2006-01-03 Tue
飯能市で現在計画されている新図書館と現在の図書館に関することです。
中項目 には、下記の8つがあります。
⇒ 議会での「答弁」を検証しよう
⇒ 「箱物行政」の声域なのか?
⇒ 現図書館で出来ること
⇒ 次の飯能市立図書館
⇒ 「駅ビル図書館」への道
⇒ 新図書館懇話会への質問
⇒ なぜアンケートを実施しないのか?
⇒ 住民アンケートの設問と選択肢
中項目 には、下記の8つがあります。
⇒ 議会での「答弁」を検証しよう
⇒ 「箱物行政」の声域なのか?
⇒ 現図書館で出来ること
⇒ 次の飯能市立図書館
⇒ 「駅ビル図書館」への道
⇒ 新図書館懇話会への質問
⇒ なぜアンケートを実施しないのか?
⇒ 住民アンケートの設問と選択肢
2006-01-04 Wed
いま飯能市では「新しい図書館」が検討されているそうです。文化新聞の記事によれば、「平成16年の7月に市民と有識者が意見を交わす場として飯能市が新図書館懇話会を設置した」ということですが、飯能市HPの「図書館の頁」には、どこにも、その記述はありませんでした(他の箇所で探せば見つかるのかもしれませんが・・・)
「図書館大好き人間」である私としては「これからの図書館」に大いに興味があります。
飯能市に限らず、自治体が「これからの図書館」を考えるとき、大別すると
1「建物を改める」、
2「運営方法を改める」、
3「必要な設備を揃える」、
4「市民の参加参画を増やす」
という4つの項目について考える必要があります。
1「建物を改める」という項目には下記の3つの選択肢が考えられます。
A・現在とは別の場所に新しい建物を造る
B・別の場所の既存の建物に移転する
C・現在の場所で新しい建物に建て替える
Aを選択するなら、その候補地としては、市民会館周辺、市役所周辺、阿須運動公園周辺、その他の市有地が考えられるでしょう。林業がある飯能市には、新たに建てる図書館の構造としては鉄筋鉄骨よりも木造のほうが相応しいかもしれません。もちろん公共施設の建設には多くの規制がありますが、「特区申請」により、必ずしも「オール木造」の図書館が不可能なわけではありません。
Bを選択するなら、その候補物件としては、丸広飯能店、丸広東飯能店、サビアなどが便利かもしれません。意外な方法かもしれませんが、駿河台大学の図書館(メディアセンター)を大学と飯能市との共同運営にするという選択肢も不可能ではありません。
Cを選択するなら、建設期間中にも市民が利用できるような仮図書館を確保しなければならないため、無駄な費用が発生してしまいます。
私自身は「予算がある」なら、木造によるAを望みますが、予算が無い場合は「民設公営」(民間が新図書館を建設して飯能市に賃貸する)も検討に値すると思っています。(もっとも、事業を引き受ける民間業者が居れば、の話ですが・・・)
2006-02-15 Wed
この〈次の飯能市立図書館〉という項目タイトルの第01回では「建物を改める」場合を書き込ました。きょうの第02回は「運営方法を改める」ということについて書いてみました。
公立図書館での「運営方法を改める」という項目には下記の3つの挑戦課題があります。
D・利用方法を改める
E・稼働時間を改める
F.運営者を改める
Dには、「本や映像DVD、音楽CDの貸し出し」以外にも図書館に求められている機能を取り入れることです。インターネットへの接続も、回線と接続口さえ確保すれば極めて少額でノートパソコン持参者への便宜が図れます。高価なパソコンを購入しなくても、市民に「不要になったパソコンの提供」を求めれば、置き場所に困るくらいの数が集まるでしょう。
Eでは「現在の9時〜17時」を最低でも「8時〜22時」にしなければ「全ての市民に利用される施設」とは言えません。休館日も「年末年始以外は年中無休」でなければ「公共施設」の意味がありません。
飯能市に限らず多くの図書館で「年中無休・長時間開館」が実現していないのは「今の職員数では出来ない」のではなく「今の職員がやりたくない」だけなのです。ならば、「運営者を入れ替えよう」というのがFの「運営者を改める」という課題です。
