2014-04-16 Wed
きょう(4/16)の文化新聞に下記の記事が載っています。
東日本大震災をきっかけに飯能市が平成23年に西川材の宣伝を兼ねて、市役所敷地に設置した被災者用木造仮設住宅について、市が解体決定したことから、市政に関心のある複数の市民が「税金で建設したのに不要になったから解体するというのは、あまりにももったいない」と方針を変更するよう市に申し入れを行った。市農林課によると、「所期の目的を達成した」として、今年2月下旬から3月初旬の期間で広報を通じて仮設住宅の公売を実施。しかし、一件の応札もなく、そこで解体することを決めたという。
この仮設住宅は、市役所の正門を入ったすぐ左に在るので、市役所を訪れたことのある人ならば、「あぁあれか!」とわかるでしょう。市役所を会場にした種々のイベントの時に「中に入った」ことが有るという人は多いでしょう。
(私も入ってみたことがあります)
「不要になったから公売する」というのは納得できます。
しかし、「所期の目的を達成した」という「理由」に納得する人はどれだけいるでしょうか?
記事には
東日本大震災直後、建築資材のコンパネが不足。そこで、市はスギ、ヒノキ産地のPRも兼ねて床や壁などをスギ材仕様にした仮設住宅を発案し、災害用の仮設住宅として全国に供給できないか、県などに働きかけた。
とも書かれています。
つまり、その「所期の目的」は「達成しなかった」のです。
ならば「初期の目的は残念ながら達成できなかったが、引き続き西川材PRのために活用してもらいたいので興味の有る人や団体に公売する」という表現にすべきではないでしょうか?
「仮設住宅」のメリットは「組立も解体も簡単!」「運搬も容易なので移転も簡単!」ということにあります。
公売しても売れなかったのであれば、市は「解体したら、他の適切な場所に移転させて更に引き続き西川材PRのために活用すべき」なのではないでしょうか?
(828字)
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東日本大震災をきっかけに飯能市が平成23年に西川材の宣伝を兼ねて、市役所敷地に設置した被災者用木造仮設住宅について、市が解体決定したことから、市政に関心のある複数の市民が「税金で建設したのに不要になったから解体するというのは、あまりにももったいない」と方針を変更するよう市に申し入れを行った。市農林課によると、「所期の目的を達成した」として、今年2月下旬から3月初旬の期間で広報を通じて仮設住宅の公売を実施。しかし、一件の応札もなく、そこで解体することを決めたという。
この仮設住宅は、市役所の正門を入ったすぐ左に在るので、市役所を訪れたことのある人ならば、「あぁあれか!」とわかるでしょう。市役所を会場にした種々のイベントの時に「中に入った」ことが有るという人は多いでしょう。
(私も入ってみたことがあります)
「不要になったから公売する」というのは納得できます。
しかし、「所期の目的を達成した」という「理由」に納得する人はどれだけいるでしょうか?
記事には
東日本大震災直後、建築資材のコンパネが不足。そこで、市はスギ、ヒノキ産地のPRも兼ねて床や壁などをスギ材仕様にした仮設住宅を発案し、災害用の仮設住宅として全国に供給できないか、県などに働きかけた。
とも書かれています。
つまり、その「所期の目的」は「達成しなかった」のです。
ならば「初期の目的は残念ながら達成できなかったが、引き続き西川材PRのために活用してもらいたいので興味の有る人や団体に公売する」という表現にすべきではないでしょうか?
「仮設住宅」のメリットは「組立も解体も簡単!」「運搬も容易なので移転も簡単!」ということにあります。
公売しても売れなかったのであれば、市は「解体したら、他の適切な場所に移転させて更に引き続き西川材PRのために活用すべき」なのではないでしょうか?
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2014-04-17 Thu
西川材の宣伝も兼ねて市役所敷地に設置されていた被災者用木造仮設住宅について、昨日(4/16)の文化新聞には下記のことも載っていました。
同仮設住宅は台所、風呂、トイレ、四畳半、六畳の間取り。延床面積は約30平方メートルで、外壁にスギ板が張られているのが特徴。建築費は約200万円(風呂、トイレなど器具除く)。
興味が有るのは、この「約200万円」に関する「事実」です。
これは、飯能市が、この仮設住宅を「納入した業者(団体)から購入した代金」として支払われた金額なのでしょうか?
それとも飯能市にこの仮設住宅を「寄付」もしくは「貸与」した業者(団体)が負担したという金額なのでしょうか?
つまり、この仮設住宅の現時点の所有者は「飯能市」なのでしょうか?
それとも、貸与している業者なのでしょうか?
飯能市が「公売する」ということなのですから、現在では「市の公有物」であると思っていいのでしょう。
公売で最終的に買い手が現れないのであれば、この「約200万円の建築費」を受け取った人(団体)が、「引き取る木材代」を飯能市に支払って、自らが「解体撤去する」というのが、最も「妥当な解決策」ではないでしょうか?
そうすれば、飯能市にしてみれば「不要になった公有物を販売した人にそれなりの価格で引き取ってもらう」ことになり、市に「解体」などの新たな負担が生じることは無くなります。
(608字)
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同仮設住宅は台所、風呂、トイレ、四畳半、六畳の間取り。延床面積は約30平方メートルで、外壁にスギ板が張られているのが特徴。建築費は約200万円(風呂、トイレなど器具除く)。
興味が有るのは、この「約200万円」に関する「事実」です。
これは、飯能市が、この仮設住宅を「納入した業者(団体)から購入した代金」として支払われた金額なのでしょうか?
それとも飯能市にこの仮設住宅を「寄付」もしくは「貸与」した業者(団体)が負担したという金額なのでしょうか?
つまり、この仮設住宅の現時点の所有者は「飯能市」なのでしょうか?
それとも、貸与している業者なのでしょうか?
飯能市が「公売する」ということなのですから、現在では「市の公有物」であると思っていいのでしょう。
公売で最終的に買い手が現れないのであれば、この「約200万円の建築費」を受け取った人(団体)が、「引き取る木材代」を飯能市に支払って、自らが「解体撤去する」というのが、最も「妥当な解決策」ではないでしょうか?
そうすれば、飯能市にしてみれば「不要になった公有物を販売した人にそれなりの価格で引き取ってもらう」ことになり、市に「解体」などの新たな負担が生じることは無くなります。
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2014-04-23 Wed
この被災者用木造仮設住宅の再公売でも、再び買い手が現れなかったら、市はこれをどのようにするのでしょうか?
新たな場所での活用方法としては、「河原か公園に仮設事務所、仮設保管庫として移設する」「希望する小中高、保育園などに移設する」ということが考えられますが、その場合は、「解体・運搬・再組立て」などの経費が発生します。
しかし、その「新たな移築経費」に反対する市民はいないと思います。
最も「有効的な活用」は飯能河原の観光トイレ横ではないでしょうか?
そうすれば、夏季期間中の管理事務所として使用できるようになります。
(305字)
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