2012-08-10 Fri
昨日(8/9)の文化新聞に下記の見出しの記事が載っていました。
一部議員が市に取得要望
利用価値高い「あじさい館」
飯能市吾野にある県立の宿泊施設「奥武蔵あじさい館」について、県は施設を運営する意議が薄れてきたなどとして民間への売却を決めたが、飯能市議会(砂長恒夫議長)の一部議員が同施設の利用価値は高いとして、市の取得を求める要望書を沢辺瀞壱市長に提出した。
この〈要望〉は、市長や市幹部に対する市議の影響力を測る絶好の機会の一例になります。
なぜなら、「市はあじさい館を取得することについてその考えは示しておらず、県施設としての運営存続を要請している」からです。
「県施設としての運営存続を要請」ということは、〈現状維持〉であり、「市としては特に何もしない」ということです。県が現状のまま赤字累積を続けていても、市には何の負担も無く、現状の〈市民の雇用〉も続くからです。
奥武蔵あじさい館を市が取得すれば、たとえ破格の安値で譲渡されたとしても、その運営は市の経済的な負担、人的な負担になるので、それを避けたいというのが市(長)の本音でしょう。
それに対して、要望した市議たち(椙田博之・大久保勝・内沼博史・小林和子・金子敏江・新井巧・山田利子・滝沢修)が、どのような戦略と戦術で市に取得を実行させるかが、これからの〈見どころ〉でしょう。
とりあえずは、9月の定例市議会での一般質問を楽しみにしています。
(613字)
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2012-08-11 Sat
これからの奥武蔵あじさい館にとって最善の道は「民間企業が県から購入し、そのまま宿泊施設としての営業を続けていく」ことでしょう。
なぜなら、民間が所有することで、飯能市にはそれなりの固定資産税がこれから定期的に確実に入ってくるからです。
宿泊施設が継続されることで、県所有(指定管理者)時代の雇用が無くなっても、その企業による新たな雇用が生まれるからです。
なので、この場合の民間企業とは、必ずしも市内の企業に限ることはありません。
最も最悪なケースは、飯能市が購入し、そこに「宿泊施設の営業に適さない職員が多数配置され毎年赤字が蓄積されていく」ようになることです。
しかも、この場合、民間所有なら期待できた固定資産税収入も無いのです。
〈官と民との役割分担〉という大原則に照らし合わせれば、市内に多数の旅館、ホテル、民宿が有るのだから、官が宿泊業を営むのは〈民業圧迫〉なのです。
そもそも、埼玉県が〈民業圧迫〉の奥武蔵あじさい館を建設したこと自体が間違っていたのです。
この奥武蔵あじさい館が出来たときに、県議や市議の中に「あそこは私が誘致に貢献したんだ!」と広言していた人がいたとしたら、その人も〈共同正犯〉だと言っても過言ではないのですが・・・・・
(508字)
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なぜなら、民間が所有することで、飯能市にはそれなりの固定資産税がこれから定期的に確実に入ってくるからです。
宿泊施設が継続されることで、県所有(指定管理者)時代の雇用が無くなっても、その企業による新たな雇用が生まれるからです。
なので、この場合の民間企業とは、必ずしも市内の企業に限ることはありません。
最も最悪なケースは、飯能市が購入し、そこに「宿泊施設の営業に適さない職員が多数配置され毎年赤字が蓄積されていく」ようになることです。
しかも、この場合、民間所有なら期待できた固定資産税収入も無いのです。
〈官と民との役割分担〉という大原則に照らし合わせれば、市内に多数の旅館、ホテル、民宿が有るのだから、官が宿泊業を営むのは〈民業圧迫〉なのです。
そもそも、埼玉県が〈民業圧迫〉の奥武蔵あじさい館を建設したこと自体が間違っていたのです。
この奥武蔵あじさい館が出来たときに、県議や市議の中に「あそこは私が誘致に貢献したんだ!」と広言していた人がいたとしたら、その人も〈共同正犯〉だと言っても過言ではないのですが・・・・・
(508字)
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2012-08-12 Sun
奥武蔵あじさい館の購入に関する飯能市の対応として、先日(8/9)の文化新聞には下記のように書かれていました。
あじさい館譲渡については、飯能市にも県から打診があったが、市は今年4月に住民福祉の向上や地域活性化の推進などを理由に「県で管理することを要望する」とした存続に関する要望書を知事に提出。
つまり市は「何もしたくない」ということです。
もちろん、これが一番〈楽〉なのですから、本音でしょう。
市への譲り受けについては、経費や修繕費などの増額が見込まれるなどとして断っていた。これは当然の理由です。
市に購入を要望した8人の市議は、この「修繕費と今後の経費負担と職員配置」のことを、どのようにしたら良いと考えているのでしょうか?
