2007-06-26 Tue
私はもう23年も「これから起業したい」という人を対象にしたセミナーの講師をしてきましたが、それは、いつも大別して下記のような3段階に分けていました。
【第1段階】 → <起業したい人なら全員>が対象
【第2段階】 → <事業計画書を作成した人>だけが対象
【第3段階】 → <具体的な準備を始める人>だけが対象
最初の<第1段階>では、受講生をまず
具体的な事業プランが<有る人>と<無い人>とに分けることから始めます。
その上で、<事業プランが有る人>には、
「事業計画書、もしくは事業の内容を簡潔に説明する1枚の資料を作成して私に見せて下さい」
という課題を与えてきました。
その課題を提出した人だけが、次の<第2段階>に進めます。
「事業計画書なんか書けない」という人は、
そのまま<プランが無い人>として【第1段階】の内容を受講してもらいます。
この段階で「プランが有るのにプランの無い人と一緒にされるのは嫌だ!」と言う人が希にいますが、そういう人には
「紙に書かかれたのがプランなのです」
「そのプランがあなたにとって最適なものであればすぐに書けるはずです」
「頭の中にあるだけで紙に書けないようなことはプランには値しない」
と言うことにしています。
それで納得して<プランが無い人>として【第1段階】を受講する人もいますが、中には憤慨して帰ってしまう人もいます。しかし、私はそういう人を引き留めるようなことはしません。
結論から言えば、そのような人は<結局は起業できない人>であり、
<せっかく起業しても続かない人>だからです。
(その理由は当カテゴリーを最後まで読むと納得できると思います)
私が密かにweb上で展開している【起業準備講座】の
<事前の自己チェック>も、事業プランの有無に回答することから始まります。
この<事前の自己チェック>は全5問で短いですので、興味の有る方は試してみて下さい。 ここからです。
最後の【設問05】には、私への質問や相談をメールするようになっています。その時点で、質問や相談があればメールを送信して下さい。
2007-06-27 Wed
<事業プランの有る人>といっても、その<有る>というレベルは人によって大きく異なっています。
私の経験では大別して下記の3つに区別できました。
a.事業計画書らしきものは作成している(から持参してくる)
b.プランは頭の中で出来上がっている(と言っている)
c.ビジネスの分野を定めただけ(なのにプラン有りと言っている)
これと同じように
<事業プランの無い人>といっても、その<無い>というレベルも人によって大きく異なっています。
私の経験では大別して下記の3つに区別できました。
d.分野は定めているがビジネスの内容が具体的ではない
e.「あれにしようか?」「これにしようか?」と分野で迷っている
f.まったくの白紙でどんな分野のビジネスなのかも定まっていない
あなたは、上記a~fのどれに該当するでしょうか?
あなた自身の<事業プランの有無>も、その<レベルの度合い>も、あなた以外には誰も判りません。この段階で「自分を偽ってしまう」と、「起業するために早く着手すべき次の最優先課題」を間違えてしまうのです。
次回は、a~fまでのそれぞれに該当する人へのコメントを書きます。
2007-06-28 Thu
「事業分野が定まっていない」という人にとって、最優先の課題は、
「この分野で起業したい!」という、この「分野」を明確に定めることです。
それより優先する課題は有りません。
しかし、この「事業分野が定まっていない」という段階の人が陥ってしまう最大の失敗は、
この時点で「会社設立」や「資金調達」「事業計画書の作成方法」などに興味がいってしまうことです。
〈起業する人・できない人〉のNo.1(6/20)で
「起業の成功要因・失敗要因」は、「結婚の成功要因・失敗要因」と対比してみると意外にもよく理解できるものなのです。
ということを指摘しました。
「結婚相手がいないのに結婚届の書式や結婚式の内容を夢想する」のは楽しいかもしれませんが、それは愚かで悲しいことです。
それと同じように、
事業分野が定まっていないのに、具体的な事業プランが無いのに、
「会社設立」の「会社定款」や「登記手続き」のことを考えるのは、
実は、愚かで悲しいことなのです。
<f. まったくの白紙でどんな分野のビジネスなのかも定まっていない人へのコメント>
「起業したい!」という意欲は強いのに、
なぜ多くの人たちが、ビジネスの分野さえ定められないのでしょうか?