Fには、「図書館には年中無休・長時間開館を了承した職員だけを配置する」という方法以外に、「民間に運営委託する」という選択肢もあります。「図書館であれば時給600円でも働きたい」「図書館であれば早朝でも夜間でも働きたい」という市民は大勢います。民間に運営を委託すれば、現状の図書館の市職員人件費の総額内でも「年中無休・8時から22時開館」が充分に可能になります。
ここまで読まれた方は、もう気づかれたと思いますが、上記のD、E、Fは、「新しい図書館」にならなくても、いまの古い図書館でもすぐに実現可能なことばかりです。
これからの「新しい図書館の実現」は、AやCを選択すると少なくても3,4年は先のことになってしまいます。Bを選択したとしても、その実現は1年以上先のことになるでしょう。それなのに「D・E・Fも新しい図書館で考えよう」ということにすると、すぐにでも実現できることをも先延ばしにしてしまうことになってしまいます。
だから「新しい図書館を考える」というような意味合いの
<「新図書館」懇話会>という名称では、
「いまの図書館でも実現できる改革を新図書館の完成まで先延ばし」されるように私には思えてなりません。
これは「些細な言葉の問題」かもしれませんが、現在の新図書館懇話会以外に、私は「いますぐ実現できる図書館改革を考える委員会」の設置を希望しています。
2006-04-06 Thu
飯能では「次の図書館」が計画されています。「いつ?」「どこに?」「どのような図書館を?」ということには市民は誰もが興味を持っているでしょう。
しかし、「新しい図書館」は、その時期も、場所も、規模も、予算も、まったく何も決まっていないのです。仮にそれらのことが今年度中に決まったとしても、実際に、新しい図書館が実現するのは少なくても4,5年も先のことなのです。
それまで、いまの図書館は何も改革されないのでしょうか? 何も改革する必要が無いのでしょうか?
当ブログの〈次の図書館を考える〉という項目タイトルの第02回(2/15)で、私は下記のようなことを書きました。
だから「新しい図書館を考える」というような意味合いの<「新図書館」懇話会>という名称では、「いまの図書館でも実現できる改革を新図書館の完成まで先延ばし」されるように私には思えてなりません。
これは「些細な言葉の問題」かもしれませんが、現在の新図書館懇話会以外に、私は「いますぐ実現できる図書館改革を考える委員会」の設置を希望しています。
2,3年先に取り壊されることが分かっている建物に数百万円、数千万円の経費をかけて改修することはバカげていますが、建物にお金を掛けなくてもできる「改善策」はたくさんあります。
そこで、この〈今の図書館で出来るコト〉という項目タイトルで、現在の図書館から改革して欲しいコト、改善できるコト、挑戦して取り組みたいコトなどを書いていきたいと思っています。
いまの図書館には、入館者が利用できるパソコンが1台もありません。パソコンが使えない図書館なんて今時、信じられないほどお粗末なことです。
だからと言って飯能市が10台も20台も購入することもありません。図書館内のインターネット回線に繋がるジャックを10口でも20口でも増やせばいいだけのことです。当然、同じ数だけの電源コンセントも必要です。設置場所は、学習室の各デスクと借り出しカウンター前の大テーブルが適切でしょう。
インターネット回線に接続できれば、自分でノートパソコンを持ち込めば自由に使えます。ノートパソコンを持参できない人のために、ある程度の数のパソコンを設置しておく必要がありますが、何も新品のパソコンを購入することはありません。不要になったパソコンを寄付を市民から募れば必要な台数は確保できるでしょう。Windowsのヴァージョンが98以降であれば充分役に立ちます。
それに幾らの経費がかかると言うのでしょうか? 10万円もあれば可能なことなのです。館長が「やろう」と言えば、すぐにできることです。反対する人は誰もいないでしょう。それなのに、なぜ、このことが手つかずで、いままで放置されていたのか不思議でしょうがありません。
現在の図書館の学習室の各デスクにインターネット回線へのジャックとコンセント電源を設置することさえもできなければ、おそらく、数年先に開設する新図書館も、「せいぜい数台程度のパソコンが設置されるだけ」で、「自前のノートパソコンは持ち込みできない」というお粗末なモノになってしまうかもしれません。
いま、なぜ「現図書館で出来ること」を課題にするのでしょうか?