そのことに関して、文化新聞では下記のように書かれていました。
(市議からの)要望ではまた、その後の活用についても引き続き公的な施設として位置づけ、施設の運営管理に「指定管理方式」を採り入れるなどして、今までとは一味違った斬新なアイデアなどを採用してほしいとしている。
これは、「お金はすべて市が負担し、赤字補償を保証したうえで民間企業に運営を任せて欲しい」と言っているのです。つまり「官業が民業を圧迫している」現状はそのまま継続するというわけです。
もし、飯能市から〈指定管理者〉に指定される民間企業が、市議の関係者が予め想定されているのであれば、それは「特定企業への利益供与」になるのではないでしょうか?
「今までとは一味違った斬新なアイデアなどを採用してほしい」と書かれていますが、その〈斬新なアイデア〉が、市議からの要望書の中に書かれていたのでしょうか?
文化新聞記事の最後には
未確認情報だが、あじさい館取得について、飯能市内で商業施設を運営する複数の企業が関心を示しているという。
と書かれています。
市議の役割としては、「市に安易で無責任な購入を要望する」よりも、確実な固定資産税の増収になる、「その購入に関心を示しているという企業の新事業を応援する」とか、「あじさい館を購入する可能性の有る企業を市内外からさらに探して来る」ことだと、私は思うのですが・・・・・。
(926字)
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2012-08-13 Mon
奥武蔵あじさい館を購入して採算の取れる宿泊施設に転換できる可能性の有る企業はいったいどんな企業でしょうか?
これから書くことは、私の〈予想〉ではなく〈願望〉です。
〈妄想〉かもしれません。
1.社員研修会社が購入して自社専用の研修所にする。
(私の古巣も研修会社だったのですが・・・・・)
2.企業が自社の研修所として購入する。
(飯信が2ヶ所目の研修所にするというのはどうでしょうか?)
(市議たちは飯信理事長にも購入要望書を出したらどう?)
3.大学か私立高校などがセミナーハウスとして購入する。
(企業所有よりも税収増は小さくなるかもしれませんが・・・・)
(駿河台大学・埼玉女子短大・聖望学園・自由の森学園・・・・)
4.市内の旅館業か民宿業の人が現在の場所を売って移転する。
5.五十嵐酒造が酒蔵ごと移転、酒造り体験宿泊を売り物にする
(勝手なこと要望して済みませんが・・・・妄想です)
6.東映が購入して、大泉撮影所の飯能スタジオにする。
(役者やスタッフが宿泊で長期滞在できるので・・・・・)
7.西川広域林業組合が購入して「森林作業者養成校」にする。
まぁ、どれもこれも、かなり〈妄想〉に近いですけど・・・・・・・。
(514字)
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2012-08-14 Tue
奥武蔵あじさい館の今後を幾通りか予想(想定)してみました。
<予想1>最も望ましいのは前述した「「民間が購入して営業を継続する」ことですが、これは予想というよりは願望です。
<予想2>買い手が付いたが、その所有者も営業を続けられなくなってしまう。
(そもそも県が民業圧迫の宿泊施設を造ったこと自体が間違いだったのです)
<予想3>結局はいつまでも買い手がつかず、閉館したまま放置される。
<予想4>買い手がつかず、県から飯能市が「持参金付き」で押し付けられる。
飯能市としては、この〈予想4〉も想定しておいたほうがいいと思うのですが、どうでしょうか?
(283字)
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2012-08-15 Wed
奥武蔵あじさい館を、飯能市全体のために役立てる〈最善の方法〉は何でしょうか?
現時点で最も可能性が大きいのは(これも私の願望ですが)、
駿河台大学がセミナーハウスとして購入し、
そこで社会人、退職した中高年者を対象にした
<里山保全者養成講座>を開講することでしょう。
講座の種類は、「学ぶべき知識の量」と「習得すべき技術のレベル」によって1週間コース・1ヶ月コース・1年コースなど多様に設定できます。
いま大学は私学も国立大学法人も、若者の減少によって学校存続の期待を〈社会人の再教育〉に寄せていますから、これは一考に値するプランだと思っているのですがどうでしょうか?