それは、「自分がやるべきビジネス分野」を探す方向が間違っているからです。
「探す方向」が間違っているから、何年かけて探しても「これだ!」「このビジネスをやろう!」というものが見つけられないのです。
では、どうすれば、「これだ!」「このビジネスしか自分を活かす分野は無い」というものを具体的に見つけることができるようになるのでしょうか?
それに答えるのが私がやってきた<起業準備講座>の第一段階なのです。
「起業したい!」という人にとって最適なビジネスを探す方向は
実は<自分の足下>以外には無いのです。
<自分の足下>とは大別して下記の5つです。
1.自分がいま働いている業界、いままで永年働いてきた業界
2.自分が永年積み重ねてきた業務、専門技術、専門知識
3.自分が好きで永年続けてきたこと(趣味・こだわり)
4.自分の得意なこと、他人には負けない特技
5.自分自身の切実なニーズ、特殊な事情(生い立ち・体験・信念)
上記の1~5以外の方向を見て、
「これからどのようなビジネスが有望なのか?」
「これからどのようなビジネスが流行るのか?」
「これからどのようなビジネスをやれば儲かるのか?」
などということに、いくら時間をかけても「これだ!」というビジネスは見つからないのです。
だから、多くの人が「起業したい」と思いながら、実は「起業できない」のです。
希には「これかもしれない!」というビジネスを見つけることがあるでしょう。
しかし、それは、いつまでも「こういう仕事もいいなぁ」「これにしようかなぁ」と迷い続けるだけで
「よし!この仕事にしよう!」「これだ!」という決断がつかないものなのです。
だから、多くの人が「起業するぞ!」と周囲に言いふらしながら、実は「起業できない」のです。
2007-06-29 Fri
<e.「あれにしようか?」「これにしようか?」と分野で迷っている人へのコメント>
本当に自分にとって最適なビジネスであれば「迷わない」ものです。
「迷っている」ということ自体、その「あれ」も「これ」も、実は、あなたにとって最適なビジネスの分野ではない、と考えたほうがいいのです。
「迷った」コトをビジネスにしようとしても、結局は「始められない」し、無理に始めても「続かない」のです。
<結婚>も「迷い」を押し殺して、無理に踏み切っても、その「迷った」部分が原因で結局は破局してしまうことが多いのです。
起業して成功した人の殆どは、そのビジネスを始めるとき、
「このビジネスでいいのだろうか?」
「もっと他に自分に相応しいビジネスが有るのではないか?」
というようなことで迷わなかったのです。
「自分が取り組むビジネスはこれしかない!」
「私にはこのビジネス以外にはない!」
という積極的な意味で迷わなかった人が多いのですが、
中には
「自分にはこのビジネスしか知らないから」
「自分にはこれしかできないから」
というように、「他に選択肢が無い」という意味で「迷う余地が無かった」人も少なくないのです。
起業も結婚と似ています。「迷ったら」できないし、しないほうがいいのです。
もし、あなたが
「あのビジネスにしようか?」とか
「イヤ、このビジネスにしたほうがいいのではないか?」と迷っているのは、
おそらく
「あのビジネスのほうが儲かるだろうか?」とか
「このビジネスのほうが将来は有望なのではないか?」
というようなことを考えてしまっているからではないでしょうか?