それは「いまの図書館でも実現出来ることなのに検討されずに放置されることは、新図書館になったとしてても実現されない」可能性があるからなのです。
しかし、「新しい図書館」は、その時期も、場所も、規模も、予算も、まったく何も決まっていないのです。仮にそれらのことが今年度中に決まったとしても、実際に、新しい図書館が実現するのは少なくても4,5年も先のことなのです。
それまで、いまの図書館は何も改革されないのでしょうか? 何も改革する必要が無いのでしょうか?
当ブログの〈次の図書館を考える〉という項目タイトルの第02回(2/15)で、私は下記のようなことを書きました。
だから「新しい図書館を考える」というような意味合いの<「新図書館」懇話会>という名称では、「いまの図書館でも実現できる改革を新図書館の完成まで先延ばし」されるように私には思えてなりません。
これは「些細な言葉の問題」かもしれませんが、現在の新図書館懇話会以外に、私は「いますぐ実現できる図書館改革を考える委員会」の設置を希望しています。
2,3年先に取り壊されることが分かっている建物に数百万円、数千万円の経費をかけて改修することはバカげていますが、建物にお金を掛けなくてもできる「改善策」はたくさんあります。
そこで、この〈今の図書館で出来るコト〉という項目タイトルで、現在の図書館から改革して欲しいコト、改善できるコト、挑戦して取り組みたいコトなどを書いていきたいと思っています。
いまの図書館には、入館者が利用できるパソコンが1台もありません。パソコンが使えない図書館なんて今時、信じられないほどお粗末なことです。
だからと言って飯能市が10台も20台も購入することもありません。図書館内のインターネット回線に繋がるジャックを10口でも20口でも増やせばいいだけのことです。当然、同じ数だけの電源コンセントも必要です。設置場所は、学習室の各デスクと借り出しカウンター前の大テーブルが適切でしょう。
インターネット回線に接続できれば、自分でノートパソコンを持ち込めば自由に使えます。ノートパソコンを持参できない人のために、ある程度の数のパソコンを設置しておく必要がありますが、何も新品のパソコンを購入することはありません。不要になったパソコンを寄付を市民から募れば必要な台数は確保できるでしょう。Windowsのヴァージョンが98以降であれば充分役に立ちます。
それに幾らの経費がかかると言うのでしょうか? 10万円もあれば可能なことなのです。館長が「やろう」と言えば、すぐにできることです。反対する人は誰もいないでしょう。それなのに、なぜ、このことが手つかずで、いままで放置されていたのか不思議でしょうがありません。
現在の図書館の学習室の各デスクにインターネット回線へのジャックとコンセント電源を設置することさえもできなければ、おそらく、数年先に開設する新図書館も、「せいぜい数台程度のパソコンが設置されるだけ」で、「自前のノートパソコンは持ち込みできない」というお粗末なモノになってしまうかもしれません。
いま、なぜ「現図書館で出来ること」を課題にするのでしょうか?