どなたか、駿河台大学の理事長か学長に打診してみてはどうでしょうか。
(349字)
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2012-08-16 Thu
奥武蔵あじさい館の今後に関しては、9月定例議会で質問する議員は何人出てくるでしょうか? 私はそこにも興味があります。
私としては、「民間企業・個人が購入した場合、飯能市の入ってくる固定資産税の額を知りたいのですが、これは「飯能市が購入しない」ということが前提になるので「市への購入要望書」を出した8人の市議の中で、このことを質問する人はいないでしょう。
その8人以外の市議の中に、このことを質問する人がいて欲しいものです。
さらには税収関連で下記のことも質問して欲しいのです。
1.学校法人が取得した場合、飯能市に入ってくる税金の種類と金額
2.宗教法人が取得した場合、飯能市に入ってくる税金の有無。
入ってくる税収が有るとしたらその種類と金額
(336字)
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私としては、「民間企業・個人が購入した場合、飯能市の入ってくる固定資産税の額を知りたいのですが、これは「飯能市が購入しない」ということが前提になるので「市への購入要望書」を出した8人の市議の中で、このことを質問する人はいないでしょう。
その8人以外の市議の中に、このことを質問する人がいて欲しいものです。
さらには税収関連で下記のことも質問して欲しいのです。
1.学校法人が取得した場合、飯能市に入ってくる税金の種類と金額
2.宗教法人が取得した場合、飯能市に入ってくる税金の有無。
入ってくる税収が有るとしたらその種類と金額
(336字)
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2012-08-20 Mon
奥武蔵あじさい館の購入に関する飯能市の対応として、先日(8/9)の文化新聞には下記のように書かれていました。
あじさい館譲渡については、飯能市にも県から打診があったが、市は今年4月に住民福祉の向上や地域活性化の推進などを理由に「県で管理することを要望する」とした存続に関する要望書を知事に提出。
つまり市は「何もしたくない」ということです。
もちろん、これが一番〈楽〉なのですから、本音でしょう。
市への譲り受けについては、経費や修繕費などの増額が見込まれるなどとして断っていた。
これは当然の理由です。
市に購入を要望した8人の市議は、この「修繕費と今後の経費負担と職員配置」のことを、どのようにしたら良いと考えているのでしょうか?
そのことに関して、文化新聞では下記のように書かれていました。
(市議からの)要望ではまた、その後の活用についても引き続き公的な施設として位置づけ、施設の運営管理に「指定管理方式」を採り入れるなどして、今までとは一味違った斬新なアイデアなどを採用してほしいとしている。
これは、「お金はすべて市が負担し、赤字補償を保証したうえで民間企業に運営を任せて欲しい」と言っているのです。つまり「官業が民業を圧迫している」現状はそのまま継続するというわけです。
もし、飯能市から〈指定管理者〉に指定される民間企業が、市議の関係者が予め想定されているのであれば、それは「特定企業への利益供与」になるのではないでしょうか?
「今までとは一味違った斬新なアイデアなどを採用してほしい」と書かれていますが、その〈斬新なアイデア〉が、市議からの要望書の中に書かれていたのでしょうか?
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2012-11-28 Wed
きょう(11/28)の文化新聞1面に下記の見出しの記事が載っています。
あじさい館入札不調
定例会見で市長説明
県は来年3月末で廃止することを決め、民間売却のための入札事務を今月21日に実施。市は初旬に行われた業者対象の現地説明会には8社が参加したことを20日の同市議会全員協議会で報告した。
現地説明会には8社が参加したのに、実際に入札したのは1社だったということは、残りの7社は、現地を見て「ここじゃビジネスとしての魅力は無い!」と判断したからなのでしょう。
入札した1社が「落札できなかった」のは、提示した金額は、県が決めていた最低売却価格に達していなかったからでしょう。
その業者が市内の業者だったのか、それとも県内市外か県外なのか、というくらいのことは知りたいですね。
再入札について県は「年内に再入札を目指し、速やかに実施していきたい」としている。
今回落札できなかった業者が、やや金額を上げて再び入札する可能性はありますが、さてどうなることでしょうか・・・・・。
落札者がいない場合、最終的には「県が飯能市に押し付ける」という可能性は有りますね。
(491字)
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2013-01-03 Thu
きのう(01/02)のYahoo!ニュースに下記の記事が載っています。
お荷物じゃない!“閉鎖保養所”は宝の山…期待の再生ビジネス
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130102-00000546-san-bus_all産経新聞 1月2日(水)21時33分配信
この記事は「民間企業の保養所を民間企業が運営を肩代わりする」というもので、「公営の保養所を購入して民間企業が営業を継続する」ものではないから、奥武蔵あじさい館の今後の参考にはあまりならないでしょう。
しかし、「民間や自治体の保養所を購入して営業を継続する民間企業」が、埼玉県の入札に応札して成約しなければ、「奥武蔵あじさい館が宿泊施設として蘇生される」ことは極めて難しいことになります。
奥武蔵あじさい館の今後の可能性としては、2012-08-14付で
「最悪のケースは? その対処策は?」というタイトルで書いています。
最も可能性が高いのは「飯能市が埼玉県から無償で押し付けられる」ことかもしれません。
押し付けられた飯能市としては「職員に市営で運営させる気は全く無い」でしょうから、これを「固定資産税免除」の特典を付けて、市民の誰かに運営を委託することになります。
もしも、そうなったら、飯能市に「取得要望書」を出した9人の市議(椙田博之・大久保勝・内沼博史・小林和子・金子敏江・新井巧・山田利子・滝沢修)の中で、自分で「営業を引き受ける気概の有る人」が出てくるのでしょうか?
「取得要望書」を市長に提出するだけなら、中学生や高校生でも出来るコトだと思うのですが・・・・・
(682字)
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