「あのビジネスは儲かるだろうか?」
こんな疑問を抱いたら、出てくる答えは
「儲かるかどうかはまだよく判らない」という結論しかありません。
だから「分野で迷っている人」はいつまでも起業することができないのです。
「このビジネスの将来は有望だろうか?」
こんな疑問を抱いたら、出てくる答えは
「いまの段階ではわからないからもう少し様子を見てみよう」という結論しかありません。
だから「分野で迷っている人」はいつまでも起業することができないのです。
しかし、
「私はこのビジネスが好きか?嫌いか?」
この自問自答対する答えは、「好き!」でも、「嫌い!」でも、すぐに出てきます。
だから「自分の好きなこと」に分野を定めた人は、迷わずに起業することができるのです。
「私はこのビジネスが得意か?不得意か?」
この自問自答対する答えも、「得意だ!」「誰にも負けない自信が有る!」
というように、すぐに出てきます。
だから「自分の得意なこと」にビジネスを定めた人は、迷わずに起業することができるのです。
「迷わずに始められるビジネス」は、<自分の足下>にしか無いのです。
よそ見みをしないで、目先の流行に左右されないで、無責任な金儲け情報に踊らされないで、<自分の足下>をじっくり見詰めて下さい。
そこに必ず「これだ!」「このビジネスをやるためにいままで生きてきたんだ!」と確信できるものが有るはずです。
<自分の足下>を前回(6/28)とは別の視点で書くと下記のようなことになります。
1.自分の「好きなコト」で、なおかつ「得意なコト」
2.「好き」で「得意」で、なおかつ「求められているコト」
3.寝食や時間を忘れて夢中になって没頭してしまうコト
4.どんなに高価でも自分なら欲しいと思っているモノ(コト)
5.どんなに長時間従事していても「辛い」とは思わないコト
6.どんなに苦しくても「やり続けたい」と思っているコト
7.自分自身が成長していく手応えを日々実感できるコト
上記のような「作業」「時間の過ごし方」の中にこそ、あなた自身にとっての<最適なビジネス>が有るのです。
ちなみに、起業して成功した人の大部分は「起業しよう!」と思った時点で
分野もビジネスの内容も定まっていたのです。
諦めないで、「見つかる」まで「探して」下さい。
案外、早く見つかるものです。
私の起業準備講座の<第一段階>では、その日のうちに「これだ!」というモノ(コト)を「見つける」人が多いのです。
もっとも「1週間や2週間かかっても見つからない」という人は、そのまま見つからないという人が多いのも「事実」です。
「好きなことは何か?」「嫌いなことは何か?」「得意なことは何か?」
この自問自答で自分自身に「嘘」をつく人は、<自分にとっての最適ビジネス>を見つけることはできないでしょう。
2007-07-01 Sun
<c.ビジネスの分野を定めただけ(なのにプラン有りと言っている)人
<d.分野は定めているがビジネスの内容が具体的ではない人へのコメント>
こういう人にとって最大の優先順位は、
「本当にこの分野が自分にとって最適なビジネス分野なのだろうか?」
ということを何度も自問自答してみることです。
なぜなら、「分野」が定まっているのに「ビジネスの内容が具体的にならない」理由として一番大きいのは「その人にとって最適なビジネスではないから」ということだからです。
ここで、「ビジネスの内容を具体的にする」とは、どういうことなのかを説明しておきたいと思います。
それはまず、「対象とするお客」を明確にすることなのです。
「どういう人たちをお客さんにしようとしているのか?」
「どこの、どういう人たちに売り込もうとしているのか?」
「誰から、どのようなことでお金を頂こうとしているのか?」
ということを明確にすることなのです。
個人なのか? 家庭なのか? 事業所なのか?
対象とする顧客によって、同じ分野でも、ビジネスの内容はかなり違ってきます。
<本当のお客>は誰なのか?