それは「いまの図書館でも実現出来ることなのに検討されずに放置されることは、新図書館になったとしてても実現されない」可能性があるからなのです。
2006-06-15 Thu
この〈次の飯能市立図書館〉という項目タイトルの第01回(1/4)では「建物を改める」場合には下記の3つの選択肢が考えられます、と書き込みました。
A・現在とは別の場所に新しい建物を造る
B・別の場所の既存の建物に移転する
C・現在の場所で新しい建物に建て替える
Aを選択するなら、その候補地がどこになったとしても、新たに建てる図書館の構造は、林業のある飯能市としては鉄筋鉄骨よりも木造のほうが相応しい、と書きました。
そして、Bを選択するなら、その候補物件としては、丸広飯能店、丸広東飯能店、サビアなどが便利かもしれません、と書きました。
この時点では、まさか丸広東飯能店が「4月末で閉店」ということは、飯能市民は(丸広関係者を除いては)誰も知らなかったことです。
しかし、現実に、丸広東飯能店は閉館され、現在も空きビルのまま、次の活用策も白紙のままなのか未だに何も正式に公表されてはいません。
そのため〈次の飯能市立図書館〉の候補地としては、この丸広東飯能店跡が、俄然、
「飯能市にとって魅力的な選択肢の一つ」
に浮上してきました。
丸広経営陣の意向は公表されていませんが、その計画の優先順位はある程度推測することができます。
なぜなら、閉店せざるを得なかった「大型商業ビルの経営陣」が考える「手」には「定石」があるからです。それは下記の4つです。(1~4は優先順位の高い順です)
1・グループ内の成長企業が親会社を支援するためにもテナントになる
2・グループ内で活用できない場合は出来るだけ有利な条件で売却する
3・全館一括で借りたがっている企業にできるだけ有利な条件で貸す
4・上記3がダメなら全館を数区画にして入居する企業を増やしていく
「1」のケースはどうやら無かったようです。「2」も「3」も現時点では、買い手も借り手も決まってはいないようです。
しかし、このまま「空きビル」状態が長引けば、丸広としては「売却価格」や「賃貸家賃」を下げていかざるを得なくなります。不動産は、不良物件でない限り、価格を大幅に下げれば、必ず買い手や借り手は現れるものです。
そして、丸広が「大幅なダウン」を受け入れる気になりさえすれば、いつかは「2」か「3」の方法で「次の使用者」は決まることになるでしょう。
飯能市の「次の図書館」にとってのチャンスは「4」にあります。
なぜなら、「来客数を増やしたいテナント」の立場から見れば、
「公立図書館」が同じビルに有ることは「入居したくなる魅力」だからです。
「1」か「2」か「3」を希望する丸広にしても、半年、1年・・・と空きビルのままが続くと「飯能市立図書館を誘致したくなる」時がやってくるかもしれません。
そうなれば、新図書館のための改装工事費は全額丸広が負担し、その上で「妥当な金額の年間家賃」を決めることになります。
つまり、飯能市や飯能市民の側から見れば、「改修工事費無し」「毎月の家賃」だけで、駅ビルの中に最新設備の広い図書館を持つことができるのです。
これも「一つの可能性」です。
その「魅力的な可能性」をこちらから放棄するのは勿体ないことだと思いませんか?
「蛇足」かもしれませんが、「こちらから放棄する」というのは
「市有地(あの土地)に新たに建設する」という案に固執する
ことです。
もちろん、現時点では「建設資金が有る」なら、「市有地に木造で建てる」という案が最有力でしょう。
しかし、その方向で計画を進めていたとしても、「丸広空きビルに有利な条件で入居できる」という「可能性」が生じた場合は、その新しい事態に「臨機応変に対応する」という「勇気」が必要です。
あの「市有地」は、図書館以外にも相応しい活用法が有ります。
2006-07-02 Sun
このBlog「飯能どうする研究所」には〈次の飯能市立図書館〉という項目タイトル(カテゴリー)があります。
その第1回(1/4)では、下記のことを書き込みました。
(新図書館は新たな建設ではなく既存の建物に賃借で入るという)B案を選択するなら、その候補物件としては、丸広飯能店、丸広東飯能店、サビアなどが便利かもしれません。
しかし、丸広東飯能店が閉館した今となっては、ここが「新図書館の移転先」としては最適な候補地になりました。
その理由は下記の5点です。
1.利用者のアクセスには電車でも車でも最適な位置にある
2.八高線、西武線沿線から広域の利用者から喜ばれる
3.「新館建設」という新たな「箱物建設費」が不要である
