2007-11-03 Sat
地域サイト『飯能いつどこ情報源』TOP頁の中列最下段には、
常時《予定されている選挙》という欄があり、
そこに現在判明している<飯能周辺での選挙日程>を載せています。
今月18日の青梅市長選の次に予定されている市長選挙は、来年11月に予定されている入間市長選です。
次の選挙で5選目になる現職の木下市長(75)が出馬するのかどうかは未定です。
仮に、現職市長が立候補するにせよ、しないにせよ、40前後の若い候補者が無所属で立候補すれば、それだけでもかなり市長選は面白くなるのではないでしょうか。
狭山市との合併が白紙になった入間市としては、次の合併相手は、飯能市だと思いますが、入間市の人たちがこの件に関してどのように考えているのかは知りません。
私自身は、「いずれ飯能市と入間市は合併すべきだ」と考えていますので、その<合併の是非>が両市の住民の間で話題になるには、この2008年11月に予定されている入間市長選が良い機会だと思っています。
入間市長選では、おそらく入間青年会議所が<立候補予定者公開討論会>を企画するでしょうが、その時はぜひ、<飯能市との合併の是非>を争点の一つにして欲しいものです。
2007-11-06 Tue
私が、いま<次の入間市長選>で「願望(妄想?)」していることは、
入間青年会議所が、<市長選立候補予定者公開討論会>としては、
全国で初めての試みになる<1年間のロングラン公開討論会>の開催を実現して欲しい!ということです。
「まちづくり」や「これからの地域活性化」を考えるうえで、市長選ほど最適な機会はありません。
選挙直前や、選挙期間中は、立候補者以外に、住民にも様々な制約が生じますが、<立候補予定者公開討論会>には、その制約を受けない範囲でも十分に「面白いことを実験する可能性」が詰まっています。
私が願望(妄想?)していることは、下記のような<段階的な実験>を試みて欲しいことです。
Ⅰ・市長選に立候補する人を男女別、年代別にいまから呼びかける
Ⅱ・新人候補だけで討論会を「テーマ別・年代別・地域別」に開催する
Ⅲ・ロングラン討論会の開催を重ねながら立候補予定者を増やしていく
Ⅳ・市長選直前に立候補予定者全員の公開討論会を開催する
Ⅴ・選挙後に新市長との質疑応答大会を「テーマ別」に開催する
「まちづくりや地域活性化に住民の関心を集める」ために、市長選を活用しないのはあまりにも勿体ないことです。
(Ⅰ~Ⅴの詳細は次回に以降に書きます)
2007-11-08 Thu
<1年間のロングラン公開討論会>の最初のステップは
Ⅰ・市長選に立候補する人を男女別、年代別に呼びかける
ことです。
これは、市政への関心を高めるために「立候補する人をできるだけ増やす」のが目的であって、特定の立候補予定者を応援することではありません。
市長選に対して、市民の関心が高まる最高の要素は、
「20代の候補者」(市長選への立候補は25才以上)
(生まれも幼小中高も市内の)「30代の女性候補者」
(経歴、キャラクター、商売、活動が)「ユニークな候補者」
(タレント、作家、有名人の家族などの)「知名度の高い候補者」
などでしょう。
しかし、「20代の候補者」「30代の女性候補者」は、どこかの団体が積極的に呼びかけないとなかなか出現しないものです。
既存の政党に属している人なら、初めての立候補でも、党内の先輩や経験者から種々の応援を得られますが、無所属の立候補予定者は、<選挙>に関しては何も判りません。
そこで青年会議所がやるべきコトは
「公職選挙法に抵触しない正しい政治活動」の勉強会でしょう。
テキストなら地元の選挙管理委員会を訪ねるとごっそりもらえます。
なんなら、選挙管理委員会の職員に<出前講座>の講師を依頼することもできます。
もちろん、立候補予定者が1人しかいない場合は勉強会は開催しないほうがいいでしょう。
なぜなら、その立候補予定者だけを、青年会議所が「応援する」と誤解されてしまうからです。
青年会議所が選挙に関わるのはあくまでも<中立公平の立場>に限るわけですから、勉強会は、立候補予定者が2人以上になった段階で始めたほうがいいでしょう。
もちろん、当初の目的は、「立候補予定者を増やす」ことなのですから、勉強会を重ねていく途中で「よし!私も・・・」という人が出現したら、その人も勉強会に加えていけばいいのです。
市長選に初めて立候補するという新人候補予定者だけを対象にした勉強会の講師として、最適な人はなんと言っても、選挙戦を勝ち抜いた市長経験者です。
中でも、何度かの落選を重ねた後にやっと当選したという人と、初めての市長選に無所属、無党派候補として「当選はとても無理」と思われていたのにあえて立候補して、それで美事に当選できたという人でしょう。
しかし、現職市長が理想的な講師かも知れません。
次の選挙にも立候補する現職なら無理でしょうが、「今期限り」と胸に秘めている市長であれば、青年会議所から「講師の依頼」をすれば可能性は大いに有るでしょう。
仮に、引退する現職市長に「次の後継者」として意中の人が居たとしても、若い立候補予定者が二人も三人も揃っているのなら、その人たちを「見定める」ためにも<勉強会の講師>は引き受けるのではないでしょうか?
