていないのです。
だから、この<会期日程>頁を見ても、傍聴するために不可欠な情報である
<一般質問通告者及び発言順序等一覧表>にはたどり着けないのです。
この<一般質問通告者及び発言順序等一覧表>頁に行くには
<会期日程>頁から、一度、市議会サイトTOP頁に戻らなければならないのです。
しかも、そのTOP頁に羅列されている<10項目>の中の、どの項目を見ればいいのか、初めての人にはわかりにくいのです。
正解は<一般質問>という項目です。
いったい誰が、この項目の中に
<いま開催されている市議会>における<市議の質問の時間帯>と
<その質問内容>が掲載されている頁が存在すると思うでしょうか?
ましてや、<市議会の傍聴に関する情報>は、どこに書かれているかは
「迷路」か「クイズ」みたいに、さっぱり判らないのです。
次回は、その事例をさらに掘り下げて指摘していきます。
2008-03-02 Sun
飯能市役所サイトは、初めてアクセスした人にとっては
「どこに何が書かれているのか?」
「自分が欲しい情報はどこに書かれているのか?」
がさっぱり判らない、実に不親切で意味のないサイトなのです。
<ダメなサイトである事例>は幾つも挙げられますが、その中の顕著な事例の一つは<市議会の傍聴>という項目です。
「今日か明日、市議会を傍聴してみたい」という人が、市役所サイトを見て、
市議会サイトに行くところまでは実に簡単です。
しかし、この<市議会サイト>TOP頁を見ても、そこで表示されている
10項目の中には<傍聴>の文字はまったく見られません。
ここでも、勘の鋭い人だけが<市議会へようこそ>という項目をクリックするだけなのです。
しかし、しかし、しかし、
そのクリックで表示される<市議会へようこそ>頁で<目次>と表示されている12項目の中には、
なんと!どこにも<傍聴>という言葉が無いのです。
そこで、またまた、勘の鋭い人だけが<議会の公開>という項目をクリックするとしましょう。
すると、そこで、やっと、やっと!やっと!■議会の公開 ○傍聴
という案内が表示されるのです。
もちろん「何度もクリックしなければ探している情報には行き着かない」
というのはインターネットの世界では当然のことです。
市議会が開催されていない時は、<市議会の日程>や<傍聴に関すること>の頁は何層も下の階層に置かれていてもいいでしょう。
しかし、
本当に「市民に市議会を傍聴して欲しい!」と思っているのであれば
市役所サイトのTOP頁に直接、下記の
<きょうの市議会の予定>
<質問する市議と質問内容・その時間帯>
<傍聴の手続きと規則>
という項目を表示し、その文字にリンクを張っておくべきです。
市役所サイトが上記のように、
<市民の立場に立った構成>になっていないのはなぜなのか?
そして、
<市議会の傍聴>の呼びかけが、なぜタテマエだけなのか?
さらには
「市議会を傍聴する人が極めて少ない」のは今に始まったことではないのに
いまだに「傍聴する人が増えない」のはなぜなのか?
次回以降は、これらのことについて書いていきます。