2007-05-18 Fri
私は、昨年の10月5日付けの
▲小久保の地域活動▲ ⇒【公民館の講座】というカテゴリのNO.6で
『起業準備セミナー』を地道に着実に続けて、「自分の足下」から起業する人を応援したい!
ということを書き込みました。
しかし、結局、この講座企画は提案しませんでした。
なぜなら、私は他にも『中高生のための落語教室』と『初めての五行歌講座』を提案して、開講が決まったので、「あまり自分の企画ばかり通すと反発されるかもしれない」と勝手に思い込んで、自己ブレーキをかけてしまったからです。
ところが先日、飯能市役所サイトで
「飯能市森林産業創造支援事業」(森林を活用したビジネス創業を支援します)というのを見つけました。
その頁には、市の支援を受けるための審査事項として下記の条件が記載されています。
飯能市森林産業創造補助金交付審査会において、次の審査事項等により採択を決めます。(10月上旬予定)
◎新規性、先進性、特色性、ストーリー性があるか。
◎消費者の視点での賞品づくり、サービス内容か。
◎市内の森林資源が有効に活用されているか。
◎地域の新たな雇用の創出につながるか。
私は、当Blogの「編集人プロフィール」に書いていますが、
「起業して成功する人と失敗する人はどこが違うのか?」ということをライフワークにして、この分野で23年間飯を喰ってきた人間です。
いま日本では、全国各地の市町村で、様々な「創業支援」が実施されていますが、実は、その実態はどこも下記のような事態に集約されてしまっているのです。
1.応募した大部分の人が結局は「創業しない」
2.せっかく創業しても半分以上は1年も「続けられない」
3.続けても、当初に期待した成果を上げられない
なぜ、創業したいのに、創業できないのか?
なぜ、創業したのに、続けられないのか?
なぜ、頑張って続けても成功しないのか?
それは、創業の本当の成功要因と失敗要因と、殆どの人が誤解しているからなのです。
本当は「これは典型的な失敗要因だ!」と後になってみれば気づくことなのに、始める前はそれを「確実な成功要因」と思い込んでしまっている人が多いからなのです。
その「間違っている成功要因の思い込み」は、具体的に、その場で指摘され、それを自分で心から納得しない限り、払拭されないのです。
私としては、「これから起業したい人」、
とくに、今回の飯能市新林産業創造支援事業に「応募したいと考えている人」を対象にした「失敗しないための起業準備講座を開催しよう」と思って、きょう、中央公民館の担当者に提案書を渡してきました。
支援への応募締切日の8月末までには、なんとか開講できれば思っているのですが、どうなるでしょうか?
提案した結果は、当Blogで報告します。