現職の木下市長自身の気持ちが続投なのか引退なのかは判りませんが、年齢と通算任期を考えると、ある程度の予想がつくでしょう・・・・・
2007-11-11 Sun
<1年間のロングラン公開討論会>の第2ステップは
<Ⅱ・新人候補だけで討論会を「テーマ別・年代別・地域別」に開催する>
ことです。
もちろん、これも立候補予定者が2人以上になってからのことです。
<テーマ別の開催>ですから、言うまでもなく聴きに来る市民は、そのテーマに特に関心が有る人に限られるのですから、会場は公民館の学習室で充分でしょう。
もちろんテーマは、いまの入間市民、入間青年会議所が最も重視しているコトになります。飯能市民の私としては<次の市町村合併>(飯能市、日高市との合併)は、ぜひ、開催テーマの一つに挙げて欲しいと思っています。
<年代別の開催>というのは、もちろん、立候補予定者の年代別ではなく、<聴きに来て欲しい人の年代別>です。
「20代」「30代」「40代」とか「団塊の世代」「シルバー」というような区切りになるでしょうが、<高校生>を対象にした公開討論会も、将来を見据えた意義が有ると思います。
ということは、<年代別>というよりは<子育て世代>とか<定年退職者><大学生><フリーター><地域活動のリーダー>などのような<対象別>の開催も面白いでしょう。
<地域別の開催>とは、もちろん、公民館毎の開催です。
<テーマ別・年代別・対象別・地域別の開催>を重ねていくうちに、
「よし!私も市長選に立候補してみよう」という人が一人でも増えてきたら、このロングラン公開討論会は大成功といえるでしょう。
ロングラン公開討論会の意義は、来場者数ではなく、<開催し続けること>そのものにありますので、とにかく「続けられる」ためには、動員などに無理な負担をかけないことです。
開催後の内容をwebサイトに掲載すれば、それは、そのまま「いまの入間市が抱えている課題やビジョン」の「総覧」にもなるでしょう。
2007-11-13 Tue
<1年間のロングラン公開討論会>の第3ステップは
<Ⅲ・討論会の開催を重ねながら立候補予定者を増やしていく>
ことです。
もちろん、「立候補予定者が増える」ということは、既に、ロングラン公開討論会に出席していた「早めに立候補の意思表示をしていた人」にとっては、
本番の市長選でのライバルが増えることです。
しかし、このことは、「立候補予定者のための勉強会」への参加を呼びかけるときに予め了承を取り付けておくのですから、立候補予定者たちからの不満は生じないでしょう。
この<ロングラン公開討論会>の途中から、立候補を表明して、その公開討論会の出席メンバーに加わろうという人たちの中には、もしかしたら、「市長選」よりも「次の市議選」「次の県議選」を本当の狙いにしている人も出てくるかもしれませ。
それはそれで、一向に構わないのではないでしょうか。
この<ロングラン公開討論会>が、本番の選挙まで計何回開催できるか?
そこで、どのような将来ビジョンや問題提起が語られるか?
最終的に、何人の人が実際に市長選に立候補するか?
合計の何人の市民が聴きに来てくれるか?