ビジネスでは、これが一番重要なポイントなのです。
例えば、<介護ビジネス>を例にして考えてみましょう。
このビジネスの<顧客>は、3つに大別されます。
介護保険がスタートするまでは、<介護ビジネス>の対象は
「寝たきり老人」当人ではなく、
「寝たきり老人を抱えて困っている家族」でした。
その後、<介護サービス>の内容が幅広くなって、
「介護を必要としている高齢者本人」になってきました。
しかし、介護保険制度がスタートしてからは、
「介護サービス業者を認定する」市役所が<お金を払ってくれるお客>になったのです。
コムスンが短期間で大きな企業になったのは
<介護の指定業者を増やさなければならない>行政の組織を<本当の顧客>対象に定めていたからなのです。
コムスンが社会的な非難を浴びて一気にダメになったのは、その行政という顧客に「不正」をはたらいたからなのです。
「介護を受けている高齢者」や「介護を要する人を抱えている家族」に喜ばれていても、<介護ビジネスの本当の顧客>である<介護保険システムの運営組織>の信用を失ったから、「存続を許されなくなった」のです。
<個人を対象としたビジネス>は、その個人の性別、年齢、職業、趣味嗜好、行動傾向によっても、ビジネスの仕方が大きく変わるものが多いのです。
例えば<ダイエット関連ビジネス>では、男性を対象にしたビジネスと、女性を対象にしたビジネスでは、その内容も展開も大きく異なります。
同じ<ダイエットビジネス>と言っても、
現在肥満の人を対象にしたビジネスと、いまのスマートさを保持したいという人を対象にしたビジネスは、けっして同じ内容ではありません。
同じ<ダイエットビジネス>と言っても、
若い人を対象にしたビジネスと、高齢者を対象にしたビジネスでも、その内容は大きく異なります。
分野を定めているのにビジネス内容がなかなか具体的にならないという人は、
この<対象とする顧客>を明確に定めない限り、そこから先へは、いつまでたっても進めないのです。
<対象とする顧客>が明確になれば、
その対象者の、あなたがビジネスをしたいという分野に関してのニーズが見えてくるはずです。もしくは推測できるはずなのです。
ビジネスとは、顧客の欲しているもの(ニーズ)を提供することでお金を頂けるのです。
ビジネスとは、顧客の困っていること(ニーズ)を解消してあげることでお金を頂けるのです。
だから、<対象とする顧客>を明確にしない限り、ビジネスの内容は具体的になっていかないのです。
2007-07-02 Mon
<b.プランは頭の中で出来上がっている(と言っている)人へのコメント>
こういう人にとって最大の優先順位は、
その事業プランを、第三者に理解できるように紙に詳しく書くことです。
つまり自分なりの事業概要書や事業計画書を作成することです。
私が担当してきた起業塾では、私からこのように課題を示されると、
「事業計画書の書き方が判らないから書けない」と言い訳をする人が少なくありません。
しかし、こういう人は、実は
「事業計画書の書き方が判らないから書けないのではなく、具体的な事業プラン無いから書きようがない」というのが実情なのです。
本当に<自分が手がけたい事業のプラン>が有るなら、考え出した時点で、その事業の内容を紙に書き出しているはずなのです。
そのことは〈起業する人・できない人〉No.2(6/22)でも書きました。
私はいつも「起業と結婚は似ている」と言っています。
「本当に結婚したいと思う相手」がいれば、誰からも言われなくても、その人へのラブレターを書き出しているものです。
(たとえ相手には出せなくてもですが・・・・・)
<本当に起業したい事業プラン>もそれと同じなのです。
「誰をお客にするのか?」
具体的なプランが頭の中に有るなら、それは書けるはずです。
「その顧客対象のどのようなニーズに焦点をあてるのか?」
具体的なプランが頭の中に有るなら、それも書けるはずです。
「顧客のそのニーズに対してどのようなサービスを提供するのか?」
具体的なプランが頭の中に有るなら、当然、それも書けるはずです。
「自分はなぜ、そのビジネスを始めたいのか?」
これもとうぜん、スラスラと書けるはずです。
「いつ頃から始めたいのか?」
「どこで始めたいのか?」
「どの程度の規模で始めたいのか?」(一人でか?家族とか?雇うのか?)