4.ビル所有者(現&次期)にも集客面で大きなメリットがある
5.全国には珍しい「駅ビル図書館」として注目される
公立図書館では、昨日(7/1)開館した埼玉県川口市立中央図書館が
「駅前図書館」として注目されています。ここは「駅ビル」ではなく「駅前ビル」である「キュポ・ラ 本館棟」の中にあります。
この川口駅前にある「キュポ・ラ 本館棟」はちょうど丸広東飯能店を全館、「市役所移転」とは別に、「行政サービス施設」として使えば、どのような使い方が有るか、ということの良い見本です。
2006-07-04 Tue
飯能市で現在、検討している新図書館に関する
「インターネット住民アンケート」を実施したいと考えています。
アンケートは「設問」が重要です。
「新図書館に関するアンケート」であれば、最初の設問は下記のようになるでしょう。
【設問01】あなたは、飯能市の次の新図書館には下記のどれが最適だと思いますか? 一つだけ選んで下さい。
a.いまの図書館の場所で建て直す
(建設中は別の場所での仮図書館が必要になります)
b.現在とは別の場所に新しく建物を造る
(市民会館の近くが最有力候補地です)
c.市内の空きビルを借りて移転する
(候補地は旧丸広東飯能店以外にもあります)
上記の「三者択一」であれば、おそらく、一番多くの支持を集めるのは
「b.現在とは別の場所に新しい建物を造る」という選択肢でしょう。
なぜなら、建物を西川材で造れば、話題にもなるし、地場産業である西川林業にも活気を与えることが期待できるからです。
そして、一番、支持が集まらないのは、おそらく
「c.市内の空きビルを借りて移転する」という選択肢でしょう。
なぜなら「賃借」だと、テナントとして毎月家賃を支払い続けなければならないからです。
ところが、アンケートは
「設問の仕方」で、その回答結果が大きく変わってしまうことがあります。
同じ「新図書館に関するアンケート」でも、下記のようにすると、その結果はどうなるでしょうか?
【設問01】旧丸広東飯能店が(丸広か他の企業によって)商業施設として再開される場合、上層階に新しい市立図書館を設置できる可能性がありますが、その場合、あなたの要望は下記のどれですか?
a.駅ビル図書館は便利なので是非実現して欲しい
b.駅ビルよりは今の図書館の場所で建て替えるほうがいい
c.新しい図書館は閑静な場所に木造で建てたほうがいい
上記の「三者択一」であれば、おそらく、一番多くの支持を集めるのは、
「a.駅ビル図書館は便利なので是非実現して欲しい」という選択肢になるでしょう。
あなた自身の「新図書館についての要望」は上記のどれでしょうか?
2006-07-20 Thu
どこの自治体でも、図書館に対する住民の要望は高いものです。それだけに「お粗末な内容」に対する不満や失望も大きいものです。
現在の飯能市立図書館について、利用者の不満や失望を集約すると下記のようにまとまるのではないでしょうか?
1・開館時間が短すぎる(最低でも09:00~21:00に)
2・休館日が多すぎる(出来れば年間350日以上に)
3・パソコン用の電源が無い(有料でもいいから使いたい)
4・コピー申請手続が馬鹿げている(申請書への記載は無意味)
5・館内でインターネットに接続できるパソコンが無い
6・図書館らしい勉強会や研究会がほとんど開催されない
7・コミック類がまったく無い(コミックにも良書は多いのに!)
上記の不満は、「新しい図書館」を待たなくても、今の図書館で簡単にしかも、意欲さえ有れば、極めて少額予算で、すぐにでも解消できることです。
8・駐車できる台数が少なすぎる
9・視聴覚ソフトが全く無い (カセット CD ビデオ DVDなど)
10・閲覧室、学習ブースが極めて少ない
上記の不満を解消するには、ある程度のスペースと予算を必要とするので、次の「新しい図書館」では、それらをぜひ実現して欲しいですね。
その実現の優先順位を考える意味でも、「図書館に対する要望を訊く住民アンケート」をできるだけ早く実施して欲しいものです。
はっきり言って、上記の1~10の不満が解消された図書館でなければ、膨大な予算を投じて「新しい図書館」を開設する意味が無いでしょう。
現在の飯能市立図書館は、施設面でも運営面でも、埼玉県内の市立図書館の中では、もしかして ワースト1 なのではないでしょうか?
新聞社かテレビ局が「県内ワースト1図書館はどこだ!」という企画を実施したらおもしろいでしょうね・・・・・。そういうテレビ番組に、市長は出演できるでしょうか?