これらのことは、実際に取り組んでみなければ判りません。
しかし、どのような結果になるにせよ、「市政へ関心」「市長選への関心」を高め、前回の市長選の<投票率35%弱>を上回るようになることだけは確実ではないでしょうか・・・・・
2007-11-14 Wed
<1年間のロングラン公開討論会>の第4ステップは
<Ⅳ・市長選直前に立候補予定者全員の公開討論会を開催する>
ことです。
来年の市長選の投票日は、おそらく10月末でしょうから、直前の公開討論会の開催日は10月上旬前後になるのでしょう。
実際に、何人が立候補することになるかはそのときになってみなければ判りませんが、選挙直前の公開討論会までたどり着ければ大成功でしょう。
もしかしたら、この直前の公開討論会の時点では、もう「どの候補者が当選するか」は誰の目にも明らかになっているのかもしれません
それが<立候補予定者公開討論会>の面白さであり、怖さなのでしょう。
この時点で、入間市民の間で、
<入間市と飯能市との(さらには日高市も含めた)合併>が課題として認知されていれば、かなり市長選への関心は高まっているでしょう。
その時は、公開討論会も1回だけの開催ではなく、<広域合併>や<地位活性化><子育て支援><公教育><財政改革>などのテーマ別に開催できるようにまでになっているかもしれません。
もちろん、この<市長選直前の立候補予定者全員による公開討論会>の段階で、
<1年間のロングラン公開討論会>の第5ステップである
<Ⅴ・選挙後に新市長との質疑応答大会を「テーマ別」に開催する>
ことの了承をとっておけば、後がやりやすくなります。
<ロングラン公開討論会>にはまったく参加しなかった人が、
突然、立候補することもあり得ることですが、
そのような立候補者の得票数も<公開討論会参加のメリット・デメリット>を考えるうえで、他市の選挙でも大いに参考になることです。
2008-09-27 Sat
会場は入間市市民会館大ホール
主催者は入間青年会議所。 (案内サイト)
しかし、残念なことに場内はガラガラ。
ざっと見た概算では入りは2割弱。
200名前後ではなかったでしょうか。
私が2001年6月に飯能市長選の公開討論会を企画したときは、主催者スタッフは5人で何の組織もありませんしたが、当時は7万人の人口でT
来場者は150人前後でした。
だから15万の人口で、青年会議所主催なのに、この来場者数は実に驚きです。
主催者の集客努力が不足していたのでしょうか?
あるいは、本気ではなかったのでしょうか?
それとも、「公開討論会」自体に集客力が無くなってきたのでしょうか?
入間青年会議所がきょうの反省会でどのような総括をするのか、それにも興味が有ります。
いずれにしても、飯能市の青年会議所が来年の市長選で公開討論会を企画するときは、抜本的に集客方法を改めなければならないかもしれません。
きょうの立候補表明者3人(木下博市長76・石田芳夫市議62・塩屋和雄市議61)の話を聞いた限りの感想で、<現職当選>でしょう。
高齢であり、多選への批判が有ることは判りますが、それでも、話す内容や迫力、それから感じさせる「人間力」としての「差」は会場で聴いていた人には歴然としたのではないでしょうか?
これが公開討論会の面白さの一つでしょう。
しかし、隣の市の住民としては「誰が当選するか?」よりは「投票率」のほうに興味があります。
<現職市長に現職市議2人が挑む選挙>は、有権者の関心は高まり、投票率が上がるパターンだと思うのですが・・・・・
<追記1>
きょうの公開討論会のコーディネーターを勤めた埼玉ローカル・マニフェスト推進ネットワークの西尾真治さんは素晴らしかった! 私がいままで聴いていた公開討論会の中ではピカイチでした。
もし、飯能青年会議所もローカル・マニフェスト方式で開催するなら、この人に依頼してみてはどうでしょうか?
<追記2>
私がいままで勉強していた「リンカーンフォーラム方式」では、<立候補予定者>と呼ぶことにしていましたが、<立候補表明者>という言葉のほうが良いかもしれません。
<立候補予定者>という言葉にしていると、公開討論会が終わった後で「私も立候補予定者だ」と言う人が出て来て、自分を出席させなかった公開討論会を非難する可能性がありますが、<立候補表明者>という言葉にしておけば、「あなたは立候補する予定だったと言うが、正式に表明していなかったからこちらとしては出席を要請できなかった!」と反論できるからです。