などということも書けるはずです。
「同じようなビジネスを既にやっている人がいるのか?いないのか?」
「ライバルになるのはどこ(誰)か?」
「そのライバルと比較して自分のどこが優位なのか?」
ということも書けるはずです。
「最初の顧客をどのようにして獲得するのか?」
「どのようにして固定客を増やしていくのか?」
も書けるはずです。
さらには
「そのビジネスでのリスクにはどのようなことが考えられるのか?」
「そのリスクに対して自分はどのように備えているのか?」
ということまでも書けるはずです。
私がここまで言うと、「判りました」と言って、事業概要説明書や事業計画書を書いてくる人もいます。
だから、私が担当する起業塾では、<第一段階>の終わりに、
「次の第二段階は具体的な事業プランの有るだけが対象です」
「受講したい人は、第二段階を受講する当日でいいですから書いた事業計画書を持参して下さい」
と言うことにしています。
「プランは頭の中で出来上がっている」と思っている人は、ぜひ、
その事業プランを、他人が読んで理解できるように紙に書いてみて下さい。
書けないようであれば、その事業プランは、
実は、あなたにとって<最適なビジネス>ではないのです。
素直にその現実に直視して、もう一度、<自分の足下>を探してみることをお薦めします。
2007-07-03 Tue
<a.事業計画書らしきものは作成している(から持参してくる)人へのコメント>
こういう人にとって、次に取り組むことは、その事業概要説明書や事業計画書を、第三者に読んで貰うように、簡潔に「1枚の紙」にまとめることです。
これから起業しようという人が、事業概要説明書や事業計画書を作成する目的は下記の2つです。
1.自分の頭の中の考えを整理しながら深め広げるために書く
2.他人に読んで貰って自分への協力者を増やすために書く
「プランの概要を一目で判る」ようにするために「1枚」にまとめるのです・
「事業計画書は分厚いほうがいい」と思い込んでいる人は意外と多いものです。
もちろん、詳しく、広範囲に、多角的な視点から検証された事業計画書は結果としては分厚くなります。
しかし、いきなり分厚い事業計画書を作成しようとするから「どう書いていいか」が判らなくなるのです。
「分厚い事業計画書」というものは、「分厚い」というだけで、他人にしてみれば読むのにかなりの時間がかかるだけに億劫になります。
しかも、
「枚数の多い企画書」は読んでもなかなか理解して貰えません。
人間は「理解できないこと」は応援しないものです。
だからこそ、自分の起業に協力して貰うためにも「その人に最初に見せる企画書」は「1枚」に簡潔にまとめたものにすべきなのです。
B5用紙1枚でもかまいません。
そのサイズで書ききれなかったらA4用紙かB4用紙に書けばいいのです。
そのサイズで書ききれないのであれば、A3用紙でもいいのです。
そのA3用紙に書ききれなければ、A3用紙を2枚貼り合わせA2版サイズにしてもいいから、とにかく「1枚」にまとめたほうがいいのです。
自分と人間関係の在る人であれば、どんなに多忙であっても「1枚」なら読んでくれます。読んでくれれば、書かれている分量はたった「1枚」なのですから理解して貰えます。理解して貰えれば、その人の協力を引き出すことも可能になります。
もしも、その人がそこで「もっと詳しく書いたのは無いのか?」と求めてきたら、分厚い事業計画書を見せればいいのです。
今度は、その人が自らあなたの企画書を読む気になっているのですから「分厚い企画書」でもOKなのです。
私が担当する起業塾の<第二段階>では、受講生が「1枚」にまとめた事業概要説明書をみんなで読んで、意見を出し合うスタイルで進めていきます。
だから、みんなが読む「1枚」は、みんなが同じ書式のほうが読みやすく、比較もしやすくなります。
そこで私は、いつも<第一段階>の最後に
「a.事業計画書を作成している」という人
「b.事業プランは頭の中でできている」という人
「c.分野は定めている」という人に
私が作成した『ビジネスアイデア定着シート』(A3版)を渡して、書式に従って、それに事業内容を書き込んでもらうようにしています。
この書式を使うと、大部分の人は、自分の事業プランが具体的になっていきます。
その『ビジネスアイデア定着シート』(A3版)が欲しい人は、ここをクリックして下さい。
A3サイズのWordファイルにしていますのでご自分のパソコンに取り込んでword印刷して書き込みように使ってみて下さい。
書き込む項目は全部で20項目ありますが、「どのようなコトを書けばいいのか要領がわからない」という方は、ここをクリックして下さい。
その20項目について簡単な解説を、同じA3サイズの一覧表にしてまとめてあります。