2006-07-28 Fri
この〈駅ビル図書館への道〉という項目タイトルの第1回(7/2)で紹介した川口市の「駅前図書館」に、きょう、やっと行ってくることができました。
仕事で新潟に行った帰りに、大宮駅で上越新幹線を降り、京浜東北線に乗り換えて川口駅に付いたのはちょうど19時。しかし、駅前図書館は開いていました。
開館時間はなんと!嬉しいことに
月曜日から金曜日は 10:00~21:00 なのです。
土日は09:00~18:00 しかも休館日は「毎月第3金曜日」の 月1回 だけなのです。夏休みや春休みにも休館し、年間100日前後も利用させない飯能市立図書館とえらい違いです。
本当に「駅前」でした。ホームから建物が間近に見えました。 駅の改札口から同じフロアで繋がっているので車椅子でもそのまま入館できます。
地上8階地下2階の全館構成は、リンクしてあるHPに書かれていますが、このHPは、実際の駅前図書館の素晴らしさからすると極めてお粗末です。市役所が運営しているこのHPを見ただけでは、市民以外で「見学に行ってみよう!」と思う人は少ないのではないでしょうか?
新築なのですから、設備が素晴らしいのは当然と言えば当然かもしれません。私がいままでに見た市町村の公立図書館の中では「最高!」です。
6階、7階の 図書館の床は全部木のフローリング 。「こども図書館」の部分も、飯能市立こども図書館よりも広く、テーブルもたくさんありました。もちろん、ここも21:00まで開いています。
60分ほど見て回っただけなので、運営の良し悪しまでは分かりませんが、開架書棚のスペースよりは、机と椅子スペースのほうが広いので「居心地が良い」空間であることはすぐ判ります。
「百聞は一見にしかず」です。一刻も早く見学に行ってみて下さい。メディアセンターなどの有料部分もありますが、そこも8/31までは無料です。
飯能市民が、この駅前図書館(川口市立中央図書館)を知ったら、その殆どの人は「飯能でも早く図書館を新しくして欲しい」と思うのではないでしょうか。
旧丸広東飯能店の空きビルを借りれば、それが可能になります。 そうなれば「駅前図書館」どころか、こちらは「駅ビル図書館」なのです。
きょう私が見学した川口市立中央図書館は、確かに「駅前」と言っても、雨が降れば駅を出てからは傘が必要な距離です。ところが「駅ビル図書館」なら改札口を出ても傘は不用なのです。
2006-07-30 Sun
この〈駅ビル図書館への道〉という項目タイトルは、その〈駅ビル図書館〉が「実現できると思いますか?思いませんか?」という〈問いかけ〉ではありません。
あなたは、〈駅ビル図書館〉が「実現して欲しいと思いますか?思いませんか?」という〈問いかけ〉なのです。
飯能市民として、〈駅ビル図書館〉が「実現して欲しいと思う」のなら、「どうすれば実現するのかを考えてみましょう」という〈呼びかけ〉なのです。
「別に駅ビル図書館なんか実現して欲しいとは思わない」という人に、「どうすれば実現できると思いますか?」と訊いたところで、その人にとっては興味が無いことなのですから「こうすれば実現できるんじゃないか」という答が返ってくるわけではありません。
この〈駅ビル図書館への道〉という項目タイトルは、〈駅ビル図書館〉が「実現して欲しいと思う」人たちに、
「自分でもできること」 「自分ならできること」 をやってみましょう、という〈呼びかけ〉なのです。
だから私も、「私でもできること」「私ならできること」の一つとして、この〈駅ビル図書館への道〉という項目タイトルで、「実現させる方法」「実現させるために必要なこと」を書いていこうと思っているのです。
前回(7/28)書いたように、「川口市立中央図書館を見学に行った飯能市民」が多くなればなるほど
「飯能市にも、ああいう駅前の便利な所に在る図書館が欲しい!」
「だったら旧丸広東飯能店が空いているじゃないか!」
「あそこを借りればすぐにでも駅ビル図書館が実現するじゃないか!」
という声が大きくなっていくのではないでしょうか?